ユビサキから世界をのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ユビサキから世界を

[ユビサキカラセカイヲ]
2006年上映時間:63分
平均点:4.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマ青春もの
新規登録(2006-09-30)【ヴレア】さん
タイトル情報更新(2008-05-19)【+】さん
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監督行定勲
キャスト谷村美月(女優)リンネ
北乃きい(女優)ウタ
光石研(男優)リンネの父 俊之
土屋久美子(女優)ランの母 幸子
脚本行定勲
音楽めいなCo.
主題歌アンダーグラフ「ユビサキから世界を」
挿入曲アンダーグラフ「ツバサ」
プロデューサー古賀俊輔
編集今井剛
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2.《ネタバレ》 「明日のない日本の〝現代社会〟なんて」「〝アメリカ(教師のあだ名!)〟のせいじゃない」などなど、ジャムフィルム以来の例の行定節が冒頭から展開され…突如として、特攻隊の生き残りを登場させる。かなりあざといというか、ベタすぎると思いますが。
「こんな世の中」は生きる価値がない、と言う子供たち。「こんな」って、「どんな」よ。
「こんな」が「世の中」の枕詞として当たり前に機能するというのは、「ガキの社会」です。「こんな世の中」というのは、未だ社会の構成員となっていないために己の所属する社会に対して何らの責任を負わぬ「ガキのセリフ」に他なりません。それは例えれば、不潔でボロボロのホテルに有無を言わさず案内され、「ここで寝ろ」と言われた時に、ツアーの客が抱く感想に似ているかもしれない。「えっここで寝るんですかあ?」。
よって、「こんな世の中、生きる価値がない」と子供が言う場合は、「ええー、こんな不潔なホテルで寝るのはイヤだなあ…」というような意味である。
ティーンエイジャーたちにとって、とりあえず今の世の中は「ボロボロのホテル」に見えているらしい。ということに〝行定ワールド〟では「なっている」。
けれど、今回「ユビサキ」を見て思ったのは、「こんな」と言われた時に、それが子供の発言であったなら、同調するのは大人のすることではないということだ。
「ボロボロのホテル」が本当はどんなものなのか、それを知っているどころか加担しているのが社会の構成員たる大人なのだから、大人が「こんな世の中」と一緒になって思ってはいけないのだ。
私は行定監督とはほぼ同年代だけれど、この年まで「こんな世の中」に参加してきたからには、「こんな世の中に対して、己の責任が全く無い」などとは思えないし、かといって子供から「こんな」と言われて「ごめんね」と謝る気もないけど監督はどうなんだろう。「オレとは全く関係のないところで、世の中はまわってきたんだもんね。そんで〝こんな〟になっちゃったわけよ。〝こんな〟舞台を用意された子供たちって、運が悪いっつうか、可哀想だよね。」…私は「ユビサキ」を見て、そんな感じがしちゃったんだなあ。
ダメだと思うよ、それは。それに、「こんな」と言っている子供と、「明日をも知れぬ特攻兵」を比べる…ダメだその感じ。
母子家庭で母水商売の子が飯田香織に似ていると思ったがこの子はなかなかよかったかな。
パブロン中毒さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-11-10 19:25:28)
1.個人的に「カナリア」で注目した女優、谷村美月がまたまたいい演技を見せている。なんというかこの女優は目に力強さを感じる。セリフを話さなくても、目だけで何を伝えたいか訴える事ができるのは凄いと思う。彼女が学校の屋上で見つめる世界の先にあるものは果たしてなんだったのか・・・。現代を生きる女子高生の危うい感情がとてもよく表された作品だった。ただ、ストーリーにいかにも虚構っぽい展開があったのは残念である。主人公達の描き方は凄くリアルで良かったのだが。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 4点(2006-10-29 21:48:34)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 4.00点
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200.00%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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