波止場(1954)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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波止場(1954)

[ハトバ]
On The Waterfront
1954年上映時間:108分
平均点:6.31 / 10(Review 58人) (点数分布表示)
公開開始日(1954-06-22)
ドラマモノクロ映画ヤクザ・マフィア
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-05-19)【TOSHI】さん
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監督エリア・カザン
演出左近允洋(日本語吹き替え版【1985年テレビ朝日】)
キャストマーロン・ブランド(男優)テリー・マロイ
エヴァ・マリー・セイント(女優)イーディ・ドイル
リー・J・コッブ(男優)ジョニー・フレンドリー
カール・マルデン(男優)バリー神父
ロッド・スタイガー(男優)チャーリー・マロイ
リーフ・エリクソン(男優)グローバー
ルディ・ボンド(男優)ムース
マーティン・バルサム(男優)ジレット(ノンクレジット)
マイケル・V・ガッツォ(男優)ビット(ノンクレジット)
フレッド・グウィン(男優)スリム(ノンクレジット)
パット・ヒングル(男優)ジョッコ(ノンクレジット)
ネヘミア・パーソフ(男優)タクシーの運転手(ノンクレジット)
若本規夫テリー・マロイ(日本語吹き替え版【1985年テレビ朝日】)
高島雅羅イーディ・ドイル(日本語吹き替え版【1985年テレビ朝日】)
阪脩バリー神父(日本語吹き替え版【1985年テレビ朝日】)
細井重之チャーリー・マロイ(日本語吹き替え版【1985年テレビ朝日】)
富田耕生ジョニー・フレンドリー(日本語吹き替え版【1985年テレビ朝日/1970年テレビ朝日】)
井川比佐志テリー・マロイ(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
小林修チャーリー・マロイ(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
島宇志夫バリー神父(日本語吹き替え版【1970年テレビ朝日】)
脚本ロバート・シオドマク(ノンクレジット)
音楽レナード・バーンスタイン
撮影ボリス・カウフマン
製作サム・スピーゲル
配給コロムビア・ピクチャーズ
美術リチャード・デイ〔美術〕
編集ジーン・ミルフォード
日本語翻訳額田やえ子(日本語吹き替え版【1985年テレビ朝日】)
あらすじ
ニューヨークの港では沖仲士を取り仕切るギャングによる、暴力と搾取が横行していた。元ボクサーのテリー(マーロン・ブランド)は、その一味である兄のおかげで、仕事にありつけていたのだが、ある日仲間のジョイが殺害されるのを目撃する。悲しみにくれるジョイの妹イディへの愛と神父の励ましにより、法廷で真実を証言することを決意するのだが…。
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【クチコミ・感想】

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38.《ネタバレ》 暴君による支配体制を打破すべく立ち上がる民衆。構成はまるで市民革命。勇気ある行動、弱き者の団結は胸を打ちます。しかし本作はストレートな感動作ではありませんでした。まず主人公について。彼はヒーローではありません。ただのならず者。それに甘ったれです。不正の告発に至ったのも、良心の呵責や正義感からではありません。きっかけは“好きな女を自分のものにするため”。さらに兄を殺されたことに対する“復讐心”から。そこに弱者の味方としての視点は一切ありません。彼を取り巻く2人のキーパーソンにしてもそう。牧師はただ宗教家としての倫理を振りかざすのみ。女も彼と恋仲になるや、不正の告発はそっちのけで一緒に逃げようと言う始末。結局主要キャストを含め、みんな自分の事しか考えていません。正義の味方はいないのです。(本来ヒーローとなるべき2人の男は、あっけなく殺されています。)多分それが現実。でも革命は起こりました。たった一人の意地によって。革命に英雄は必要ない。崇高な理念も信念もいらない。ただ行動あれ。それが多数の心を捉えれば事は成される。そんなふうに感じました。ですからエンディングに予定調和の爽快さはありません。しかしそれがいい。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-11 18:35:10)
37.ブランドは役に合ってるけど内容は普通ですな。
トナカイさん [地上波(吹替)] 6点(2006-10-27 23:20:55)
36.権力を崩すためには司法取引も良しとし、証人保護プログラムなどというものが整備されているギャング社会アメリカを象徴するかのように1人反発する人間を英雄的に描いている。傘の下の集団秩序と団結が最重要視され、牛肉偽装を内部告発した冷蔵会社が倒産に追い込まれた事件に象徴されるように、告発者は英雄ではなく裏切り者と捉えられる日本社会とは相容れないため、日本人にはいかにも臭いヒーロー映画と映ってしまう。ギャング映画や社会派映画が好きな自分にとっては良い出来の映画であったと思うが、単なる英雄映画に終わってる辺り、まだアメリカン・ニューシネマの時代へは遠い。
Arufuさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-19 18:14:25)
35.緊迫感溢れるカザン監督の硬質なドラマで、一度ならず、ふとした時にまた鑑賞したくなる作品です。特に前半のまだエヴァ・マリー・セイントと打ち解ける前のマーロン・ブランドの演技は、荒っぽさと繊細さが時に崩れそうでいながらも微妙なバランス感覚で溶け合っており、まさに絶妙。
よし坊さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-30 09:18:05)
34.《ネタバレ》 周りの労働者達やその家族達の、テリーへの態度の豹変振りに最初びっくりしたんですけど、すぐ気が付きました。他の仕事も労働組合もハローワークも何もないんですよね。ギャングのボスの機嫌を損ねて、クビになれば家族ごと即座に路頭に迷うか、テリーの兄のように消されてしまう。再就職は現在の日本のワーキングプアより難しい。とくれば、とりあえず、非難の捌け口は張本人のボスではなく、テリーに行きます。でも彼の決断も迷った末のもので、本当は正しいということが解っているから、テリーの喧嘩を通して、とうとう怒りが噴出しました。仕事を失うわけにはいかない、仕事をくれる以上、ボスをやっつけるわけにもいかない、でももう彼の言いなりはごめんだ。確かに今ではありえない労働条件だけど、そんなに古いかなあ?むしろ、本当にやりたい仕事に就けないとか、ギリギリの給料でやって行かなくてはいけないとか、違うと思っても上司だから強く言えないとか、現在に通じるところは少し形を変えただけでいくらでもあると思います。むしろ違和感があるのは神父ですけど、日本とアメリカの宗教観が違いすぎる以上、指摘してもしょうがない。家族と自分のために働き続けることが彼らの戦い、ラストのテリーがフラフラになりながら、仕事に入るところ、彼に従うように労働者達が仕事場に入るシーン、私は凄いと思いました。それに、この頃のマーロン・ブラントって純心な役すら似合ってたんですね。年取るにしたがって品がなくなっていくのが残念でした。
くなくなさん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-07-27 01:22:43)
33.エリア・カザン監督とくればほとんどの方は「エデンの東」を挙げられると思いますが、個人的にはこの作品こそエリア・カザン監督のベストムービーだと思います。若き頃のマーロン・ブランドを主演にドキュメンタリータッチな作りで描かれるこの作品、盛り上がるシーンがいっぱいあります。特にラストの波止場でのボスとの決闘シーンの盛り上がりは素晴らしい!暴力に対し真っ向から立ち向かうラストシーンは観ていて感動的だし、物凄く震えます。ずしりと重い映画ではあるけど、いつまでも心に残る社会派の傑作だと思います。
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-19 22:49:53)
32.古臭い。昔の名作と呼ばれるものでも時の試練に耐えて今でも十分に通用するものと、歴史的な価値の方が大きいものとあるが、この作品は後者の部分が大きいように思う。やはり押し付けの正義感が気になるのだ。あの神父の独善的な正義、あれを是としているのはどうにも今の時代には古臭く、色あせて見える。ただし、今なお魅力的に映るのはマーロン・ブランドはじめ、波止場で働く男たちの雰囲気だ。この映画に現在も光り輝いている部分があるとすれば、そのほとんどは、この男たちの匂いに因っていると思う。
馬飼庄蔵さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-15 20:01:38)
31.う~ん、最後の方は緊張感があったけど、一番最後のシーンは意味がわからなかったです。
よしふみさん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-04 23:47:00)
30.マーロン・ブランドのまぶたがやたら腫れぼったいのが気になった。
カタログさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-02 17:15:25)
29.《ネタバレ》 ラストのマーロンの演技はまさに爽快そのものでした。
ボビーさん 7点(2005-02-26 09:09:45)
28.マーロン・ブランドに魅了された!!
はりマンさん 8点(2005-02-08 23:38:02)
27.最後はできすぎの感もあるけれど、皆がついてくるところには少し感動した。マーロンの演技もよかったが、周りの人たちの演技にもひきつけられた(フレンドリーとかチャーリーとか)
HKさん 8点(2004-11-04 05:31:50)
26.マーロン・ブランドはかなり頑張ってたんだけど・・・・。エリアカザン・マーロンブランドのコンビなら「欲望という名の電車」の方が断然いいかな。
夏目さん 5点(2004-08-31 11:28:36)
25.アメリカ社会の政治的問題を孕んでいて、日本人には馴染みにくい題材だった。時代的に赤狩りを意識した内容であることの想像がつくだけに、社会派映画として非常に切実である。ラストシーンでの主人公の姿は監督自身の自己弁護なのだろうか?
やすたろさん 5点(2004-08-16 23:48:02)
24.《ネタバレ》 明らかに色褪せていますね。アメリカ人によるアメリカ人のための映画。当時のアカデミー賞の選考委員は全員アメリカ人だったんじゃないか?って思ったほど。
最後、テリーとジョニーの喧嘩の場面でみんなが集まってきたところなんかは凄く不自然。ちょっと前まではテリーのことを白い目で見て疎外していた癖に、ジョニーが海に落ちるとみんなで手のひらを返したように拍手喝采する変貌ぶり。「テリーが仕事に戻って来ないと・・・」にはいいかげん呆れた。
あの神父も正義感にあふれる役というのはいいが、随所においてタバコをふかしたりするところが気に入らん。デューガンが殺された後にクレーンで上にあがるときも呑気にタバコに火をつけたし、そのちょっと前もデューガンにタバコを貰うシーンがあったり、テリーがジョニーの写真に銃を投げたあとにも「ビールをくれ!」とか言って飲んでるしさぁ・・・。明らかに無駄なアクションじゃないの?
音楽も駄目。音楽に頼って雰囲気を盛り上げようとしているところが多々あったような気がします。音楽のチョイスも流すタイミングもいまいちだった。※
もっつぁれらさん 5点(2004-08-07 18:00:56)
23.メッセージ色の強いストレートな良作。マーロン・ブランドがとても良い!
じふぶきさん 7点(2004-07-14 21:07:57)
22.久し振りに観る。名優ばかり堪能する。私は歳をとっても、スクリーンは年老いない。
素晴らしい白黒画面、ストリー、配役。時代を越えた名作の一つ。
ご自由さんさん 8点(2004-07-11 19:50:52)
21.素直に感動した。
ゆきむらさん 9点(2004-07-09 22:05:37)
20.ブランドの若い頃をどうしても見たかったので、DVD借りました。内容としては、いまいちでした。なんか最後まで神父が仕切っていましたね。やっぱブランドはドン・ビトー・コルレオーネ!! (ご冥福をお祈りいたします)
やっぱトラボルタでしょうさん 4点(2004-07-07 11:33:06)
19.タフな男の生き様を描いていますね。
しまうまんさん 6点(2004-06-12 13:12:06)
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【点数情報】

Review人数 58人
平均点数 6.31点
000.00%
100.00%
211.72%
300.00%
446.90%
51220.69%
61525.86%
71424.14%
8813.79%
946.90%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review6人
4 音楽評価 5.66点 Review3人
5 感泣評価 5.00点 Review3人
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【アカデミー賞 情報】

1954年 27回
作品賞 受賞 
主演男優賞マーロン・ブランド受賞 
助演男優賞リー・J・コッブ候補(ノミネート) 
助演男優賞カール・マルデン候補(ノミネート) 
助演男優賞ロッド・スタイガー候補(ノミネート) 
助演女優賞エヴァ・マリー・セイント受賞 
監督賞エリア・カザン受賞 
脚本賞 受賞 
撮影賞ボリス・カウフマン受賞白黒
作曲賞(ドラマ)レナード・バーンスタイン候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)リチャード・デイ〔美術〕受賞 
編集賞ジーン・ミルフォード受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1954年 12回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)マーロン・ブランド受賞 
監督賞エリア・カザン受賞 

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