バッド・ルーテナントのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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バッド・ルーテナント

[バッドルーテナント]
The Bad Lieutenant: Port of Call - New Orleans
2009年上映時間:122分
平均点:5.75 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-02-27)
ドラマ犯罪もの刑事ものリメイク
新規登録(2009-12-19)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2018-04-03)【イニシャルK】さん
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監督ヴェルナー・ヘルツォーク
キャストニコラス・ケイジ(男優)警部補 テレンス・マクドノー
エヴァ・メンデス(女優)娼婦 フランキー・ドネンフィールド
ヴァル・キルマー(男優)スティーヴィー・プルイト
イグジビット(男優)D・ゴッドショーこと ビッグ・フェイト
フェアルーザ・バーク(女優)証拠保管係の女性警官 ハイジ
ショーン・ハトシー(男優)刑事 アーマンド・ブノワ
ジェニファー・クーリッジ(女優)マクドノーの父の恋人 ジェヌビエーブ
トム・バウアー(男優)テレンス・マクドノーの父
ヴォンディ・カーティス=ホール(男優)警察署長 ジェームズ・ブラシール
ブラッド・ドゥーリフ(男優)賭け屋 ネッド・スコエンホルツ
イルマ・P・ホール(女優)ダリルの祖母 ビニー・ロジャース
シェー・ウィガム(男優)ジャスティン
マイケル・シャノン〔1974年生〕(男優)押収物保管係の警官 マント
マルコ・セント・ジョン(男優)弁護士 ユージーン・グラッツ
大塚明夫警部補 テレンス・マクドノー(日本語吹き替え版)
林真里花娼婦 フランキー・ドネンフィールド(日本語吹き替え版)
落合弘治スティーヴィー・プルイト(日本語吹き替え版)
飯島肇D・ゴッドショーこと ビッグ・フェイト(日本語吹き替え版)
勝部演之テレンス・マクドノーの父(日本語吹き替え版)
廣田行生警察署長 ジェームズ・ブラシール(日本語吹き替え版)
脚本ヴィクター・アルゴ(オリジナル脚本)
アベル・フェラーラ(オリジナル脚本)
音楽マーク・アイシャム
編曲コンラッド・ポープ
製作ランドール・エメット
ニコラス・ケイジ
エドワード・R・プレスマン
ジョン・トンプソン〔製作・(I)〕
ミレニアム・フィルムズ
Nu-Image
製作総指揮アヴィ・ラーナー
ボアズ・デヴィッドソン
ダニー・ディムボート
トレヴァー・ショート
配給プレシディオ
特撮ワールドワイドFX(視覚効果)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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8.《ネタバレ》  ナショナルトレジャー以来ぱっとした作品が無かったニコラス・ケイジですが、これは最近の作品の中ではまぁ良い出来。
 古傷が原因で薬物に手を出してしまった刑事が殺人事件を追いかける・・・・が、正直事件の捜査はおまけ程度、メインはその間に刑事の身に起こる災難を描いた内容。ドンパチはほぼ無いので、若干パッケージ詐欺な気も・・・。
 終盤までは刑事の彼女がマフィアといざこざを起こしたり、賭博で負けが込んだり、麻薬を横流ししていた仲間に見捨てたりなどなど問題が発生、おまけに事件は暗礁に乗り上げ(証言を約束した少年が、ニコラスが麻薬吸ってるのをみて不信感を抱き逃亡)、更に更に同じ依存症だった父親や彼女も更生に向かい孤独感を強め壊れていく主人公(この壊れ具合の演技は流石ニコラス・ケイジ)。
 結局最後は全部丸く収まり、事件も問題も解決して昇進も決定・・・でも麻薬は止められず。途中麻薬がバレ捕まるかと思ったが結局捕まらず、まぁ善意有る行動による負傷が原因なので同情の余地はあるかな。
 途中唐突過ぎるご都合主義(意味が重複しているがそれぐらい本当に唐突)もあるが、本編に深くかかわらないのでギリ許容範囲内。
 最後は捉え方によるが、個人的には傷が治り麻薬を止められるようになることを願います。
 演出的に、中毒者が見る幻が爬虫類繋がりな点、『そこにあり得ない物が見える』という症状を不自然なワニやイグアナの登場で表わす手法は面白かった。
 2時間と尺は長く派手なアクションも無いが、ニコラス・ケイジが好きなら見て損は無い。
ムランさん [DVD(吹替)] 6点(2010-08-02 00:06:10)(良:1票)
7.《ネタバレ》 オリジナルは未見です。
最近やたらと様々なジャンルに出演しては、いまいちパッとしない結果が続くニコラス・ケイジですが、最近の彼の作品の中では、かなりマシな作品でした。

内容としては特に大きな見せ場もなく、モヤモヤしたまま終わりました。
ただ、ドラッグ漬けというニコラス・ケイジの演技は流石です。
ああいう奇抜でイカれたキャラクターはいつ見ても上手いと思う。
イグアナやブレイクダンスの演出も斬新で面白かったです。

抹茶御膳さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-31 18:50:44)
6.《ネタバレ》 悪徳警官の話なんてたくさんあるので、ヘルツォークが撮るほどでも、と思った。地味な素材ですよね。その中で、イグアナやワニの演出は面白かった。でもラストの締めくくり方に少し疑問あり。こんなんでいーんでしょうか?ニコラスケイジがどこか憎めない役なので、お話的にはあまり不満はないが、押収物のヤクに手を出したり、ワルの連中と手を組んだり、または裏切ったり、それでこのラストはいかんでしょう。ヘルツォークは神になった男の映画なんか撮っているから、下界の人間たちのモラルなんか、吹き飛んじゃうんですかね。
トントさん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-21 00:32:31)
5.《ネタバレ》 オリジナルは未見。
有名のようだが、本作の監督についてもよく知らない。
ストーリーは理解できるが、正直言って、本作を通して何を伝えたかったのかが理解しにくかった。
ガッチリとハマる人にはハマるようだが、自分はそうではなかったようだ。
爬虫類メイン、死者のダンス、長回し、ニコラス・ケイジの独特の演技など、面白い部分は多々みられるが、ややヒネリのあるだけのクライムサスペンスという印象も受ける。
肝心の“善悪”の扱いについて、答えのようなものが自分には見えてこなかった。
善と悪の間で葛藤するというよりも、銃とバッジのチカラを借りて自己の利益だけに突っ走り、ただのラッキーで事態が好転しているようにも見える。
それはそれでもよいのだが、何か分かりやすいポイントも欲しかった。
本作の冒頭で、賭けの対象にしているのに溺れそうな囚人を救ったり、ギャングの仲間になり下がったのにパイプを証拠にデッチ上げたりと、土壇場で理屈抜きに翻意していることが、良心ともいえないのではないか。
ただ、全てが万事解決というわけではなくて、薬物中毒に関しては簡単に解決というわけにはいかず、それがなんともいえないラストに繋がっているようだ。
様々な事態が悪化して、どんどんとドツボに陥っていくニコラス・ケイジの演技は確かに素晴らしい。
衣装もネクタイも終始変わっていないような気もする。
実生活でもリアルで財政難に陥り、訴訟を起こされているだけのことはある。
本作の主人公のように事態が好転していけばよいが。
ニコラス・ケイジについてはお腹いっぱい堪能できるが、ヴァル・キルマーとエヴァ・メンデスについては役不足であり、物足りない。
ヴァル・キルマーについてはニコラス・ケイジと対極的な役柄でも与えておけばよかったのではないか。
表向きは善良だが、裏では心から腐っているような存在。
ラストの展開において彼の性格が少し見えたが、あれだけでは足りないだろう。
エヴァ・メンデス辺りには、ニコラス・ケイジが道を踏み外しそうになったところを元に戻すようなきっかけを与える存在になって欲しかった。
“銀のスプーン”辺りのエピソードではやや弱いか。
あまり深く考えたり、善悪といったことに捉われずに、個性的な映画には仕上がっているので、本作の雰囲気を楽しく鑑賞した方がよかったかもしれない。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-04 18:12:56)(良:2票)
4.ニコラス・ケイジのクドいけど、カリスマ性のある演技に惹きつけられます。憎めない悪役キャラといったところでしょうか。ヘルツォーク映画のこってり感は抑え気味。ヴァル・キルマーは期待を裏切る見せ場のなさで残念です。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 6点(2010-03-29 09:26:32)
3.《ネタバレ》 オリジナルは未見。裏の顔を持つ正義の警官。警察署内でもあれだけ大胆に賭博に関する会話とお金のやり取りをするわ、押収品を失敬するわ、民間人を脅して薬を巻き上げ性欲処理するわ、薬も至る所で使いまくりでハイテンションだわ、よく捕まらないなぁって思った。周囲の刑事は悪業にある程度は気づいてはいるがお互いさまで我関せずなんだろうけど、警察そのものが腐っているという描写があるのかと思えば無いし、能天気に大喜びで表彰する辺り警察は抜けてるってことで宜しいんですかね?基本は悪だけど多少の正義で成功しちゃうのは昨今の子供たちを見る限り教育上よろしくないな。結果オーライながら成功を収めている人生。とっとと捕まえてくれと思ってるのか、もう疲れたなぁという表情のラストはなかなか意味深だった。 それにしてもヴァル・キルマーは干乾びたというか生気を失ったというか華が無くなったな。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 5点(2010-03-09 22:25:20)(良:1票)
2.《ネタバレ》 はっはっは。何ちう変な映画だ。ワニが出るのは江口寿史だけじゃなかったんだな。
【以下バレ】
ヤク中の刑事が蟻地獄にはまり堕落していく話なのだが、長回しだの窓から出てくるだのイグアナだのなぜかドア裏だの、その手の演出オンパレードかつニコラス・ケイジのド嵌まり演技で飽きずに見られる。観客は途中退廃と緊張感、それにラストは普通に戻れてやれやれという安堵感まで共有する。パチンコで何万も損したがやっと大当たりが出て原点まで戻りましたというあの感じ。こういうものを描いた映画はあんまりないかも。
ただまあ当然あとには何も残らない。感想までも正直あまりない。でも好きな人は好きになるだろうなあ、この映画。
アンギラスさん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-06 22:06:16)
1.《ネタバレ》 オリジナル未見で鑑賞。構成が独特で映像もアーティスティックな、かなりクセのある映画であり、客層が限られるかもしれないが、なかなかの出来映えだと感じた。話の本筋としては「殺人事件の解決」という目的が一応用意されているが、扱いは添え物程度で、悪徳警官のニューオーリンズでの日常を描くことに焦点をあてているようだ。警察ながら権力を振りかざして人を傷つけ、ドラッグに溺れ、賭博に興じ破産寸前。好き放題の末に問題を起こすも、悪銭で助かり事件も解決。恋人と一緒になり、昇進も果たしたが、心は決して安まらない。彼を見ていると、出来るだけ正しいことやりたいんだが、面倒ならば力を行使してしまう弱さ、権力によって他人にばれなかったり、許されるのならば悪いことでも平気で行動に移す弱さなど、色々な人としての弱さを感じ取れる。僕にも、人間的な弱さの部分で(ケイジほど激しくやってはいないが)非常に通ずる点があり、とても共感できたのが、本作を楽しめた要因だと思う。ニコラス・ケイジの名演と相まって、深い人間ドラマを堪能できた。また物事が良い方向に進むか、悪い方向に進むかは検討がつかず、脅した相手が大物だったり、八百長試合が失敗しても自然な結果で勝利したりと、人生は何が起きるか分からないモノだ。事件を解決し、ひと段落ついたこの男の顛末も非常に考えさせられるポイントだ。自分も、いやほとんどの人が思うように進まない、ままならない人生を送っているんだと思う。この映画を鑑賞したからといって、強くなれたり、答えが出るわけではないが、鑑賞する価値はあると思う。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 8点(2010-03-04 19:42:40)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 5.75点
000.00%
127.14%
200.00%
300.00%
4310.71%
5517.86%
6828.57%
7621.43%
8414.29%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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