タイタニック(1997)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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タイタニック(1997)

[タイタニック]
(タイタニック 3D)
Titanic
1997年上映時間:194分
平均点:6.74 / 10(Review 847人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-12-20)
ドラマサスペンスラブストーリーパニックもの歴史もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-19)【イニシャルK】さん
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監督ジェームズ・キャメロン
助監督ジョシュ・マクラグレン
スティーヴン・クエイル(第二班監督)
演出サイモン・クレイン(スタント・コーディネーター)
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)ジャック・ドーソン
ケイト・ウィンスレット(女優)ローズ・デウィット・ブカター
ビリー・ゼイン(男優)カルドン・"キャル"・ホックリー
キャシー・ベイツ(女優)モリー・ブラウン
ビル・パクストン(男優)ブロック・ラベット
グロリア・スチュアート(女優)年老いたローズ
フランシス・フィッシャー(女優)ルース・デウィット・ブカター
バーナード・ヒル(男優)エドワード・ジェームズ・スミス船長
ジョナサン・ハイド(男優)ブルース・イズメイ造船会社社長
デヴィッド・ワーナー(男優)スパイサー・ラブジョイ執事
ヴィクター・ガーバー(男優)トーマス・アンドリュース設計技師
ダニー・ヌッチ(男優)ファブリジオ・デ・ロッジ
ジェイソン・バリー(男優)トミー・ライアン
スージー・エイミス(女優)リジー・カルバート
ユワン・スチュワート(男優)ウィリアム・マードック一等航海士
ヨアン・グリフィズ(男優)ハロルド・ロウ五等航海士
ジョナサン・フィリップス(男優)チャールズ・ライトラー二等航海士
マーク・リンゼイ・チャップマン(男優)ヘンリー・ワイルド航海士長
リチャード・グレアム(男優)ジョージ・ロー操舵手長
ポール・ブライトウェル(男優)ロバート・ヒッチンズ操舵手
ロン・ドナキー(男優)ジョセフ・ベイリー警備主任
エリック・ブレーデン(男優)ジョン・ジェイコブ・アスター
バーナード・フォックス(男優)アーチボルト・グレーシー大佐
ジャネット・ゴールドスタイン(女優)アイルランド人の母親
マイケル・エンサイン(男優)ベンジャミン・グッゲンハイム
カミラ・オーヴァーバイ・ルース(女優)ヘルガ・ダール
エイミー・ガイパ(女優)トゥルーディ・ボルト女中
マーティン・ジャーヴィス(男優)コスモ・ダフ・ゴードン卿
ジョナサン・エヴァンス-ジョーンズ(男優)ウォレス・ハートリー
ロッキー・テイラー(男優)バート・カートメル
サイモン・クレイン(男優)ジョセフ・ボックスホール四等航海士
エドワード・フレッチャー(男優)ジェームス・ムーディ六等航海士
スコット・G・アンダーソン(男優)フレデリック・フリート監視要員
マーティン・イースト(男優)レジナルド・リー監視要員
クレイグ・ケリー(男優)ハロルド・ブライド二等通信士
グレゴリー・クック(男優)ジャック・フィリップス一等通信士
リアム・トゥオヒー(男優)チャールズ・ジョーキン
ジェームズ・ランカスター(男優)トーマス・バイルズ神父
エルザ・レイヴン(女優)アイダ・シュトラウス
ルー・パルター(男優)イジドア・シュトラウス
テリー・フォレスタル(男優)ジョセフ・ベル機関士長
デレク・リー(男優)フレデリック・バレット火夫長
リチャード・アッシュトン(男優)ジョン・ハッチンソン営繕係
エリック・ホランド(男優)オーラフ・ダール
ジョン・ウォルカット(男優)ファーストクラスの男
バリー・デネン(男優)演奏している男
セス・アドキンス(男優)3歳のスロバキア人の男の子
シェイ・デュフィン(男優)酒場の主人
トリシア・オニール(女優)
ジュリアン・レネ(女優)ダンサー
ジェームズ・キャメロン(男優)3等船室で踊るダンサー(ノンクレジット)
クリス・クラニョッティ(男優)ビクター・ジグリオ(ノンクレジット)
ケビン・デ・ラ・ノイ(男優)ピットマン三等航海士(ノンクレジット)
ショーン・ローラー(男優)チャールズ・ヘンドリックソン火夫長(ノンクレジット)
ドン・リンチ(男優)フレデリック・スペイドン(ノンクレジット)
スティーヴン・クエイル(男優)エンジンルームで働いている男(ノンクレジット)
ジョニー・マーティン(男優)救命艇の乗務員(ノンクレジット)
オリヴィア・ローズウッド(女優)メアリー・マーヴィン(ノンクレジット)
松田洋治ジャック・ドーソン(日本語吹き替え版【ソフト】)
日野由利加ローズ・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【ソフト】)
山寺宏一カルドン・"キャル"・ホックリー(日本語吹き替え版【ソフト】)
谷育子モリー・ブラウン(日本語吹き替え版【ソフト】)
石塚運昇ブロック・ラベット/ヘンリー・ワイルド航海士長(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐々木すみ江年老いたローズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
大木民夫スミス船長(日本語吹き替え版【ソフト】)
土師孝也ブルース・イスメイ(日本語吹き替え版【ソフト】)
納谷六朗トーマス・アンドリュース(日本語吹き替え版【ソフト】)
青森伸スパイサー・ラブジョイ執事(日本語吹き替え版【ソフト】)
檀臣幸ファブリッツィオ・デ・ロッシ(日本語吹き替え版【ソフト】)
山像かおりリジー・カルバート(日本語吹き替え版【ソフト】))
池田勝(日本語吹き替え版【ソフト】)
吉田孝(声優)(日本語吹き替え版【ソフト】)
伊藤和晃(日本語吹き替え版【ソフト】)
後藤敦(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐々木梅治(日本語吹き替え版【ソフト】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【ソフト】)
落合弘治(日本語吹き替え版【ソフト】)
星野充昭(日本語吹き替え版【ソフト】)
柳沢栄治(日本語吹き替え版【ソフト】)
定岡小百合(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐藤ゆうこ(日本語吹き替え版【ソフト】)
妻夫木聡ジャック・ドーソン(日本語吹き替え版【2001年フジテレビ】)
竹内結子ローズ・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【2001年フジテレビ】)
内田夕夜ジャック・ドーソン(日本語吹き替え版【2004年フジテレビ】)
岡寛恵ローズ・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【2004年フジテレビ】)
小林幸子モリー・ブラウン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石田彰ジャック・ドーソン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
冬馬由美ローズ・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
一城みゆ希モリー・ブラウン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
江原正士カルドン・"キャル"・ホックリー(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
京田尚子年老いたローズ(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ放映版】)
堀内賢雄ブロック・ラベット(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
鈴木弘子ルース・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【フジテレビ放映版、日本テレビ放映版】)
久米明スミス船長(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
小川真司〔声優・男優〕トーマス・アンドリュース(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
羽佐間道夫ブルース・イスメイ(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
鳥海勝美ファブリッツィオ・デ・ロッシ(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
稲垣隆史スパイサー・ラブジョイ執事(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
宝亀克寿(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
内田直哉(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
原康義(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
富田耕生(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
池田秀一(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
田原アルノ(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
斎藤志郎(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
鈴鹿千春(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
仲野裕(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
立木文彦(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
大川透(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
成田剣(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
寺内よりえ(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
石野竜三(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
桐本琢也(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
岩崎ひろし(日本語吹き替え版【フジテレビ/日本テレビ】)
草尾毅ジャック・ドーソン(日本語吹き替え版【機内上映】)
藤貴子ローズ・デウィット・ブカター(日本語吹き替え版【機内上映】)
堀之紀カルドン・"キャル"・ホックリー(日本語吹き替え版【機内上映】)
有本欽隆スミス船長(日本語吹き替え版【機内上映】)
島香裕スパイサー・ラブジョイ執事(日本語吹き替え版【機内上映】)
井上倫宏ブロック・ラベット(日本語吹き替え版【機内上映】)
山口奈々年老いたローズ(日本語吹き替え版【機内上映】)
水内清光(日本語吹き替え版【機内上映】)
江川央生(日本語吹き替え版【機内上映】)
脚本ジェームズ・キャメロン
音楽ジェームズ・ホーナー
作曲ジェームズ・ホーナー"My Heart Will Go On"
フレッド・フィッシャー(音楽)"Come Josephine, In My Flying Machine"
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(ノンクレジット)
アーヴィング・バーリン〔音楽〕"Alexander's Ragtime Band"
編曲ジェームズ・ホーナー
主題歌セリーヌ・ディオン"My Heart Will Go On (Love Theme From 'Titanic' ")
撮影ラッセル・カーペンター
ジェームズ・キャメロン(撮影監督:水中タイタニックシーン撮影)
ジェームズ・ミューロー(カメラ・オペレーター)
キャレブ・デシャネル(撮影監督:ハリファックスの現代シーン)
製作ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
グラント・ヒル〔製作〕(共同製作)
20世紀フォックス
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮レイ・サンキーニ
プロデューサー鍛治谷功(日本語吹き替え版担当【フジテレビ】)
配給20世紀フォックス
特殊メイクグレッグ・キャノン(年老いたローズの特殊メイク)
特撮ジョン・ブルーノ〔特撮〕(視覚効果コンサルタント)
コリン・ストラウス(3Dスーパーバイザー)
デジタル・ドメイン社(視覚効果)
グレッグ・ストラウス(合成スーパーバイザー)
ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
シネサイト社(視覚効果)
曽利文彦(CG)
美術ピーター・ラモント(プロダクション・デザイン)
マイケル・フォード〔美術〕(セット装飾)
ジェームズ・キャメロン(ジャックのスケッチ)
衣装デボラ・リン・スコット
編集ジェームズ・キャメロン
リチャード・A・ハリス
コンラッド・バフ
録音ゲイリー・ライドストロム
ゲイリー・サマーズ
クリストファー・ボーイズ
イーサン・バン・ダーリン
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳松崎広幸(日本語吹き替え版【フジテレビ放映版】)
スタントミック・ロジャース
リック・エイヴリー
マイク・ジャスタス
ジョーイ・ボックス
テリー・フォレスタル
トロイ・ギルバート
デレク・リー
サイモン・クレイン(ノンクレジット)
ロッキー・テイラー(ノンクレジット)
ジョニー・マーティン
その他ケビン・デ・ラ・ノイ(ユニット・マネージャー)
ジェームズ・ホーナー(指揮〔ノンクレジット〕)
グラント・ヒル〔製作〕(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
17歳のローズは上流階級のお嬢様だが、破産に追い込まれた家を救うために政略結婚をさせられる。自暴自棄になったローズは豪華客船タイタニックから投身自殺を考えるが、ジャック(ディカプリオ)という男の子に救われる。そしてジャックの自由奔放さにローズは身分の違いを知りながらも惹かれていくのであった
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847.若き日の映画館での初見は感動しました。同じ映画館で2回目の鑑賞時は、「なぜこれで感動したんだろう・・」とまるで正反対な虚無な気持ちに。
2回目は必然的にストーリーをある程度理解して観ることになりますが、そんなこと云々よりも私と一緒に行った人が別の異性だったことが大きく関与していると言わざるをえません。よって、この私の点数はなんの参考にもなりまてん。
ご多分にもれず、楽団のプロフェッショナリズムにはグッときました。ただこれは軽いTipsですしね。
いろんな演出やメッセージ要素が少しづつトッピングされた、娯楽映画です。
460さん [映画館(字幕)] 5点(2023-09-20 02:19:29)
846.《ネタバレ》 予算的にも技術的にも、よくこれだけの映画が撮れたなあと感心します。脚本も緻密に練られていますが、そのうえで演出や特撮などを完全に制御できなければ、これだけの作品を実現できませんよね。
商業的にみると、レオナルド・ディカプリオのスター性や、セリーヌ・ディオンの歌の素晴らしさや、ラブストーリーの魅力だけでなく、歴史的な悲劇への関心もあるし、巨大なスペクタクルへの興味もあるし、ヒットの条件がいろいろ揃ったオールマイティな作品。さらに実際の映画を見てみると、メカニカルな部分の面白さがあったり、歴史科学ドキュメントとしての面白さがあったり、当時の欧米社会の内実を垣間見せる側面もあったりします。
タイタニック号は上流階級の人々を乗せた豪華客船というイメージがありますが、じつは三等旅客や船内の肉体労働者は貧困層だったわけで、上部と下部に分かれた船の構造がそのまま欧米の社会階層を象徴しており、そこからロミジュリ的な身分違いの恋が生まれ(デッキに立つヒロインを見上げるディカプリオは、バルコニーに立つジュリエットを見上げるディカプリオに同じ)、最後にはあらゆる階層の人々がもろともに沈んでいく物語的ダイナミズムが構成されています。
ヒロインが船首に立ってバックハグされるシーンが有名ですが、じつは物語的にいうと船首よりも船尾のほうが重要で、ヒロインは最初に自殺を試みたときにも最後に船が沈むときにも、同じ場所で貧しい絵描きの男に助けられます。船体が縦になった後、いったん真っ二つに折れて、ふたたび縦に沈んで船尾が没するまでの実際の経緯を、天地がひっくり返るようなスペクタクルや人々が海に落下していく恐怖だけでなく、主人公の男女が生き抜くドラマティックな物語にもうまく活かしている。
前半では、貧しい絵描きの青年が偶然にも船に乗り込んで上流階級の人々に交わっていく恋と冒険とが描かれますが、後半には、斧で手錠を断ち切るホラー展開とか、浸水する船内でのパニック展開とか、縦になった船から人々が転落していく恐怖とか、明るい星空のなかを沈んでいく船体のスペクタクル的な美しさとか、長時間の映画にもかかわらず最後まで見どころが多い。細かい点でいうと、汚い唾を飛ばしたり、コートを盗んだり、ポケットに宝石を入れたり、企業利益を重視する社長が船長に会話したりするシーンまでが、すべて後半への伏線として繋がっていく脚本も上手いです。
主演の男女以外にもたくさんの登場人物がいて(実在の人物がかなり含まれるらしいのですが)、それぞれに最後の選択が違っており、そこからキャラクターの背景も浮かびあがるのですね。とくにヒロインの婚約者の男と従者は、ピストルを振り回したり、幼い子供を利用したりして、それまでにも横暴な方法で成り上がった米国の一族であることが想像されます。
まいかさん [地上波(字幕)] 10点(2023-07-02 01:04:24)(良:2票)
845.《ネタバレ》  これだけ有名になった映画だから、史実的にどうか、物理的にどうか、というのは当然研究されていることでしょう。
 でも、最初に見た時に感動した。数年経って再視聴した時に感動した。そしてそれから10年以上経った今見ても感動した。それが全てです。

 以下専門的知識ゼロで書きますが、ヒューマンドラマ、パニック映画、どちらの側面を取ったとしても素晴らしい。
 それどころか世界観、BGM、キャラクター、展開、演出、全てにおいて素晴らしいと思わざるを得ません。

 登場人物の主要キャラは、主人公2人を最初から最後まで軸に描きながらも、その次点に位置するキャラクター、その次々点に位置するキャラクター、その次々々点に位置するキャラクターにまでもものすごく丁寧に描かれている。
 主人公のライバルだったり、成金おばさんだったり、母だったり、仕事人であったり、船長であったり、音楽家であったり、鍵を開けてくれようとした人だったり、最後まで絵本を読み聞かせようとしたお母さんだったり・・・

 数え上げればきりがないが、史実的に見れば「死亡した○○人」とある種冷たく機械的に捉えられてしまうその「○○人」にも丁寧に焦点を当て、それぞれのドラマを描く。しかもそれが千差万別であり、みんなの気持ちがわかる。皆に共感させられる。凄い事です。

 パニック映画としても、本作を幼き頃に見た後に他の海洋パニック映画を見て、どうも物足りないというか、あれ、こんな感じだったっけ、という感覚を覚えたのをよく覚えています。

 それもそのはず。今考えると何のことはない、本作が凄すぎただけのこと。
 本作はジャンルとしては「パニック映画」ではなく「ヒューマンドラマ」なわけだけれども、その「パニックシーン」の描き方、パニックシーンに至るまでの経緯が実に上手い。
 それまでの描写があるからこそ、パニックが単なるパニックではなく、「人の人生と人生のぶつかり合い」になっている。

 すなわち、主人公視点で言うところのモブキャラにも、それぞれ今まで生きてきた人生がある。それまでの思いがある。だからそう行動する。それまでの人生があるからこそパニックたり得る。そう思わせられました。

 BGMが素晴らしいのは言うまでもなく、世界観の描写も素晴らしい。誰もがロマンを感じざるを得ない豪華客船という舞台、果てしない海と星空。果てしない自由。
 クソ有名な「タイタニックのポーズ」も、ローズが手すりという束縛から手を離し、本当の自由を目にしたという神シーン、だったわけですね。

 本作の素晴らしいシーン、素晴らしい演出、素晴らしいBGM、素晴らしい描写、素晴らしい構成等々を挙げればきりがないですが、少なくとも、10点を付けさせていただくに余りある作品と感じます。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 10点(2021-09-12 18:22:07)(良:2票)
844.《ネタバレ》 有名な作品なので見たつもりになってたけど、実際に見てみたら想像と少し違った。
前半のラブストーリーは出会いから愛し合うようになるまでを丁寧に描いていて良かった。
それがラストの感動に繋がったと思う。
ローズとジャックが甲板でイチャイチャしてたから氷山に気付くのが遅れたのだとしたら罪深いね。
そこから先はパニック映画に様変わりしたけど、水の説得力が凄かった。
最初のうちは呑気な乗客も多かったけど、浸水が進むとどんどん恐怖感が増して行った。
ローズが大人しく救命ボートに乗ってたら、ジャックは1人でなんとか生き残ってたような気もするけど、それじゃラストが盛り上がらないので仕方ないね。
ジャックがローズだけでも助けようと行動したのが感動的だったし、ローズが助かったのも良かった。
ダイヤの行方とかどうでもいいので、冒頭とラストの現代シーンをカットして、ローズが助かったところで終わってたなら感動が増したような気もする。
あと、どうでもいいことだけど、斧の練習はめっちゃ笑った。
もとやさん [インターネット(吹替)] 8点(2021-05-26 17:59:25)
843.《ネタバレ》 ラスト、大階段の時計の前でタイタニックに乗船していた人に見守られながらジャックと再会するローズ。
その中に婚約者だったキャルもいるけれど、彼はどんな顔をしていて、皆と一緒に二人に対して拍手をしているのだろうか?
それだけがずっと疑問です。
misoさん [地上波(吹替)] 9点(2021-05-14 23:49:17)
842.《ネタバレ》 鑑賞前は恋愛映画として認識していましたが、実際見てみると、タイタニック号沈没で何が起こっていたのかを当時の映像技術を駆使して描いており、非現実的ではありますが実際に起こったであろう恐ろしい現実の再現映像として貴重な映像作品だと思いました。

また、パニック時の人間の行動、そしてその背景にある当時の格差、身分差の問題なども描かれていて興味深かったです。
TMさん [インターネット(吹替)] 8点(2021-05-08 07:28:48)
841.《ネタバレ》 いわずと知れたメガヒット作をようやく観ました。
23年前の作品とは、イヤになります。
二人のラブストーリーだけじゃなく、タイタニック号のスケール、乗客乗員の鎮魂が描かれていて、あっという間の3時間でした。
いわゆる『長い』『どーせ女の見る映画なんだろ?』といった食わず嫌いを、見事に覆してくれました。
ま、レオ様がやたらカッコいいので、女性のほうが楽しめる作品だとは思いますけど。
ろにまささん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-08-04 02:42:56)
840.《ネタバレ》 この作品でレオナルド・ディカプリオさんがアカデミー賞にノミネートすらされなかったことは、その後の映画界に少なからず影響を与えたかと思われる。ここで彼がアカデミー賞を受賞していたならば、その後の数々の名作は生まれなかったかも知れない。が、そんなこととは関係なく、この作品がやはり素晴らしい作品であることに間違いない。たくさんの方が亡くなった実際の事故を題材にしているということについては賛否あると思うが、こういう形であっても後世に語り継ぐことができるのが映画の素晴らしさでもある。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-11-05 01:04:43)
839.《ネタバレ》 観るまでは「パニック物に恋愛をからめたもの」、くらいの認識でいたので、その視点で見たら、退屈だったかも。
映画館では見ていません。
映画館で見れればよかったなと思う反面、映画館で観れる頃に見ても、良さがわからなかっただろうと思います。

最後におばあちゃんのローズが宝石を投げるシーン。

あのシーンの気持ちがわかるのかどうかで、・・・
わかる、と言い切るとちょっと違うかな、
どう感じるかどうかで、
映画の評がずいぶん違うだろうと思います。

あのシーンが、この豪華な映像で生きている。
スズメッキの魔女さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2019-03-31 09:13:44)(良:1票)
838.20年ぶりの観賞でしたが、文句なしにおもしろかったです。起承転結がすばらしい。
3時間越えの大作ですが、最後まで一気に診れました。
ここの評価低いですが、超ヒット作なんで、観てない人は観て損はないと思います。。。

ジャックのローズとの食事会とのセリフ、ローズとの別れの場面のセリフが最高にかっいい。
食事会でのセリフが、世界一の豪華客船タイタニックの沈没と重なります。
脚本・演出・音楽・・・すべてが美しくかっこいい。
へまちさん [DVD(字幕)] 10点(2018-03-10 17:40:58)
837.こいつのレビューを書かないと「好みの近いレビュワーからのおすすめ一覧」から消えてくれないので、めっちゃ今更ですが…

過不足のないよくできた娯楽大作映画…だと個人的には思っていたのですが、ここのレビューを見ると意外と否定派がいるんだな、と。
それらのレビューを読んで思ったんですが、確かにこの映画は「タイタニックの沈没」という大スぺクペタルを描きながら、群像劇ではなくその焦点をよくわからない2人の恋愛にフォーカスしちゃってるんですよね。
「2人の出会いと悲恋を描いた映画。で、その舞台としてタイタニック沈没が使われている」みたいになっちゃってるわけです。

そんな構成なのでラブロマンス物があまり好きではない人や、この2人が好きになれない人にとっては「そうじゃないだろ」「観たかったのと違う」「タイタニック沈没がメインなんとちゃうんかい?」という事になっちゃうんだな、と妙に納得したわけです。

とはいえ、個人的には先に書いた通り過不足のないよくできた娯楽大作映画ですし、ひょっとしたらすべての映画の中で最も広くマネされる有名な例のシーンがある事ひとつをとってみても、この映画が名画として確固たる地位を築いている事は否定できないのではないでしょうか?

そもそも映画というのは、(だいたいの場合)観客が感情移入するためのキャラクタを置くわけで(一般にそれを主人公というわけですが)、この2人にフォーカスして話を描く事は(その2人への好き嫌いはさておき)ごく自然な手法ですしね。
あばれて万歳さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-02-13 13:06:18)(良:1票)
836.久々に見ましたがこんなに長い映画だったとは、心に響くストーリーではないですが今でも映像は見事です。
ProPaceさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2018-02-04 21:20:57)
835.《ネタバレ》 タイタニック号の出航から悲劇までを通じて、ディカプリオとケイトが惹かれあっていく。綺麗な恋愛映画の王道の様な展開。そして死別。心動かされまくりの満点映画です。
SUPISUTAさん [映画館(字幕)] 10点(2016-04-03 23:16:10)
834.二人の愛を盛り上げるために豪華客船が沈没するだけの映画。時代考証にしても科学的にしてもかなりリアルな映画には間違いないが、ラブストーリーとしての舞台装置に過ぎないところが大きく足を引っ張っている。ジャックとローズの悲恋よりも、脇に追いやられた乗客の運命の方がずっと感情移入できる。商業的に考えれば仕方ないかもしれないが、犠牲者に捧げるものに達していないように見えるのは自分だけかな。脚本賞にノミネートすらされていない凡庸なストーリーの地点で御察し。外観が壮麗なだけのお粗末な超大作とどこが違うというのか?
Cinecdockeさん [地上波(吹替)] 3点(2015-12-31 01:45:59)
833.《ネタバレ》 まぁ話題になりまくって天邪鬼な己はジブリ以上に拒否反応ありまくりで遅れ遅れて今更ってくらいに見てみたら凄い面白いじゃないのさ!!!
というかラブなんてあるにゃあるけどラブどころじゃないよ!怖いよ!普通にコレ、パニック映画だよ!!
いゃあでもタイタニック号の作りといい、内装といい、めっちゃくちゃ細かくて、登場人物も面白くて、見応えありすぎるんですよね。
それでいてサスペンスもパニックもついでにラブもやっちゃうんだから凄いよホント。
もう終盤は部屋は寒くないのに、見てるこっちも凍える気分でしたよ、この映画どこで泣けるんですか。戦慄しますよ。
えすえふさん [DVD(吹替)] 7点(2015-11-15 02:12:58)
832.当時は中学生だったかな~。映画館で鑑賞しましたよ。
とにかく映像もストーリーも音楽も衝撃的で凄かった。
今となってはタイタニック2を制作されなくて本当に良かったなと思う今日この頃。
mighty guardさん [映画館(字幕)] 9点(2015-10-07 12:18:16)
831.これは、VHS購入、DVD購入、何度見たでしょうか。映画の長さなんて全く感じません。逆にカットされた部分を使い、更にエンディングは別のほうがよかったなぁ~と思うくらい。ジャックドーソン氏の生き様が素晴らしい。当然共演のお二人も冷たい水の撮影、大変だったと思います。
新しい生物さん [DVD(吹替)] 10点(2015-07-17 12:15:49)
830.どんな事象でも現実の様に表せるCG映像に慣れてしまったためか、大海原の景色や巨大船沈没シーンも冷静に観てしまい、印象的に残ったものは意外なほどありませんでした(ストーリー・役者の演技含)。でも、194分もの上映時間を全く疲れさせず飽きさせることなく見せてくれた良い映画だと思います。
役者の魂さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-06-20 17:02:43)
829.《ネタバレ》 回想に恋愛を加える事で、それまでのタイタニックのパニック映画と違い時間も長くなりましたが別物になりました。
当時私も知人に聞き自分で見るまでは軽く見ていましたが、見に行き泣けましたね。当時年末映画として紹介され、マスコミでは私も好きなハリウッド俳優の他の映画を押していましたが、タイタニックが空前の大ヒットになりました。大ヒット後テレビの特集番組でジェームズキャメロン監督が涙を溜めさせるのは演技でできるが、涙を流させるのは音楽だと言葉は違うかもしれませんが同じニュアンスで語っていたのを思い出します。
zekeさん [映画館(字幕)] 10点(2015-05-12 02:59:51)
828.《ネタバレ》 ブルーレイを購入して、久しぶりに通して見ました。
やっぱり、素晴らしい。
純愛映画としても見れますが、
何よりも素晴らしいのは、タイタニックが沈んだ中にある数々の事実を描いていること。
希望に満ちた出航。当時には当たり前だった貧富の差別。悲劇に直面した人々の行動。
もちろん映画という娯楽ありきなので、事実と異なることやオーバーな表現はあるかもしれません。
でも、それぞれの立場、それぞれの思いを、沈みゆくタイタニックの中、ほんの一瞬の言葉や表現で表している。
その中には事実として確実なものある。
娯楽作品で、恋愛映画。
でも実話に基づく、人々の思いを描く大きな、本当に大きな物語。
こっちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2015-04-20 01:28:54)
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【点数情報】

Review人数 847人
平均点数 6.74点
0121.42%
1202.36%
2232.72%
3516.02%
4455.31%
59511.22%
69911.69%
712714.99%
814617.24%
910812.75%
1012114.29%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review43人
2 ストーリー評価 6.25点 Review70人
3 鑑賞後の後味 6.75点 Review68人
4 音楽評価 7.85点 Review75人
5 感泣評価 6.53点 Review64人
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【アカデミー賞 情報】

1997年 70回
作品賞 受賞 
主演女優賞ケイト・ウィンスレット候補(ノミネート) 
助演女優賞グロリア・スチュアート候補(ノミネート) 
監督賞ジェームズ・キャメロン受賞 
撮影賞ラッセル・カーペンター受賞 
オリジナル主題歌ジェームズ・ホーナー受賞”My Heart Will Go On”
作曲賞(ドラマ)ジェームズ・ホーナー受賞 
視覚効果賞 受賞 
音響効果賞クリストファー・ボーイズ受賞 
音響賞ゲイリー・ライドストロム受賞 
音響賞ゲイリー・サマーズ受賞 
美術賞ピーター・ラモント受賞 
美術賞マイケル・フォード〔美術〕受賞 
衣装デザイン賞デボラ・リン・スコット受賞 
編集賞ジェームズ・キャメロン受賞 
編集賞コンラッド・バフ受賞 
編集賞リチャード・A・ハリス受賞 
特殊メイクアップ賞グレッグ・キャノン候補(ノミネート)(メイクアップ賞 として)

【ゴールデングローブ賞 情報】

1997年 55回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演女優賞(ドラマ部門)ケイト・ウィンスレット候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)レオナルド・ディカプリオ候補(ノミネート) 
助演女優賞グロリア・スチュアート候補(ノミネート) 
監督賞ジェームズ・キャメロン受賞 
脚本賞ジェームズ・キャメロン候補(ノミネート) 
作曲賞ジェームズ・ホーナー受賞 
主題歌賞ジェームズ・ホーナー受賞"My Heart Will Go On"

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