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君とひととき

[キミトヒトトキ]
One Hour With You
1932年上映時間:80分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ラブストーリーコメディミュージカルモノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2011-12-06)【もっつぁれら】さん
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監督エルンスト・ルビッチ
ジョージ・キューカー
キャストモーリス・シュヴァリエ(男優)
ウィリアム・エリオット〔男優・1903年生〕(男優)
ジャネット・マクドナルド(女優)
ジョージ・バービア(男優)
原作ロタール・シュミット
脚本サムソン・ラファエルソン
ロタール・シュミット
撮影ヴィクター・ミルナー
ウィリアム・C・メラー(カメラ・オペレーター[ノンクレジット])
ルシアン・バラード(カメラ・オペレーター[ノンクレジット])
製作エルンスト・ルビッチ
パラマウント・ピクチャーズ
美術ハンス・ドライヤー(美術監督)
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 アンドレがカメラに向かって話し掛けるのは、アンドレが観客を自らに感情移入させて味方につけ、アンドレがピンチの時も観客と一体となって一緒に同じ気持ちを体感させようという意図があると思うのですが、ラストでコレットが、実は私もアンドレとグルであなたたちを騙していたのですよというオチなのでしょうが、これが面白くない。
というか、この映画は初めの方から描き足りない感じや手抜きと思われるような箇所がいくつか存在していると思います。アドルフ教授とコレットの関係を見てみると、ファーストコンタクトが電話でロミオの衣装を着て行くつもりだとかいう内容で、どうみても初めて同士の会話とは思えず、更に食事の席には「ロミオ」と書かれた名札が置いてあったりするところから、ここは原作での二人の関係の描写やパーティーが始まるまでの過程を端折り過ぎた感が強く出てしまっている気がします。
そして、自分の読みが間違っていなかったとしたら、決定的にダメなのが、アドルフとミッチー夫妻がグルになってアンドレを利用して離婚するという裏ストーリー。
映画の冒頭からこの夫婦は冷めており、アンドレがミッチーに手を出してきた事を私立探偵に証明させてアンドレから慰謝料を請求しようとして、ミッチーがアンドレを罠にハメようと策を巡らしていたと読んだのですが、これを描いていたのが、アドルフの自宅に私立探偵を呼んでミッチーの部屋のすぐ手前で肩を並べて会話をしているわずか1シーンしかなく、ここは絶対的に描写不足であると言わざるを得ません。(もし、アドルフが探偵を雇った目的がミッチーの行動を探らせる事であるなら、探偵とミッチーが鉢合わせしてしまうリスクを避けるはずなので、自宅に呼ぶことは有り得ない。よって、夫婦で共同作業をしていると解釈。)
タクシーの中の「ムッシュー」・「マダム」の掛け合いも面白いとは思えないですし、最後の方の、アナタもやってるんだからワタシだって負けないワ、これでおアイコよという、この世で最も非建設的な泥仕合を見せられた上で、とどめは上記のつまらないオチ。
これがルビッチの監督した映画だとは思いたくないです。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 5点(2011-12-30 11:39:54)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

1932年 5回
作品賞 候補(ノミネート) 

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