大統領の料理人のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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大統領の料理人

[ダイトウリョウノリョウリニン]
Haute Cuisine
(Les saveurs du Palais)
2012年上映時間:94分
平均点:4.43 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-09-07)
ドラマコメディ政治もの実話ものグルメもの
新規登録(2014-01-21)【HRM36】さん
タイトル情報更新(2021-02-12)【イニシャルK】さん
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キャストカトリーヌ・フロ(女優)オルタンス・ラボリ
イポリット・ジラルド(男優)
小山茉美(日本語吹き替え版)
大木民夫(日本語吹き替え版)
木下浩之(日本語吹き替え版)
KENN(日本語吹き替え版)
配給ギャガ
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7.《ネタバレ》  宮廷料理人を辞めたあと、南極基地にいる主人公の現在を起点に描くことで、「主人公の過去のベールが一枚ずつ…」という予感をさせておきながら、まったく何も起きない。というより、主人公にうっすら嫌悪感すら覚えて終わった。

 主人公の行動には、一貫性が見えない。大統領の料理人に抜擢されて、謙遜していたかと思ったら妙に自信満々で人に嫌味なんか言うし、飄々と過ごしていたかと思ったらブチ切れる(しかも原因は主人公の傲慢さや勘違いから来ている)し、大統領と信頼関係を築いたかと思ったらいきなり「実はクタクタです」とか言って辞める。

 その支離滅裂っぷりを納得させてくれるだけの演技を主演女優ができているかというと、それもない。常に硬い無表情(おそらくボトックスとフィラーのせい)で、人間としての温かみみたいなものがまったく感じられない。料理はどれもびっくりするほど美味しそうに撮れているのだが、それすら救いにならないレベルで人物描写に味わいがない。

 一応、「宮廷=料理を口にする人を直接見ることができない」「南極基地=職員たちがワイワイ食べる姿を見ることができる」という対比があるが、主人公の最大の欲求がそこにあるようには見えないのだ。宮廷での彼女は、「いくらコストがかかろうと、ハイカロリーで大統領の体に悪かろうと、アタシは最高の食材で作りますよ?」ということにしかこだわっていなかった。

 南極基地の食堂のおばちゃんになったことについても、「資金稼ぎだった」「孤独に癒やされた」などとラストで語っており、「ああ、この人には、そのときどきの周囲の人間に対する愛みたいなものがないんだなぁ」という後味。じゃあそういうキャラクターを描きたかった映画なのか? というとそうでもなさそうだし……

 作中、「料理は物語。一皿欠けても台無しになる」みたいなセリフがあったが、この映画こそ「てんでバラバラのコース料理を食べさせられて、しかもデザート(仕上げ)抜き」みたいな仕上がりだと思う。本当に謎でしかない。
乱泥さん [インターネット(字幕)] 3点(2022-10-15 09:51:29)
6.料理は人間だけに許された贅沢である。他の動物は食物に調味料を使うこともなく、煮ることも焼くこともない。そのまま食べるだけだ。映像に流れる料理はどれもこれも美味しそうで、食べるのが惜しいようにさえ思われる。まあ、そんな料理の素晴らしさは伝わったが後は何もない。単調で何の起伏もなく映画は終わる。
イサオマンさん [地上波(吹替)] 3点(2021-01-01 22:16:48)
5.《ネタバレ》 ああいう主厨房とのやり取りの対立もの(?)は観ててなかなか面白かった、でもあの傲慢なシェフをやっつけると思ったらそうでもないし、まぁそもそものこのお話の背景はほとんど語られずちょっと不親切な感じ。大統領官邸の複雑なシステムは興味深かったけど、肝心の大統領が正直大統領オーラゼロwのご老人にしか見えないのは減点大。実際のミッテラン大統領に少しは似せる努力をしてほしかったかな~。まぁフランス映画らしいといえばらしいので、の、6点
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-25 06:37:34)
4.《ネタバレ》 仏大統領直々のご指名を受けた女性料理人というキャリアは二人といないおいしいネタだろうに。他の厨房スタッフたちと喧嘩しました、という他にエピソードはなかったんだろうか。
ミッテラン大統領は(劇中の役者さんとは似ても似つかず)魅力的な人物だったのは有名ですから、彼女も頑張ったのだろうとは思うけれど、実際大統領とどれほどの接点があったものやらこちらを納得させるだけの描写も少なく、しかも2年で辞めている。女が男の仕事場で働くことの困難という視点からも掘り下げが浅い。
180度環境の違う南極料理人をやっているという現在の意味もちゃんと描かれていない。「彼女は話したがらないから」じゃねえよ。それじゃ映画になんないだろうが。そんならTVクルーはますます不要。
文句ばかり言いましたが、料理はどれも見事に美味しそうに撮れていた。ここらへんはさすがフランス。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-16 01:10:07)
3.《ネタバレ》 厨房の煩わしい人間関係(これも最初のうちは多少あってもいいと思いますが)よりも、
もっと料理を美味しく堪能するミッテラン大統領と、その料理人の関係、信頼関係が生まれていく過程を見たかったと思います。
大統領官邸のパートで人間的に魅力がったのは紳士的な振舞いを見せる給仕長。
煩わしい人間関係の中で、こういう登場人物が1人入っているのは良かったです。
大統領官邸のパートの間に時折挿入される南極料理人としての彼女の姿がいい。
食堂のお客さんは皆、自分が腕を振るった料理が出てくるのを今か今かと待ちわび、とても美味しそうに料理を食べる。
やはり料理人が見たいのはこういうお客さんの姿なんですね。大統領官邸とは対照的に、彼女も実に楽しそう。
大統領官邸でも、もっとこういう姿を見たかったんだろうなと思います。
とらやさん [DVD(字幕)] 5点(2014-10-10 23:32:10)
2.南極基地シーンは無用に感じます。エリゼ宮シーンも全く盛り上がりませんでした。料理人は男性だったら作品にならないと思える個性に乏しい人物。大統領は威厳も気品も感じられないヨタヨタのご老人にしか見えなく、料理を食する姿が一度も無い。実話だとしても素材の悪さと味付けのなさが相まって喜怒哀楽の感情が湧かない期待外れの一品。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 4点(2014-04-20 01:01:38)(良:1票)
1.ミステリアス調に仕立てようとしているのか、あのカメラクルーはいるのかしら。やめたのもわがままで経費は血税、と思うか、もっと大統領に仕えさせたい、すばらしい料理を極めないと!と思うか。。。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 5点(2014-01-22 11:10:20)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 4.43点
000.00%
100.00%
200.00%
3228.57%
4114.29%
5342.86%
6114.29%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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