港の女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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港の女

[ミナトノオンナ]
Sadie Thompson
1928年上映時間:91分
平均点:9.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリーサイレント小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2015-01-27)【すかあふえいす】さん
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監督ラオール・ウォルシュ
キャストグロリア・スワンソン(女優)サディ・トンプソン
ライオネル・バリモア(男優)オリバー・ハミルトン
ラオール・ウォルシュ(男優)ティム・オハラ
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1.《ネタバレ》 まずは、本作品のページ作成に御協力して下さいました総ての人に感謝してもしきれません。誠にありがとうございます!!
「港の女」は最初晴れた空から始まる。そこから雨季に入り雨が延々と降り始める。神父とサディ・トンプソンの“闘い”のゴングを打ち鳴らすように。
外は雨が降り始め、ホテルの中はトンプソンたちの乱痴気騒ぎ。最初12分はトンプソンたちの狂乱で笑わせてくれる。そして12分が過ぎ、いよいよ神父とミス・トンプソン最初の“闘い”が始まる。
熱烈な信仰者である神父は、自堕落で他人の迷惑も考えないトンプソンを放っておけない。彼は悪魔的に騒ぐトンプソンの心が病んでいると思ったのだろう。今にも二人の怒声が聞こえんばかりの迫力。
そんな神父を殴りつけるのはトンプソンを愛するオハラ軍曹。
粋な登場をしたオハラだが、この作品も粋な場面がいっぱいある。
煙草で“キス”する場面とか、雨が降りしきる中でトンプソンとオハラが会話するやり取りとか、オハラがトンプソンをおぶって走る場面とかユーモアもたっぷり。これらのシーンは「雨」でも描かれていた。
特に雨どい?でウォルシュと会話を交わすスワンソンの表情が色っぽくて可愛いのなんのって。
しかしあのアルバム写真はなんなんだよ。首の取って付けた感じが酷い(笑)…その直後にオハラの元に届く“手紙”との温度差。
オハラが中々トンプソンの元に来れなくなると、今度はデヴィッドソン神父がちょくちょく来るようになる。神父はトンプソンを“善人”にしようと彼女に働きかけ続ける。
しかしどんな手もトンプソンには通じない。物凄い剣幕で神父を罵るシーンの凄味といったら!
しかし神父も“奥の手”を使ってくる。コレには流石のトンプソンもタジタジ。さっきまであれだけ喰ってかかっていた彼女の狼狽振り。
トンプソンは厚化粧を止め、髪もおろして“おしとよかな”女性に変貌。デヴィッドソン神父もまた、そんな彼女の生まれ変わった姿を見てすっかり彼女に“惚れてしまった”ような素振りを見せる。
そして、自分の役目が終わった事も悟っただろう。彼はトンプソンと“最期”の会話を交わす…。
どうやらこの部分のフィルムは失われてしまっているようだ。フィルムはスチール写真と字幕のみで語られていく。終盤の大部分のフィルムも失われてしまっているのか。うーむ、ラストのフィルムが残っていないのが惜しまれる。
すかあふえいすさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2015-01-28 05:40:11)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 9.00点
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100.00%
200.00%
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700.00%
800.00%
91100.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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