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愛する(1997)

[アイスル]
1997年上映時間:114分
平均点:4.09 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリー青春もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-04-15)【イニシャルK】さん
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監督熊井啓
キャスト酒井美紀(女優)森田ミツ
渡部篤郎(男優)吉岡努
宍戸錠(男優)知念
岡田真澄(男優)大学病院教授
上條恒彦(男優)奥原院長
絵沢萠子(女優)アパートのおばさん
松原智恵子(女優)シスター山形
三條美紀(女優)稲村看護婦長
岸田今日子(女優)加納たえ子
小林桂樹(男優)上條老人
原作遠藤周作「わたしが・棄てた・女」
脚本熊井啓
音楽松村禎三
撮影栃沢正夫
製作総指揮中村雅哉
配給日活
美術木村威夫
編集井上治
その他目黒祐司(スチール)
あらすじ
少女ミツは、幕張の路上で牛丼弁当を売っている沖縄出身の青年努に出会う。互いの中にある孤独に直感的に惹かれ合い、一夜を共にする。努はミツを避けるようになるが、ミツの愛はひたむきである。そんなミツに努も心を許すようになる。しかし、ミツの腕にある瘢痕が大学病院で重大な病気と診断され、山奥の療養所に行くように告げられる。その療養所はハンセン病の療養施設であり、長期の療養が必要と告げられる。引き裂かれる二人…。
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12
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23.《ネタバレ》 遠藤周作原作とあって雰囲気はちょっと文芸的な映画。
ただ、内容はお寒いかぎり。
時折り戦後まもなくかと思うほどの古臭いセリフ回し。
演出も呆れるほど古くてダサい。
原作の設定である1950年代を平成の現代に変えたはずなのに、まるで1950年代のように感じる部分がある。
酒井美紀はかわいかったが、大学病院の誤診でハンセン病じゃなかったなんて何じゃそりゃ?
無理に時代設定を現代に変えたことであちこちで不自然な綻びが見える。
吉岡との悲恋を描きたかったのか、ハンセン病をテーマに描きたかったのか、中途半端に終わった感じ。
飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 2点(2014-04-22 02:20:56)
22.《ネタバレ》 浦山監督の「私が棄てた女」と観比べた。この映画は2度目だが、ようやく本当の話の意味が見えてきた。女性が男の愛を磨くという点で、この話は一致している。浦山監督のは女性を踏みつけにしても何も感じない男を浅丘ルリ子がこれから対決しなければならない、と言って終わる。こちらの熊井版は、もっと愛の純度が高い。一緒になったミツからもらった贈り物を簡単に捨てる男の愛情。ところがミツがハンセン病になって、病院に行き、そこでもっと高度な愛を知る。そして男のもとより、病院に留まるという選択をする。もちろんミツは男のことでそれからも何度も泣くのだが・・そうしてドンドン愛情が純化したミツが事故死した後、男はそれを知り、泣く。つまり男の愛が純化する。この点で浦山監督の映画と同じ内容になるのだ。熊井監督のすさまじい映画人生をささえた熊井夫人との愛の交流がここまで純な愛の話を創ったものと自分は思った。
トントさん [ビデオ(邦画)] 8点(2011-05-16 11:03:17)
21.いまいち感情移入できませんでした。主演の2人は好きですが…
N.Y.L.Lさん [ビデオ(邦画)] 4点(2008-08-30 18:20:10)
20.《ネタバレ》  この作品は、この映画が上映される前年(1996年)に廃止された「らい予防法」によりハンセン病患者が強制隔離され、酷い差別を受けていた事実を世の中に伝えることが目的とした社会派映画です。平成の恋愛物語として見ると、内容が戦後まもない時代を描いた原作を現代にそのまま持ってきているような感じなので、非常に古臭さや違和感を感じてしまうと思います。
 正直、前半の恋愛ドラマはちょっと酷い出来ですが、ハンセン病の問題を風化させまいという熊井監督の意気込みは評価したいですね。また、さりげなく上映の翌年に開催の長野オリンピック批判まで入れているところはさすが反骨の人という感じでしたね。
TMさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-12-29 19:52:22)
19.《ネタバレ》 ヒロインが死んでしまうくだりなんかは唖然としてしまいました。ハンセン病の施設に帰ってくるあたりもなんだか軽はずみすぎて許せませんでした。
サイレンさん [ビデオ(字幕)] 4点(2006-02-15 03:14:21)
18.この監督は、若い人の会話を描くのは、無理だとわかった。
話の内容は感動的なのかもしれない。
でも、こんな話し方はしないだろうと思ったら、拒否反応が出てしまった。
moguさん 3点(2004-10-02 23:30:53)
17.ぅぅんww話の展開にいまいちパッとしたものがなかったかな。。
ミツが実はハンセン病じゃなかったってのも、はい?って感じだっ
たし、そのミツが、わざわざ療養所に残りますッて異様に明るい
テンションで戻ってきたのにもなんだかなぁwwwって感じで
ちょっとムカツイタ感がありました。(もっとも、ミツは俺みたいに
心腐っていないから、偽善とかじゃなく本気で苦しんでる人の手
助けになりたいと思っての行動なんだろうけど)
結局トラックに轢かれて死んじゃったってwwwwもっとヒネレよ
ボケwww てか そんな落ちなら、まだ渡部篤郎が迎えにきて
説得の末、療養所のみんなに見送られながら二人連れ立って帰るって
方が 良かったよww。
うん、確かにハンセン病をなんだか中途半端に描きすぎてて、
逆にイヤラシサが残りましたね。。俺も具体的にハンセン病の症状
しってるわけじゃないから、堂堂とは言えないけど、少なくとも
ニュース見る限りでは、もっと顔が醜形の患者さん達を登場させ
ても良かったんじゃないか??守りに入りすぎだぞ、監督さんww
アキトさん 6点(2004-07-20 23:44:59)
16.チャンネルを回していたら渡部篤朗と酒井美紀が出ていたので「おっ!拾い物かも」と意気込んで見たのだが......。設定が曖昧すぎるし、ハンセン病のことも中途半端。脚本の欠点について、これほどの豪華メンバーなら何とか言えたでしょうに。それが不思議。ただ、ミツが死んだ後、療養所の皆が「私が代わってあげたかった」という顔で送っいたのには、さすがにグッときた。自分の死を静かに待つしかない人生ほど苦しいものはないだろうに。ところで、この時、渡部篤朗はブレイク後? すごく若く見える。痛々しい表情がこれほど似合う役者も珍しい。
showrioさん 5点(2004-04-16 22:18:25)
15.設定、考証が全てにおいてアンバランスすぎる。ハンセン病を中途半端な描き方するのは、「表現」として破綻している。制作側が何かを試みようとした形跡の臭いがする(外の世界が全くリアリティを欠如した結果、本来リアリティのない療養所の風景がかえってリアリティをもって見える)が、意図は全く伝わらない。◆それにしても、人物が全く描かれていないのがひどい(これも、上で述べたと同様、ハンセン病元患者の人々のリアリティのなさに、リアリティが生じるという奇妙な印象は受けるが)。このレベルになると、怒って投げ出さなかった俳優の意識が問われる。もっとこれは、設定や考証で解決できる気もする。遠藤周作の一番つまらない面を、熊井監督自身の一番冴えない表現によって、つまびらかにした作品。
みんな嫌いさん 1点(2004-02-14 08:51:03)
14.手紙で締めるあたり、いかにも小説の映画化といった感じ。観てて恥ずかしくなるような演出満載。男と女が手を取り合ってグルグル回るなんて、いつの時代だよ。でもまぁ渡部篤郎目当てだったので4点。
ぽめさん 4点(2004-01-11 21:51:08)
13.渡部さんが好きで見た作品だけど、内容がいまいちだった。酒井さんが死んでしまうシーンとか感動できなかったし。
アンナさん 3点(2003-12-25 11:26:04)
12.作品を観るのはこれが初めてだったんですけど、熊井啓という監督は、確か重厚な社会派ドラマを多く作っていた人なんですよね。それが・・・うーん、まず、時代設定がおかしくて(後になって1997年という設定がはっきりするけど、それまではずっと昭和中期の話だと思ってた。連れ込み宿とか救世軍とか出て来るし)ドラマに集中できませんでした。それに酒井美紀の演技(特にベッドシーン)は「?」だし。ハンセン病をテーマに据えるなら別に「私が・棄てた・女」を下敷きにしなくても良かったんじゃないでしょうか?気のせいかもしれないけど、かつて名監督といわれた人の最近の作品は、なんかずれてる感じがするんですよねえ。
ぐるぐるさん 5点(2003-12-17 22:21:33)(良:1票)
11.良心作を狙っていることは間違いない。しかし、本当に良心作かどうかはいささか疑問。悲劇をどう重ねれば観客を感動させられるか、といった制作の意図が透けて見えすぎるように思える。まぁ社会派・熊井監督だけにそこまでの商売根性はないのだろうが。いつの時代の作品かと疑いたくなるような主演二人の湿った演技も、個人的には相性が悪かった。
恭人さん 3点(2003-11-20 21:10:16)
10.原作に比べると、いささかソフトにすぎるきらいはあるけど、良心的な映画です。主人公の女性、森田ミツには実際のモデルがいるらしい。信じようと、信じまいと、こういう人を神様は根絶やしにはしない。でも、それをドラマ化すると、現実の方が、あまりに劇的で、かえってうそ臭く見えてしまい、それがこの低い評価の原因ではないでしょうか。
ひろみつさん 8点(2003-11-04 22:27:59)
9.前半は恥ずかしくなるような恋愛模様なのですが、後半の主人公の行動は感動しました。ひたむきでけなげな、本当に人を救う姿を見れました。こんな人と文通したい。
チューンさん 9点(2003-09-23 12:46:06)
8.この映画のあらゆる欠点について、他の皆さんのコメントにうなづきつつ、ただ一点において、ぼくが本作を否定しきれない理由。それは、これが熊井啓監督の撮った「遅れてきた日活青春映画」だからってことだ。デビュー作から硬派のモンダイ作ばかりで、同時代の日活アクションや青春ドラマから背を向けていたこの日活出身の監督が、酒井美紀を吉永小百合か和泉雅子に、渡部篤郎を浜田光夫に見立てて遂に創った往年の「日活映画」…。そんなナイーブさが、なんかいぢらしいっていうか、かわゆいっていうか。
やましんの巻さん 7点(2003-05-20 10:58:22)(良:1票)
7.予想通り
keeさん 0点(2003-03-23 03:40:36)
6.すごく記憶に残らない映画でした。昔の手帳見て、観てた事が判明。内容いっさい覚えてない。
恥部@研さん 0点(2002-12-06 14:11:51)
5.全編、可哀相、可哀相と同情のオンパレードで、感動を狙ったんだろうが完全に逆効果。
万年青さん 2点(2002-08-17 11:14:55)
4.感動させてやろうという雰囲気が全体に出ている、いやらしい作品。ハンセン病患者を隔離するという必要悪としての反人間的行為を、「恋愛」「感傷」「恋人の死」みたいなもので薄めて、中途半端にしてしまった。ハンセン病を題材にするなら、他のみなさん同様もっと掘り下げて、ハンセン病のみにスポットをあてるべきだと思う。あと酒井美紀の演技はクサかった…特にベットシーンは演技してますというのが画面に出ていて、見ていて失笑もの。
ペリエさん 3点(2002-05-02 00:45:21)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 4.09点
028.70%
128.70%
228.70%
3417.39%
4313.04%
5417.39%
628.70%
714.35%
828.70%
914.35%
1000.00%

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