我が家の楽園のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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我が家の楽園

[ワガヤノラクエン]
You Can't Take It With You
1938年上映時間:126分
平均点:6.97 / 10(Review 32人) (点数分布表示)
ドラマコメディモノクロ映画ファミリー戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2003-10-05)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-08-30)【イニシャルK】さん
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監督フランク・キャプラ
キャストジェームズ・スチュワート(男優)トニー
ライオネル・バリモア(男優)バンダーホフ
ジーン・アーサー(女優)アリス
アン・ミラー〔女優〕(女優)エシー
エドワード・アーノルド(男優)カービー
スプリング・バイイントン(女優)ペニー
ジョセフ・スウィッカード(男優)
ハリー・ダヴェンポート〔1866年生〕(男優)
ドナルド・ミーク(男優)ポピンズ
ミシャ・オウア(男優)コレンコフ
村松康雄バンダーホフ(日本語吹き替え版)
鈴木貴征(日本語吹き替え版)
赤城進(日本語吹き替え版)
原作ジョージ・S・カウフマン
脚本ロバート・リスキン
音楽ディミトリ・ティオムキン
モリス・W・ストロフ(ミュージカル・ディレクター)
ミッシャ・バカライニコフ(ノンクレジット)
ベン・オークランド(ノンクレジット)
撮影ジョセフ・ウォーカー
製作フランク・キャプラ(ノンクレジット)
衣装アイリーン〔衣装〕
バーナード・ニューマン
あらすじ
代々続く銀行家の大富豪・カービー家と、貧乏だけれど”自由に楽しく”毎日を暮らすシカモア家。カービー家の息子とシカモア家の娘が結婚を決意し、ありのままのシカモア家を見てもらおうと、カービー夫妻を家へ招くことになったのですが…。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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32.《ネタバレ》 うーん。理解し難いものを見たという印象。冒頭でカービー氏のことを、銀行家であることはともかく、軍需産業の元締めみたいな紹介をしているので、彼の評価は上げようがないのですが、しかし。かといってお話では、バンダーホフの方が独善的で、娘の嫁ぎ先になるかもしれないカービー夫妻への敬意がないように思われました。オラは、バンダーホフ家の皆さんとは、親戚になりたくはないなあ。傲慢な金持ちは嫌いだけど、傲慢な貧乏人のこともオラは嫌いだぞ。原題の「You can’t Take It wIth You」は「あの世には何も持っていけない」という意味の英語表現とのこと。金はもちろんだけど、あらゆるものをあの世には持っていけないよ。作中、バンダーホフの印象的な言葉「最近は皆 主義を持っとる 苦しくなると何かの主義に逃げ込もうとする」。諸行無常。もしや本作は、第二次世界大戦直前のアメリカの寄る方なさが作ったものではないでしょうか? …嘘です。そんなこと思っていません。最後に、好きなシーン。裁判官がチャーミングなところ。「スミス都にいく」の議長さんみたい。ところどころ、好きなところはあるんだけどなあ。
なたねさん [インターネット(字幕)] 4点(2021-08-25 22:08:53)
31.食うために好きでもなけりゃ楽しくもない仕事でクタクタになって納税の義務を果たしている者からすればバンダーホフの言動はムカツク。お伽噺と割り切って観る分にはカービーの存在感が光っており、ハーモニカを吹いている時の絶品の表情に+5点。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2018-02-03 21:04:36)
30.《ネタバレ》 人と人との絆を語る強いセリフの数々が心に響く家族ドラマ、米アカデミー作品賞受賞作。ハーモニカを吹き鳴らすポジティブ松葉杖じいさん、フラフラ踊り子の妹、花火じいさん、発明家じいさん、デクノボー的なバレエ教師、ドジな黒人召使いなど愛すべきキャラたち盛り沢山。立ち退き家でまさかのドンチャン騒ぎで幕。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-18 00:28:18)
29.「素晴らしき哉、人生!」に、コメディー色を濃くさせたような作品。
人間の善を完全テーマにした作品なので、ご都合主義になってしまうのは仕方がないが、
登場人物たちの特異なキャラ設定を始め、お話もここまでストレートでベタな流れだと、
逆にアクの強さを感じてしまう。ある意味、ファンタジー映画に近い印象を抱いてしまった。
良質な映画であることは間違いないんだろうけど・・・。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 5点(2012-03-25 06:18:27)
28.こういう映画を見て、「きれいごとすぎる」とか「非現実主義」という意見も多々あろう。しかしこの映画はいわばおとぎ話なのである。いやこの映画に限らず、フランク・キャプラのどの映画もそうだろう。
キャプラという監督は、貧しい家庭に育ち苦労を重ねた人である。それだからこそ、理想に燃えたおとぎ話を映画にするかもしれない。そういう意味で、この映画こそキャプラらしい映画だと思う。
それとカービーのお金こそ一番という考え方こそ、世界最強の米国の商業主義の典型であり、それをギャフンと言わせることで、キャプラの風刺、ヒューマニズムが伺える。

ESPERANZAさん [DVD(吹替)] 7点(2011-12-10 00:24:36)(良:1票)
27.これぞキャプラって感じですよね。これで3,4本目ですが、なぜかどうしても好きになれません。ちょっとアメリカ的すぎるのからでしょうか。
色鉛筆さん [地上波(字幕)] 5点(2010-07-05 19:10:37)
26.《ネタバレ》 思っていた程感動系じゃなかったですね やっぱりあんなに好き勝手やっててどうやって生活してんのかな~ と、考えちゃいました。ただ、銀行のお偉いさんの見下した物言いはちょっといかんよなぁ(ま、偉くなるとああなるんでしょうがね) 全体的にいいとは思いますが、無理やり友情系(?)で+若干説教臭さが気になってシマイマシタ
Kanameさん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-07 18:11:47)
25.いかにもアメリカ映画的な欺瞞に満ちた内容。
アメリカが豊かな国であるからこそ、語られるその内容たるは観ていて苦痛。
金もうけ、軍事的優位、領土的優位、あらゆる面においてアメリカという国が豊かであるがゆえに、この物語は非常に都合良く、その物語を進行していく。
大体、楽園とやらの家主であるあのおじいさんとやら。
金がなかったら、あんなに沢山の人間を養い、自分の好きなことだけをやって暮していけるはずがない。
なのに、一方では、銀行家が最後は金よりも友情を買うというオチが待っている。
あの銀行家もまた、余裕があればこそ、土地買収をやめて、あの楽園に落ち着いたのだ。

これが貧しい国ならどうだろう。
そもそもあの楽園とやらも存在し得ない。
つまりは、平和ぼけした偽善的なアメリカという国が舞台だからこそ、成り立つ世界なのだ。

独善的なアメリカ的自由主義の嫌な部分をヘドが出るほど見せ付けられた2時間。
これほど自己中心的で、無邪気に過った正義を語る映画を作れるのは、やはりアメリカという国しかありえない。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 0点(2009-08-26 05:40:15)(良:1票)
24.いつも通りのキャプラ節でおりなすおかしな家族の話。キャプラの映画は感想が大体同じになってしまうな。でも素晴らしき哉、スミスあたりと比べるとちょいと弱いかな。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-26 18:31:06)
23.《ネタバレ》 まさに力技敵な感動の渦!そしてその主役はカービーだ!モノクロのザラついた映像が光り輝くような、そんな場面の応酬です。中盤、憎きカービーがロシア人に投げ飛ばされる場面で総快感を味わい、そしてクライマックスでは反対ににカービーがロシア人を投げ飛ばすのですが、僕はこの場面で思わず涙がボワッと溢れました。このあたり、巧いなと思います、たまらないなと感じます。それに、つねにクルクル回って踊るバレリーナのエシー(アン・ミラー!)が最高ですね。これも、それまでは“変な家族”の象徴として微笑みと失笑の間で踊り続けていたのですが、ラスト、バンダーホフ爺さんとカービーが(ついに!)二人でハーモニカ演奏を始めた場面で、またしてもクルクルと踊りながら画面に切り込むように登場してきた瞬間、(おおっ!)と感嘆の声をあげてしまいました。それまでのバラバラであるが故の楽しさから一転、それぞれがグッと一体感を持ちえた素晴らしい場面だと思います。余談ですが、僕はジーン・アーサーが好きだなと思って、彼女の、キャプラ監督以外の出演作をここ最近2本鑑賞したのですが“それ程でもないな”と感じてしまったのです。ところが一転、今回本作を鑑賞して、やはり“ジーン・アーサー最高”と思い直したのです。ここに『オペラハット』『スミス都へ行く』での彼女の印象は確固たるものになりました。これもひとつのキャプラ・マジックなのでしょうか。
よし坊さん [DVD(字幕)] 9点(2008-10-21 06:51:21)(良:1票)
22.《ネタバレ》 「素晴らしき哉、人生!」とどうしても比べてしまう感があるが、これはこれでなかなかの作品。金より友と言うのは分かるが、少しあからさま過ぎではないかと感じた。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-10 10:15:12)
21.《ネタバレ》 ”素晴らしき哉!”と”スミス都へ”を見てからだったので、ストーリー自体のインパクトはそんなになかったです。しかし留置所の裁判シーンではなぜか涙がほろほろ、、、「あれ、このシーン、”素晴らしき哉!”と”スミス都へ”でも見たような、、、」それでも涙は止まらない。
maemaeさん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-26 20:10:56)
20. 黒澤明がジョン・フォードから影響を受けたことは知られているが、フランク・キャプラからも影響を受けた。これを観ると、あの『生きる』の原典のひとつがここにあることがわかる。話に多少無理があるとはいえ、これがフランク・キャプラ調だといっていい雰囲気に観る者は包まれる。1930年代のアメリカが舞台だけれども、日本のバブル期や、現代の「勝ち組-負け組」の二分法で人生をみる風潮にもかかわってくるような、普遍的なテーマ性がフランク・キャプラ作品にはあった。
goroさん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-25 06:09:46)
19.良い話だと思いますが、見終った後に素直に温かい気持ちになれないのは、この時代が決して優しい時代だとは思えないなあと思ったから。でも銀幕の中の平和を楽しめました。善い人が幸せになるのが当たり前という話は、いま見ると辛いものがあります。アメリカには良い時代だったのでしょう。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-12 05:57:58)
18.フランク・キャプラって、本当に人間の善意を信じる人だなと、改めて思いました。甘いかもしれないけど、私はそこが好きです。ただ、「素晴らしき哉、人生!」ほどのインパクトはなかったですね。
H.Sさん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-11 23:35:42)
17.素晴らしき哉、人生・スミス都へ行くと比べるとそこまでだった。じじいになったらああいうじじいになりたいものだ。
ばっじおさん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-28 18:17:42)
16.《ネタバレ》 松竹新喜劇のようなストーリーです(爆)

いやぁここまでコテコテですと古き良きアメリカ映画と言われても、

私にはついていけず置いていかれたまんまでした。

なぜなんだ?なぜアカデミー賞作品が合わないんだ?

しかもキャプラなのにJ・スチュワートのそれも若い頃のなのに・・

はて・・?あぁ、そういえば私は寅さんや松竹系人情喜劇が合わなかった・・

しかしこれは洋画だしそれも賞作品、しかしついてゆけない・・

コメディだと確認しながらも時折シリアスになるので、

何か学ぶものがあるかもとかまえれば時代が違うからついてゆけない。

学ぶというのも変でたいそうなんですが、素晴らしき哉やスミスがどうしてもちらつく(笑)

あのふたつとはジャンルが違うので比べちゃいけないのですが軽いんです。

しばらくしてまた再観賞すれば違う評価かもしれませんが・・

どのお話どの人に感情移入すればよいのかわからないままでした。

そのわりに長く感じたのは脚本はコメディなのに凝っていたからだと思います。

面白く観られたのは変な家族の変な夕食と監獄の中でのやりとりかな。

家族のありのまんまを両親に見せたいと言う秘書の恋人の気持ちはわかる。

けどあんたはなんでそんなに天然なの?って思うんですよね。

あの変な家族のありのまんまを見せたら元から結婚賛成してない母とかはもう・・

好きになったらゴーイングって笑えるんですがついてゆけない(笑)

そんなにお人よしなら家出してこの変な家族に入りなさい。

もう養子になっちゃえば?とか思ってたら家出しちゃった(爆)

・・まさに舞台喜劇の世界です(舞台劇のほうがいいかも)

今回も秘書役=賢い恋人はJ・アーサーで天然いい人はJ・スチュワート。

このコンビは完璧で違和感もないのですが私にはついてゆけない~

この家族もこの爺さんもいい人たちなのですがなんか違う。

税金払わない時点で立ち退きなのにとか思ったり、

このてのコメディを真面目に観ちゃいけないんですが、

これは社会風刺コメディなんだとはわかっているんですが、

根がいい人の集まりの家族ってとこがどうも笑えないのです。

火薬を縫ったキャンディの箱を近所に配るなんて笑えない。

しかも赤=革命を起こせみたいな表書きなのですから、

この風刺がドタバタ劇の発端になってはいるのです。

アルメイダさん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-09 15:18:45)
15.フランク・キャップラ監督の作る世界、その雰囲気が大好きです。この作品もまたいかにもキャップラ監督という感じの人間的な温かさ溢れる良い映画です。フランク・キャップラ監督にジェームズ・スチュワートてくりゃあ、ファンにはそれだけでたまりません。とにかく面白くて、それもけして下品な笑いではない良き古きアメリカ映画の香りが十分漂う笑いとユーモアを堪能出来る良い映画です。
青観さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-17 22:48:40)
14.《ネタバレ》 フランク・キャプラが織り成す人間讃歌は素晴らしい!本当の豊かさとは何か?を教えられました。それぞれ自分のやりたいことを好きなだけやり、人生を楽しむバンダーホフ一家に、当時の古き良きアメリカの家族像を想像します。最初、ジェームズ・スチュワートが主人公かと思いましたが、ライオネル・バリモアだったのですね。この当時にこのような破天荒な脚本ですが、素晴らしいの一言に尽きます。ところで、カラスをあそこまで仕込むのはすごいことだと思いました。あと、セイウチのマスクにも大笑いしてしまいました。コメディタッチですが、今の時代にこそ観て欲しい、家族愛に溢れた作品です。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-14 22:13:17)
13.お金など無くとも、人は素晴らしい人生を生きられる!
ボビーさん [DVD(字幕)] 9点(2005-01-15 00:41:48)
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【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 6.97点
013.12%
100.00%
200.00%
313.12%
413.12%
5618.75%
626.25%
7515.62%
8721.88%
9721.88%
1026.25%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review4人
2 ストーリー評価 7.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.16点 Review6人
4 音楽評価 8.00点 Review3人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1938年 11回
作品賞 受賞 
助演女優賞スプリング・バイイントン候補(ノミネート) 
監督賞フランク・キャプラ受賞 
撮影賞ジョセフ・ウォーカー候補(ノミネート)白黒
脚色賞ロバート・リスキン候補(ノミネート) 
録音賞 候補(ノミネート) 

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