シンプル・プランのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 シ行
 > シンプル・プランの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

シンプル・プラン

[シンプルプラン]
A Simple Plan
1998年上映時間:122分
平均点:6.81 / 10(Review 131人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-09-18)
ドラマサスペンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-11-17)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督サム・ライミ
助監督ニュート・アーノルド
演出伊達康将(日本語吹き替え版)
キャストビル・パクストン(男優)ハンク
ブリジット・フォンダ(女優)サラ
ビリー・ボブ・ソーントン(男優)ジェイコブ
ブレント・ブリスコー(男優)ルー
チェルシー・ロス(男優)カール保安官
ゲイリー・コール(男優)バクスター
大塚芳忠ハンク(日本語吹き替え版)
山像かおりサラ(日本語吹き替え版)
牛山茂ジェイコブ(日本語吹き替え版)
塩屋浩三ルー(日本語吹き替え版)
納谷六朗バクスター(日本語吹き替え版)
水野龍司カール(日本語吹き替え版)
長島雄一ドワイト(日本語吹き替え版)
小形満レンキンス(日本語吹き替え版)
大川透フリーモント(日本語吹き替え版)
音楽ダニー・エルフマン
編曲スティーヴ・バーテック
撮影アラー・キヴィロ
ポール・ライアン〔撮影〕(第二班撮影監督)
製作ジェームズ・ジャックス
アダム・シュローダー
パラマウント・ピクチャーズ
東宝
製作総指揮ゲイリー・レヴィンソン
マーク・ゴードン
配給東宝東和
特殊メイクK.N.B. EFX Group Inc.
ロバート・カーツマン
美術パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン
衣装ジュリー・ワイス
編集アーサー・コバーン
字幕翻訳松浦美奈
その他ロバート・G・タパート(サンクス)
ショーン・ダニエル(サンクス)
あらすじ
計画は、とてもとてもシンプルなものだった。その自家用飛行機を知っている者は他に誰もいない。森の中の墜落現場は雪に覆われて、何も見えなかった。当然その中にあった札束を知る者はいない。俺と、兄さんと、兄さんの友達を除いては。だからほとぼりがさめるまで黙っていればいいのだ。こんなシンプルな計画はない。こんなシンプルな…。平凡な人間の小さな欲望が、雪だるまのようにどこまでも転がり続ける様を描く心理サスペンス。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1234567
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
91.《ネタバレ》  墜落した飛行機に残されていた大金をネコババしようとしたばかりに、次々と災難が降りかかってくる。
 観賞し終わって、冒頭一番まともな主人公が一番殺人を犯しているところに、皮肉な運命を感じてしまう。
 私は以前、傷害事件に会って、和解金として100万円を目の前に置かれたことがありました。
 金なんかで絶対に許さないと心に誓っていた自分ですが、目の前の現金を見た時、無意識に顔がほころんでしまった記憶があります。
 「欲」というのは潜在的なものも含まれていて、「罪の意識」を免れようとする気持ちも、現状に立たされないと自分がどういう行動に出るか断言できないのが、私の結論です。交通事故のニュースで「ひき逃げをして、怖くなって逃げた」という供述をよく耳にしますが、なんとなくわかります。
 因みにDVDの裏ジャケには、「原作をスティーブン・キングが絶賛!」と書かれていましたが、映画の内容もキング色が見え隠れした仕上がりになっています。
 退屈させない娯楽映画です。
クロエさん [DVD(吹替)] 7点(2009-08-27 07:29:10)
90.《ネタバレ》 すみません、この映画は、前提が大間違いだと思います。「人間誰でも大金を目にしたらこうなる」って、勝手に決め付けないでよぉ。大体、3人で山分けしたら1人当たり、1億5千万円弱。そこまで躍起になるほど魅力的な金額でしょうか? いまどき、宝くじでも1等3億円です。私はいい歳してろくな貯えもないその日暮らしの身だけれど、そんな怪しげな大金要りません。だったら部屋の掃除していて思いがけず野口英世が1枚出て来た方が百倍嬉しいです。こういう人間は世の中の少数派だと言いたいのでしょうか? なかでもとくにハンク的な人間が一番キライです。自分だけ正義面して、そのくせ実は強欲で、同穴狢の悪妻の言いなり。自己保身のためなら恐ろしいほど巧妙な作り話もし、実の兄をも殺せる。・・・この愚かなる兄を演じていたソーントンがとにかく出色です。この人のおかげでこの作品は辛うじて最後まで見られます。ある意味、あの兄が一番共感できるかも。ラストシーンは、しかし一応のカタルシスを得られます。あんな夫婦の下に生まれたお嬢ちゃんが気の毒で仕方ないです。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 4点(2009-07-27 16:42:02)(良:1票)
89.《ネタバレ》 ちょっとこれはスゴイ映画ですね~~~~なんの前知識もなく観たのですが、恐ろしい内容でへたなサスペンスものよりかなり「リアル」です。 いやぁぁコレまじで恐ろしい、実際自分が「あの」状況になったら…わかんねぇな…、ワタシ自信がありません(苦笑)人間、金に目がくらむとやっぱりああなってしまうのでしょうか いやいやホント怖いデス
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-15 21:00:37)
88.ビリー・ボブソーントンの挙動不審さがウケルw
承太郎さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-05-09 07:53:31)
87.大金を手にしたばっかりに、本当に大事なものを失ってしまった全く愚かな人たち、楽しめました。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-12-19 12:24:52)
86.人間の弱さ、脆さ、儚さを描いた秀作。何もそこまでと突っ込みたくもなるが、実際に起こりうる状況であるだろうことを何の不思議もなく受け入れられる気もする。ただ、1つのストーリーとして扱うには、あまりにも出来すぎな展開ではある。そしてあまりにも残酷であまりにも報われないラストである。それがメッセージでもあるかもしれないし、そうしなければ良心の呵責にさえ苛まれる作品となってしまうのかもしれない。付け加えるなら、ビリーボブの役者魂は今作でもしっかり拝める。
Andrejさん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-18 03:07:36)
85.ビル・パクストンはいつもパッとしないけど、これは頑張っていたと思う。いつもながらビリーボブは脱帽ものでした。完璧だと思える計画もちょっとした事で雪崩式に崩れる。ゾンビ達から逃げてきて立て篭もるものの、仲間割れで全滅する状況となんら変わりない。人間臭さが足を引っ張るが、その人間臭さがかけがえのないものも同時に生み出す。悪い事、慣れない事はしちゃダメよ!
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 9点(2008-07-29 17:54:34)
84.サム・ライミ監督の作品とは思えない。まさに正統派サスペンス!巧みな脚本が素晴らしく、最初から最後まで観客の目を釘付けにする作品ですね。最後の最後まで予想外の連続で、本当に「面白い!」と言える映画でした。ビル・パクストン、ビリー・ボブの熱演も素晴らしい!
たけたんさん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-23 17:08:45)
83.自分もあの境遇で、あの状況で、あの仲間がいれば同じ展開になりかねないという設定の匠に感嘆しましたし、恐怖を覚えました。
止めようと諭していた側が状態の変化でコロッと立場を逆転させてしまう描写など素晴らしい。
その他にも脚本上の技巧は多彩で、惚れ惚れさせられました・・・美しい。
カラバ侯爵さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-12-17 13:21:50)
82.《ネタバレ》 楽しい作品ではないですが、欲に目がくらんだ人間の変貌ぶりが堪能できます。なかなか良い所に目を付けていると思います。これって嘘を付くとそれを隠すために嘘を付くのと一緒です。飛行機がバレないようにと、人を殺し。殺しがバレないようにと事故死に見せかけ。事故の真相がバレないようにと友達を殺す。善人だった主人公の転げっぷりには驚きましたが。やっぱり、この話が面白いのは、ただ単にお金を拾っただけなのに殺人まで犯してしまうと言う所ですね(しかも身近にありそうな話)。主人公も怖いけど、最後までお金に執着していた奥さんも怖かったです。
taka-104さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-09-15 00:20:54)(良:1票)
81.《ネタバレ》 この映画に描かれた人間模様が果たしてリアルなのかリアルでないのか、それすらも普通の日常を暮らしている私たちにはわからないような設定ですが、やけにどこかでありそうな物語なのが面白かったです。スノーモビルの事故に見せかけてしまうところは当然ながら、雪国という設定をうまく生かした展開や演出が秀逸です。夫婦間の諍いで収められてしまったブレント・ブリスコーは可哀想な気がしましたが、似てもいないしあまり釣り合っていない兄弟のようでしっかりお互いを思い合っているビル・パクストンとビリー・ボブ・ソーントンのコンビがよかった気がします。最初は消極的で自他共に認める有識者だったビル・パクストンの言い分が徐々に変わっていく様子が、静かに狂い出す人間像をリアルに表現していて、観ていて少し恐ろしくなりました。それでも結局は札束を隠して得をするような、非道徳的な結末で終えなくて良かったです。ラストに札束を守ることとは別の切り口の山場が用意されていたのも良しです。
Thankyouさん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-11 23:33:16)(良:1票)
80.《ネタバレ》 あまりにもあっけなく堕ちていく。金の魔力ですね。金が出てくると、それまでの過去とかの相手の汚点を徹底的に洗い出して、敵対心をむき出しにしてしまう。怖い。
でもあの奥さんがすべての元凶の気もするが。
θさん [DVD(吹替)] 8点(2006-12-18 23:49:57)
79.《ネタバレ》 大金が人を狂わせるというごくありふれた、まさにシンプルなテーマを兄弟の対比によって繊細に描かれる。ダニー・ボイルの『シャロウ・グレイブ』をより身近にしたような感じ。何人かの方が触れられているコーエン兄弟の『ファーゴ』もたしかに彷彿させます。ただしコーエン兄弟の映画は登場人物たちがコーエン兄弟の手によって弄ばされているかのように転がされるが、この作品は普通であれば普通であるほどに誰もが持ち得る悪意が悪いほうへ悪いほうへと転ばせているようで、自分にもあるだろう卑しい心を見透かされているような居心地の悪さを覚える。昔住んでいた家を買い戻すために大金が欲しい兄、借金返済のために大金が欲しい兄の友人、とは異なり、明確な使途が無い弟夫婦。より良い生活をしたい、そのためにまじめに働く弟夫婦は、大金を前により良い生活をしたい、もっとよりよい生活を、もっともっと、、という際限の無い欲望に取り付かれてしまう。殺人をも肯定させてしまう心情が怖い。ラストがちとドラマチックに過ぎるような気がする。
R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-09 14:38:29)(良:1票)
78.人間は恐ろしく、哀しいものというシンプルなテーマをシンプルに描いた傑作
ヴィンさん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-27 00:44:54)
77.《ネタバレ》 
アタマのいい夫婦が始めに決めたシンプルプランを破ってゆく・・

この夫婦は贅沢ではないけれども、

他のふたりより明らかに幸せのはず・・

兄は援助を受けてその日暮らしのフリーターでひとりで住む。

このビリー・ボブ・ソーントンがすごくよい。




あの役は子供を生みたてというのが鍵です。

守りに入っています。

入る予定の大金は誰にも邪魔させない(爆)

役として一番ヤな役なのに子供を出すから非難できない。

そういううまい脚本で得をしていますが・・

先が読めるストーリーであるにもかかわらず、

緊迫感をいたるところでイベントとして演出し、

最後は静かに静かに後味の悪さが残ります。

これがサスペンス・ミステリーの基本じゃないでしょうか。

もともとサスペンスの王道とは後味が悪いものです。

だから推理小説が売れる。

ベストセラーとなったこの作品の原作はわかるような気がする。

後味の悪さは「二十日鼠と人間」のような感じ。

コーエン兄弟の「ファーゴ」は観ていません。

コーエンといえばライミ監督の「死霊のはらわた」の編集。

そしてライミといえばコーエン監督の「未来は今」の脚本。

と親密なる仲なのです。

雪に現ナマと同じような作品にはなりましたが、

シンプルプランは元がベストセラー小説。

あのスティーブン・キングが絶賛したらしいです。

話が読めるのに面白いサスペンスってちょっとないですよ。

どんでん返しというよりも、

なるべくしてなるという雪ダルマのような転がりがた、

ドミノ倒しのこっけいな哀れさ。

古くはヒッチコックの「ハリーの災難」的な手法なのですが・・





お金のない人間がお金を持つとどうなるのか。

つもりごっこはもうできない。

高級車に乗ってるつもり、

大邸宅に住んでるつもり、

美女と暮らしているつもり・・

そんなつもりごっこが本当になるとしたら?

呪われた(悪いお金)お金は悪い心を呼び、

ひとつついた嘘は引き金となり自分に向けられる。

夢を見ながら愚痴をこぼす生活が楽なのかもしれない。

人間はお金では買えないし、

お金で繋がった営利な人間はなくなれば去るのですよ。

アルメイダさん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-28 15:19:17)
76.たまたま見つけた大量の現金。主人公は警察に届けることを主張するが、一緒に見つけた兄と友人はネコババしようという。始めは拒否していた主人公だが…。この作品は下手なホラーやオカルトより遥かに怖い。悪い方悪い方へ転がっていく様が実にリアルに描かれています。もし自分が主人公の立場だったらと考えると本当にぞっとします。誰の人生にもこのような落とし穴がぽっかり穴を開けて待っているかもしれません。観て楽しくなるような作品ではないので、鑑賞の際は精神的コンディションを整えてご覧になることをお勧めします。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-22 02:02:30)(良:2票)
75.《ネタバレ》 いやぁ~なかなか面白い切り口で楽しませてもらいました。私もファーゴの後に見ましたが、雪の中と言うのが同じくらいで、計画性や人間性の描き方などは明らかにこちらが上です。自分に置き換えてみると・・・コワイコワイ。やっぱり金は人間を変えてしまいます。情報を検索するのもインターネットでなく、図書館経由なのが時代&重みがあっていいですね。私も8点をつけたいのですが7.99点で小数点以下切捨てと言うことで。
お好み焼きは広島風さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-25 12:48:06)
74.《ネタバレ》 あらここにもマクベス夫人が。ビリーボブソーントンの知的障害者がすごくリアルで、演技とかどうでもいいと思ってる私も殿堂入りさせたくなる。
パブロン中毒さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-02 21:36:35)
73.確かに、ファーゴを思い出しますね。ビリー・ボブ・ソーントンが良い味出してました。悩むところだけど、8点に近い7点。
H.Sさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-24 01:43:16)
72.コレずーっと観たい、観たいと思ってた。オープニングからその全体の雰囲気、登場するキャラクターの感じといい、コーエン兄弟の「ファーゴ」を思い出させる。大金を目にしてから狂っていく人間関係。語りつくされ、わかりきっていることだけどラストのオチに期待して観てた。まったく滑稽で愚か、反省→再生なんてことはあり得ない、許されないといった救いのないオチでした。たぶんあの夫婦は未来を語ることもなく、ただ淡々と毎日同じことを繰り返しながら一日をやり過ごしていくしかないでしょう。ある意味死ぬより辛いことかもしれない。誰がといわれればいちばん冷酷で信用できないのは、自分は何もせず、あれこれ画策して指示していたブリジット・フォンダでしょう。彼女が何かさせる度に人が死ぬ。つまりそういうことを潜在的に望んだ結果ですね。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-07 09:30:21)(良:1票)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1234567
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 131人
平均点数 6.81点
000.00%
100.00%
200.00%
353.82%
453.82%
51410.69%
62418.32%
73829.01%
83022.90%
9139.92%
1021.53%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 7.42点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.71点 Review7人
4 音楽評価 6.80点 Review5人
5 感泣評価 6.25点 Review4人
chart

【アカデミー賞 情報】

1998年 71回
助演男優賞ビリー・ボブ・ソーントン候補(ノミネート) 
脚色賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1998年 56回
助演男優賞ビリー・ボブ・ソーントン候補(ノミネート) 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS