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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  アイス・ロード 《ネタバレ》 
リーアム・ニーソンがアツくてシブいノンストップ・アクションサスペンス。 鉱山の崩落事故で閉じ込められた26人の救出に必要な重機を運ぶトレーラーの運転手、ニーソン。 時間がたつほどに彼らの生存率は下がっていく。時間との闘い。 間に合わすには、春になり氷が解ける危険性が増す中、通称アイスロードを行くしかない。自然との闘い。 今回の敵は時間と自然。ニーソンの怒りの鉄拳炸裂は今回は無しか?と思いきや、 事故の裏にある陰謀が徐々に明らかになり、中盤以降はその陰謀の側にいる悪との闘いが加わる。 しかもその悪役がしぶとい。ニーソンに負けず劣らずの驚異的粘り腰の大活躍?を見せる。 そのおかげでやっぱりこれが見たい、闘う男ニーソンの雄姿も十分に堪能できる作品となっています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-05-25 17:31:17)
2.  アオラレ 《ネタバレ》 
主人公および関係者に常に危機が迫り、ダレる時間が無い。 尺も短くテンポもいい。しかし・・・。 このあおり運転に関係の無い人が何人犠牲になりました? これはもうあおり運転の次元を超えてしまっている。 スピルバーグの「激突!」のように、 路上での当事者同士の対決や心理戦に重きを置いた方が良かったと思う。 そしてなによりも、冒頭で主人公のキャラ付けを失敗しているので、 特に前半はこういう映画に必須の、文句なしに「主人公ガンバレ!」という気持ちになりにくい。 感情移入できないというやつです。 それでも、ラッセル・クロウ演じる敵役があまりにも酷いキャラなので、 途中からはそういう気持ちも忘れてしまいましたけどね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-30 19:30:32)
3.  アン・ハサウェイ/裸の天使
アンさん、全く裸にならないということでもないんだけど、 久々に見事に邦題トラップに引っ掛かりました。天使っていうような役でもないしね。 この頃からスターへの階段を一気に駆け上がっていったアン・ハサウェイですが、 こんな役を演じていたとは知りませんでした。まあ、今となっては貴重な作品かもしれません。 作品としては出てくる人間がことごとくロクでもないようなのばっかりで 青春モノとしても犯罪モノとしても面白くないので85分がとっても長く感じる作品でした。 どっかで見た顔だな・・・。と思ったら、マイケル・ビーンが登場。 もの凄く久しぶりに見た気がする。誰がやってもいいような、アンのお父さん役で登場。 長いこと映画を見ているとたまにこういう時の流れを感じるキャストに出会うこと、ありますよね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-09-27 15:49:03)
4.  愛と哀しみの果て
アフリカを舞台にしたこの種の映画としては、 ことさら白人がアフリカに乗り込んで植民地化し・・・。 といった批判的な視点は前面には押し出さず、 メリル演じるデンマーク人女性と、彼女の傍にいた男たちと、 先祖代々この地で暮らしてきたアフリカに生きる民たちとのドラマ。 ほとんどすべての時間、メリルが出ずっぱりの作品ですが、 故郷から遠く離れたアフリカの地で農場を切り盛りし、力強く生きていくデンマーク人女性と、 この頃のメリルが醸し出す繊細さと強さを併せ持った存在感が見事に相まって 本当に長いんですが、見応えのある作品となっています。 雄大なアフリカの大自然を映し出す際に、 これも欠かせない作品のピースとして存在感を出すジョン・バリーの音楽もまた素晴らしい作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-04 15:37:11)
5.  アナコンダ
こういう20年くらい前のB級映画を見ていると、今では考えられないキャスティングが面白かったりします。 本作で言えば、オーウェン・ウィルソンが典型的な途中で食われる要員で出ていたりとか。 作品自体に関しては、中盤までは面白くないですが、ジョン・ヴォイトの年季の入った味のある怪演がいい。 中盤以降、ヘビとジョン・ヴォイトが暴れ始めてからはそれなりに楽しめます。 ヘビとジョン・ヴォイトととの格闘が終わる頃にはアマゾンの奥地まで来た当初の目的などすっかり忘れていましたが、 探していた先住部族が現れるラストがいい。それまでが嘘のように静かで、どこか儚げで美しいラストでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-12 16:15:15)
6.  アリバイなき男
地味で無名の作品ですが、なかなかに見応えのあるフィルム・ノワールの佳作。 銀行強盗モノと思っていたら、強盗自体は冒頭であっさり成功。 強盗の黒幕と3人のメンバー。覆面のために3人のメンバーは互いの顔が分からない設定が効いている。 この強盗団と追う警察の駆け引きになるのかと思っていたのですが、それだけで終わらない。 冒頭の強盗のくだりでは、まさかこの男が主役になるとは思わなかった、もう1人の男の挿入も効いている。 中盤は少しダレますが、それでもサスペンスとして十分に面白い映画になっています。 あまり馴染みのない俳優ですが、主演ジョン・ペインの面構えがいい。好演。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-15 17:12:13)
7.  雨のなかの女
巨匠コッポラの若き日の作品。後の彼の作品からは想像もつかない低予算の香り漂う作品です。 日常から逃げ出すように家出したシャーリー・ナイト演じる主人公の女の放浪の旅を描くロードムービーですが、 コッポラをはじめ本作の撮影に関わった者たちも一緒にアメリカ中を旅しながら撮影していったという。 度々挿入される旅するクルマの車窓に流れる風景のとらえ方など、確かにそんな雰囲気を感じることができる作品です。 登場する誰にも共感できない。どこへ行ったらいいのか分からない、本作の登場人物たち。 コッポラ自身もまた、映画の世界の中で、どういう方向性を目指すのかまだ迷える頃だったのかな。 しかしコッポラとジェームズ・カーン、ロバート・デュバルの出会いをもたらしたという意味では貴重な作品なのかもしれません。 本作の数年後にはあの「ゴッドファーザー」を世に送り出すことになるのですから。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-09-18 17:15:47)
8.  アナライズ・ミー
過去に何度もマフィア役を演じてきた名優デ・ニーロと名コメディアン、ビリー・クリスタルのW主演のコメディ。 クリスタルのコメディアンとしての味と、マフィア映画でみせるデ・ニーロの味が2人きりのシーンではいい感じで絡み合っているようでもあり、 作品全体として見ればコメディとしての気軽さとマフィアものとしてのシリアスさが噛み合ってないとも感じられる。 それでも、「ゴッドファーザー」「アンタッチャブル」などでマフィアの大物を演じてきたデ・ニーロのセルフパロディは可笑しかったですね。 いっそのこともっと徹底的にコメディに軸足を置いた作品にした方が良かったかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-11 20:32:53)
9.  アトミック・ブロンド
MI6、CIA、KGBにフランスの情報部。東西を隔てる壁の崩壊前夜のベルリンに各国の諜報機関が入り乱れる。 特に次々とこれら各国の登場人物の名前が登場する序盤が大変。しかしここを整理して乗り切れば、 シャーリーズ演じる凄腕女スパイが主人公のハードボイルドサスペンスとしても十分楽しめる作品です。 挿入曲がいい。当時のベルリンの東側の体制には好まれなかったであろう、ネーナの〝99Luftballons″に、 ラストの〝Under Pressure″の使い方には参りましたね。ただ音楽に関しては少々うるさく感じられる所もあります。 スパイものらしく「裏切りのサーカス」を思わせる複雑な相関図はありますが、アクションが本作のウリとなっています。 そのアクションは銃撃戦もありますが体を張った打撃戦がメインとなっており、後半のワンカット大打撃戦が最大の見どころ。 ここまでシャーリーズ無双映画とは思いませんでしたが、何歳になってもこういうアクションで見栄えがするシャーリーズに拍手!です。
[DVD(字幕)] 6点(2018-10-20 18:23:42)
10.  あぁ、結婚生活
どこか懐かしさを感じるような、1950年代頃のラブコメを思わせるようなタイトルバックから物語がスタート。 ウディ・アレンが得意とするような、それぞれの関係は複雑だけど小ぢんまりとした人間ドラマです。 男2人、女2人。4人の主要登場人物の相関図は結構ドロドロしていて どこかで見たことがあるようなそれぞれの関係性ではあるのですが、 誰も感情的に声を荒げることも険悪になることもなく、登場人物の誰もが大人で一貫して落ち着いた空気が流れていく作品。 終盤は1人の女をめぐる親友の関係に、妻を毒殺しようとしたことを後悔する男のちょっとしたサスペンスも。 「僕は親友の不幸の上に幸せを築いたのか?ーその判断はあなた次第。」 無念はあるだろうが結婚の付添人までつとめたその親友がこの問いかけの直後に、本作で彼が見せる一番の笑顔がその答えでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-09 21:16:20)
11.  荒馬と女
あまり見返したい映画ではないのですが、すごく印象に残っている映画です。 マリリン・モンローとクラーク・ゲーブル。本作が主演の2人共に遺作となってしまいました。 また本作から数年後、モンゴメリー・クリフトも若くしてこの世を去りました。 邦題「荒馬と女」よりも”適合できない者たち”という原題がとてもよく分かる作品です。 ラストでゲーブルは「時代は何もかも変わってしまった。新しい生き方を探さなきゃな。」と言う。 この台詞を象徴するかのようなモノクロ映像の中にいる、時代から置いてけぼりになってしまったような哀愁漂うカウボーイ達。 そしてマリリン演じる時に精神的な不安定さを見せる離婚したばかりの女。 終盤、馬を取り囲む男達に対し、荒野の真ん中で泣き叫び感情を爆発させるマリリンの姿には胸が張り裂けるようです。 彼女の中で、この役を演じる女優マリリンと、この頃の1人の女性ノーマ・ジーンの境界線はどこにあったのでしょうか・・・。 しかし50年代の作品で見せるような天真爛漫さは無いですが、時折無邪気さも見せる本作のマリリンはとても美しい。 今に見ると何とも言えない悲しさを感じる作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-11-12 19:22:01)
12.  アイガー・サンクション 《ネタバレ》 
中盤までのスパイサスペンスと終盤の北壁登攀を見せる山岳アクション。 見どころは勿論北壁登攀。しかしそこに至るまでが非常に長く感じられました。 ジョージ・ケネディ、ジャック・キャシディといった個性派がイーストウッドの脇を固めているのですが、 コロンボの名犯人役、ジャック・キャシディの使い方が勿体無い。 旧友役ジョージ・ケネディは好演でしたが、出てきた瞬間にきっとこの人なんだろうなと・・・。 スパイサスペンスとしての結末は結構お粗末です。 山岳映画としては、スタントに頼らないイーストウッドの姿と、 まだCGに頼れないこの時代の映画だからこその圧倒的臨場感とリアリティがあります。 北壁登攀の山岳アクションが素晴らしかっただけに、全体として見れば惜しい作品です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-27 21:12:53)
13.  愛すれど心さびしく 《ネタバレ》 
聾唖者で自分の思いを言葉にすることができない、若かりし頃のアラン・アーキンが演じるシンガー。 アラン・アーキンは「リトル・ミス・サンシャイン」の偏屈じいさん役でで念願のオスカー初受賞となりましたが、 何故「リトル・ミス・サンシャイン」が初受賞だったのだろう?と思わざるを得ない素晴らしい演技でした。 彼と同じ障害を抱えるギリシャ系の親友。バーで出会った、仕事もせず酒を飲んでは客に絡む事しか出来なかった男。 彼が下宿していた家の娘。南部の地で白人を恨み続けて生きてきた黒人の医師。 事情は様々ですが、みんなシンガーによって心が救われてきた人たちです。 シンガーは彼らの話に親身になって耳を傾ける。そのアラン・アーキンの表情が見る者の胸を打ちます。 しかし1人また1人、彼の元を去っていく・・・。そんな彼の孤独は親友の死でピークに達してしまう。 ギリシャ系の親友とのやり取りなど、彼の手話に一切字幕をつけない。 途中は2人の表情や手話のやり取りから何となく読み取れているような気もしていましたが 2人はどんな話をしていたのだろう・・・?彼はどんな思いで人々の言葉に耳を傾けていたのだろう・・・? 鑑賞後は様々な思いが胸の中を交錯します。手話に字幕をつけないことで見る者に何かを問いかけ訴えかけているようです。 「愛すれど心さびしく」。シンガーの胸の内を見事なまでに表した素晴らしい邦題です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-06-05 12:36:07)
14.  アレックス・ライダー 《ネタバレ》 
結構な豪華キャストです。予備知識無く、このキャストに惹かれての鑑賞。 しかし主役級のユアン・マクレガーがまさかあの時点であんなことになってしまうとは・・・。 中学生が一流スパイ顔負けの大活躍をする、微妙なコメディタッチでマンガのような映画なので、 実は叔父さんは生き延びていて、ラストの大ピンチに助けにやってくる。 そんな展開もあるのか・・・?と思いましたが、さすがにそこまでは無かったですね。 この中学生を演じたアレックス・ぺティファー、この時の実年齢は分かりませんが、 美少年にしてキリッと締まった面構えもなかなか様になっていました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-15 20:06:13)
15.  赤ちゃん泥棒 《ネタバレ》 
少々シリアスな事情も含みつつ、湿っぽい方向に行ってもおかしくない内容ですが、 常に小気味いいノリの笑いドコロとアクションがあり、飽きが来ない展開となっています。 まだ若く髪もあるニコラス・ケイジ。この頃の彼の醸し出す胡散臭さ、小物感、憎めない感が絶妙にマッチしている。 彼のムショ仲間達もそうですが、この手の犯罪コメディにはこういうキャラクター設定は必須です。 最後は強引にハッピーエンドにもって行きましたが、ラストの未来の夢は良かったんじゃないでしょうか。 この夫婦のこれからの人生に希望を抱かせてくれる夢で作品を締めくくってくれたのは良かったと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2016-04-26 00:31:22)
16.  アリスのままで
ジュリアン・ムーアが本作でついにオスカーを手にしました。 本作を見ればそのことに全く驚かない、素晴らしい演技でした。 むしろ、まだ彼女がオスカーを手にしていなかったことの方に驚かされました。 若年性アルツハイマーとその遺伝性。 日々の暮らしの中にとてつもなく大きな変化や大事件が起こるわけではなく、 少しずつ、少しずつ症状が現れ進行していく。 その淡々とした日々の描写の中、彼女の淡々とした迫真の演技に見入ってしまいます。 そして本作は病気を受け入れていく彼女のドラマであると共に家族のドラマでもある。 アレック・ボールドウィン演じる夫と3人の子供達。家族の描き方もまた良かった。
[DVD(字幕)] 7点(2016-02-12 15:11:33)
17.  アルバート氏の人生 《ネタバレ》 
製作・脚本も自らが手掛けたグレン・クローズの“入魂”を感じる作品です。 彼女の男装に関しては、男装の中にも随所に女性を感じさせます。 メイクや1つ1つの所作でもっと男らしさを表現することは出来たと思います。 しかし本作の物語を考えると、当然グレン・クローズも相当こだわったのであろう、 少し不安定なバランスの彼女の男装ぶりは素晴らしかったと思います。 ベッドに横たわり、静かに目を閉じる彼女の本作最後の表情からは「やりきった」という充足感のようなものを感じました。  翌朝、アルバート氏の姿が発見された際にアルバートの人生について語る医師の一言には、確かにそう感じさせるところはあります。 しかしその後の、生まれたばかりの子どもとヘレンとペイジとの、ささやかな優しさを感じさせるラストが良かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2015-04-05 00:35:32)
18.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 
戦争映画、特に9.11以降のアメリカと戦争を描いた映画としては意外なほどメッセージ色が表に出ていない作品でした。 1人のアメリカ兵狙撃手、クリス・カイルの4度にわたるイラクへの派遣と、その合間のアメリカでの日々を交互に挿入していく。  戦場の緊張感溢れる描写は勿論ですが、アメリカでのクリスの姿を追う緊張感のある描写。 隣家のバイクか車がエンジンをかける音。ちょっとした機械の音。 自分の運転する車の後ろを走るバン。ホームパーティーで娘と遊ぶ犬。 それらの1つ1つに過剰に反応するクリス。戦争が次第に彼の心を狂わせていく。  そして冒頭でイラクの母と子どもを狙撃したのがクリスなら、 自分が狙撃した男が持っていた武器を手にし、戦おうとした子どもをスコープ越しに見つめながら、 「頼むから武器を手放してくれ!」と呟き、子どもが武器を手放すと、狙撃しなくて済んだ安堵の表情を浮かべたのもクリス。  交互に描かれる戦場のイラクと日常のアメリカ。 1人の兵士の姿を追うその両方の描写を通して、戦争と人間を見事に描いた傑作だと思います。 無音のエンドロールの映画を見たのは久々でしたが、 哀愁漂うトランペットの音色に続く本作の無音のエンドロールは何とも言えない悲しみに満ちていました。
[映画館(字幕)] 9点(2015-02-24 22:50:27)
19.  アイ・アム・ニューマン 新しい人生の見つけ方 《ネタバレ》 
名前を変えて人生を再出発しようとしても、自分の中でこれまでの人生を消し去ることなど出来ないし、 忘れたくても忘れられるものでないし、結局はそれまでの人生がついて回る。 ひょんなことから出会った2人が旅に出る。 その2人はコリン・ファースとエミリー・ブラント。 2人とも持ち味十分の役どころですが、盗難癖があり、どこか影がある訳ありのアクの強いキャラの女。 やはりエミリーはこういう役を演じると抜群に存在感を発揮しますね。 旅の途中は一緒になるのかな?と思っていた2人がそれぞれの家族の元に戻っていくラストが印象的。 このラストこそ2人の新しい人生のスタートライン。 見る前はもっとコメディ色の強い作品かと思っていましたが、意外にシリアスなドラマでした。
[DVD(字幕)] 6点(2014-12-03 22:18:37)
20.  あなたを抱きしめる日まで 《ネタバレ》 
実話をベースにしたこういう映画を見る度に、宗教とは何だろうと思ってしまう。 苦しむ人の心に安らぎを与えるものでありながら、逆にそれで苦しむ人もいる。 信じる神が違っても、神を信じない人にとっても、親が子を思う気持ちや、子が親を思う気持ちは不変。 今はもうこの世にはいない息子の思いがしっかり伝わるように描かれていたのが嬉しかった。 ジュディ・デンチの静かな、素晴らしい演技が感動的です。
[DVD(字幕)] 8点(2014-11-15 14:18:28)(良:1票)
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