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プロフィール
コメント数 107
性別 男性
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1.  死の標的
実にオーソドックスなB級セガールアクションです。セガールがまだ若くてスリムで、アクションも冴えてます。表情一つ変えずに、一回りも小さいジャマイカ人ギャングどもをバタバタと投げ飛ばし、ポキポキと腕を折り、プスプスとスナイプし、最後は華麗な剣技を披露しています。懺悔までして刑事辞めたっつーのに、いくら何でもそりゃヤバイだろうというくらいの大虐殺。セガール最高です。初期の傑作。
[地上波(吹替)] 8点(2006-05-20 00:05:23)
2.  シリアナ 《ネタバレ》 
ストーリーも演出も、石油版「トラフィック」という感じである。最近はノンフィクションばかり観ており、本作もノンフィクションだと思い込んでいたのだが、基本的にはフィクションらしい。このテの話は好きなので、結構面白かった。同時進行するストーリーが収束していく複雑な脚本はなかなかお見事である。とは言え、アメリカ製の武器がテロリストの手に渡ったり、ダミーの政治団体が利用されたり、友好国の王子を暗殺したりと、いかにもありそうな話ばかりで、ショッキングな事実は特に出てこない。何せドキュメンタリーというか、リアリティタッチの演出脚本ゆえに、普通なら何らかの手段でわかりやすく説明すべき点も、あえて婉曲にほのめかすだけだったりする。実はいまだによくわからない部分がある。それでも実際に映像で見せられると、ショック以上に何とも言えない不気味さを感じる。ソダーバーグお得意の「自然な」演技の俳優陣を、ブレブレのハンディカメラで追い回す演出が余計に不安感を煽るのであろう。ドキュメンタリーですらなく、神の視点というべきか、その場で事実をそのまま見ているような気分になる。表情一つ変えずに、暗殺だの陰謀の話をするCIA、特に美人の女性幹部が怖い(実はちょっと好み)。弁護士の父親の存在が印象的だ。我々も陰謀とは無関係ではない、ということだろうか。複数のストーリーの中でも、失業した出稼ぎ労働者の青年がテロへと至る過程が秀逸。そしてその彼らの武器はクルーニー様が流出させたミサイルで、そのクルーニー様を殺したのは、テロの標的となった石油会社と政府の陰謀である。結局金持ち同士で陰謀をめぐらし、貧しい者たちを搾取するという構図に、アラブもアメリカも関係ないのかもしれない。確かに問題作ではあるが、良くも悪くもスマートなのはさすがソダーバーグ一派である。
[映画館(字幕)] 9点(2006-03-20 03:30:04)
3.  ジャーヘッド 《ネタバレ》 
「フルメタル・ジャケット」へのオマージュから始まり、「トレイン・スポッティング」のような鬱屈した青春群像劇を経て、「プラトーン」的な戦場リアリズムで終わる。しかし「プラトーン」とは違い、イラク軍との戦闘シーンがほぼ皆無なのが面白い。訓練で殺人マシーンへと変貌する主人公。しかし戦場に来ても戦闘はなく、毎日訓練に明け暮れ、フラストレーションを発散するためにバカ騒ぎして、国の女には振られ、下ネタにオナニーと、体育会系のバカぶりと現代の若者たちのダメぶりが最高に笑える。戦争とは関係ないところで凶行に走るのがまた可笑しい。そしてやっと戦闘が始まり、狙撃兵の主人公に命令が下ったと思いきや、思いがけない結末が・・・。ストーリーは盛り上がるところであえて外しており、乾いたユーモアがさらに虚脱感を煽る。油田が燃え盛り、黒い雨が降るシーンは圧巻である。「僕たちはまだ砂漠にいる」のセリフが印象的だ。戦争自体が虚しいのか、時代が悪いのか、よくわからなくなってくる。当時のヒット曲満載で、特にパブリック・エナミーの「Fight the power」がいい。グダグダな戦争とグダグダな青春を描いた、ダルなリアリズム戦争映画。
[映画館(字幕)] 10点(2006-02-18 16:50:23)
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