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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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1.  ウエスタン 《ネタバレ》 
序盤は、人物関係やシチュエーションがわからないものの、じっくり間を持たせた撮り方が魅力的で、かえって引きつけられます。が、中盤以降に状況がわかりだしてもそれを続けていると、ワンパターンで退屈ぎみ。単なる“ええ格好しい”にしか見えなくなってきます。この作品、お話の方はけっこういいかげんで辻褄の合わない部分もあるのですが、どちらかというと映像を見せるタイプなので、その辺は端折ったと割り切るべきでしょう。が、そう考えてもあまり面白くない。理由を考えるに、悪役であるフランクに魅力が感じられないからではないか。 ヘンリー・フォンダという俳優も、この役に合っていなかったと思います。逆に、シャイアン役のジェイソン・ロバーズがかなりの好演。カルディナーレ、ブロンソンとのトリオはところどころユーモラスな味も出ていて、かなりよかった。この3人に比べると、フランクは極悪人という記号でしかありません。そのあたりがバランスが悪かったです。モリコーネの音楽もよかったけれど、全体としてはそれほど高く評価できません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-13 21:12:16)
2.  ヴェラクルス 《ネタバレ》 
主要人物が腹に一物持った人物ばかりで、その腹の探り合い、裏のかき合いが面白い。対照的な2人を主人公に据えるというのも、古典的ですが効果的です。最終的にゲイリー・クーパーが“いい人”になってしまうのが、製作された時代的な限界でしょうか。しかし、そこに至るまでの状況をきちんと作っているので、不自然さはないし、最後の決闘へと流れ込む段取りもつきます。最後には仲間を殺すとか、ジョーの悪役ぶりもなかなかのもの。悪漢揃いなので、やはりバート・ランカスターが目だってもうけ役でしたね。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-16 20:41:06)
3.  ヴィクトリア女王 世紀の愛 《ネタバレ》 
ヴィクトリアが王位を継承して、結婚するあたりまでのお話。最後まで見るとヴィクトリアとアルバートの恋愛が中心のように思えるのですが、実際は政治的な話も多く、ちょっとポイントが絞りきれなかったように思います。あの2人は、結婚までは直接会う機会はむしろ少なく、手紙のやりとりが多いというのは面白いです。ヴィクトリアの若さゆえに愚かなところも描いており、それに関連してのアルバートとの関係などは、うまく作ってあったと思います。まあなんにせよ、『至上の恋』よりはよっぽどマシでした。ただし、最後の主題歌はもう少し考えてほしかったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-19 19:58:04)
4.  動く標的 《ネタバレ》 
ハードボイルドらしいところといえば、最初のクレジットのところとか、終盤でハーパーが「1年のうち5~6週間だけが楽しい」とか言うところでしょうか。個人的には特にハードボイルドが好きというわけではないので、あまりピンと来ませんが。ただしハードボイルドを離れても、ハーパーというのはなかなか興味深い人物ではあります。 ミステリーとしてはまあ普通ですが、情報が次から次へと簡単に手にはいるのはどうかと思います。そのあたりがフィクションの限界でしょうか。謎解き云々よりも、新興宗教を隠れみのにして不法移民を受け入れるというあたりに、風俗的な面白さを感じました。ただ、夫が死んだと伝えられたサンプソン夫人が妙に嬉しそうだったり、その前後のミランダを意味ありげに映していたり、事件の実行犯が都合よく全員死んだりと、まだ裏があるのではないかと思わせるところがあります。もっともそれも、ハーパーに関係がないといえば関係ない。そういうところは妙にリアルでした。 まあこの映画の最大の謎は、原作のアーチャーがハーパーに変えられて、しかも映画のタイトルにまでなっているということでしょうけど。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-03 22:22:25)
5.  ウィンチェスター銃'73(1950) 《ネタバレ》 
子供の頃、「持ち主が次々と不幸にみまわれる宝石」の話を読んだことがありますが、これは銃を手に入れた人間が次々と死んでいく話。そのため色々とエピソードが入っているのですが、どうもそれが単調でした。時間が短いのに、結構長く感じました。最初の射撃大会と、最後の対決はよかったと思いますが。主人公の相棒のミラード・ミッチェルが、いい味を出していました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-10 16:24:53)
6.  失われた週末 《ネタバレ》 
私は酒が飲めないので、そういう観点から客観的に見ましたが、こちらを引き込むシナリオや演出はさすが。悲惨な話のはずなのにかなり楽しめました。本作の場合、周囲がいい人ばかりなので救われていますが、現実は必ずしも甘くないはず。ラストも含め、映画としてはよくできていると思いますが、アルコール依存症に対する警鐘を鳴らすのであれば、物足りないでしょう。それとも病気は単なる道具立てで、何かに追い詰められた人間心理を描くのが目的だったのか。その点では大変よくできていると思います。いずれにせよ、終わりが弱いことに変わりはありませんが。 ちなみに、ミクロス・ローザの音楽がテルミンを使っていて『白い恐怖』に似ていると思ったら、なんと同じ年の製作でした。しかもあちらはオスカー受賞。この年ローザは『楽聖ショパン』でもアカデミー賞にノミネートされています。さすがにテルミンはないでしょうが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-26 20:46:11)
7.  噂のモーガン夫妻 《ネタバレ》 
メインのプロットは、「犯罪者に追われる人物が田舎に引きこもって、そこでの生活を体験する」というもの。近頃見た某映画、ほとんどそのままです。犯人逮捕の方法も似ている。これでちょっとガックリきました。本作では、その追われる人物が別居中の夫婦になって、夫婦再生の物語が付け加わったわけです。ネタ切れ気味ですね。一応コメディ路線ですが、あまり笑うところはなかったです。熊がいなければどうなったことか……。 ストーリーに期待ができないとなると、キャラクターはどうか。主役のモーガン夫妻ですが、これがどうも今ひとつ煮え切らない。悪くはないしむしろ人物像はうまく描かれていると思いますが、いわゆる「キャラ立ち」がしていない感じです。脇役の方がアクが強く、その分主役をやや薄味にしたのかもしれません。脇役陣はウィーラー夫妻をはじめ、なかなかの好演でした。特にルーシー役の女の子、いったい何者なのか気になります。 とはいえ、それほどとんでもないところはなく、まあ無難に終わったなという感じで、インパクトは弱いです。個人的に面白いと思ったのは、メリルの射撃の腕や熊を撃退するスプレーが、たいした伏線になっていないところですね。しれっと外していました。あとはまあ……、やっぱりネタ切れ?
[映画館(字幕)] 6点(2010-03-18 14:43:29)
8.  失はれた地平線 《ネタバレ》 
シャングリラの指導者が、愚かな人間が共倒れするのを待っていて、その後のことを考えて待機しているというのは……。達観しているのか、諦観が過ぎるのか。どちらにしろ、あまり好きになれない考え方です。シャングリラという世界そのものは面白い発想だと思いますし、映画としては基本的に面白いのですが、ここが一番引っかかりました。それにしても、理想郷であるはずのシャングリラにも、不満に思って脱出しようとする人間が存在する。しかも、シェルパを買収したりするわけですから、シャングリラですら文字通りのユートピア、つまり「どこにもない国」だということなのでしょうか。それと、主人公がなぜ最後に弟たちと脱出することに同意したのか、理解できず不可解でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-14 21:00:34)
9.  裏窓(1954) 《ネタバレ》 
久しぶりに見ましたが、記憶していたよりはるかに面白かった。本作では基本的に窓から覗いた世界しか映されておらず、そうした限定された状況で情報を手に入れるのがミソなわけですが、そこで重要な役割を担っているのが“音”。他の部屋から漏れ聞こえてくるSEが効果的に状況を描写しています。また、BGMとして歌を流しておいて、心理描写に使ううまさ。ヒッチコックの技巧の冴えを聞くことができました。カメラ・ワークのたくみさは言うに及ばず。話としては、疑惑が確信に変わる展開がよかったですね。あの、ベッドが空の部屋を「お待たせしました」とばかりババーンと映すあたりとか。ユーモアも適度にあり、時間も長すぎず短すぎず。小道具の使い方もうまいです。 ちなみに、最後にジェフが落下する場面ですが、最初に見たときは色のトーンの違いから合成であることがかなりはっきりわかりましたが、今回はかなり自然に見えました。デジタルで処理したのかもしれませんし、ヒッチコックが生きていたらきっと喜ぶでしょうが、以前の方もそれなりに味があって好きでした。
[映画館(字幕)] 9点(2010-02-26 19:57:22)
10.  ヴァージン・スーサイズ 《ネタバレ》 
見ていて妙な居心地の悪さを感じました。見終わって理由を考えるに、劇中では男性の回想として進んでいるのに、そのようには感じられないからではないかと思います。例えば、ラックスなんて年の割には異常に大人っぽく、美人に映されています。監督にしてみれば“男性から見たあこがれの女性像”だと思ってやっているのかもしれませんが、あまりにやり過ぎという感じ。これ以外にも、「男心」をわかっていない人が無理やり男から見た設定に作り上げていると感じる部分がありました。それにどちらかというと、男を悪く描いています。例えばトリップなど、突然“現在の本人”が出てきてインタビュー形式になっているのでおかしいと思ったら、最後のアレをやりたかったわけでしょう。底知れぬ悪意を感じます。 話としては、ありきたりの青春ドラマです。展開は簡単に読めるし、映像と音楽に頼っていてあまりよろしいとは言えません。その映像も、綺麗だけれどだから何?って感じだし、音楽の使い方は凡庸。全体としては、特にこれといった印象が残らない映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-12-23 19:18:14)
11.  宇宙水爆戦 《ネタバレ》 
2度ほど民放の吹き替えで見たことがありますが、ノーカット・字幕で見るのは初めて。けっこうよかったという記憶があったのですが、今回の感想は「こんな面白くなかったっけ?」 いや、序盤はいいのですよ。リアルな演出は後半の飛躍した物語をリアルに感じさせるために必要だし、インターロシターを組み立てるくだりもダルイとは感じませんでした。が、中盤以降「?」なところが出てきます。はるかに科学が発達しているはずのメタルーナ人が、地球人に助けを求めるというのもヘンだし(一応説明はあるけど)、主人公2人以外の科学者を殺すというのも後味が悪い。が、一番ダメだと思ったのは、最後まで見ても結局何がやりたかったのかサッパリわからないこと。星間戦争に巻き込まれたからといって、戦争の悲惨さを訴えるでもなし、科学の行き過ぎを警告するわけでもなし。「それで終わっちゃうの?」という感じ。 だから見どころとなると、地球とメタルーナの気圧が違いすぎるために体質を変化させるところとか、メタルーナ・ミュータントとか、その辺しかないわけです。 おそらくは、「人間が太陽系外の惑星へ飛び出した」というだけで映画が作れた、そういう時代の遺物ということなのでしょう。この映画と同時期に日本では『ゴジラ』が製作されていますが、こちらが現代にも通じる普遍的なテーマを扱うことで今日でも鑑賞に耐えるのとは対照的です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-28 20:05:49)
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