1. ダーク・プレイス(2015)
《ネタバレ》 「プリズナーズ」に匹敵する緊張感と殺人(推理)クラブの面々の登場もあって一気に没入できましたが、彼は悪い事には悪いとちゃんと言うという伏線がありながら、28年も黙って服役している事が、お母さんを守るためではないようですしどうしても引っかかりました。また彼がリビーに声をかけた後どのように逮捕されたかも重要シーンだと思われるので省略して欲しくなかったです。協力者ライルは最後の方は出てこなくなるので、何もかも終わった後に黙って主人公の肩に手を置くなど、殺人クラブ(出たの結局最初だけじゃん)全員は無理でも彼は最後に出して欲しかったです。クロエは適役でした。お母さん(クリスティーナ・ヘンドリックス)は見た目は知的で可愛かったです。期待したより少し下でしたが数少ないミステリーなので観て良かったです。 [映画館(字幕)] 7点(2016-07-03 00:58:02) |
2. 第9地区
《ネタバレ》 初めて観た時は「何で黒い液体を浴びるとエビになるんだろう」と気になりましたが、何年かして最近見直したら、そんな事はどうでも良くてとても楽しめました。細かい事を気にするというのは全く人生を損していますね。 [DVD(吹替)] 8点(2014-08-18 11:47:43)(良:1票) |
3. ダンサー・イン・ザ・ダーク
普通、映画を観ていると主人公を応援したくなりますが、勘弁してくれと思いました。ラース・フォン・トリアーは出演者を精神的に追い込んで撮るタイプの監督だと普通は知りませんから、本作はこれからも何も知らない人を捕まえて、不快をばらまいていくのでしょう。映画というのはウイルスをばらまく実験に似てるのかも。歌のシーンは物悲しくて良いです。 [DVD(字幕)] 1点(2014-08-17 08:11:18)(良:3票) |
4. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 「ダークナイト」はヒース・レジャーがいたから、たまたま良い映画が作れたのだという結論です。ウェイン産業が原子力に手を出していたり、地下牢獄からジャンプして脱出する等のエピソードに愛着を感じる事はできませんでした。ウェインがレイチェル~レイチェル~言いながら8年間も引きこもっていたのは、とてもネガティヴでノーランが好みそうな設定だと思いました。 [映画館(字幕)] 1点(2014-08-15 05:00:55) |
5. ダークナイト(2008)
《ネタバレ》 散々語り尽くされていますが、前作『ビギンズ』のヒロイン(ケイティ・ホームズ)が良かったです。ヒロインが可愛くないので、高スペックの男二人が取り合うという説得力がないですし、ジョーカーの「やあ可愛いお嬢さん」という台詞に毎回首をかしげて鑑賞する羽目になります。しかし、それでも次作『ダークナイトライジング』を観てから『ダークナイト』に戻ると、やはり本作は次元の違う面白さなのです。ノーランではなくてヒース・レジャーが素晴らしかったのだと、つくづく思います。 [DVD(吹替)] 9点(2014-08-14 23:23:50) |