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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  地平線から来た男 《ネタバレ》 
バート・ケネディ監督、ジェームズ・ガーナー主演のおバカ西部劇第2弾です。 「夕陽に立つ保安官」の続編かと思いきやストーリーは全くの別物、姉妹作ということのようです。 それにしてもジェームズ・ガーナー演じる一見金持ちのこの男、 実は裏の顔がある強い奴なのかただの詐欺師みたいな奴なのかその正体がまるで分からないんですが、 前作と同じくジェームズ・ガーナーが何が起ころうとも堂々として飄々としている様がいい絵になっている。 そのガーナーにいいように使われる男を演じる、同じく前作から続いて出演のジャック・イーラムの醸し出す雰囲気がまたいい。 さて、そうこうしているうちに「本物」が町にやって来てしまい、さあ大変! 「本物」と対峙し、ついに決着がつくのかと思いきや、最後まで西部劇の王道に背を向けるようなコントのような顛末。 本家の西部劇をパロディにしたような、イーラムの最後の一言に至るまで何とも無邪気な作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-04-26 23:23:12)
2.  チャプター27 《ネタバレ》 
この作品がどういう意図で製作されたのかは分かりませんが、 久しぶりに不快感や嫌悪感しか残らない作品を見た気がします。 ジョン・レノン殺害犯のチャップマンがNYにやって来て、彼を殺害するまでの数日間に何をしていたか。 それが知りたい方はどうぞご覧くださいという程度の内容ですが、 この役のためにかなり体重を増やした挑んだようで、チャップマンになり切ったかのような、 見る者にこうした感情を与えるジャレッド・レトの役作り、演技は見事でした。 そんな嫌な空気に包まれた作品ですが、ファンの女の子役のリンジー・ローハンも含めて、 ジョンに一目会いたいファンが訪れるダコタ・ハウス前の歩道の雰囲気だけは良かったです。 そんな雰囲気もチャップマンの行動がことごとく潰していく訳ですが・・・。
[DVD(字幕)] 3点(2020-12-06 16:32:01)
3.  チェイサー(2017) 《ネタバレ》 
息子を誘拐されたシングルマザー役のハル・ベリー。母は強しというところを見せつける。 ほとんど警察の世話にならず、ハル・ベリー1人で事件を解決してしまうアクションサスペンス。 尺も短く途中まではテンポも良く、ずっと出ずっぱりのハル・ベリーを立ち止まらせません。 中盤以降、カーチェイスがひと段落して以降はトーンダウン。 警察は何をしている?というのもこの手の映画のお約束か。 誘拐犯の目的がさっぱり分からなかったのですが、 ラストで聞こえてくるラジオが国際的な誘拐組織を摘発と伝えている。 国際的な組織にしては犯人のおっさんも、おばちゃんもショボすぎるし 最後に出てくる共犯者もマヌケにもほどがある。 ストーリー的にも、作品的にも孤軍奮闘のハル・ベリーの頑張りが無ければ、 もっときつい作品になっていたと思います。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-05-30 20:30:22)(良:1票)
4.  超巨大ハリケーン カテゴリー5<TVM>
最強クラスのハリケーンが町を襲うという作品にしては、ハリケーン描写はかなり限られていて、 TV用の作品で予算的に限られていたのかもしれませんが、パニックものとしてはショボいです。 それよりもハリケーンで危険に晒された家族のドラマという色合いが濃く、 2005年のハリケーン・カトリーナで身内を失った、家族それぞれの心にあるトラウマという作品の根底にあるものは良かった。 しかし家族の会話やもめ事の時間が長く、家族が延々と電話で話す時間帯が流れを止めてしまっていたり 避難の途中で助けを求めて入った家で、じいちゃんが銃で撃たれてしまうくだりは必要だったのかという部分もあります。 大好きなバート・レイノルズが出ているので見ましたが、最晩年の作品だけにさすがに年を取っていた。 それでも、反抗期の孫に向かって「こんな時にこそ、男の真価が問われるんだ。」という台詞は タフで男臭い役を数多く演じてきた彼らしい一言でありました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-04-30 18:33:39)
5.  超高層プロフェッショナル
作品の時間の大半は高層ビルの建築現場。そこで働く男たちがユーモアたっぷりに描かれる。 男臭く汗臭く、今に見ると古臭くもある作品です。でも、それがいい映画もある。 無骨な男たちと鉄骨だらけ。あまりにも華の無い絵ヅラの作品にあって、紅一点のジェニファー・オニールが作品に潤いを与えています。 冒頭から登場する現場の人情親方、ジョージ・ケネディ。彼を中心にした作品かと思いきや、序盤から意外な展開。 完成の期限が迫っている。そこでスカウトされた2代目の男気親方、リー・メジャースがカッコいい。 時折カメラが下界をのぞき込むかのように地上の風景をとらえる。危険と隣り合わせの高層ビルの建築現場。それだけでサスペンス。 最強かと思われた男気親方の思わぬ弱点が露呈したり、作業員が大怪我をしたり、工事への妨害があったり。 様々な困難に直面しながらも、気が荒くケンカもするが力を合わせて働く気のいい連中の描き方が気持ちいい。 終盤の男たちが最上層でヘリと協力し作業を進めるシーンが最高にカッコよく、 ベタでストーリーに意外性はありませんが、見せ場もしっかり挿入されたなかなかの良作です。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2018-04-15 20:25:34)
6.  チェンジング・レーン
それぞれの目的地に急いでいる途中での接触事故。そこで失った20分が元で話がどんどんこじれていく。 接触した方もされた方も、今回の事故が元でこじれた問題は、これまでの生き方そのものにも深く関係している訳でして。 今日1日というタイムリミットのあるドラマですが、刻々と時間だけが過ぎていく、じれったくなるような時の流れはそれ程感じられない。 しかし今回の事故を契機に、これまで進んできた人生のレーンを正そうとする、最終盤の解決に向かう流れは良かった。 監督業がすっかり板についてきた感があるアフレック。一方で俳優アフレックは苦手なのですが、 若くして弁護士として成功している風であり、ちょっと調子こいている感じがとてもうまく出ていたと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-02-28 22:08:44)
7.  チャーリーズ・エンジェル(2000)
冒頭の飛行機からの脱出アクションが一番面白かったですね。 以降はスパイアクションとしては微妙ですが、典型的アメリカン・コメディとして見ればいいんじゃないですか。 序盤の和風?パーティーなど、動きが無い時間帯はイマイチですが、 基本的には3人を立ち止まらせないテンポの良さがあるので、退屈することも無い。 特にキャメロンの弾けっぷりはやはり楽しいですね。 そして本作で欠かせないキャストがもう1人。マーレイさん、流石です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-02-10 01:25:03)
8.  チャトズ・ランド 《ネタバレ》 
ブロンソン演じる、理不尽に白人から虐げられる先住民VSジャック・パランス率いる、ブロンソンを追う白人集団の闘い。 作品の大半の時間は草木もほとんど生えていないような何も無い荒野。ここが白人に住む場所を追われた、彼ら先住民の暮す土地。 ブロンソン捜索隊の白人達の行動を追う前半は、ブロンソンの活躍の場面がほとんど無く、登場シーンもごく僅か。 中盤以降、少しずつブロンソンが行動開始ですが、捜索隊からは見えない敵のようになっているので結構地味です。 白人に復讐すべく1人1人処刑していく様は、マイケル・ウィナーとブロンソンのコンビのヒットシリーズである、 「狼よさらば」をはじめとする「デス・ウィッシュ」シリーズの元になっている感があります。 ブロンソンVSジャック・パランスの熱い闘いを期待したのですが、結末は結構あっけない。 それでもやはり怒りを胸に秘めた寡黙なブロンソンはやはりカッコいい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-02-20 21:15:40)
9.  チョコレートドーナツ 《ネタバレ》 
親を選べない子どもにとって、幸せとは?親とは?法律とは? ベン・アフレック監督作「ゴーン・ベイビー・ゴーン」でも触れられたテーマ。 シリアスで重い内容を含んだ切ないドラマです。 しかし本作の素晴らしいところは、確かに話の内容は重いのですが、主役のドラッグクイーン、ルディのキャラクターが抜群にいい。 明るく人生を生きていける強さがある。彼のユーモアのある言動も巧く控え目に挿入されています。 その歌声、歌の歌詞と共にルディの生きザマに元気や勇気を貰ったような気もする。 冒頭でいきなりイケメンのエリート弁護士のカレ(ポール)をゲットするのも、そんなルディの人徳でもあるのでしょう。 ルディ、ポール、マルコ少年。3人の日々を追う手持ちカメラの不安定な映像は、3人の本当に幸せな日々が長くは続かないことを感じさせます。 しかし、ルディがマルコに添い寝して聞かせる「魔法使いの少年マルコのハッピーエンドのストーリー」。 これがあっただけに、最後はうまくハッピーエンドに持って行ってくれることを期待したのですが・・・。 後半の法廷劇の中でのルディとポールが熱く語る素晴らしい台詞の数々も、 こういう問題を何とか子ども本位で考えられないものなのかと問題提起を投げかけています。 いい映画だろうなと期待しての鑑賞でしたが、期待以上のいい映画でした。 ルディ、ポール、マルコの家族の姿と、そんな彼らを描く優しい作品の目線。 後半から終盤にかけては、館内の至る所から鼻をすする声が聞こえていました。
[映画館(字幕)] 9点(2014-07-25 17:52:50)
10.  地上最大の脱出作戦 《ネタバレ》 
久しぶりに面白い戦争コメディ見つけました。 かなりおバカな映画ですけど、やはりブレイク・エドワーズのこんなコメディは楽しいですね。  敵味方に分かれて戦っているはずのアメリカ軍とイタリア軍がお祭りを境に意気投合。 戦場で敵と一緒に遊んでいるのを上層部にばれそうになり、戦っているふりをして必死にごまかす。 笑いドコロ満載、ユルユルの戦場を舞台に、徹底的に愚かな戦争を笑い飛ばします。  ちょっと飽きてきたかな?ここまでかな?と思っていたら、思わぬドイツ軍の参戦。 これでまた作品にそれまでとは違った空気が漂い始めます。 主演はジェームズ・コバーンで、彼も十分面白いのですが、アメリカのキャッシュ大尉とイタリアのオポ大尉。 この両軍の指揮官である大尉の掛け合いに、 両軍の兵士達が手を変え品を変え軍服を変え、で大いに笑わせてくれるドタバタ戦争コメディです。
[DVD(字幕)] 7点(2014-04-22 23:13:53)(良:1票)
11.  チャイニーズ・ボックス 《ネタバレ》 
故郷である香港を離れアメリカを拠点とするウェイン・ワン監督による、中国返還に揺れる故郷香港を舞台にしたロマンス。  作品の始まりは1996年新年早々。そこで主人公のイギリス人ジャーナリストは白血病で余命半年の宣告を受ける。その半年後とは中国への返還の時期と重なる。  そのイギリス人の男の前に現れた、中国から渡ってきた女と香港の女。そしてもう1人、香港の実業家の男。香港の人々が中国返還が目前となり、人生の選択を迫られる時期を舞台にしたロマンス。  これは返還に絡む当事国、という関係なんだと思いますが、それぞれの関係のドラマが弱く、登場人物にも魅力が感じられませんでした。  冒頭の新年を祝うパーティーに「中国返還によって人権や自由が奪われることに抗議する!」と突然乱入してくる香港の若者。唐突にこんなシーンを挿入するあたりにウェイン・ワンの故郷の中国返還への複雑な思いを垣間見たような気がします。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-02-23 21:05:12)
12.  チェンジリング(2008)
実話である事を疑いたくなるほど非常に酷く、重く辛い話。しかも淡々と抑揚の少ない演出ながら軽く2時間を越える上演時間をしっかり見る者を惹きつける。監督イーストウッドの凄さを改めて実感しました。  決して楽しい映画ではないし、2度と見ることは出来ないかもしれません。しかし、1度見て暫くたてば中身を忘れてしまう映画もあれば、1度の鑑賞でも忘れられず心に残っていく映画もある。本作もそんな素晴らしい映画でした。  ラストにささやかな希望を見せてくれたことも嬉しかった。このラストの「希望」が有るか無いかで鑑賞後の感想が大きく変わっていたかもしれません。
[DVD(字幕)] 9点(2012-04-29 17:17:06)(良:1票)
13.  チアーズ! 《ネタバレ》 
カリフォルニアのカラッと晴れた青い空の下、自由な服装にクルマ通学に・・・。田んぼに囲まれた高校にチャリ通だった田舎の地元高校出身の僕にとっては、こんな自由で陽気な雰囲気がたっぷり味わえるアメリカン学園ドラマって昔から好きなんですよ。  お話の方は序盤で大体予測がついて実際その通りに展開していくのですが、本作はとても気持ちの良い映画に仕上がっています。自分の気持ちに正直に精一杯頑張ったら、結果優勝はできなくてもこんなにハッピーな気持ちになれる。そんなことを直球勝負で見せてくれます。  冒頭のチアリーディングに、トニー・バジルの”ミッキー”を思い出すなあと思いながら見ていたら、ラストはやっぱり”ミッキー”で明るく締めてくれましたね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-21 13:21:20)
14.  地球は女で回ってる
男と女にセックスにユダヤに・・・。これまでも作品の中でアレンを悩ませてきたテーマがテンコ盛りで、アレンが演じる悩み多きうつ病の作家(まあ、お馴染みの役どころですね)を中心に繰り広げられる現実と虚構が入り混じる群像劇です。  実にアレンらしいネタや楽しい無駄を次々にこれでもかと言わんばかりに挿入してきます。それにしても豪華なキャストですが、中でも笑ったのがピンボケでしか登場しないロビン・ウィリアムス。ラストまで一人ピンボケで登場したところでは思わず吹き出してしまいました。  テンポよく、を通り越してかなり早口で現実と虚構の世界が入り混じってくるので話と登場人物を整理するのが大変ではありますが、もう1つのアレン映画の特徴でもある小難しさは無いので気軽に笑える作品となっています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-11 22:41:29)
15.  チップス先生さようなら(1969)
原作未読、オリジナル未見です。 2時間半超えの長編で決してテンポがいい作品とは言えない部分もあります。また、キャサリンとの出会いからの物語が軸となっており、もう少し学校での子ども達との触れあいの時間が欲しかったとも感じましたが、それでも素晴らしい映画を見たというのが感想です。  名優ピーター・オトゥールの演技は言うまでもなく、その妻となるキャサリンを演じたペトゥラ・クラークも素晴らしかったです。最初彼女がチップス先生の前に現われた時はミスキャストなんじゃないか?と感じましたが、そんな彼女がその後チップス先生の妻としても、パブリックスクールの子ども達にとっても良き存在となっていく。人間の成長というものを感じさせてくれる素晴らしい演技でした。  ミュージカルの部分は控え目ですが、作中の音楽をキャスト自らが歌い、作中の音楽の一部のように巧く機能していたと思うし、その歌詞もキャストそれぞれのその時の心の内を表しているようでとても良かったと思います。  退職後も生涯を捧げてきた学校の傍に住み、子ども達の登校の様子を静かに見守る。地味ですが人の一生を一日に例えた最後の歌と共に、誠実に教師として生き生涯を全うしようとしているラストのチップス先生の姿にも感動しました。
[DVD(字幕)] 8点(2011-02-15 17:37:13)(良:1票)
16.  チャーリング・クロス街84番地
20年以上に渡るNYの作家の女とロンドンの古本屋の男との心温まる文通の軌跡。手紙のやり取りと、NYとロンドン、2人のそれぞれの日常と人間模様が淡々と綴られる100分に満たない小品。手紙のやり取りに急展開があるわけでもなく、会いたい思いが募り飛行機に飛び乗る劇的な展開があるわけでもなく実にゆったりと淡々としている。最初はただの書籍の注文と納品のやり取りから始まり、気が付けば文通相手になっていた。遠く離れているけれど互いを思いやり合う手紙の内容と二人の関係に心が温まる。友情のような愛情のような。そんな二人を演じる主演二人の繊細な演技が見事です。ドラマチックな出会いもうっとりするようなキスシーンも無いけれど素敵なロマンスでした。大戦終了から60年代末までの各時代背景や英米の文化の違いが垣間見える手紙の文面とそれぞれの日常の描き方、そこに挿入されるユーモアも素晴らしい日本未公開作品。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-10-16 11:47:19)
17.  チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
ソ連のアフガニスタン侵攻と、それに対抗したアメリカ。それが当時と今にもたらした功罪をアメリカ国内の正義のための複雑な事情なんかを織り交ぜ面白く分かりやすく描かれています。冒頭からしばらく続くウィルソン下院議員の議員らしからぬ行動の数々を見せるのも「チャーリー・ウィルソンとは何者なのか」を見る者に理解させるためだったのでしょう。ただ、特に後半から終盤はかなり駆け足になり、無理に100分程度に収めようとしたという印象を受けます。もう少し長くなっても良かった作品かもしれません。本作では触れられていない事も沢山あるはずで、その全てを知っているウィルソン下院議員の作品の最後の「・・・しかし最後にしくじってしまった。」という言葉の意味は今この作品を見る我々には全て理解出来ませんが、非常に重く感じられます。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-01 16:23:52)
18.  チェ 39歳 別れの手紙 《ネタバレ》 
「28歳」のラスト、ゲバラはキューバにいてハバナに向かう途中で話が終わった。そして「39歳」の冒頭、いきなりカストロが別れの手紙を読んでおり、ゲバラは既に南米に渡ってしまっていたのには驚いた。そしてゲリラ部隊の山岳戦の模様がみっちりと2時間描かれます。ゲバラの伝記ものというよりはあるゲリラ部隊の山岳戦を描いた映画という感じでしょうか。終盤までは「28歳」以上にゲバラが部隊の中に埋没してしまっています。これからこの2部作を借りる、あるいは購入をご検討の方はまずは「28歳」だけにして様子を見てからでもいいと思いますよ。両方とも借りてきたため強制的に観ましたが両方とも観るのは結構きつかったです。
[DVD(字幕)] 3点(2009-11-24 22:43:59)
19.  チェ 28歳の革命 《ネタバレ》 
2部構成にまでしているのだからもっと見応えのある人間ドラマに出来た筈だと思うし、もっと革命にその命を捧げた男の熱いドラマにも出来た筈で、これだけの時間をかければ様々な人間ゲバラの伝え方ができたと思うのですが、キューバにおける革命の作戦と戦闘を時系列に沿って淡々と見せるだけなので肝心のゲバラが作戦を指揮する部隊の指揮官程度にしか見えず、キューバ革命の戦闘や作戦の過程を見せる程度の描かれ方となってしまっています。人間チェ・ゲバラのドラマを期待して観ると肩透かしを食うことになると思います。
[DVD(字幕)] 4点(2009-11-24 22:37:12)
20.  チャーリー(1992) 《ネタバレ》 
偉人を題材にした映画は観る側がその本人の風貌や顔と俳優を見比べてしまうのは仕方がないし、それがチャップリンのように世界中の誰でも顔を知っている人物なら尚更の事。これ程波瀾万丈の生涯を送った人物の話を2時間程度の映画という枠の中で描き切るのは大変な事だと思うし、彼の生涯の全てをしっかり描き切るのは不可能だとも思える。あまりにも駆け足でその生涯を振り返り、その中で次々登場する豪華キャストがあまり印象に残らないのが残念ですが仕方ないのでしょう。それでも本作のロバート・ダウニーJrは見事だった。称賛されるべき素晴らしい仕事をしたと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2009-09-27 19:44:34)(良:1票)
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