Menu
 > レビュワー
 > R&A さんの口コミ一覧
R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

●今週のレビュー
   「」

   
     










    


  










  


 












表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  エクスペンダブルズ
序盤の下見シーンはまるままフォーサイス「戦争の犬たち」をパクッてるとしか思えないのだが、全体を見ても要所要所で「戦争の犬たち」からの借り物が多いようなので「オマージュ」ってことにしておきましょう。ただしこちらはアクション映画。アクションが楽しけりゃなんでもいいのだ。その下見シーン後の脱出劇でいきなりヒートアップ。有無を言わせぬ空中からの乱射に気分は爽快。ド派手な火薬の量にも大満足。しかし・・。この心ときめく面々があまりにも活かされず。あきらかにアクションができる人たちなのにその「技」を映そうとはしない。『ランボー 最後の戦場』を作ったスタローンがなぜにこんな細切れカットとアップ多用の全くアクションしていないアクション映画を撮っちゃうのか。これだったらこの面子に集まってもらう意味がないじゃん。物語を度外視して(つまり破綻しちゃってもいいので)往年のアクションスターたちの体技をじっくり拝みたかった。
[映画館(字幕)] 5点(2011-02-21 14:34:38)(良:1票)
2.  栄光のル・マン
昔はよく見たなあ、ル・マン24。チャージ・マツダが活躍してた頃。で、マツダが総合優勝した翌年にロータリーエンジンが締め出されちゃって、それからあんまり見なくなった。見るっていっても当然24時間見てるわけじゃなく、でも途中途中でただ延々と走ってる車を見てた。レースってのはそれでも面白くって、たぶんそれは一歩間違えば死ぬことだってありえるスピードで走っているという緊張感が伝わったり、チーム一丸ってのがガンガン伝わってくるからなんじゃないかと思うんだけど、娯楽映画という媒体は車といえばクラッシュで、だから公道を違法にぶっ飛ばす車のほうが映画にしやすくって、画的に単調なレースってのは映画にしにくいはずで、実際のところカーレース本来の面白さってのを見せた映画ってあまりない。そんな中でこの映画はクラッシュシーンは控えめながらあるんだけど、とにかく緊張感とか高揚感とかレース本来の面白さを映し出そうとしている稀有な映画。後期のマックィーン出演作って、マックィーン自身がなんらかの形で製作に関わっていることが多く、関わった作品の大きな特徴がリアリズム。この映画もクレジットこそされていなくても間違いなくマックィーンが作った映画だと思う。娯楽映画としては物足りなさもあるんだけど、彼のリアリズムの世界に彼が佇むともうそれだけで絵になってるのは確か。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-09 17:06:41)
3.  X-メン
どうやらとんでもない大ベストセラーのアメコミらしいのだが、未読未見のためそのキャラクターとか世界観の忠実ぶり、あるいは改変ぶりとかを楽しめないのが残念ではあるが、原作を知らなくてもじゅうぶん楽しめる大筋の見せ方は素晴らしいかと。ミュータントを現社会の被差別者に置き換え可能としたドラマもわかりやすく、人間を「憎い」ではなく「怖い」と答えさせるところなんて実に繊細だとも思った。ホロコーストの悲劇を冒頭に見せるのはこの物語がマグニートーの抱える心の闇にスポットを当てたものだから・・・のはず・・・。『ユージュアル・サスペクツ』でカイザー・ソゼという「虚像」を、『ゴールデンボーイ』で目覚める「狂気」を、と、見えざるものを描いたブライアン・シンガーだし・・・。が、そのあたりは続編に委ねているのだろうか。続編未見。このレビューをきっかけに近いうちに見たいと思う。 それにしてもローグは彼氏とチューするまで誰とも触れ合ったことがなかったのか!?
[DVD(字幕)] 6点(2010-01-26 17:27:07)
4.  エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?
巨大企業はいかにして崩壊したのか?とサブタイトルにあるようにすでに崩壊された、つまり過去のことを延々と綴っているだけ。たしかにエンロンがいかにして成長しいかにして崩壊していったのかを分りやすく見せてくれてはいる。メッセージ的なものといえばエンロンとブッシュ、あるいはエンロンとシュワルツネッガーの黒い関係を臭わすあたりに極めて政治的な思惑が見え隠れするのと、「人生を振り返り”失敗した”と認めるのは難しい」という至極真っ当な秘書(だったっけ?)の言葉が終盤にあったが、言い換えれば関わった人間の大半は反省することすらない結末だったわけで、この事件で何かを学ぶことなく又同じようなことが繰り返されるのだろうという投げやりな幕の閉じ方それ自体には社会を憂うメッセージが内包されているととってもいいかもしれない。しかしエンロンの崩壊そのものに対する独自の見解があるでもなく、ゲーム感覚で金儲けに便乗するトレーダーたちをピックアップするでもなく、カリスマ、ケン・レイその人に迫ったものとも言いがたく、けっきょく、あらすじはわかったけど、面白いところがなかった。面白い題材がゴロゴロしてるのに。最も魅力的題材はなんといっても途中でまんまとばっくれたストリップ大好きな天才中国人だ。ここ、追いかけてほしかったなあ。
[DVD(字幕)] 4点(2009-11-13 17:02:53)(笑:1票)
5.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 
宇宙船が地球に落ちる。ああ、なんで見に行く。ああ、なんで子供。そんなのじっくり描かんでもいい。この親子が映画の中で重要な役回りとして生き続けるならいいが。で、その後も次々とその町の住民たちが紹介されてゆく。いらんて。その住民たちが大活躍するならまだしも、住民たちを含めた三つ巴どころか結局はエイリアンとプレデターのバトルがメインなのだから。そのメインだが、画面が暗くてなにがなんやら。これはおそらくDVDのせいであって映画館ではちゃんと映されていたと思いたい、のだが、明るい場所でもわかりにくいアップと早いカットで作られる今どきなバトルシーンを夜の街で黒い生き物を対象にやったら、多少画質が良くなったとしてもなにがなんやらなんじゃなかろうか。病院内で「エイリアン」らしいグロ映像があるが『エイリアン』のような怖さがないのが惜しい。最後は街ごと破壊という、もうこの手のモンスターパニック映画のお決まりパターンが持ち出されるわ、なになに?3があるの?的な勿体つけたエンディングとか、節操なしですな。
[DVD(字幕)] 3点(2009-08-25 15:47:59)
6.  エイリアンVS. プレデター
『エイリアン』『プレデター』という作品とは全く関係なくキャラクターだけを借りてきた、いかにもな「企画モノ」なのだが、ちゃんと「企画モノ」の責務は全うしている。エイリアンとプレデターを引っ張り出してきた時点で成功と言ってもいいくらいなのだが、その商品価値の優位に溺れずに、元来持っているキャラクターの魅力を損なわずにちゃんと見せている。プレデターにいたっては魅力を倍増させている感すらする。ポール・W・S・アンダーソンはきっと両キャラクターを好きなのだと思う。好きこそものの上手なれ。辻褄を合わせたエイリアンとプレデターの歴史背景もその説明にくどくど時間を費やさない。見所はアクションと心得ている。とは言うものの「企画モノ」につきものの安っぽさはどうしたって拭えない。それは最初から分かりきった事。サスペンスやホラーなんて期待しちゃいけない。そこを割り切って見ればそこそこ楽しめる。作り手も割り切っている。これは「企画モノ」なのだと。
[DVD(字幕)] 5点(2009-08-24 18:50:24)
7.  エデンの東(1955) 《ネタバレ》 
結果的に「エデンの東」(つまりこの場合は戦場)に追放されたのが兄というところがどうもひっかかってしまうのだが、この物語の「カインとアベル」の逸話からの翻案ぶりは実に巧みで面白い。ただ、翻案ぶりは面白くても物語そのものはべつにどおってこともないのかもしれない。それでも最初は甘えたガキンチョにしか見えなかった主人公が、話を追うごとに徐々に、父からの愛情を与えられなかったゆえの歪みという影を見せてゆく様相にはひきつけられる。主人公が父と共に画面に映し出されるときは決まって画面が斜めに傾いているのだが、一見「歪み」を表現するのに安易なようで、実に効果的に観る者を不安な気持ちにさせていると思う。最後の最後。泣かせどころの大一番、死を前にした父の息子へのお願い(看護婦をやめさせろ)で軽く笑いをとりながらほっこり感動させるってのがハリウッド映画のソツの無さである。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-02-05 16:54:19)
8.  エレファント
日常が非日常の世界に変わるその瞬間に向かって淡々と流れる時間。しかし日常の中にすでに事件が始まっていることを、数人の生徒が学内を歩き回る姿を延々と追いかけるカメラが映し出している。存在を誇張されるアメリカン・フットボールの選手たち。存在を認めてもらったように嬉しく写真に収まる人たち。存在を否定されるメガネの女の子。他人の存在を無慈悲に否定する三人のバカ女どもの自意識過剰ぶり。そして存在の確認を銃によって証明する者・・。コロンバイン高校銃乱射事件を題材に持ってきているため、当然ながら社会派の色合いが出ており、それゆえに各映画祭での好評を得ているのだろうし、その語り口も巧いとは思うものの、個人的にはこの社会派の部分は蛇足に感じていたりもする。それほどに『ジェリー』以後のガス・ヴァン・サントの映画は、思想だとかメッセージだとか実際に起こった事件の記憶だとかそのことに対する意見だとかを無視しても、単純にそこ(画面)に映っているものだけで映画が成り立っており、またそこに映っている全てのものの相乗効果でもって緊張感やら孤独感やらといった目に見えないものを表現する。「エリーゼのために」は印象的ではあったけど、これも要らないかもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-19 13:15:17)(良:1票)
9.  エイプリルの七面鳥 《ネタバレ》 
見ているうちに先がわかるどころか、途中のゴタゴタまで予測ついちゃうくらいなんのヒネリもない単純ストーリーに、観た事を失敗したかなと思うもケイティ・ホームズの愛らしさに負けて見続けてゆくといつのまにか作品に入り込んでしまって最後にはこの上なくほっこりさせてもらった。最初は、ケイティの不良から更生はしたけど乱雑でケバケバで、でもホントはいい子っていう描写が作り物っぽすぎてイヤで、なんでイヤかってあれだけ露骨に娘を忌み嫌うイヤミな母親からあんな「ホントはいい子」が育つわけないじゃんと思ってたからなんだけど、でも父親がそんな妻をものすごく大切にしているのを見て、あぁ、いちいち説明してないだけでちゃんと「ホントはいい母」が描かれているなと気づいた時点からこの映画が楽しくなってきた。妹もちょいとイヤな感じなんだけど、彼女もまた不良の姉と正反対のいい子ちゃんゆえに親にかまってもらえない寂しさを「ちょっとイヤな感じ」でもって伝えてる。母が娘に会いに行くきっかけが感動的に描かれないのも気に入った。というかこの映画で一番いいところ。トイレで母親に怒られている女の子を見る。たったこれだけ。でも凄いわかる。感動的な和解も描かれない。ずっとほっこり感が持続する。
[DVD(字幕)] 7点(2007-11-28 15:20:22)(良:3票)
10.  エネミー・オブ・アメリカ
まだ長女が赤ちゃんだったころ、テレビ(地上波吹き替え)をなにげに見ていたら冒頭数分がめちゃめちゃ面白くて、それでも子供を風呂に入れてきてとヨメさんに命令され、いやちょっと待ってくれと懇願するも、そんな願いを聞いてくれるわけもなく、とりあえず録画しておいたのだが、これが初めての吹き替え版録画となる。ちなみにテープがウィル・スミスに渡るところまで見た。で、後日再生してみると原語と吹き替えが同時に耳に飛び込んでくる。何を言ってるのかわからなくてイライラするので怒りの消去。日増しに見たい欲求に駆られレンタル店へ。いやはや、やっぱり冒頭数分が非常に面白い。ワクワクしながらまだ見ぬ境地へ。そして最後まで見ての感想は・・・うん、やっぱり冒頭数分が面白い。
[DVD(字幕)] 5点(2007-08-02 18:21:56)
11.  XYZマーダーズ
脚本にコーエン兄弟が参加してますが、まさに『赤ちゃん泥棒』に似た流れ。悪党二人組みの馬鹿笑いが全く同じで極悪人といえどもどこか愛すべきキャラクターとなっている。ただし『赤ちゃん泥棒』のほのぼの感は当然なく、徹底的に残酷で、その残酷さを笑いへと転化させるためのおバカエッセンスが大量に降りかけられる。B級ネタにチープな画作り、そしてホラー、ロマンス、アクションとなんでもありの節操の無さがおバカを加速させる。とろい主人公がヒーローになるってことで『スパイダーマン』の原型を見ることが出来る・・なんてことはない。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-11-08 11:15:09)
12.  エントラップメント
盗みのシーンは緊張感はなかったけど盗み方のアイディア自体は面白かったし、その見せ方も悪くない。スター俳優同士のロマンスモードが控えめに描かれているのも好感が持てる。でもラストのどんでん返しは反則ぎみ。たしかに伏線らしきものもあったけど、逆伏線とでも言おうか、ラストを読ませないための取って付けたような展開がダメ。脚本だけで完結している作品。
[DVD(字幕)] 4点(2006-06-27 12:35:26)
13.  エリン・ブロコビッチ 《ネタバレ》 
実話の映画化、しかも本人が存命中、さらに社会派でありながら史上最高額の賠償金というゴシップ性、となるとどうしたってあれもこれもと詰め込みすぎになりがちなところを、娯楽映画として一人の女性のサクセスストーリーという軸から逸れることなく、極力単純に見せきったところがいい。エリンのキャラが濃いだけに映画にもしやすかったかもしれない。人は誰だって欠点を持っている。その欠点を隠すことよりも欠点も含めた自分自身を自信を持ってさらけ出すという生き方。きっとリスキーな生き方で損をすることの方が多いと思う。それでもその生き方を貫くのってかっこいい。この作品の爽快感は莫大な賠償金やボーナスから得られるのではなく、主人公のストレートすぎる生き様からくるのだと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2006-02-15 13:48:03)
14.  エンド・オブ・バイオレンス
合理的に映画制作という名のビジネスをする主人公が衛星画像を利用した非公式の国家プロジェクトにまきこまれる。映像という媒体の手軽さと無限の可能性からなる危険性の提示、と同時に映像がそれを扱う人間によって脅威にも感動にもなりうる実に自由な存在であることを提示している。映像の魔力と魅力、、実にヴェンダースらしい題材だ。ここで描かれる暴力は映像が生み出したものではない。あくまで映像を利用して人間が生み出すのである。だから暴力の終焉もまた人間の手によってでしか為されない。そのとき映像が良識ある人の手によってなにがしかの役割を果たすかもしれない。ヴェンダースは映像に関わる者としての責務をこの映画で宣言しているように感じる。そして映画に出きることを常に考えているのだと思う。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-25 16:14:11)
15.  エル・マリアッチ
低予算なのにお金をかけたように見せる、ということがこの作品を面白くさせているとは到底思わない。低予算だから良いとも思わない。お金をかけようがかけなかろうが、面白ければよい。で、この作品は面白い。もちろんお金をかけられなかったゆえの創意工夫があってこその面白さがこの作品を支配しているわけですが、お金が無かったからしょうがなかったという、車椅子を使って移動撮影したから結果的にローアングルになったとか、アマチュア俳優たちのロケーションに溶け込んだ佇まいとか、偶発的に撮れたような画がこの作品をよりエキサイティングな作品にしている。これもそれもロドリゲスの才能がベースにあってこそだと思いますが。で、その才能が発揮されているのが初期短編『BEDHEAD』同様、編集作業だと思います。スローと早回しも効果的でした。難を言うなら、いらないシーンがチラホラあったことぐらい。あと好みの問題で女優、、ですかね。ま、それも制作上、予算上の都合で仕方がないところもあるんですが。
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-09 11:26:58)(良:3票)
16.  駅馬車(1939)
まず、駅馬車の目的地にアパッチ族の襲撃の可能性があること、そして、にもかかわらず目的地に行かなければならない事情が乗客それぞれにあることをアッというまに見せて、あとはその極限状況とも言える馬車内に登場人物たちを放り込み、それぞれの思惑と偏見を露呈させてゆく。この人間模様を見せるための土台作りのさりげなさが名作たる所以でしょうか。そしてなんと言っても迫力のアパッチ襲撃シーンが一番の見せ所。たてがみをなびかせて全速力で走る馬を的確な構図に収めつづけるカメラはまさに職人芸。広大なモニュメント・ヴァレーというフォードにとっても最高のロケーションを最大限に活かしたアクションシーンに満足必至。その後の決闘に緊迫感を欠くのは、襲撃シーンの迫力がありすぎたせいでしょうか、それとも妙な緊張を伴った人間模様にケリがついた後だったからでしょうか。まあ、ストーリーにケリをつけるのには必要なシーンですから、無いとこまるのですが、どうせならもう一度盛り上げるために三十分くらい延長してもらっても良かったかな。ダメかな?
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-27 19:06:49)(良:1票)
17.  エビータ(1996)
これだけの壮大な設定の中、主人公エビ-タは観衆を魅了させなければいけない。しかも歌で。そのエビ-タを演じたマドンナ、聞かせます!酔わせます!泣かせます! しかしながら壮大なミュージッククリップとも感じてしまうのは聞かせすぎたのか、それとも歌手マドンナのイメージを拭えない私のせいか?進行役のバンデラスはすごく良かった。歌もダンスもソレを本業とするマドンナに負けてません。個人的には(アルゼンチンというよりキューバの英雄として名立たる大革命家の)チェ・ゲバラがどう話にからんでくるんだろうと思い見てしまい、結果ちょっと拍子抜け感あり。マドンナの独唱はたしかに感動モンでしたが、主役が歌い踊るよりも皆が歌い踊るところにミュージカルの醍醐味を感じる私を満足させるシーンは(あるにはあったが)少なかった。かと言って民衆のペロンコールに音階をつけるのはちょっと..「ペーロン、ペーロン・・・」って、なんか怪しげな振興宗教の集会みたいだった。
6点(2004-08-26 15:13:38)
18.  エンゼル・ハート
昔、雑誌で『ナインハーフ』のスタッフか共演者がミッキー・ロークのことを女たらしで女を見りゃ声をかけるというゴシップ記事を見たことがある。その後、『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』の関係者が彼のことを「イヤな奴」と言っている記事も見た。どちらも映画での役そのまんまの性格。私はこれらをすごくいいようにとって、「役になりきっているんだ」と解釈をし心の中で彼を絶賛してました。(かわぐちかいじの漫画『アクター』の影響もあり。)そしてデ・ニーロとの共演となるこの作品、見ないわけがない。相変わらずかっこいいではないか。だらしなさがかっこいい。ああ、なんでボクシングの試合なんてしたんだ。してもいいけど負けてほしかった。あの猫パンチが炸裂していなかったらその後も好きでいられたかもしれない。 あっ映画のこと書いてなかった。けっこう好きです。暗い映像、ジメジメした雰囲気、よりグロいシーンを想像させる演出もなかなかのもの。西洋の悪魔についての知識があればあるほど楽しめるものかも。
6点(2004-08-23 12:45:54)
19.  エド・ウッド
いきなり夜のシーンが昼に...→「観客はそんなこと気にしない!」えー!!気にしますよ~!! このエド・ウッドなる人物、映画を愛しているというのはわかるが、映画の楽しみ方は我々とは全く違うようだ。映画づくりにおいてもセンスとかという以前に映画に対する姿勢が他の人と違うところにある。それを個性と捉えたティム・バートンの、個性を埋もれさせてはいけないという商業主義一辺倒なハリウッドへの警笛ともとれる。そしてこの作品はオープニングの墓石に記したキャスト紹介からしてティム・バートンの個性が光る。 で、実は私、エド・ウッドの作品を観たことがありません。というか避けてきました。素晴らしいと評される映画がたくさんあるのにわざわざ駄作と評される映画に貴重な時間を取られたくないという気持ちからです。だから『シベ超』も『北斗の拳』も『案山子男』も観てません。でもこの作品を観て駄作と評される映画たちにすごく興味が湧いてきてしまいました。どうしよう。観ようか観まいか..。幸い私の評価に0点と1点の空きがあります。
6点(2004-06-02 12:23:00)(笑:1票)
20.  エイリアン4 《ネタバレ》 
最後の人間みたいな赤ちゃんエイリアンが外に吸い出されるシーン、かなり痛そう。可愛そうでちょっと泣きそうになった。クローンを主人公にすると感情移入が難しい。これまでのリプリーのようでリプリーじゃないんだから。
5点(2003-12-10 14:09:33)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS