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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  不死身の保安官
ラオール・ウォルシュ晩年の作品。超お気楽コメディ・ウエスタンです。 ひょんなことから荒くれ者が揃う西部開拓の地に、ロンドンから銃の行商にやって来たド天然英国紳士。 ひょんなことからそんな英国紳士が凄腕ガンマンと勘違いされ、保安官に任命されてしまう。 ひょんなことから白人と対立する先住民から信頼を勝ち得えてしまう。 ひょんなことからジェーン・マンスフィールド演じる街で一番のゴージャス美女までゲットしてしまう。 襲いかかってくる先住民や西部の無法者に対し、臆することもなく正論で危機を突破していく。 全く場違いですが、なんだかんだでその場を収めていく英国紳士をケネス・モアがコミカルに好演。 ちょっと他に無い空気が漂う異色の西部劇ですが、これがなかなかの面白さです。 確かに、“不死身の保安官”です。
[DVD(字幕)] 7点(2021-01-16 22:17:22)(良:2票)
2.  フレンチ・コネクション
無骨なタフガイ、ハックマン。本作で演じたポパイでアカデミー賞を手にし、 そんなハックマンのイメージを決定づけた作品です。 そして本作に「ポセイドン・アドベンチャー」に「スケアクロウ」といった 名作に立て続けに出演した70年代前半が彼の最もいい時期だったと思います。 全体的には実話モノということもあり地味に撮られた作品ですが、 中盤のNYの雑踏の中の尾行や、地下鉄の駅での黒幕との攻防、 そして本作で最も有名であろう、上を走る電車とその高架下を走る車。 この高低差のあるアクションなど、NYの街並みを活かした見せ場がビシビシと決まっている。 地味ということでは、ほとんど女が登場しない。ハックマンをずっと現場に放り込んだままで、 ポパイやルソーがタフな1日を終えて自宅に帰り、 女房か恋人かと飯を食い、子どもと戯れるような束の間の安らぎのひと時も全く無い。 この時代の犯罪映画でよく感じられる、どこか空気の悪さを感じさせるような街の描写や 常に日没間際のような澱んだ作品の色合いや世界観もまたたまらない作品です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-14 17:50:31)
3.  ブラック・レイン
松田優作の本格的ハリウッドデビュー作にして遺作になった作品。 病気さえなければ・・・。この後にもハリウッドからオファーが来て、 今までに無い、誰にも表現できなかった日本人像を見せてくれたんだろうなと思う。 彼の台詞はどれくらいあったか。しかしその存在感は凄かった。 日本側の豪華キャストの素晴らしい仕事もあって、 洋画によく見られるおかしなニッポンを感じることはほとんど無かったけど、 ケイト・キャプショーだけは激しく浮いていた。 日本の大阪を舞台にしたアメリカ映画。どこかにアメリカ映画の空気も出したかったのかな。 日本のヤクザの抗争は時間不足でしょうか。中途半端になってしまった感がありますが、 パチパチパンチの島木譲二さんがいい味出していましたね。なかなか迫力のあるコワモテぶりでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-06 21:07:24)
4.  フリーソロ
難攻不落の山と、それに挑む人間。これも僕の好きなジャンルの映画。 そのスリルという点ではトップクラスの作品にして、色んな意味で異色作でもある。 本作はフリークライマーのアレックス・オノルドが命綱などを一切使わず、 自分の体ひとつでヨセミテ国立公園にある断崖絶壁の岩山に挑むドキュメンタリーですが、 実際の挑戦に至るまでの命綱を使ったリハーサルをたっぷりと見せる。 しかし、これが実際に挑戦となる終盤に効いてくる。 失敗が続く。命綱が無ければ、彼は命を落としている。 過去にチャレンジに失敗し命を落としていったフリークライミングのレジェンド達の紹介まで挿入される。 見る者はいかにこれが危険なチャレンジであるかを思い知らされます。 こういう映画の一番の見せ所は、「一体どうやって撮影したんだろう?」 見る者にそう思わせる迫力ある映像。 本作にはカメラマンや撮影クルーが出演者として登場する。 実際にどう撮影しているかを見せるシーンまである。 最後のフリーソロで、彼の挑戦を直視できない撮影クルー。その心情も痛いほどに伝わる。 更に、撮影クルーのみならず、彼の恋人や母親が登場するというのも異色です。 彼の命がけの挑戦を捉えるドキュメンタリーとしても、一人の人間を捉えるドキュメンタリーとしても素晴らしい作品です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-06-21 20:15:24)
5.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
バンドが演奏している映像を見るのが大好きな僕にとっては、いい時間だった。 好きな音楽のジャンルは圧倒的にロックなんですが、 映像の中にいるミュージシャンがカッコよくて、音楽が素晴らしければ、ジャンルなんて関係無い。 本作にはキューバの新進気鋭の若手ミュージシャンなんて1人も登場しない。 キューバの老ミュージシャンが演奏し、音楽を語り、人生を語り、キューバを語る。 それがまた、彼らが奏でる音楽同様、何とも言えない味わい、深みを感じさせる。 ヴェンダースとライ・クーダーと言われて真っ先に思い出すのは「パリ、テキサス」ですが、 この2人のいち音楽ファンとしての、キューバ音楽の歴史を繋いできた老ミュージシャンへのリスペクトと、 キューバ音楽への熱き思いが溢れ出ているような作品です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-06-15 20:17:21)
6.  ブレーキ・ダウン
それほど期待して見始めた訳ではなかったけど、 短めの尺よし、テンポよしでぐいぐい引き込まれる面白さがある作品でした。 見渡す限り砂漠の真ん中のハイウェイでクルマどうしのトラブル。 スピルバーグの出世作「激突!」を思わせる作品の始まり。 しかし、ある事情で妻が蒸発。辻褄が合わない出会った人間の証言。 テンポよく展開を変えながら不条理サスペンスとしてよく出来た作品となっているし、 前半は妻の蒸発をめぐるミステリ・サスペンス、後半はアクション映画としての見せ場も十分です。 トレーラーと犯人は崖下へ。命拾いして放心状態のラストもまた、「激突!」のラストを思い出します。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-15 19:43:08)
7.  ブリット
サンフランシスコの坂道を駆け巡るカーアクションが話題になった作品。 イーストウッドも「ダーティハリー」シリーズの中でもやったし、 後の作品にも影響を与えたと思われるこのカーアクションは60年代という時代を考えると見応え十分。 しかしそれだけではなく、ある事件の証人の保護をめぐり、 マックイーン演じる刑事が政界や警察上層部からの横やりにも負けずに奮闘する ハードボイルド・サスペンスとしてもまた、見応え十分の作品になっています。 やはりマックイーンには何かとたたかう、こういう寡黙な男の役がよく似合います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-29 15:10:02)
8.  ブリッツ
ジェイソン・ステイサム主演のハミダシ刑事モノ。 こういう映画はB級で構わないのでハミダシ刑事を演じるステイサムの無双ぶりが見られればある意味満足なのですが、 本作に関してはそういう映画でもない。ステイサムのアクションもあまり無く、かなり地味な作りになっています。 B級にしたくない、シリアスな刑事モノにしたいという意図も感じるのですが、それがいい方向に出ませんでした。 ステイサムに対し犯人側がショボく、彼と相棒が犯人に拉致されたり等、命の危機にさらされるような場面もほとんど無い。 こういう世界観の映画らしい脇を固める登場人物は悪くなかったのですが、サスペンスとしても薄味に終わってしまいましたね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-04-22 21:16:44)
9.  二人でお茶を
1950年製作。ドリス・デイが一気にスターの階段を駆け上がっていった頃。 それだけに、彼女の魅力を存分に堪能できる作品となっています。 ドリス・デイという人は勿論きれいなんですが女優としては一味違った魅力がある人です。 気取ったところが無いというか、親しみやすさや健康的な明るさがある。 本作も彼女の笑顔がいっぱいの作品です。 ミュージカルの舞台の興行がベースになっているストーリーなので、 彼女の素晴らしい歌やタップダンスもたっぷりと挿入されています。 ドリスだけでなく、ミュージカルパートの多くで彼女のパートナーとなる男優が見応えのあるダンスを披露します。 ミュージカルとしてはこの2人以外のキャストは地味なのですが、 コメディとしてはベテラン勢がしっかり脇を固めて、この頃の映画らしい楽しさも十分の作品になっています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-26 20:41:11)
10.  普通じゃない
邦題は「普通じゃない」ですが、ダニー・ボイルのハリウッド初進出作品は案外普通のドタバタラブコメでした。 中盤まで犯罪逃避行を繰り広げるユアンとキャメロン、1970年頃なら思いっきりニューシネマ的な展開でしたが まだまだ若手の頃のユアンとキャメロン、十分に持ち味を発揮です。 しかし保作のキャメロンは終始クールな表情。もう少しいつもの笑顔を見せてほしかったですけどね。 この2人も良かったんですが、デルロイ・リンドーとホリー・ハンターのコンビがこの作品をより楽しいものにしていました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-02-16 18:19:01)
11.  プライベート・ベンジャミン
ゴールディ演じる大富豪の箱入り娘ジュディの結婚式で始まり、ラストもまた彼女の結婚式で終わる作品ですが、 ラストの結婚式では、オープニングからは想像もつかない成長して強くなった彼女の姿がありました。 これも女性映画の流れをくむ作品だと思いますが、泣いたり笑ったりしながらも逆境にめげずに生きていく。 ゴールディの持つ個性、魅力にピッタリの作品です。 オープニングのウェディングドレス姿も、軍服姿の彼女も、ゴールディは変わらずキュートです。 彼女の父親を演じるサム・ワナメイカーが古い世代を象徴するような男を好演。 パワフル・コメディエンヌ、ゴールディの魅力が全開であり、本作の映画としての見どころも 泣いたり笑ったりしながらも頑張って一人前の軍人になっていく軍隊時代です。 軍隊の養成学校モノに欠かせないキャラで登場のアイリーン・ブレナンもいい味を出しています。 作品の土台にあるのは軍隊がどんな所かも全く知らない世間知らずのお嬢様が成長していくという物語なので ゴールディを見ているだけで楽しい軍隊時代も彼女の成長の一過程というのは仕方がないのかもしれませんが、 後半は別の映画のようになってしまってトーンダウンしてしまうのがちょっと残念。 それでも、力強く歩いていく彼女の姿で終わるラストはこの頃の女性の自立を描いた映画のラストらしい清々しさがありました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-02-09 22:11:46)(良:1票)
12.  ファースト・マン
「セッション」「ラ・ラ・ランド」とミュージカル、音楽系の素晴らしい作品を連発してきたチャゼル監督。 その最新作は人類史に残る英雄を1人の人間として描いた良作でした。 本作の主人公であるニール・アームストロング。 人類史上初めて月面に降り立った英雄という評価が1人歩きしているようでもありますが、 そんな彼も仕事を離れると妻や子どもがいる、いち家庭人。その喜びや悲しみ、 国家を挙げてのプロジェクトの主人公である彼にかかる非常な重圧。その人間ドラマに想像以上に軸足が置かれた作品。 彼と家族の関係や、妻や子ども達が彼を宇宙に送り出す際にかかるストレスなど・・・。 家族のパートの際に多用される不安定にぶれる映像。見やすくはないですがその意図は分かるような気がする。 しかし時間と残り燃料との闘いでもあった終盤の月面着陸と神々しい月面シーンは見応え十分。音楽も実に効果的に作用しています。  作中にも描かれたように批判も巻き起こった、当時のアメリカが宇宙開発に注ぎ込んだ莫大な予算。 時は冷戦真っ只中。米ソが先を急ぐように加熱する宇宙開発競争の陰で命を落とした仲間たち。大変な思いをさせた家族。 様々な犠牲の末に偉業を成し遂げた彼に笑顔はなく、無事帰還して歓喜の輪に包まれたり、成功を称える記者会見の場でもなく 台詞も無い妻と2人きりのひっそりとしたラストもまた本作を象徴していたと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2019-02-08 17:28:45)
13.  2つの頭脳を持つ男
本作の翌年製作の「オール・オブ・ミー」と並んでカール・ライナーとのコンビで魅せる、 全盛期のスティーヴ・マーティンの至芸が堪能できる作品です。 本作も、「オール・オブ・ミー」も日本未公開。 マーティン芸が炸裂すればするほど日本では受けが良ろしくないので、 マーティンのファンから見れば、彼の未公開作は逆に必見!ということになるのです。 キャスリーン・ターナーはデビュー作「白いドレスの女」に続いて悪女役ですが、 本作ではなかなかのコメディエンヌぶりを披露しています。 シシー・スペイセクは声のみのご出演ですが、最後は彼女にも姿を見せてもらいたかったなあ・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2018-09-08 19:39:01)
14.  フットルース
いつ以来だろう?CSでやっていたので、本当に久々に見ました。これぞ80'sという挿入曲がたまりませんね。 あまり自分の好みの音楽ではないんだけど、何故かサントラも持っていた。 同時期の「フラッシュダンス」もそうですが、映画の中の青春の風景とその時代の挿入曲の一体感がいい。 いつの間にか風貌も含めてTHE悪役という感じになってしまいましたけど、 今でもケビン・ベーコンと言われて思い浮かぶ映画の1つですね。 冒頭のロックやダンスを有害なものと決めつける、小さな田舎町の有力者、ジョン・リスゴー神父の演説。 田舎町の閉塞感に若者、ロックvs権威。定番中の定番の構図ですが、今に見直すとジョン・リスゴーがいい。 そしてダイアン・ウィ―ストはやはり素晴らしい女優さんだなと改めて思わされます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-15 20:22:34)
15.  プロフェッショナル(1966)
なかなかの激シブ豪華キャストが揃った西部劇の快作です。 射撃、爆薬、弓矢、馬、それぞれが一芸に秀でたプロフェッショナル4人組が人質救出作戦に向かう。 4人組のリーダーのリー・マーヴィンがとにかく渋くてカッコいい。 朗らかで陽気なバート・ランカスターが意外でしたが、基本的にはこの両雄の映画。 ウディ・ストロードが得意の弓で敵を射抜く姿もいいのですが、 銃、爆薬、弓矢と闘う系の3人と比べ、馬が専門というロバート・ライアンの存在感がかなり薄いのが残念。 馬を豪快に走らせて操るといった見せ場が欲しかったですね。 そしてミスター悪役、ジャック・パランスに紅一点、CCまでもが顔を揃えます。 しかしなかなかCCを登場させてくれません。CC登場までは本当に男だけの映画ですが、 その前半がいい。とにかくシブい。カッコいい。 こいつら本当に大丈夫なのか?と思っていた矢先、山賊に囲まれるのですがそこでそれぞれの凄腕をまずは披露する。 以降もダイナミックな列車襲撃シーン、救出作戦決行などの見せ場も十分の作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-29 22:13:53)
16.  深く静かに潜航せよ
名匠ロバート・ワイズ。「ウエストサイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」といった まずはミュージカルの大作が思い浮かぶのですが、この人は本当に色んな映画を撮っています。 本作は太平洋戦争における日本海軍と米海軍の息詰まる攻防を描いた潜水艦もの。 狭い艦内の中で俳優の動きが極端に制限されるので戦争映画の中では地味に映るのですが、 本作も含め潜水艦ものは秀作が多いと思います。敵を目視できない潜行中のレーダー探知や些細な音など、 互いの意思を読み合い、次の一手の出方を探り合う。張りつめたような緊張感が漂うサスペンスは潜水艦ものならではです。 特に両軍の潜水艦が機関停止状態で対峙する時間帯。見ている方まで息を殺してしまうような緊張感があります。 潜水艦ものはアクションが制限される分俳優の力量も重要になりますが、 艦長ゲーブルと副艦長ランカスター、2人の名優が演じる男と男のドラマも見応え充分の作品です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-03-08 19:18:38)
17.  二ツ星の料理人
一度は成功を掴みながらも挫折を味わったり過ちを犯したりもした中年男の再起の物語。 僕の好きなストーリーだし、料理人モノも好きなジャンルですが・・・。 確かに料理の腕は超一流だけど、食材や皿を粗末に扱う、客が食事をするテーブルにまで聞こえるような大声で部下を罵る。 あまり彼のレストランで食事をしたいとは思えなかった。 オーナーやシェフに、普通のお客さんに対して以上にミシュランで星を得ることに興味を向かわせすぎていて、 それよりも彼の料理とレストランを愛するお客さんが食事を楽しんでいる様子やそんなお客さんとの絡みがもっと見たかったですね。 しかし彼を支える人たちと共に本当の再起をはかろうとする最終盤の流れは良かったと思う。 キャストも良し。主演ブラッドリー・クーパーはやはり華があるしひと癖あるカリスマシェフ、こういう役も絵になる人です。 彼だけでなく、脇を固めるダニエル・ブリュールの存在も効いていました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-03-07 21:05:47)(良:1票)
18.  不機嫌な赤いバラ
偏屈な元大統領夫人。こういうふてぶてしい役で余裕しゃくしゃくの貫禄を見せるシャーリー・マクレーン。 その夫人のシークレット・サービス役を演じるのはニコラス・ケイジ。 同僚たちとボヤく姿も、職業柄締めるところはしっかり締める姿も、どのニコラス・ケイジもいい映画です。 シークレット・サービスものとしては銃撃戦もアクションも無く、 終盤のある事件までは元大統領夫人とその周囲にいる人々を基本的にはコメディタッチで描いていく。 だからこそ、シャーリー・マクレーンとニコラス・ケイジの2人が作品の世界観にはまっている作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-16 23:05:12)
19.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
面白かった。 150人を乗せた国際線の機内で、乗客の命が危機にさらされるなか、孤立無援で捜査をしなければならない。 最初はイタズラとも思えるようなメールから少しずつ話を大きくしていく。 そして少しずつ、ニーソンを孤立化させていく。地上では自身がハイジャック犯と報じられる中、 再び乗客の信頼を勝ち得て最後の大きな賭けに。原題の通りまさしくノンストップでストーリーが展開していきます。 犯人は必ず機内の乗客の誰かなんだけど的を絞らせませんが、本作の場合はそこは大きな問題ではなかったと思う。 ニーソン航空保安官が抱える悲しい過去と現在。彼にはこういう背景を持つ役がよく似合うのですが、 心が折れそうな状況でタフなニーソンがどう危機を乗り越え立ち向かうのか。ひたすらリーアム・ニーソンを堪能できる作品です。 強さと渋さと、年齢を重ねた男の円熟味。リーアム・ニーソンという人は年を重ねるごとにいい俳優になっていますね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-12 20:18:18)
20.  ブルー・ストリーク
勢いがいい。ノリがいい。テンポがいい。尺が短い。笑いドコロ十分。 元泥棒の偽刑事。無茶苦茶なようでそれなりに辻褄が合ってくる。みんなちょっとずつ間が抜けている。 警察、FBI、昔の泥棒仲間に麻薬王まで入り乱れて、最後はちょっとハラハラドキドキ。そして結末がいかしている。 マーティン・ローレンスが素晴らしい。新人ダメ刑事だったはずの相棒、ルーク・ウィルソンが最後はカッコいい。 典型的アメリカン・コメディとして実に素晴らしい作品です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-03-29 21:22:36)(良:1票)
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