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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  わたしを離さないで
いつの話なのか。どういった世界なのか。原作はそのことに触れずに淡々と進み、何かが違うという漠然とした違和感を抱かせながら進んでゆく。我々となんら変わらぬ青春の1ページに同居する違和感は不安となり不安が的中したときにはその「我々となんら変わらぬ」が我々に迫ってくるのだ。映画はまずこの世界の説明を最初にする。驚いた。この映画はどうせこの世界がどういったものかを出し惜しみしたサスペンスなのだろうと思ってたから。仮にそうでなくても、ここを出し惜しみしないというのは娯楽映画としてどうなんだろうと。でもこの映画を作った人たちは賢明であった。そんな子供だましよりも、普通でない状況の中で普通に生きる少年少女たちの姿を奇をてらわずに見せることに注力する。そのことで原作にあった切なさを見事に再現しているのだ。透明感のある主要人物たちといい、実に原作の世界観をうまく作り上げていると思う。だからこの映画は素晴らしい、ということにはならない。映画と原作は別物。映画として傑作の域に行くには原作の世界観をこそ壊さなきゃならんのかもしれない。 特に原作が傑作の場合は。
[映画館(字幕)] 6点(2011-09-30 15:31:07)
2.  私の中のあなた
対立する二つの意見があってもどちらかが正しくどちらかが間違っているというわけではない。それぞれに納得し得る言い分がある。ニック・カサヴェテスはいつもそこを丁寧に描く。けして誰かを悪者になんかしない。こういう描き方ってもう古い。古いけども、こういう優しさというか甘さは嫌いじゃない。ただ、この作品は物語自体が涙に溢れているので余計に甘っちょろくなっちゃってる。テーマに則した緊張がない。死の恐怖がない。親子のドロドロがない。ないないづくしで平坦。演技はみんな最高。そこだけで見られる映画になってる。もちろんその演技を引き出した監督の功。
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-27 11:42:24)
3.  ワールド・オブ・ライズ
弟が監督した『スパイ・ゲーム』と似た構成なんだけど、痛快なフィクションであった『スパイ・ゲーム』とは違い、兄リドリーは原作がノンフィクションということもあり、痛快さよりもリアリティを選ぶ。と言ってももちろんフィクションで、社会背景など細部を丁寧に描きながらもほとんど社会派の色を持たないところは好感が持てる。ハリウッド二大俳優よりもヨルダン情報局のえらいさんが目立ってた。嘘だらけの世界でただ一人、嘘をつかない紳士ぜんとした人物なんだけど、言っても情報局のえらいさんなわけで、観客が何を信用してこの映画を見てゆけばいいのかわからないってところに面白さがあり、疲れるところでもある。CIA映画ではお馴染みの衛星からの偵察映像の使い方がうまく、最後もそこにオチをもってくるあたりがニクイ。現地の女とのロマンスとかかなり無理矢理だし、お話自体が古臭かったり、ラッセル・クロウの人となりが最後までよくわからなかったり、なんだけど、まずまず楽しめた。
[DVD(字幕)] 6点(2010-10-08 17:11:08)
4.  ワルキューレ
これは暗殺計画というよりもクーデター計画であって、殺すことが目的ではなく殺した後に政府を掌握することが目的なのだ。つまり単純な「殺し」ではなく「殺し」も含めた複雑な「謀(はかりごと)」なのだ。映画は断然単純なものを描く方が面白い。それでもブライアン・シンガーはこの「謀」を面白く見せようと奮闘する。反ヒトラー派といってもその思想や思惑は人それぞれであって、当然そこには確執やら葛藤やらというドラマがあって、政治的なあれこれも絡んでくるはずなのだが、そこんところはあんまり描かない。極力、シンプルに。極力、事象だけを見せようとする。結果、面白かった。でも物足りなさもある。ドキドキはいっぱいあった。計画はうまくいくのだろうか。などと思ってドキドキするわけではない。計画がうまくいかなかったことで何が起こるのかでドキドキするのだ。じゃあ何が物足りないのか。おそらく「謀」を面白く見せることとドキドキさせることに関して完璧に過ぎるのだ。怒りとか恐怖とか執念とか、そういった人間的な感情が希薄、、いや違う、そんなもんいらんか、もっと、この映画に不似合いないかがわしいものでこの完璧さにひびを入れて欲しい。って思うのは変か?
[映画館(字幕)] 6点(2009-12-17 16:40:14)
5.  ワンダとダイヤと優しい奴ら
モンティ・パイソンのギャグってどうも笑えない。でも嫌いじゃない。必死で笑わせようとしてすべってるってのと違って、また反対にいい加減に作ってるわけでもなくて、実に真剣に喜劇を作り、それでいて安易に笑いをとろうとはせず、かといってわかる人だけわかればいいという高尚な笑いを提供しているわけでもなく、むしろ馬鹿馬鹿しくって下品なギャグが満載で、でも下品なギャグってゆうより大人のギャグって感じで、笑っていいのか困惑するようなブラックが散りばめられていて、やっぱりこれは子供には見せられんなと思ったりもする楽しい映画です。なんのこっちゃ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-06-30 17:42:20)
6.  わらの犬(1971)
妻の不安をよそに何も行動を起こさない主人公デイヴィットにさんざんイライラさせられ、我々は暴力に対して暴力で答えるデイヴィットを期待する。そして終盤、遂にブチギレて、ひとり果敢に戦うデイヴィット。文章で書くと爽快感を得れそうな展開だが爽快感は皆無。後味の悪さだけを残す。人間に潜む「暴力性」を描く、という観点からすれば、この後味の悪さこそが正しい「暴力」の描き方なのかもしれない。前半のイライラ感は実は目に見えない「暴力」のせいもある。平和主義というよりは、なんとか穏便にやり過ごしたい、いや勝手に穏便になるのを待つだけ、というデイヴィットは、不安を訴える妻に対して手を上げない暴力を振るっていると言える。けして楽しめるアクション映画ではないが、あえて楽しめないことを評価したい。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-25 17:11:13)(良:1票)
7.  ワイルドバンチ
全編で主要人物以外のたくさんの人達がバンバン殺される。そのいいわけのように、冒頭の子供達の行いに、人間の生まれながらに持つ残酷性を見せつける。しかしどんないいわけをしようと個人を無視した殺戮シーンはなんの深みもないアクション映画の域を出ることはない。しかししかし、ペキンパーは端から深みのないアクション映画を撮っているのだ。この堂々ぶりが気持ちいい。ただ娯楽作品の中で暴力シーンをいかに見せるかを極めた作品。それでもペキンパーの作品で描かれた暴力には必ず無情感というか、結局暴力ではなにも解決しないんだな、と思わせるなにかがある。この作品では、最後の「大笑い」のフラッシュバックがそれに当たる。爽快でありながらも哀しみが見え隠れする。そこが他の深みのないアクション映画と一線を為すところ。
[DVD(字幕)] 7点(2005-05-23 19:02:27)
8.  わが谷は緑なりき
人生は山あり谷あり。しかしこの作品で語られる炭坑夫一家には谷あり谷あり..。もちろんタイトルの”谷”とこの”谷”とは何の関係もないのだが、少年の最後のセリフ”我が谷は緑だった”は谷あり谷ありの不幸な思い出を不幸ととらない”それでも人生ってすばらしい””それでも私にとっては良き思い出”ととれる。そして観ている側も、決して悲劇とは思わない。なぜか清清しい。恐るべしジョン・フォード! じゃあ、なぜ7点かって?うーん、映画の好みは人それぞれってことで..。*一応私の7点は高評価なんです。
7点(2004-03-02 15:59:00)(良:1票)
9.  ワイルドシングス
予告を見て「スクリーム」のようなノリのサスペンスだなと思って観たので、底の浅さというか軽さというのがさほど気にならずに観れた。というよりそういう映画と割り切って観た。で、騙された。あり得ないと言ってしまえばそれまでではあるが、観客を騙すことだけに注力した作品なので素直に騙されることを楽しみたい。
6点(2004-01-22 11:24:50)(良:1票)
10.  わんわん物語(1955)
最近のディズニーアニメの擬人化された動物たちはあまり好きではないがこれはかなり好き!それぞれの犬たちにモデルがいてそのそれぞれの特徴をうまく描いてます。犬同士のときは人間ぽく、人との関わりのあるシーンではまさに犬の動きでそのバランスが絶妙です。特にレディ!歩き方、走り方、飛び方、すべての仕草のひとつひとつがアメリカン・コッカ・スパニエル独特の特徴をホントに正確に描写されており、アメコカを飼っているものとしては非常に満足できる作品なのです。(「なーんだ、贔屓かよー。」う~ん、否定はしません。)「わんわん物語2」ではいかにもディズニーらしい動物になってしまってて犬の特徴が描かれておらず残念です。
8点(2003-10-22 13:38:14)
11.  ワイルド・アット・ハート
ストーリーにどんでん返しはありませんが、あのエンディングは私にとっては大どんでん返しでした。ここでそう来るか~!と。音楽の使われ方も最高。ローラ・ダ-ンも良かった。ニコラス・ケージの演技はあまり好きではないが、彼の為につくられた映画かと思わすぐらいすごくマッチしていた。
10点(2003-04-28 17:00:32)
12.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
今のところ生涯最高です。40~50回くらいは観ました。少年期、青年期、中年期(老年期?)の切り替わり、場面の切り替わりが巧く、好みです。編集、脚本が本当に素晴らしい。心に残るシーンもたくさんあります。そしてそのシーンにはモリコーネの音楽が響きます。ストーリー上あまり重要ではないのですが、ケーキを持って行くとさせてくれるという娘に少年がケーキを持って行って待つが、待ちきれずにケーキを食べてしまうシーンなんか思わず顔が緩みます。ヌードルスの最後の笑みは、中年期の冒頭で、「これまでゆっくり眠ることは無かった」みたいな事を言ってたように、この先彼には追われる身である不安と友人を亡くした悲しみとロッカーから無くなった現金の謎を抱えて生きていかねばならず、唯一の光である良き思い出も最後には踏みにじられるという辛くて悲しい人生を歩むこととなるが、この時だけは逃げおおせた安堵感をしみじみと感じ、ぐっすりと眠ることができた。そしてそれがこの先二度と感じることの無い最後の安堵感だった。ということの象徴なんじゃないでしょうか? 
10点(2003-04-25 16:17:00)(良:5票)
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