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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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181.  花嫁の父 《ネタバレ》 
コメディタッチですが、全体として笑いに品があって楽しめました。特にモーニングのくだりは、「あるある」と思う人も多いでしょう。父親を演じているのが謹厳実直タイプのスペンサー・トレイシーというのもいいです。式や披露宴にお金をかけないという、中流階級の結婚観が見えていてるのも興味深い。近所づきあい、仕事上のつきあい、今なら思い切って切ってしまえても、当時は非常に大切にされていたことがよくわかります。古きよきホームドラマでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-31 20:40:49)
182.  モロッコ 《ネタバレ》 
主役2人がとにかく格好よすぎ。ハンサムなディートリヒにやられてしまいました。しかし、リンゴを売るというのは笑っちゃいますね……。大男のクーパーも、キザなところがたまりません。お話はたわいないといえばたわいないのですが、各人物が相手をいたわり合う心情がよく出ていたと思います。とはいえ、基本的にはクーパー/ディートリヒのカップルを鑑賞する映画でしょう。ただ、ラストはやられた。パラマウントのロゴに“The End”の文字がかぶさってもなお、音楽と風の音が鳴り続けている。粋なこの映画にふさわしいラストでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-30 11:47:48)(良:1票)
183.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
なかなかの良品でした。いちばん印象的だったのは、オリーブがお母さんに「やめてもいいのよ。やっぱり出る?」と言われ、あくまで出場するところ。たぶん彼女、最初に顔見せした時点で絶対に優勝できないことを確信したと思います。それでも出たのは、死んだじいちゃんのためでもあり、ここまで連れてきてくれた家族のためでもあり、何より自分自身のためでしょう。出ないと一生後悔するであろうことを、本能的に理解していたと思います。それはきっと、じいちゃんの教育あってのたまもの。本作で最初から最後まで前向きだったのは、じいちゃんとオリーブだけでしょう。 で、一風変わった負け犬一家ですが、それでも大切なものをもっている。それは人に対するやさしさ。特にじいちゃんの気の遣いようは、ぶっきらぼうで不器用だけど相手に対する愛情を感じさせます。フランクに「君もゲイの雑誌を買ったらどうだ」なんて言うのが典型的。ついでのようでいて、実はそれが目的でしょう。本作にはそうしたやさしさ、心遣いに満ちあふれています。この一家、全然負け犬じゃないですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-05 22:34:15)(良:2票)
184.  西部開拓史(1962) 《ネタバレ》 
これもなかなかすごい映画ですね。西部開拓の歴史をある一家の視点から描いた大河ドラマ。撮影も美しく、シネラマの大画面で見たらさぞかし迫力満点だろうと思われますが、今の日本にシネラマを上映できる映画館があるか疑問なので、テレビで我慢するしかありません。お話も魅せますし、西部開拓の負の面も一応描いています。とはいえ、基本的には「アメリカ人の、アメリカ人による、アメリカ人のための」アメリカを讃える映画であることは間違いないでしょう。であっても、日本人が楽しめないわけでもありません。豪華オールスターキャストだけでも堪能できます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-04 12:52:56)
185.  愛情物語(1956) 《ネタバレ》 
いかにも“古き佳きアメリカ”という雰囲気ですね。一代記なので、今なら連続ドラマ向けの題材でしょう。話の進行が早いこと。映画としては夫婦や親子の情愛を狙っているのでしょうが、個人的には「音楽の持つ力」を再認識させられました。そういう意味で、戦争中に子供とピアノを弾くシーンがもっとも印象に残っています。ファミリー映画としては、まあ普通でしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-31 11:02:18)
186.  真昼の決闘 《ネタバレ》 
社会派西部劇といった趣ですね。帰ってくるならず者がどれだけ悪くて、かつてどんなことをしたのかは、実はどうでもいい。そいつが帰って来るということが起こす波紋が、本作の主題ですから。起こるであろう悶着を、保安官個人の問題として片付けていいのか、そいつは本当にほかの町の人には危害を加えないのか。結局仮定の話であり、そこには正論などありません。単純に正義とか悪とかいった言葉で片付けられないだけに、現実感があります。ほぼリアルタイムで進行するのも、物語のリアリズムを生かすためでしょう。 主人公の保安官は、苦悩しながらも“信念”を持った人間として描かれています。何となくドラマ『男たちの旅路』を思い出しました。少なくとも、信念を持つことは重要ではないかと思います。 本作の弱点は、当時のハリウッド映画の原則として、「主人公が勝利しなくてはいけない」という限界を破れなかったことでしょう。「力には力で対抗するしかない」という、いかにもアメリカ的な解決をとっています。しかしそれでも、新妻に助太刀させるという皮肉な結末を迎えています。人を射殺した彼女がこれからどんな人生を送るのか、それでまたドラマが作れそうです。そういう点からしても、一筋縄ではいかない深みのある作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-24 20:58:45)
187.  パリで一緒に 《ネタバレ》 
楽しいですね。でも、はっきり言って「おバカな映画」なので、まじめに見てしまうと楽しめないかもしれません。それに、映画に関するネタがいろいろと振りまかれているので、それについてはサッパリという人も、苦しいかもしれません。たとえば、「バスタブで執筆する脚本家」というのは、『ローマの休日』も書いたダルトン・トランボのことでしょう。劇中劇の主人公二人が“リック”と“ギャビー”というのも……。実は、こうしたネタ探しの方が楽しい映画なのかもしれません。 出演者では、なんといってもトニー・カーティス! 一応ゲスト的な出演なのに、作中で端役扱い。「名前なんてどうでもいい」とか言われて、笑わせてくれます。この人がいなかったら、かなり評価は下がったでしょうねぇ。 映画をネタにした、いわば「映画の映画」であるためか、ロマンスの方はやや弱いという印象を受けました。しかし、それを補ってあまりあるほど、映画ネタの会話や映像・音楽は楽しいです。なかなかの逸品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-19 08:43:36)
188.  メリー・ポピンズ
以前洋画劇場で見たはずですが、内容はほとんど忘れていました。けっこう教訓的というか、大人が見ても考えさせられるお話になっていますね。ただ、前半は子供を意識したところが多く、かんじんのメリー・ポピンズがなかなか登場しないこともあって、間延びしたという印象です。実写とアニメの合成や、舞台である20世紀初めのロンドンの雰囲気は出ていたし、絵作りはよかったです。ミュージカルとしては、魅力のある歌が少ないのが残念です。「2ペンスを鳩に」は名曲であると今回認識しましたが、これはシチュエーションの影響が大きいです。そんなわけで、魅力はあると思いますが、個人的にはあまり好みではありません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-13 22:22:37)
189.  その男ゾルバ 《ネタバレ》 
ゾルバのキャラクターが面白い。学歴はないだろうが、その語るところはある種の箴言とも言えるもので、名台詞の宝庫。その一方、女好きだったりちょっと抜けているところがあって、憎めない人物です。バイタリティにあふれていて、実際身近にいると煙たいかもしれませんが、映画で見る分には問題ありません。バジルとの関係もなかなか素敵で、最後に二人で踊る場面がとてもよかった。ただ、ゾルバが戻ってきて女二人が死ぬという展開が、やや強引に思えます。村の閉塞感や旧弊さ、あるいは死人の持ち物を残らずかっさらっていく田舎の残酷な面を出したかったのでしょうが、やはりなくても問題ないと思います。とはいえ、なかなか好編でした。音楽もよし。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-31 18:47:56)
190.  バウンティフルへの旅 《ネタバレ》 
人間というのは、何歳になっても自分のアイデンティティーを確立したいのですね。バウンティフルへの旅は、自分が自分らしかった時代への郷愁。けれどもそこには誰もいなくなり、親友も亡くなってしまった。つまり自分の居場所はなくなってしまったわけです。そうなって初めて、新しい一歩を踏み出すことができました。実際、自分にとって価値あるものがすべてなくなるくらいでないと、新しくやり直すのは無理でしょうね。いわゆる「リセット」です。人生のリセットというと、どうもマイナスのイメージがありますが、ここではプラスに使われているのがいいですね。こんなおばあさんでも人生をやり直せるのなら、自分はまだまだこれからと思わせてくれるのも嬉しい。最後に嫁さんが、ちょっといい人だとわかるのもいい。この「ちょっと」というのが微妙で素敵です。レベッカ・デモーネイはきれいだし、緑の衣装もあざやかで印象に残っていますが、彼女がこのドラマでどのような役割を負っているのか、そこがよくわからなくて残念でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-15 21:57:46)
191.  砲艦サンパブロ
時代背景がよくわかっていないので、どの程度内容を理解できたのか自信がありません。もっと知識があれば、高得点をつけられたと思います。とりあえず骨太の人間ドラマであると感じました。それと、画が非常にきれい。特に自然の美しさが印象的で、絵画を見ているような気分になりました。これだけでも一見の価値はあります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-18 21:28:16)
192.  突撃隊 《ネタバレ》 
序盤で各人物のキャラクターをきちんと描いているので、その後の展開に納得がいくし引き込まれる。中盤、小隊だけで防衛するところは、サスペンスだけでなくユーモアもあって、よかった。閉塞感を感じさせたあとに、ロングを生かし切った攻略戦に移るのも、非常に効果的です。アクション性と戦争の悲惨さのバランスも、うまくとってあると思います。マックィーンは、こういうとんがった役をやらせると、ものすごくはまりますね。その他のキャストも好演。ニック・アダムスが出ているので、東宝特撮好きは話のネタにチェックしておくのもいいでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-17 22:20:27)
193.  オーストラリア(2008)
2時間半超の時間も気にならなかったので、なかなかのできだったのでしょう。特に前半の牛追いがよかったですが、いざとなると魔術(?)で都合よく解決してしまうのはどうかと思います。後半は展開がゴタゴタ気味。日本軍が攻撃してきてからは、グタグタになってしまって残念。島から帰ったあとは、「とっとと逃げろよ!」と突っ込んでしまいました。全体的に映像が美しく、序盤ではマンガチックな表現をしたり、アングルを工夫したりと見どころがありましたが、スローモーションを多用していてかえって効果が薄くなっていたのは皮肉です。しかし、見ごたえはありました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-21 13:08:22)
194.  郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981) 《ネタバレ》 
原作はハードボイルドの古典として有名で、あらましだけは知っていました。なので亭主を殺す過程に重点を置いた犯罪サスペンスかと思ったら、殺人は途中で成功してそれから裁判。さらにそれも無事すんで、終わってみれば実は恋愛映画だったのか? と思うような不思議な印象が残ります。原作を読んでいないのでわかりませんが、あのラストが原作通りだとすると、やはり「悪人は罰せられなければならない」という時代に書かれたからなんでしょうね。しかし理由はともかく、哀しい終わり方がそれまでの内容とかなり異なっているのに、不自然さを感じさせません。この2人はいろいろありましたが、満たされない現実から脱出しようと必死で足掻いていた過程を、じっくり見せたからでしょう。主人公が犯罪者なのに、最後は同情させて切なさを感じさせるとは、なかなかのものだと感じました。あと、弁護士役のマイケル・ラーナーが、いい味を出していました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-08 21:51:52)(良:1票)
195.  深く静かに潜航せよ 《ネタバレ》 
対戦相手が日本軍ということで複雑な思いもありますが、ゲイブル/ランカスターのコンビは強力。ストーリーもテンポよく、特に潜水艦同士での位置の探り合いはサスペンスもあって引き込まれました。ほとんど視覚の使えない潜水艦で、センサーがいかに重要かが改めてわかります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-05 16:44:03)
196.  第十七捕虜収容所 《ネタバレ》 
この監督らしく、ユーモアがあり各人物も個性的で、複数のエピソードを飽きさせることなく見せてくれます。スパイ捜しかと思いきや正体は勝手にわかり、唯一正体を知るセフトンを中心としたサスペンスになりますが、これが利いている。元々舞台劇だったということで動きは少ないのですが、それが気にならない面白さ。ただ、まとまりがよすぎて今ひとつこれというポイントに欠ける憾みがあります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-02 21:14:22)
197.  サンシャイン・クリーニング 《ネタバレ》 
本来姉が主人公なのでしょうが、ノラの方がいいキャラをしてますね。ただ、自分の責任で借金ができたんだから、旅に出ないで働けよ~と思いますが。過去に囚われてしまった姉妹が、清掃業を始めるというのがいいです。あったことの痕跡をすべて消してしまうことに対する疑問。過去へのこだわり。ローズはなんとか乗り越えることができたようですが、さて妹は? 登場人物の「その後」が気になる作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-24 19:43:48)(良:1票)
198.  翼よ!あれが巴里の灯だ 《ネタバレ》 
なかなかよかったです。あいかわらず小道具の使い方がうまいですね。今回は犬とかカレイとかハエとか……これって小道具? 神父さまのペンダントは予想通りですが、「やはりそう来たか!」と嬉しくなってしまいます。回想を使ったのも、時系列順に話を進めるよりよかったでしょう。ただ、最後はむりやり盛り上げたような気もします。当時は画期的な行為だったのでしょうが、やはりピンと来ません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-20 19:27:12)
199.  ダンボ(1941)
いやー、動く動く。セルアニメでこれぐらい動いてもらうと気持ちいい。長い鼻を手のように動かすのも、誰でも思いつきますが、これほど巧妙に動くのは難しいのでは。ダンボ母子が喋らず、周りのゾウやティモシーが喋りまくるというのも面白い。シルエットを使った演出も秀逸です。ただ、本筋から脱線して映像だけを見せつけるようなところがあったので、後半は少々飽きてきました。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-08-12 11:22:22)
200.  モンスターVSエイリアン 《ネタバレ》 
こういう、過去の作品に多くを負っているものは、評価が難しいですねぇ。パロディとかオマージュといえば聞こえはいいですが、要するによそからアイデアを借りてきたわけですから、二番煎じ感は否めません。本作に関してはパロディ要素てんこ盛りで、ここまで詰め込めばむしろご立派だと思います。いろいろなところから引っ張ってきて、無理なく一本の映画にまとめた手際も鮮やかかと。なんといっても、蠅男・大アマゾンの半魚人・人喰いアメーバ・モスラがチームを組んで戦うという発想が楽しいです。惜しむらくは、前半巨大ロボットとの戦いはかなりよかったのですが(特に金門橋は名場面!)、それに比べると後半の敵円盤内での展開がいまいちでした。わかりやすいテーマを軽くさらっと入れて、基本的に娯楽に徹したのも結構でした。小難しいことを考えず、90分間気楽に楽しむにはもってこいです。CGアニメはあまり好みではないのですが、これは見て損をしませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-07 16:52:34)(良:1票)
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