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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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241.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
再見。初見時は大笑いした記憶がありますが、今回はあまり笑えなかった。それはおそらく、3.11以降放射能の脅威が身近に感じられるようになったためだと思います。初めて見たのは、東西冷戦がすでに過去のものとなっていた時で、どこか他人事として捉えていたのかもしれません。まあ、笑えなくなったとはいえ、本作の価値がいささかも下がるわけではありませんが。むしろ右往左往する大統領たちから、どうしても永田町の方々を連想してしまいます。今の日本人こそ見るべき映画ではなかろうか。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-06-18 20:30:10)
242.  ボー・ジェスト(1939) 《ネタバレ》 
こりゃ面白い。ジャンルとしては一応冒険ものに分類されるのでしょうが、むしろミステリーとしての側面が強い。冒頭、いきなり不可解な事態が続出してこちらを引きつけ、ひとつの言葉を軸に過去へ戻る展開がうまい。そこでも宝石消失事件が起き、「誰が盗ったのか?」という興味でつなぎます。ここからは3兄弟が外人部隊に入って冒険色が強くなるのですが、軍曹とのやりとりなど見ていて飽きません。一応兄弟の絆も描かれていますが、味付け程度で基本的に娯楽作として作っているのがいいです。冒頭へとつながる終盤は目が釘づけになりますし、それで終わって無事帰宅したと思ったら、最後の最後に意外な真実が。ちゃんと伏線も利いているし(ボーはたしかに宝石を持っていなかった!)堪能させられました。傑作。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-06-16 22:11:13)(良:1票)
243.  スミス都へ行く 《ネタバレ》 
それなりに面白かったですが、最大の欠点は、スミスが結局秘書の言いなりで動いていたこと。「操り人形」であることに変わりはないでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-10 11:08:21)
244.  グランド・ホテル 《ネタバレ》 
「グランド・ホテル形式」の元祖として有名なので、ストーリーが追えるか心配だったのですが、見れば全く心配なし。前半は人物紹介でややつまらないものの、それぞれのドラマが用意されているていいです。後半への伏線にもなっていますし。次第に主要人物が重なってくるので、全体として大きな流れとなってきます。最終的には「男爵」を軸に5人をまとめたシナリオで、なかなかうまく作っていると思いました。必ずしもハッピーエンドでないのも現実的です。意外性もあって堪能しました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-09 20:48:10)
245.  左きゝの拳銃 《ネタバレ》 
21世紀の日本人がこの映画から見て取れる教訓は2つ。  (1) 暴力に暴力で対抗すると、どちらかが全滅するまで暴力が続く。 (2) 思慮のない者に拳銃のような強力な武器を与えるのは危険である。  序盤はビリー・ザ・キッドに少々同情の余地もありますが、あまりにも短絡的で後半まで続きません。周囲の人間を次々と不幸にする、疫病神でしかない。当時の人からも、疫病神扱いされたのでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-05 21:12:48)
246.  失われた週末 《ネタバレ》 
私は酒が飲めないので、そういう観点から客観的に見ましたが、こちらを引き込むシナリオや演出はさすが。悲惨な話のはずなのにかなり楽しめました。本作の場合、周囲がいい人ばかりなので救われていますが、現実は必ずしも甘くないはず。ラストも含め、映画としてはよくできていると思いますが、アルコール依存症に対する警鐘を鳴らすのであれば、物足りないでしょう。それとも病気は単なる道具立てで、何かに追い詰められた人間心理を描くのが目的だったのか。その点では大変よくできていると思います。いずれにせよ、終わりが弱いことに変わりはありませんが。 ちなみに、ミクロス・ローザの音楽がテルミンを使っていて『白い恐怖』に似ていると思ったら、なんと同じ年の製作でした。しかもあちらはオスカー受賞。この年ローザは『楽聖ショパン』でもアカデミー賞にノミネートされています。さすがにテルミンはないでしょうが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-26 20:46:11)
247.  テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 
どんでん返しがあると聞いていたので、評価しにくいのですが……。でも本作のポイントはそのどんでん返しではなく、帰宅してからのジェイソン・ロバーズの行動だと思います。それだけに、実はジョアン・ウッドワードの方がポーカー狂だったとかいうオチは、笑いを狙っているのでしょうがなんか不快です。というか、子供まで使って騙そうという連中が不快。あの五人がどれほど悪いことをしたのか、そのあたりが具体的に描かれていないものですから、騙した方を正当化したり同情したりすることができません。結局、爽快感を感じないまま終了となりました。まあ、一度見れば十分ですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-25 20:44:44)(良:1票)
248.  いつか晴れた日に 《ネタバレ》 
久しぶりに見ましたが、やっぱりいいなぁ~。当時の雰囲気がよく出ていると思うし(もちろん、その頃私は存在しませんが)、ペース配分を考えたシナリオがいい。映像・音楽もきれい。エマ・トンプソンは、自分で脚色しただけに役にはまっているし、ケイト・ウィンスレットも魅力的。この2人のうち、どちらかでも欠けていたら、こうはいかなかったでしょう。 内容としてはラブロマンスなのですが、イギリスらしいと思うのは探偵小説的な「意外性」に満ちていること。あの人とあの人が実は婚約していたとか~。かと思ったらあの人と結婚したとか~。その意外性の出し方、こちらへのパンチの打ち方が、タイミングよくてみごと。そしてそんなところにまで品があります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-06 08:30:22)(良:1票)
249.  縞模様のパジャマの少年 《ネタバレ》 
まぁ、粗があることはたしかでしょう。あんな簡単に収容所に入れるはずはないし、母親や祖母がユダヤ人迫害に反対しているようなそぶりも、英米的価値観(希望的観測?)から来ているようで違和感を感じます。が、それを差し引いてもすぐれた映画であると思います。先の言葉と矛盾するようですが、人物配置が絶妙。特に、家庭教師の言うことを素直に信じる、優等生タイプのお姉さんを置いたことが成功していると思います。ブルーノがシュムールのことを尋ねられ、「知らない」というあたりも、記憶のどこかにあるような事柄で共感できます。 本作は反ナチの立場で作られていますが、さらにグローバルな視点からも見ることができると思います。先入観なく相手と対峙すれば、お互い人間であるということがわかるでしょう。そうなれば、互いを理解することも可能なのではないか。地球上では現在でも、価値観の違いから争い、殺し合う事態が続いていますが、謙虚に相手を見つめて人間同士であるとわかれば、愚かないさかいも少なくなるかもしれません。その可能性を示したことが、21世紀に本作が存在する意義であるように思われました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-24 21:56:19)(良:1票)
250.  リリィ、はちみつ色の秘密 《ネタバレ》 
軸となるのはリリィと母親の関係ですが、それに公民権(黒人差別)の問題がからんだりして、内容的には盛りだくさん。それをうまくまとめていますが、やはりやや散漫という印象はぬぐえません。少女の成長物語に焦点を絞った方がよかったかも。とはいえ、ボートライト姉妹もそれぞれ個性的で魅力があるし、いい映画だと思うので、一応結果オーライということでしょうか? ついでながら、ダコタ・ファニングが安達祐実に見えてしかたがなかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-23 21:00:48)
251.  パットン大戦車軍団
これはもう、パットン将軍の性格がすべてでしょう。正直、こんな人が実際に上司だとありがたくないですが、映画で見るぶんには面白い。生まれ変わって戦い続けてきたと称し、戦争史に詳しく詩もものするなど、なかなか一筋縄ではいきません。言うならばいくさバカですが、これだけ徹底したバカだと魅力的。長所も短所も含めて、愛すべき人物に描かれていました。少々長く感じたので、その分マイナスです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-12 21:50:05)
252.  花嫁の父 《ネタバレ》 
コメディタッチですが、全体として笑いに品があって楽しめました。特にモーニングのくだりは、「あるある」と思う人も多いでしょう。父親を演じているのが謹厳実直タイプのスペンサー・トレイシーというのもいいです。式や披露宴にお金をかけないという、中流階級の結婚観が見えていてるのも興味深い。近所づきあい、仕事上のつきあい、今なら思い切って切ってしまえても、当時は非常に大切にされていたことがよくわかります。古きよきホームドラマでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-31 20:40:49)
253.  モロッコ 《ネタバレ》 
主役2人がとにかく格好よすぎ。ハンサムなディートリヒにやられてしまいました。しかし、リンゴを売るというのは笑っちゃいますね……。大男のクーパーも、キザなところがたまりません。お話はたわいないといえばたわいないのですが、各人物が相手をいたわり合う心情がよく出ていたと思います。とはいえ、基本的にはクーパー/ディートリヒのカップルを鑑賞する映画でしょう。ただ、ラストはやられた。パラマウントのロゴに“The End”の文字がかぶさってもなお、音楽と風の音が鳴り続けている。粋なこの映画にふさわしいラストでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-30 11:47:48)(良:1票)
254.  紳士協定 《ネタバレ》 
「反ユダヤ主義」なるものがどこから来ているのか、そのあたりがよくわからないので、見ていてもピンと来ません。一応、それにとどまらず差別一般に当てはまる内容にしてありますが。キャッシーの使い方などうまいと思いますが、ややロマンス過多という気がします。また、キャッシーに問題点を理解させるのが結局ユダヤ人であるというところが、この映画の限界を示しているように思いました。本当にユダヤ教徒になるつもりはないのだから、ある意味主人公の「負け」でしょう。最後に提示される問題点はいまだに生き続けているので、そこは評価すべきというか、結局人間はそういうものなのだというべきか。それと、アンの扱いはひどいなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-29 10:36:54)
255.  いそしぎ 《ネタバレ》 
日本人でなおかつ信仰心の薄い人間にとっては、本作での宗教がらみの恋愛観や人生観は正直よくわかりません。主人公のローラは専業主婦に拒否感を示すなど、フェミニズムというかウーマンリブを先取りしているようで(アメリカでは隆盛だった?)、そうした点は興味深いのですが、45年も経っては古びてしまっています。当時は進歩と保守という対立で捉えられたのでしょうが、今のアメリカ人ならどう見るでしょう。あと、ローラの言う「自由」が、どうもアメリカ人にありがちな「自由という名の身勝手」に思えて共感できませんでした。映像と音楽は美しく、そこは今でも鑑賞に耐えると思いますが。 それにしても、聖職者の妻役にエヴァ・マリー・セイントをキャスティングするというのは、狙ってるんでしょうか?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-18 08:23:07)
256.  幸せの1ページ 《ネタバレ》 
私もジョディ・フォスターが島へ行くのがメインかと思っていました。見てみるとファミリー向け……というかお子様向けですね。これはこれなりに楽しめました。キャストはけっこういいし、お金もかけているようですが、そこはかとなくB級の香りが漂っています。とはいえ、それが嫌いではありません。問題は、アレクサンドラが島へ行くことと、ニムの冒険の結びつきが弱いこと。妙に大人向けの要素を入れて失敗したような気がします。ただ、アレクサンドラが出かけようとするところがいちばん笑えました。オープニングとエンディングのアニメがグッド。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-13 18:08:42)
257.  ある日どこかで 《ネタバレ》 
言うならば「雰囲気映画」でしょうか。1912年を再現した美術・衣装は見もの。撮影も美しいし、鏡を使うなど演出もすてき。音楽はさらにすてき。ジェーン・シーモアは単に美しいだけでなく、作中コリアーがひかれたのもうなずけるような、何ともいえぬ魅力を放っています。ストーリーとしてはやや弱いのですが、ラブロマンスとして「短くも美しく燃え」という一点に絞ったところがよかったと思います。限られた時間だったからこそ、終盤の展開に説得力が出てきます。あれは一応、ハッピーエンドとなるのでしょうか? 冒頭でコリアーが受け取った懐中時計など、説明のつかない部分もあります。しかし考えると、この懐中時計がうまい。この時計は1912年から1980年までの間を、永遠に巡り続けるわけです。2人の愛が永遠であることを象徴するかのように。しかもそのアイテムが時間を示す道具であることが、より暗示的です。その象徴としての時計が重要なのであって、その由来を詮索するのはあまり意味のないことだと思います。一瞬にして永遠の愛を、美しい映像と音楽で堪能する映画でしょう。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-12 20:58:33)(良:3票)
258.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
なかなかの良品でした。いちばん印象的だったのは、オリーブがお母さんに「やめてもいいのよ。やっぱり出る?」と言われ、あくまで出場するところ。たぶん彼女、最初に顔見せした時点で絶対に優勝できないことを確信したと思います。それでも出たのは、死んだじいちゃんのためでもあり、ここまで連れてきてくれた家族のためでもあり、何より自分自身のためでしょう。出ないと一生後悔するであろうことを、本能的に理解していたと思います。それはきっと、じいちゃんの教育あってのたまもの。本作で最初から最後まで前向きだったのは、じいちゃんとオリーブだけでしょう。 で、一風変わった負け犬一家ですが、それでも大切なものをもっている。それは人に対するやさしさ。特にじいちゃんの気の遣いようは、ぶっきらぼうで不器用だけど相手に対する愛情を感じさせます。フランクに「君もゲイの雑誌を買ったらどうだ」なんて言うのが典型的。ついでのようでいて、実はそれが目的でしょう。本作にはそうしたやさしさ、心遣いに満ちあふれています。この一家、全然負け犬じゃないですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-05 22:34:15)(良:2票)
259.  西部開拓史(1962) 《ネタバレ》 
これもなかなかすごい映画ですね。西部開拓の歴史をある一家の視点から描いた大河ドラマ。撮影も美しく、シネラマの大画面で見たらさぞかし迫力満点だろうと思われますが、今の日本にシネラマを上映できる映画館があるか疑問なので、テレビで我慢するしかありません。お話も魅せますし、西部開拓の負の面も一応描いています。とはいえ、基本的には「アメリカ人の、アメリカ人による、アメリカ人のための」アメリカを讃える映画であることは間違いないでしょう。であっても、日本人が楽しめないわけでもありません。豪華オールスターキャストだけでも堪能できます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-04 12:52:56)
260.  誰が為に鐘は鳴る 《ネタバレ》 
ワールドプレミア上映版で鑑賞。本作も時代背景がよくわからないのでレビューするのが申し訳ないような気もするのですが、劇中で語られたところによると、第二次世界大戦における枢軸国と連合国の「代理戦争」のようなものでしょうか。一応アメリカには、「独裁政権を倒す」という大義名分があるようですが。 お話の方ですが、前半はぐだぐだしていてあまり進まず、面白味が感じられません。各人物の性格描写もそれほど深く突っ込んでいるとは思えませんし。ピラーを除いて、いわゆる「キャラ立ち」している人物が見あたりません。仲間割れするのかしないのか、その辺もどっちつかずです。休憩を挟んだ後半は、一応戦闘場面など見せるところもありますが、やはり展開がボロボロなので高く評価はできません。 作中マリアに対する酷い仕打ちが語られますが、実はそれを行ったのはパブロと同じ国の人間です。どうもこのあたりに、ある種の偏見があるような気がして、やはり好きになれないところです。最後主人公は犬死にするわけですが、それにしては描き方がヒロイックすぎる。製作された時期を考えれば仕方がないのかもしれません。もし今リメイクされるとしたら、もっと突き放した、この戦争そのものに対する疑問を抱かせるような作品になるかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-23 18:51:56)
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