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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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261.  愛情物語(1956) 《ネタバレ》 
いかにも“古き佳きアメリカ”という雰囲気ですね。一代記なので、今なら連続ドラマ向けの題材でしょう。話の進行が早いこと。映画としては夫婦や親子の情愛を狙っているのでしょうが、個人的には「音楽の持つ力」を再認識させられました。そういう意味で、戦争中に子供とピアノを弾くシーンがもっとも印象に残っています。ファミリー映画としては、まあ普通でしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-31 11:02:18)
262.  真昼の決闘 《ネタバレ》 
社会派西部劇といった趣ですね。帰ってくるならず者がどれだけ悪くて、かつてどんなことをしたのかは、実はどうでもいい。そいつが帰って来るということが起こす波紋が、本作の主題ですから。起こるであろう悶着を、保安官個人の問題として片付けていいのか、そいつは本当にほかの町の人には危害を加えないのか。結局仮定の話であり、そこには正論などありません。単純に正義とか悪とかいった言葉で片付けられないだけに、現実感があります。ほぼリアルタイムで進行するのも、物語のリアリズムを生かすためでしょう。 主人公の保安官は、苦悩しながらも“信念”を持った人間として描かれています。何となくドラマ『男たちの旅路』を思い出しました。少なくとも、信念を持つことは重要ではないかと思います。 本作の弱点は、当時のハリウッド映画の原則として、「主人公が勝利しなくてはいけない」という限界を破れなかったことでしょう。「力には力で対抗するしかない」という、いかにもアメリカ的な解決をとっています。しかしそれでも、新妻に助太刀させるという皮肉な結末を迎えています。人を射殺した彼女がこれからどんな人生を送るのか、それでまたドラマが作れそうです。そういう点からしても、一筋縄ではいかない深みのある作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-24 20:58:45)
263.  シャレード(1963)
家庭用ビデオがなかった時代、昔の映画を見るには、リバイバルされるかテレビで放送される機会を待つしかありませんでした。本作を初めて見たのは大学生の頃。正直、予想以上のおもしろさにビックリしました。翌日、たまたまやはり見ていた友人と「面白かったな~」と語り合ったものです。 今回久しぶりに見直しましたが、やはりとても楽しい。粋でお洒落でスマートな、ある意味大人のための童話みたいなお話です。特に後半、次々人が殺されていきますが、あくまでもユーモラスでロマンチックなサスペンス・コメディに徹しているところがすばらしい。犯罪をある種の「ゲーム」として楽しむだけの余裕がないと、こういう映画は楽しめないでしょうね。作中、ケイリー・グラントが「僕の歳では真面目になんかなれない」と言っていますが、この作品のスタッフもおそらく同じ気持ちでしょう。「こんな映画、真面目に作れるか!」ってね。観客も、真面目に見てはダメ。そんな娯楽映画の王道でしょう。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-10-10 19:38:15)
264.  めぐりあう時間たち 《ネタバレ》 
うーん、評価しづらい。つまらなかったわけではない。むしろ引き込まれて見ていましたが、結局最後に至って「だからなに?」状態。特に、ローラが自殺しようとした理由がよくわかりません。人間誰でも悩みを抱えているものだと思いますが、特定の人の悩みをことさらに取り上げて、深刻に語られても……。とりあえず、機会があったら『ダロウェイ夫人』を読んでみます。いつになることやら。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-27 20:49:21)
265.  シンシナティ・キッド
大勝負の裏で交錯する人間ドラマを描いている点が特徴でしょう。実は勝負よりも、そちらの方がメイン。だからキッドとクリスチャンの場面で終わるのでしょう。とはいえ、勝負そのものも見ごたえあり。無駄に感じる部分がほとんどないのもいいです。クリスチャン役のチューズデイ・ウェルドがかわいい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-19 19:49:33)
266.  バス停留所
骨子は「若者の成長物語」のようですが、喧嘩をするまでが非常識で自己中心的過ぎるので、それからがご都合主義にしか見えません。あんなにすぐ変わるものですかね? コメディとしても笑えないし。出演者はよかった。特に主役の2人以外が光ってました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-09-17 17:17:15)
267.  オズの魔法使 《ネタバレ》 
「大切なものは身近にある」というテーマがよいです。それを生かすための、オズの世界とそこでの三人組の使い方が秀逸。かかしもブリキ男もライオンも、自分が欲しいと思っていたものを実は持っていたのですね。求めるものは他人に与えられるのではなく、自分の中にあるということ。結局自らの手で探し出すしかないという現実は、現代人にとっても重要ではないかと感じました。 映像としては、やはりオズの世界が圧巻! オール・セットで作り物感がよく出ていましたし(カンザスの牧場もセットですが)、出てくるキャラクターもユニーク。特に西の魔女の配下である翼の生えた猿は、インパクト十分でした。色彩も70年以上前のものとは思えないほどあざやかです(リマスターされているのでしょうが)。ユーモアたっぷり、見どころ満載の傑作でした。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-09-16 16:43:35)(良:1票)
268.  黄昏(1952) 《ネタバレ》 
「恋は盲目」ということなのでしょうが、いい年してジョージが無茶苦茶なので、同情できません。キャリー相手に嘘を重ねたりしているので、最後は自業自得という感じですね。キャリーの方もジョージと別れて正解だったようで、結局作者は何がやりたかったのかよくわかりませんでした。いかにも紳士然としたローレンス・オリヴィエが落ちぶれるのは、ある意味見ものですが。
[地上波(字幕)] 6点(2011-08-28 21:46:02)
269.  野のユリ 《ネタバレ》 
肝心のスミスの心情がよくわからなくて困りました。人物像があまり掘り下げられていないので、そこまでお人好しになる理由がよくわかりません。単に意固地なだけなのか? お話としては、ビング・クロスビーの『我が道を往く』と似ていますね。ただ、主要人物が黒人とドイツからの移民(東欧系)とスペイン系(?)という点が新しいのでしょう。全般にユーモラスなところはよかったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-22 11:26:27)
270.  史上最大の作戦 《ネタバレ》 
この映画が成功した理由は、ドキュメンタリー・タッチを採用したことでしょう。英米仏独偏ることなく、時間の流れに沿ってそれぞれの動きを客観的に描く。戦争というのがどういうものなのか、その一端を理解するには、それだけで十分なのです。とはいえ、ノルマンディー上陸作戦を題材に選んでいるところをみても、アメリカ主導であることはわかるのですが、そういうことが気にならない配分がなされていると思います。 単なるエピソードの羅列なので、冗長に流れるかと思いますが、見ていてどんどん引き込まれます。まさに「事実は小説よりも奇なり」、単なる事実であっても、戦争という特異な状況下にあっては、十分ドラマチックな場面が続いて目が離せなくなります。これもまた、本作の優秀さを示していると思います。また、大量のエキストラを投入した長回しの戦闘場面は、やはりすばらしいです。 欠点としては、ナレーションなどによる状況説明が全くなく、ある程度第二次世界大戦についての知識が必要とされることでしょうか。そもそもなぜノルマンディー上陸作戦が行われたのか、その理由すら映画中では説明されていません。なお、戦闘場面ばかりでしんどいという意見もあるようですが、これは戦争を描く映画ですから、むしろ戦闘が続くのが当然でしょう。これが戦争というものなのです。 そう、戦争反対を主張するのもいいですが、その前に戦争とはどういうものなのか、それがわかっていなければ話になりません。戦争の現実を知るには、たとえば本作を見るのがよいでしょう。それでこそ戦争の非情さ・悲惨さがわかろうというものです。それでも、現実のものとして実感するのは、現代日本人にはかなり困難なことだとは思いますが。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-08-18 22:39:59)
271.  風と共に去りぬ 《ネタバレ》 
映画館でしか見たくない映画№ 1。今回で三度目の鑑賞。さすがにアラも目立ってきます。前半は時代に翻弄されるヒロインということで、かなり面白い。スカーレットは「強い女」というイメージが強いのですが、実はそうでもないんじゃないかと思います。しょっちゅう弱音を吐いているし、肝心なところではレット頼み。しかしこの人、かなりしぶといです。どちらかというと、逆境に立たされた時に本領を発揮するタイプじゃないでしょうか。そういう意味では、かなり魅力的です。そうしたことを考えると、やはり前半の最後、「二度と飢えることはありません!」と神に誓う場面がもっとも感動的です。 後半、特にレットとくっついてからは、ケンカしては仲直りというパターンを繰り返すため、やはり飽きてきます。時代性が薄くなってしまうのもマイナスポイント。あと、『ベン・ハー』などと並んで、ハリウッド式大物量投入映画の代表格に思われますが、後半だけ見るとそれほどでもないです。 ということで、一時期ほど高評価はできませんが、それでも映画史に残る作品であることは確かでしょう。もっともこれは、南北戦争という「アメリカで起こった唯一の内戦」を扱っていることが大きいと思います。アメリカ人にとっては、かなり特別な意味を持っているようですから。まあ、日本人がそれに合わせなければいかんということもないと思いますが。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-11 21:58:06)(良:1票)
272.  パリで一緒に 《ネタバレ》 
楽しいですね。でも、はっきり言って「おバカな映画」なので、まじめに見てしまうと楽しめないかもしれません。それに、映画に関するネタがいろいろと振りまかれているので、それについてはサッパリという人も、苦しいかもしれません。たとえば、「バスタブで執筆する脚本家」というのは、『ローマの休日』も書いたダルトン・トランボのことでしょう。劇中劇の主人公二人が“リック”と“ギャビー”というのも……。実は、こうしたネタ探しの方が楽しい映画なのかもしれません。 出演者では、なんといってもトニー・カーティス! 一応ゲスト的な出演なのに、作中で端役扱い。「名前なんてどうでもいい」とか言われて、笑わせてくれます。この人がいなかったら、かなり評価は下がったでしょうねぇ。 映画をネタにした、いわば「映画の映画」であるためか、ロマンスの方はやや弱いという印象を受けました。しかし、それを補ってあまりあるほど、映画ネタの会話や映像・音楽は楽しいです。なかなかの逸品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-19 08:43:36)
273.  メリー・ポピンズ
以前洋画劇場で見たはずですが、内容はほとんど忘れていました。けっこう教訓的というか、大人が見ても考えさせられるお話になっていますね。ただ、前半は子供を意識したところが多く、かんじんのメリー・ポピンズがなかなか登場しないこともあって、間延びしたという印象です。実写とアニメの合成や、舞台である20世紀初めのロンドンの雰囲気は出ていたし、絵作りはよかったです。ミュージカルとしては、魅力のある歌が少ないのが残念です。「2ペンスを鳩に」は名曲であると今回認識しましたが、これはシチュエーションの影響が大きいです。そんなわけで、魅力はあると思いますが、個人的にはあまり好みではありません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-13 22:22:37)
274.  泥棒成金
保養地を舞台にしているためか、ユルユルな展開。のんびりしているのもいいですが、そればかりでは間がもちません。犯罪ものにしても恋愛ものにしても、ある程度のサスペンスは必要なはず。平熱にもテンションが上がらないのは厳しい。グレイス・ケリーの美しさに免じてこの点数。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-10 22:55:00)
275.  紳士は金髪がお好き(1953) 《ネタバレ》 
ミュージカル・コメディとしては、まあまあ面白かった。見終わって「あ~、面白かった」と言って、すぐに忘れてしまいそうな映画ですね。しかし、ローレライが実は単なるバカではなかった(?)と思わせる結末はよかったと思います。個人的には、モンローよりジェーン・ラッセルに魅力を感じます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-03 20:10:53)
276.  狼王ロボ
よくも悪くも、子供向け動物映画。ところどころに歌がはさまれるのも、ディズニーらしい。昨今動物を追ったドキュメンタリーは珍しくないですし、ロボも実在した狼なわけですが、この映画の筋自体はフィクションではないでしょうか。それが実際の動物を使うとドキュメンタリー性が高すぎて、紛らわしいと思います。アニメーションなら問題はなかったでしょうが。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2011-05-01 16:53:14)
277.  ブリット 《ネタバレ》 
今までは吹き替えの洋画劇場でしか見たことがなかったんです。今回おそらく初めてノーカットで見て、これまで事件の真相について理解していなかったことが判明しました。というか、アイデアとしては面白いのですが、ちょっと無理があるでしょう。刑事ドラマとしては、朝帰宅前に買い物をするところなど、日常生活が描かれていてよかったと思います。上院議員との対立や、刑事という殺伐な仕事をしていることなど、いろいろと取り込んではいますが、それらがうまく機能せず空回りしているという感じです。車の追跡劇は今見ても面白い。運転席にカメラを据えた映像は、単純ですが坂の多いサンフランシスコなので、効果を上げています。それだけに、お話が散漫になってしまったのは残念。あと、ブリットの相棒や上司がいいですね。ブリット本人は名刑事として知られているようですが、それもあの上司がいてこそと思わせます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-01 18:19:31)
278.  その男ゾルバ 《ネタバレ》 
ゾルバのキャラクターが面白い。学歴はないだろうが、その語るところはある種の箴言とも言えるもので、名台詞の宝庫。その一方、女好きだったりちょっと抜けているところがあって、憎めない人物です。バイタリティにあふれていて、実際身近にいると煙たいかもしれませんが、映画で見る分には問題ありません。バジルとの関係もなかなか素敵で、最後に二人で踊る場面がとてもよかった。ただ、ゾルバが戻ってきて女二人が死ぬという展開が、やや強引に思えます。村の閉塞感や旧弊さ、あるいは死人の持ち物を残らずかっさらっていく田舎の残酷な面を出したかったのでしょうが、やはりなくても問題ないと思います。とはいえ、なかなか好編でした。音楽もよし。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-31 18:47:56)
279.  疑惑の影(1943) 《ネタバレ》 
ヒッチコック作品でもお気に入りの一本。巻き込まれ型とは逆の、平穏な日常に恐怖が忍び込むプロットですから、「平穏な日常」がうまく描けていないと意味がありません。人物・風景など、いかにもアメリカの田舎町という感じがよく出ていました。あと、人物のキャラクターがいい。あれこれ説明をせず、当人の言動で人物像を理解させる手腕がみごとです。重要な脇役である幼い妹弟も、しっかりと描かれています。演出では、最初にジョセフ・コットンとテレサ・ライトを紹介するところで同じ手順を踏むなど、細かいところが面白い。他に印象に残っているのは、図書館で新聞を読んだチャーリーからカメラが離れていく場面。階段の下からジョセフ・コットンを見上げるテレサ・ライトのショットも絶品でした。ヒッチコックは、階段の使い方が実にうまいですね。チャーリー叔父の動機など、ふくらませればまた違った映画ができそうですが、あくまで背景にとどめているところが、この監督らしいです。欠点は、音楽がうるさいことでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-03-28 22:10:11)
280.  バウンティフルへの旅 《ネタバレ》 
人間というのは、何歳になっても自分のアイデンティティーを確立したいのですね。バウンティフルへの旅は、自分が自分らしかった時代への郷愁。けれどもそこには誰もいなくなり、親友も亡くなってしまった。つまり自分の居場所はなくなってしまったわけです。そうなって初めて、新しい一歩を踏み出すことができました。実際、自分にとって価値あるものがすべてなくなるくらいでないと、新しくやり直すのは無理でしょうね。いわゆる「リセット」です。人生のリセットというと、どうもマイナスのイメージがありますが、ここではプラスに使われているのがいいですね。こんなおばあさんでも人生をやり直せるのなら、自分はまだまだこれからと思わせてくれるのも嬉しい。最後に嫁さんが、ちょっといい人だとわかるのもいい。この「ちょっと」というのが微妙で素敵です。レベッカ・デモーネイはきれいだし、緑の衣装もあざやかで印象に残っていますが、彼女がこのドラマでどのような役割を負っているのか、そこがよくわからなくて残念でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-15 21:57:46)
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