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エスねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 644
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ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23593/
ホームページ http://kine.matrix.jp/
自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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301.  ロケッティア
ディズニーって、戦時中は『バンビ』での精密なデッサン力を活かして、戦闘機の飛び回る、戦争バンザイな戦意高揚映画を作ってたんだよね。体質的に右寄りなのも創業者ウォルトの頃からだし(ただし国家事業と自作の芸術を天秤にかけると、自作の方が勝ってたらしい)。なんで、この映画は過去のディズニー自身に目を向けたセルフ・パロディに当たると思ってます。ディズニーを深く知ってれば面白そうな場面が多々あるんだけど、コッチはシロウトだからお構いなしの低得点です。
3点(2004-03-15 01:28:09)
302.  新・14日の土曜日
あれれ? 誰もレビューしてない? ヌルいホラーコメディですけど、好きですねー。「13日の金曜日は凶。14日の土曜日は大凶」これに尽きる映画です。14日の土曜日、襲いくる災厄にどんどん崩壊していく一家。この崩壊の仕方がいちいち笑えて、もう。アメリカで「ホームコメディ」というジャンル(奥様は魔女とかじゃじゃ馬億万長者とか)がまだ確立できていた時分だからこそ笑えた映画なんですかねー。
4点(2004-03-15 00:35:12)
303.  アベンジャーズ(1998)
襲いくるクマさんを見て私的にかなりの高得点を獲得。他にもオープニング、サウナシーンとキッチュな見所いっぱい。イギリスとアメリカを分ける、狭い溝に着目しながら見るとツボかも。金と栄光を失った大英帝国にも、意地はあるのだよという事か。
8点(2004-03-14 11:20:47)
304.  レザボア・ドッグス
この映画を見た時、自分の中で映画観が壊れてしまった。「こんな映画でもいいのか?」という強烈な疑問を感じた。今ではもうすっかり慣れたらしく、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』も観れてしまったくらい(生理的・肉体的にはすごい苦痛だった…ソッチのレビュー参照)だけど、この時は衝撃。監督は明らかに素人だ(後で知ったが、タランティーノはマフィア/ヤクザもののレンタルビデオを編集してストーリーボードみたいなのを作り、映画会社に持ち込んだらしい)。でもこの構成なら確かに撮り切れるだろう。これは「映画」なのか? ラッシュに毛の生えたモンじゃないのか? …数年後、彼が普通の映画を撮り始めてからこう結論した。「巧く乗せやがったなこの野郎」。てなわけで、ハーベイ・カイテルに復帰祝いに4点。
4点(2004-03-13 23:49:28)
305.  スターシップ・トゥルーパーズ
反戦映画だとは思わないんすよね、コレ…反戦映画作るのも無意味に思ってるような、ニヒリズムが漂ってるのを感じます。まあ『グレート・ウォリアーズ』撮ったバーホーベンだもんね。このヒトのSFは絵的な部分までキッチリ考証されてそうな…というか「これ以上やるとファンタジーだ」という一線を理解してる点が凄いです。これが徹底してるから、特にネタ明かしのシーンを入れなくても「本物の情報」と「捏造された情報」とをキッチリ切り分けできる。さすがは物理学の博士号を持ってるだけあるよなあ…って、これは『トータル・リコール』のレビューに書いた方がいいのか。あと、主役の俳優さんは全くの新人で、「ジョニー・リコを演じるなら俺だ!」と自ら売り込んで医者になるのをやめたそうですが…まさかこんな映画になるとは思わなかったんだろうなあ…可愛そうに(薄笑)。
9点(2004-03-13 23:12:33)
306.  ハドソン・ホーク
大金を投じた投げやり作品が大好きなオイラの、ベストシネマ2位。ただ単に投げやりなだけじゃなく、超強引なカットつなぎ(デート先への無理やりな到着シーンなんか、こんなん他の映画で観たことねーよ!)とか昼が夜になる無茶苦茶さ(これはDVD版の監督音声解説で自慢げに語ってますね)とか、判ってやってる点がいいのれす。絶対ありえないバチカン諜報機関とかCIA軍団とかもナイス。だけど世間的には堂々のラジー賞受賞作なのれすね…これからも我が道を行きますとも、ええ。
10点(2004-03-13 22:45:34)
307.  アマデウス
ちょっと挑発的な点数か。ミロシュ・フォアマンは(『ラグタイム』を撮った監督だから)好きな方です。が、この映画のせいで、長らく古典派音楽とモーツァルトを誤解するハメになってしまいました。モーツァルトの死も劇的なんだけど、どうせなら2大作曲家ヘンデル&バッハを失明に追いやったインチキドクターの話も見たいな…このスタッフで。あ、ハイドンの死体が盗まれた話も面白そうだなあ。
2点(2004-03-13 22:24:29)
308.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト
ソニーのグラストロンを買った時、友達から「グラストロンで観るなら絶対この映画だ!」と断言されました。で、恐る恐るDVDを買ってきて…あまりの生理的苦痛で、30分おきに鑑賞を止めて休んでました(←でも最後までメガネで見たバカ)。あのカメラのブレ方や常軌を逸したカットタイミングは、何やら新たな境地を切り開いたかに見えますな。
4点(2004-03-12 03:54:43)(笑:1票)
309.  スニーカーズ
90年代という時代に「神」となる方法を端的に教えてくれた社会派映画。現実世界でも、数学の天才達って要人扱いだそうです(理由はこの映画見てればイヤでもわかるよね!)。見ててめちゃめちゃドキドキしましたよ。この映画のすぐ後に、巨数を一瞬で因数分解する『ショアーのアルゴリズム』が発表されてます(まだソレを動かす量子コンピュータ自体はできてないみたいですが)。だから実は「超」のつくホットなサイエンスストーリーだったんですね。でもまあ、監督はあんなシナリオでもドラマ重視なんだよなあ…「ベテラン外して、その金でアクションとセットを充実させれば?」と、当時は思いましたが。あの地味なムードも捨てがたいんだけど。
6点(2004-03-12 03:04:05)
310.  メテオ(1979)
容赦なく駄作認定。特にミサイル飛ぶとこでマーチ鳴らすのはどうかと思う。巨大隕石モノは数あれど、まだメガネにかなう作品は出てきてないな…。
1点(2004-03-08 08:52:06)
311.  カクテル
原作の1/4くらいしか消化してないよう…もっとスレてズタボロになってく後半の方がパワフルで魅力的なのに…ま、トム・クルーズ作品でそんなの期待しても無理なのは承知してましたが。でもベタ甘なラブストーリーに逃げるのはねーよ。せめてバーテンダーが客を酔わせるセコい手口のイロイロ(シェイクした後でスピリッツを薄くフロートさせるとか)は見せて欲しかったなあ。
1点(2004-03-08 08:09:58)
312.  シンドラーのリスト
スピルバーグは基本的にモラルのない監督だ。暴力やセックスなどの映像表現の事じゃなくて、もっと根本的な部分の話。要するにジョーズが海水浴客を食い殺すのもTレックス&巨大トレーラーが主人公を追い掛け回すのも「観客を楽しませるため」と考えている節がある。彼は『ジュラシック・パーク』で、パークのオーナーにこんな事を言わせている。「ノミのサーカスから身を起こし、見世物興行なら何でもやってきた。だが一度だけ、客を本物で驚かせたかった」…このセリフは原作にはないので、スピルバーグが意識して付け加えたものと見ていい。おそらく「見世物監督」としての彼の本音だと思う。奇しくも『ジュラシック・パーク』の直後に本作が発表される。スピルバーグが見せたかった「本物」は『シンドラーズ・リスト』なのか…? 多分そうだと思う。彼は自分の欠点をよく承知していた。自分の苦手なタイプの人間を描く羽目に陥ると、途端に馬脚が出てしまうのだ。だったら徹底して外面から描こう。収容所の怖さを、内面ではなく外面から。トレーラーのように。ジョーズのように。Tレックスのように…それは成功しただろうか? ただの見世物に「本物」が持つ力を与え得ただろうか? 敢えて中間点をつけるのは、その評価がまだ脳内で出せないからでもあり、この作品に賭けた意欲と出来上がりのギャップを感じるからでもある。『シンドラーのリスト』以後のスピルバーグはまるで抜け殻のように無益な大作を作り続ける。テーマ性は薄く、表面的なモラルの衣までまとった映画を…この作品が転換点であったのは間違いない。作中でジュラシック・パークが崩壊したのと同じように、本物の力は創造者までも侵してしまったらしい。シンドラーは戦後、アル中になって報われない老後を送る。彼もまた、ナチスとは逆説的に《善》に憑かれた亡者であり、果たすべき役目を終えるとダメになってしまった…もしかして、今のスピルバーグはナチやシンドラーの「その後」の影に脅えているのだろうか?
5点(2004-03-08 07:45:14)(良:2票)
313.  スーパー・マグナム 《ネタバレ》 
もうこうなると笑うしかない、という典型例。前2作は70年代の香りを引きずってたのに、この話だけは(ジェイソンやフレディやランボーやターミネーターの跋扈する)80年代に目覚めてますな。目覚めてはいるが主役を張るのはいつものブロンソン。ミスマッチです。強烈にヘンな味わいをかもし出してます。ひったくりは射殺、車泥棒は銃殺。ヤングギャングがまとめて襲ってきたら機関銃で皆殺し。最後の大ボスはバズーカ砲で爆殺。だから、笑うしかない。ここはプラスに評価しときます。もちろん前2作を忘れた上で。 (補足:…とか書いてから調べたら、これの後にもまだ続編があったの…? 奥が深すぎるな死の洗濯シリーズ…)
6点(2004-03-08 06:19:09)
314.  タイム・マシン/80万年後の世界へ
B級の薫り高い娯楽作。リメイク版での、万感の想いを込めてタイムマシンのレバーをグググッ!と引く熱さに比べると、なんとお気楽な…でもまあ原作イメージに近いのはコッチの方か。でも…殴るだけで死んでしまうモーロックの弱さは、ちゃんと科学的理由があるんだけど、映画ではなんの説明もないんでお笑いにしかなってないぞ。見るならDVD版をお勧めします。オマケでついてるTV特集での寸劇が、そのまま本作の後日談となってて気持ちがいいんですよ。ま、オイラはSF作品の評価には厳しいんで点数低めにつけますけど、気楽に見れて一度は楽しめる、お勧め作品です。
5点(2004-03-08 05:40:44)
315.  ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5 《ネタバレ》 
予算も少なきゃ前作キャストも呼べない二番煎じの続編モノで、内容的に1作目を越える事が出来た稀有な例(ちゅうかオイラこの作品以外では見た事ありません)。とにかく限られた条件だけでよくやってくれました。ジョニー5の物語に、本当は戦闘シーンなんて不要だったのかもしれないですね。壊れてバラバラになるシーン、本気で泣きましたよ、ええ。いい大人が。で、予想もしなかったとんでもないハッピーエンドにまた涙。サスガに3を作ろうという無謀な人間はいなかったようですが、低予算C級駄作でもいいから続編を見たかったっす。素直に「アメリカって懐の深い国だぜ」とつぶやける一本。
8点(2004-03-08 05:28:28)
316.  π(パイ)
塚本晋也の『鉄男』が世界的カルト映画となった事を如実に示した作品。てか、なぜテーマにπを選んだの? 巨大数列をFFTで解き明かそうとする90年代に、なぜπ? 株価との相関もイマイチ。ネタ的には『スニーカーズ』という先駆作があるだけに、映像の味覚だけで評価しなきゃならなくなったのが辛いとこでした。80年代作品なら唸ったトコロですが。
1点(2004-03-08 05:18:18)
317.  ハンバーガー・ヒル
『プラトーン』より『フルメタル・ジャケット』より『地獄の黙視録』より、『ハンバーガー・ヒル』だなあ。戦争映画なのかスプラッタ映画なのかわからなくなって来るくらい、ショッキングだった。あまりに無謀な命令、死ぬとわかっていても攻めに行かにゃならん兵隊さんたち。観客も彼らに付き合わされて地獄めぐりをするうち、後半で手足が吹っ飛ぶくらいじゃ神経に響かなくなってる。そしてエンディングで出る「その後」の字幕には唖然として、かつ不快な疲労を憶えます。そのメッセージはいやと言うほど伝わった。ただ、多くのベトナム帰還兵と同じように記憶の奥底に沈めてしまって、この映画を「なかった事」にしているわけだが…。
7点(2004-03-08 05:07:07)(良:1票)
318.  アビス(1989)
オースン・スコット・カードの嫌いなオイラとしては、自然と減点に傾きますなあ。シナリオも、痴話ゲンカと世界平和をゴッチャにして両方を繋ごうとする努力に欠ける点が、見ていて辛い。宇宙人を出さずに硬派に締めてくれれば点は上がったろうけど…当時はSFでなけりゃ大作の制作費は出してくれなかったろうし、キャメロン=SFというイメージが定着してるからなあ。監督当人にも、現行テクノロジーだけでラストまで描き切る気持ちがあったかどうか疑問だし。ただ、これが宇宙モノ(宇宙船で行ける地球近傍が舞台)だったら評価は変わったかもしれない。宇宙空間は生死の境目がキッパリ分かれていて、痴話ゲンカですら重大な結果を招きかねないからね。宇宙の方が断然サスペンスは増して、後半をググッと持ち上げる要素になってくれたと思う。
2点(2004-03-08 04:47:18)
319.  スフィア 《ネタバレ》 
いまんとこ本格SF映画でエスねこ的に最高得点を取っている作品。クライトンの原作は最悪の駄作だと思うけどね。主役3人のキャスティングで成否が分かれるところだが、ハリウッドらしさの少ない俳優を配した点が功奏したと思う(正直、シャロン・ストーンよりはブリジット・フォンダにやって欲しかったけど)。次に全体構成。監督レビンソンはかなり『2001年宇宙の旅』を真似ている。誰もいないセットをひたすら映し、あたかも誰かがいるかのように思わせる手法はキューブリックがHAL9000を表現するのに使ったソレと同じ。後半はシーンの連続性を敢えて断ち切るようなフィルムの繋ぎ方をして、なおさら観客を混乱させるが、これはラストで「何か(結局それは自分自身なのだが)」を精神分析し、治療を試みる際の描き方で最高潮に達する。キューブリックが描いたのが迷わずアッチの世界へ逝ってしまった一人の人間だとすれば、レビンソンは地に足をつけて頑張り続け、観客ともども現実へ引き戻そうと努力を重ねる。それが実ったかどうかは…もちろん、あのラストは「現実じゃない」かもしれないのだ。いやシナリオ的には間違いなく現実なんだろうが、演出はそれを拒否している。ああいう風に描くのが、レビンソン流の「スターゲート」なのかもしれないな。
9点(2004-03-08 04:35:58)
320.  ディック・トレイシー
有名スターに元の顔がわかんなくなるような特殊メイクさせるわ、ホンモノのビルを紫に塗っちゃうわ、まー確かにビーティーの政治力がよく表れた映画ですね。彼の映画の独特のスタイルが好きなオイラとしては、映画の評価に+2点ってとこです。とにかくフィルムのカッティングがスピーディで大胆! トレイシーとテスの休日デートを丸1日描いたシーンで、オジャマ虫のキッドが「おなかすいた!」と叫んではひたすら食うシーンばっかりで繋いでるのが、いかにもビーティー映画だな~って感じです。あと、『ペテン師と詐欺師/だまされてリビエラ』のヒロインで好演したグレン・ヘドリーがトレイシーの恋人・テス役。この人の演技もけっこう好きです。DVD買いましたが、英語版の他に吹き替えも入ってました。初めの方で盗みをしたキッドを追いかける場面で、全速で駆けながら「そんな事で人生を棒に振っちゃいかん!」「人の物を盗むのはいけないんだ!」と叫ぶビーティに爆笑(映画館で見た時にはこんな笑えるセリフだとは知らなかった)。やっぱこのオッサン、気取った天然をやらせるとピカ一ですなあ。
7点(2004-03-08 03:26:42)
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