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エスねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23593/
ホームページ http://kine.matrix.jp/
自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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341.  ハンバーガー・ヒル
『プラトーン』より『フルメタル・ジャケット』より『地獄の黙視録』より、『ハンバーガー・ヒル』だなあ。戦争映画なのかスプラッタ映画なのかわからなくなって来るくらい、ショッキングだった。あまりに無謀な命令、死ぬとわかっていても攻めに行かにゃならん兵隊さんたち。観客も彼らに付き合わされて地獄めぐりをするうち、後半で手足が吹っ飛ぶくらいじゃ神経に響かなくなってる。そしてエンディングで出る「その後」の字幕には唖然として、かつ不快な疲労を憶えます。そのメッセージはいやと言うほど伝わった。ただ、多くのベトナム帰還兵と同じように記憶の奥底に沈めてしまって、この映画を「なかった事」にしているわけだが…。
7点(2004-03-08 05:07:07)(良:1票)
342.  アビス(1989)
オースン・スコット・カードの嫌いなオイラとしては、自然と減点に傾きますなあ。シナリオも、痴話ゲンカと世界平和をゴッチャにして両方を繋ごうとする努力に欠ける点が、見ていて辛い。宇宙人を出さずに硬派に締めてくれれば点は上がったろうけど…当時はSFでなけりゃ大作の制作費は出してくれなかったろうし、キャメロン=SFというイメージが定着してるからなあ。監督当人にも、現行テクノロジーだけでラストまで描き切る気持ちがあったかどうか疑問だし。ただ、これが宇宙モノ(宇宙船で行ける地球近傍が舞台)だったら評価は変わったかもしれない。宇宙空間は生死の境目がキッパリ分かれていて、痴話ゲンカですら重大な結果を招きかねないからね。宇宙の方が断然サスペンスは増して、後半をググッと持ち上げる要素になってくれたと思う。
2点(2004-03-08 04:48:20)
343.  スフィア 《ネタバレ》 
いまんとこ本格SF映画でエスねこ的に最高得点を取っている作品。クライトンの原作は最悪の駄作だと思うけどね。主役3人のキャスティングで成否が分かれるところだが、ハリウッドらしさの少ない俳優を配した点が功奏したと思う(正直、シャロン・ストーンよりはブリジット・フォンダにやって欲しかったけど)。次に全体構成。監督レビンソンはかなり『2001年宇宙の旅』を真似ている。誰もいないセットをひたすら映し、あたかも誰かがいるかのように思わせる手法はキューブリックがHAL9000を表現するのに使ったソレと同じ。後半はシーンの連続性を敢えて断ち切るようなフィルムの繋ぎ方をして、なおさら観客を混乱させるが、これはラストで「何か(結局それは自分自身なのだが)」を精神分析し、治療を試みる際の描き方で最高潮に達する。キューブリックが描いたのが迷わずアッチの世界へ逝ってしまった一人の人間だとすれば、レビンソンは地に足をつけて頑張り続け、観客ともども現実へ引き戻そうと努力を重ねる。それが実ったかどうかは…もちろん、あのラストは「現実じゃない」かもしれないのだ。いやシナリオ的には間違いなく現実なんだろうが、演出はそれを拒否している。ああいう風に描くのが、レビンソン流の「スターゲート」なのかもしれないな。
9点(2004-03-08 04:35:58)
344.  オールウェイズ
「好き」という観点では、スピルバーグ作品中で一番好き。その静かな生死感が何とも心地よく、脳内の哲学的な部分までも癒してくれる感じ。そういう癒し系ムードにピッタリのリチャード・ドレイファス/ホリー・ハンターという絶妙コンビ。こんな臨死体験だったら、ぜひやってみたい(笑)。
8点(2004-03-08 01:06:35)
345.  ランボー 《ネタバレ》 
これ、映画館に行きたかったんだけどまだ子供の頃で行けなかった。ずっと後にビデオ録画した奴を友人に見せてもらったのが最初です(当時はビデオのある家庭も少なかったのよ)。で、まずシナリオがビックリでした。古典的なゴーストハウス物を下敷きにしてるんですよね、これ。幽霊はもちろんランボーで、村人は館の住人。ランボーの元上官が霊媒師(とか博士とか)の役回り。つまり、言外に「復讐に入ってからのランボーは既に死人だ=これは帰還兵の悪夢のファンタジーだ」と言っている。一種、「『ブラジル』のラストを延々引き延ばした映画」と言えなくもないですね。ラストで大人しく警察に引き渡されるランボーは、だから幽霊の成仏シーンというわけです。この映画を見たであろう、多くのベトナム帰還兵への強烈なメッセージがここにあります(実際に映画館で発作を起こした帰還兵もいたといいます)。「世間の人にわかってもらおうと腐心するな。幽霊になっちまうぞ。あの時あった事は俺が知っている。だから、あんたたちも早くその傷を成仏させるんだ…」。何と救いのない、悲しいメッセージ。2以降のランボーがああいう風に変身しなければ収まりがつかなかった理由もわかります。でもその語りかけの真摯さ(と上映のタイミング)において、ランボーを上回るベトナム戦争映画は出なかったと思います。もちろんオイラなんかは観客扱いされてない、という事になりますが。それはそれでいいでしょう。そんな映画もアリだと思います。
7点(2004-03-07 23:56:23)(良:2票)
346.  フルメタル・ジャケット
『突撃』『博士の異常な愛情』を撮った彼が、今さらなぜこの作品を…今でも疑問。ただ、「戦場」「戦争」「軍隊」という似て非なるものをキッチリ区別した点は流石、かな? 主人公が「殺人」を犯してから、あと30分くらい欲しかったような気がします。狂気の外観と入口までは見えたけど、我々観客に「これ以上は見るモンじゃないよ」とピシャリと扉を閉められてしまった感じ。キューブリックもこの時には老いてしまってたんだろうか…残念でならない作品です。
3点(2004-03-07 23:34:25)
347.  キャッツ&ドッグス
病んでるよ…病んだ映画だよ…犬と猫が戦ってるという設定はまあいいとしても、話を世界規模にしなくてもいいだろ…誇大妄想寸前だよ…オイラが映倫なら、絶対R指定にします。子供にあんな妙なもん見せちゃイカンですよ。
2点(2004-03-07 22:51:25)
348.  トロン
『ブラックホール』と共に、ディズニーのどん底期を飾る金瞞駄作。映画的な側面は語らずに、ここではその世界観について書いておきたい。この映画の舞台となるバーチャル空間は、スパコンの中なのだ。IBMの大型コンピュータの世界だ。だから神のごとき独裁者を設定できた…ネットワーク世界なら違う展開をしたはずだ。製作当時はまだパソコン黎明期で、今のようなPC全盛期を思い浮かべられなかったのは常に嗅覚鋭くあるべき映画人としては失格だろう。ここに創業者が死んで以降のディズニーの体質&持病と言うべき「驕り」が見て取れる。その証拠に、この映画の数年後にはPC時代が到来、ナローバンドのBBSながら個人のPCネットワーク時代が到来し、『トロン』は急速に生彩を失って古びていくのだ。それ以後も、ディズニーの体質はいまだ変わってはいない。製作サイドに職人的な誠実さはあるものの、「子供が求める物はいつも同じ」という慢心、徹底したリサーチ不足、あげくに金にあかしたネタの横取り…。画面を構成する要素が少なくストーリーのシンプルな本作では、そのディズニー病が、版画のようにクッキリと刻印されて観客の目に焼きつく。「つまらない」と…。
2点(2004-03-07 22:24:58)
349.  親指スター・ウォーズ
低得点強化月間のため点数にオマケはしません。くだらなくて下品。それ以上の感想はなし…でもDVD買ったし、時間が手ごろな事もあって、ついつい見ちゃうんだよなあ、親指シリーズ…。
2点(2004-03-07 21:57:51)
350.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 
DVDが出たのを機に再見してみました(主にここに書くのが主目的だったんすけど)。小屋でかかった時に見て以来だから、かれこれ20年ぶりの再会。結論…ダメだぁ。20年の歳月が、あの頃の感動を呼べないようにしてしまったのか…。一番痛かったのは自分の鑑賞眼が肥えてしまったせいで、主人公の夢や恋がみんなマザー・コンプレックスから発しているのが読み取れてしまった事。「役人+マザコン+優等生」というキャラから全く逸脱する事なくラストまで突き進む主人公のドラマは、もはや苦痛ですらありました。お役所の、過度に無機的で権威主義的な描写も、仕事でホンモノの役所とお付き合いするようになった今は、奇抜な笑えるビジョンじゃなくなった(というか『踊る大捜査線』のギャグの方がうまいと思ってしまった)。インターネット時代に入って現実世界がけっこうブラジル的になってる事もあり、重要度を増してる作品だとは思います。でも一度見れば十分なのかもしれない…そんな失望感が、エンドタイトルを見ながら胸の底でくすぶっておりました。でもデ・ニーロは良かった。うん。
3点(2004-03-07 21:13:55)
351.  ブレードランナー
世間での評価は知ってるけど、この映画については全面却下。公開時、ハッキリ言って途中で寝ようと思った。オイラ的に怒りを覚えるほどつまらんかった映画は、コレと『マトリックス』くらいかな。見る前に期待していたシーンが「ゼロ」だったのも辛い。最低限のクリアラインとしてやって欲しかった事は、「イジドアのバターおすそ分けシーン」「蜘蛛の足をブチブチ千切って興奮するレプリカントたち」の2つ。ウドンなんか食ってる場合じゃねーよ、ちゃんとヒキガエル拾って帰れって。ちなみに『ブレードランナー2』を書いたジーターはオイラと同じキモチだったようで、イジドア君が美味しい役になって出てきますナ。
0点(2004-03-07 01:00:45)
352.  悪魔スヴェンガリ
トーキー初期の作品です。「手塚治虫はきっと、若い頃この映画に惚れ込んだに違いない!」。そう確信できるくらいに手塚的な味を持ったホラー&ロマンス映画。時代を反映してか、背景セットには『カリガリ博士』の影響がアリアリ。ただし表現主義じゃなく普通のエンタメなんで、奇怪な町並み(模型)を舐めような美しいカメラワークで見せてくれます。ヒロインのトリルビーは猫系で可愛いモデルさん。ちゅうかそれより何よりドリュー・バリモアを輩出したバリモア一族の中興の祖、ジョン・バリモア主演の映画なんすけど…なぜに人物データベースに載ってない…ここに登録した時に愕然としたんですが。筋の粗い部分もあり、点数はこんな感じで(でも隠れた名作だと思うっすよ)。
6点(2004-03-05 03:10:03)
353.  プリティ・リーグ 《ネタバレ》 
『ナチュラル』は好きだって言うと白い目で見られるコトが多いけど、これは大体みんな納得してくれるなあ。CDも買いました。ラストの姉妹対決、まるまる15分ぐらいスコアを書き起したみたいで、曲を聴いてるだけで各シーンを思い出して熱い涙がこぼれます(「うちもう投げれへん!」とロリーがマウンドで振り向くシーン。孤独感煽りまくりのトランペット、これが最高!)。別にスポ根でなくたって、アメリカンに陽気にやっててもいつの間にか真剣勝負で熱くなってる…野球、スポーツの持つ底力ってもんでしょうかね。いい映画です。
8点(2004-03-04 01:08:24)
354.  アンドロメダ・・・ 《ネタバレ》 
ニューメキシコのとある田舎町に突如として災厄が襲いかかった。ほぼ全ての住人、そして救助に赴いた米軍までもが瞬時に変死を遂げてしまったのだ! それは、宇宙より飛来せし凶悪なモンスターの仕業だった。かねてより宇宙からの侵略を憂慮してきた米政府は、非情な宇宙生命と戦うべく生まれた秘密組織「防疫戦隊ワイルドファイヤー」の隊員たちへ緊急シグナルを送った。ワイルドファイヤーの秘密基地は人里離れた土地の地中深くに建設され、完璧な防毒システムに守られた地球防衛の要なのだ。パワードスーツに身を固め基地を発進したワイルドレッドとワイルドブルーは、死の町での熾烈な調査の末に宇宙侵略者の魔手を逃れた老人と赤ん坊を救出する。そう。敵には何かの弱点があるのだ! この老人と赤ん坊を襲えなかった何かの理由が…基地での科学調査が始まった。しかし宇宙よりの凶獣は彼らに時を与えず、最新鋭のジェット戦闘機と戦いこれを撃墜、人類の未来は風前に揺らぐ灯火のように消えようとしていた。そしてついに敵はワイルドファイヤー秘密基地の心臓部へ侵入を遂げた。基地のコンピュータは自らの存在と引き換えに、自爆装置によって宇宙生命を葬る事を決断。だがその時、ブルーは気付いたのだ。敵と戦い、生き残る方法を…自爆装置の解除に走るブルー。彼から敵の弱点について知らされたブラックは、部屋に閉じ込められ、酸素の欠乏する中でモンスターとの死闘に臨んだ。果たして人類は明日を生き延びる事ができるのか…?(い…イケると思ったんだけど…こう書くと意外とつまんないな…)
8点(2004-03-04 00:36:54)
355.  ソサエティー
後年、『スターシップ・トゥルーパーズ』で脳味噌吸い取られるシーンを見た時、なぜかこの映画の人体ひっくり返しを思い出してしまった。ミもフタもないストーリーだけど、ネタが割れる前と割れた後での演出のギャップだけは光ってたかな。
4点(2004-02-29 05:04:20)
356.  刑事コロンボ/策謀の結末<TVM>
コロンボもので1作挙げるとすれば、やっぱこれかな。ミステリとしては凡だけど、スケールがねえ。武器密輸にアイルランド革命だからねえ。この事件と『パイルD-3』と『祝砲の挽歌』の3事件解決してりゃ、普通ならFBIから引き抜かれるとか署でデスクワーク待遇になるとかしてるはずなんだが…昇進を阻むよほどの欠点があるのか? どうよコロンボさん。
8点(2004-02-23 07:04:28)
357.  禁断の惑星
どーでもいーけどこの映画、レスリー・ニールセンが出てたのかあぁ~っ! たったいま知って、脳内で一気にコメディ化してしまったですよ! 作品自体は50年代の古典らしい大らかな味に仕上がっていて、安心して見る事ができます…ロボット目当てで見るには辛いでしょうが。
5点(2004-02-23 04:27:24)
358.  ブレージングサドル
各所のギャグはいいんだけど…下品なとこも含めて…黒人に特別な感情がないからピンと来ないのかな? 役者の演技は上質だと思います。
3点(2004-02-23 03:37:40)
359.  第5惑星 《ネタバレ》 
原作だと、終戦後の主人公は人間の体臭を嗅ぐだけで吐きそうになるんだよね。反戦テーマとかの域を越えた何かを感じてたんだけど…内面を描くのがヘタなペーターゼンには、このあたりが精一杯の描写ってとこか。それに原作の見せ場は、長老達の前に立ってドラコ語で家系を詠唱するシーンだろ~! 何でナレと絵一枚で済ませるんだよ~! 原作のように舞台が孤島でなかったのも不満。グリーンランドの光景は素晴らしかったけどね。傑作になり得たSF小説を凡作(駄作とは言わないが)にしてしまった不満が、ちょっと点数を押し下げたかな。【ちょっと補足】製作会社は最初、テリー・ギリアムにこの監督話を持ちかけたんだそうな。それはそれでイヤだなあ。まあギリアムは即座に断ったらしいが。
5点(2004-02-23 02:45:31)
360.  アサシン(1993)
いや、この映画はハーベイ・カイテルの渋さが全て…ジャン・レノは演技が煩すぎたっすよ(90年代になってからの彼は…『サブウェイ』までのあの凄さはどうした!)。カイテルに5点。そして職人監督バダムでプラス2点、無敵の泣かせ男メロメロドラマ音楽ジマーでプラス2点、B.フォンダ&バーンでプラス2点。『ニキータ』で光ったジャンヌ・モローが出てないのでマイナス2点。合計10点。冷たく硬派だった『ニキータ』と違い、ベタベタで攻めた点に、素材が活きる妙味があったと思います。
9点(2004-02-23 02:25:55)
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