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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

●今週のレビュー
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501.  くたばれ!ハリウッド(2002)
写真をパラパラと見せていくだけで一人の男の半生を語らしめてしまう。もちろんナレーションがあってのことだけど、なかなかうまくこなしてるんじゃないかと。ハリウッドの大物は社交界の花形でもあるわけだから華やかな写真も多々あるわけで、それゆえに可能となった人物史。中身は今さら驚くようなものでもないが、それなりに興味深く見ることができると思う。メジャーのプロデューサーといえば映画の敵のような印象があるが、この仕事もけっこう大変なんだなと。『ローズマリーの赤ちゃん』の周囲の反対を押し切ってロマン・ポランスキーを監督に抜擢したというエピソード、女優心をくすぐってミア・ファロー降板を阻止したというエピソードを聞くかぎりでは、金儲けが大前提だとしてもプロデューサーの映画に対するセンスと手腕ってのは映画に不可欠なのだと思い知らされたような気がしました。ま、この人は「特別」なのかもしれませんが。
[DVD(字幕)] 6点(2007-12-21 16:52:45)
502.  ザ・プレイヤー
カチンコから始まることから、全てが映画内映画ともとれる。そんな逃げ道を用意してるから、内容は極めてブラックで攻めてくる。コミカルさの中に毒がありシニカルさの中に笑いがあるというなんとも言えない作風は独創的であるものの、映画内映画と割り切れない妙なリアル感が漂って後味が悪い。もちろんそこを狙っているんだろうけど。カメオ出演の豪華な顔ぶれもそれ自体が皮肉めいていて、やりたい放題ですな、アルトマン。
[DVD(字幕)] 6点(2007-12-20 15:51:31)
503.  サンセット大通り
過去にしがみつく往年の大女優を往年の大女優に演じさせ、その女優の執事をする往年の大監督を往年の大監督に演じさせるというキャスティングの惨さ!!たしかにこの二人だからこその真に迫った演技ということになるのだろうが。スワンソンの圧倒的な存在感が目を見張るが(正直、圧倒的にすぎて疲れる)、この作品をより深く濃密なものにしているのはシュトロハイムの存在だ。かつての偉大な巨匠は一人の女を大女優に仕立て上げ何もかもが自由に手に入るセレブへと変貌させる。サイレントからトーキーへと変わったとき女優に求められる演技もまた変わる。よってたかって持ち上げておいてサッとひく。しかし過去のあまりの優遇ぶりに威厳を捨て去れない女優と威厳を持つ女優の崇高さを愛してしまった男の心理が合致してしまう。男は愛情とともに責任を感じていたのかもしれない。そんな男と女の悲しいドラマが、一見本筋のように描かれる三流脚本家との色恋話を凌駕する。シュトロハイムの存在はハリウッドを皮肉った作品に変質的なメロドラマとさらなる皮肉をもたらしている。
[DVD(字幕)] 6点(2007-12-18 15:07:45)(良:2票)
504.  ミスティック・ピザ
デイモンが出てきて笑った。デビュー作ですかね。ジュリア・ロバーツもデビュー作とか。無名の若手俳優を配した80年代青春映画にしてはすごくあっさり作られてるなぁと思った。3人の女の友情を描いてはいるけど、そこばっかり強調するわけでもなく、恋愛ドラマもくどくなく、一人だけ突出して描くわけでもなく。なので浅いんだけどチープ感がない。一応アナベス・ギッシュがメインなような気もするけど、ジュリア・ロバーツとリリ・テイラーの個性が際立っていたのでバランスがうまくとれたのかも。配役は絶妙かもしれん。他の女優だったらもっと地味な映画になってたと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2007-11-30 11:58:12)
505.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 
扱うネタは社会派であっても社会派映画として問題を露にしたり伝えたりという体はとらず、そのネタはひたすらサスペンスとアクションに従事する。だから面白い。さらにサスペンスとアクション以上にズウィックが比重を置くのが「男のドラマ」。ディカプリオの最期は、それまで見せてきたワイルドさからしてみればちょいとセンチメンタルに過ぎるような気もするが、あの最期のシーンこそがズウィックの真骨頂。紅一点ジェニファー・コネリーの存在は、子供が殺し殺される悲惨な世界の中で展開される、それぞれが異なる目的のために強力し合う男二人のドラマに華を添えることで作品の重さを軽減している。物語を終わらせるラストシークエンスは蛇足とまでは言わないが、社会派映画によくあるパターンでがっかり。もう一工夫欲しかった。
[映画館(字幕)] 6点(2007-11-16 11:21:39)
506.  顔のない天使
もっと大袈裟な演出で感動を煽ってもよさそうなのに、しんみりとした感動に徹した演出に好感が持てる。俳優メル・ギブソンの初監督作なのに、俳優が前に出ることなく(かといって映像が前に出でもなく)出来事の一つ一つを丁寧に描かれてゆく。数年後という設定のラストシーンは、本当に数年後に撮ってるんですよね(ビデオソフトだけ、後で追加撮影したとかですか?それとも別の俳優ですか?)。妹の姿に時の流れの残酷さ、いやいや、成長の証を見ました。化け物扱いされる男が謎に包まれている前半は、画的にもっと怖い演出をしてほしかった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-04 12:31:08)
507.  荒野のガンマン 《ネタバレ》 
イライラする。子供を殺した償いのために追いかけて行ってるくせに何故にああも大きな態度でいられるのか。何故にあんなにえらそうに振舞われて他の男は付いてゆくのか。何故にアパッチの戦士は主人公たちを殺さずに返り討ちにあうまで待つのか。あーイライラ。しかし終わってみれば何故かそんなことどうでもよくなっている。これが『ガルシアの首』につながり、さらにトミー・リー・ジョーンズの『メルキアデス・エストラーダ~』につながるのは観てのとおり。ナイスタイミングで現れる町の人たちというむちゃくちゃ強引な予定調和もここまでくると気持ちよい。夜のシーンは暗すぎでしたが。
[DVD(字幕)] 6点(2007-09-26 11:18:46)
508.  ダーク・スター
ジョン・カーペンターとダン・オバノンに限らず皆が様々な仕事を兼務している。スタッフのその後の仕事を見ても、オシムもうらやむ(なわけない)ポリヴァレントぶりにはびっくり。『スターウォーズ』の光速移動の原型にはオォォ!となるも、全編で低予算であることを前面に押し出しており、どんなにシリアスな場面でも乾いた笑いを伴っているという脚本との相性もバッチリ。エイリアンの造形のしょぼさは限度を超えているような気もするが(笑)。『2001年宇宙の旅』をパロった妙にやさしいコンピューターと意固地な爆弾が最高。乗組員にもう少しインパクトがあったらもっと良かったんですが。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-19 11:28:11)
509.  イレイザーヘッド
リンチが好き勝手やってます。悪夢を映像化するリンチワールドの原点であり、リンチワールド全開の作品。突然の結婚からその悪夢は始まっている。未熟児が怪物にしか見えないというのも一つの悪夢だと思うのだが、このあたりは個人的にいかにもB級ネタに感じられて、グロテスクな赤子の造形も含めてチープ感を拭えないのですが、踊り子登場からはリンチにしか作り得ない独特の意味不明感というか、いや意味は確実にあるのだが、そんなものはどうでもよくなるくらいのイマジネーションの奇抜さ、しかもただ奇抜なだけではないとても惹かれるセンスを擁したイマジネーションの洪水にただひれ伏すのみ。と言うものの、正直、私にとってこの映画は踊り子のシーン以外はどうでもよい。でも、反対にリンチといえばこの踊り子の笑顔が真っ先に思い浮かんでしまうのだ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-12 16:44:20)
510.  ヴァージン・スーサイズ
デビュー作にしていきなり独自の世界観を画面にしっかりと残したソフィア・コッポラの作家性には恐れ入る。けして生々しすぎる人物造形はせず、あくまで虚構の人物造形に徹しながらも、女の子の「不思議」と「キュートさ」にはどこか生々しいものを内包させており、そういえばこの人、元写真家なのだそうですが、たしかにまるで写真の中にしか存在しないような加工された美と、けして映るはずのない被写体の中にある何かを、同時に写しだような画という印象を受けました。ただ、映し出される被写体が男の子たちになると、途端に凡庸以下なものになっているような気がする。内容からして確信犯なのかもしれませんが。監督のその後の映画を観ても、女の子を可愛らしく撮ることにかけては長けていると思われる。これはかなり大きな武器だと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2007-09-05 12:12:43)(良:1票)
511.  合衆国最後の日
アメリカ合衆国のため、国民のために国家を相手に最終手段に出る主人公。一人の男が国家を手玉にとるその図式が痛快ではあるものの、その手段に核ミサイルがあることに痛快一辺倒とはいかない暗さを内包させる。ミサイルの着弾予想をソ連のどこかと言っているからなお怖い。素直に楽しめるところと素直に楽しめないところのさじ加減が絶妙で、アルドリッチの一貫した作風に唸らされる。不満点が無いこともない。国が意表を突かれるミッションを冷静沈着に遂行してきた主人公の後半の、頭に血が上りミサイル発射スイッチに手をのばすまでに至る狼狽ぶり、そしてそれをなだめて国家の非情を説く一介の犯罪者というのはけっこうしらけた。それでも手に汗握る展開の持続は消えることもなく、またその持続から一気に訪れるあまりにあっけない終焉がお見事。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-08-07 11:19:10)
512.  ラスト・ボーイスカウト 《ネタバレ》 
ありきたりっちゃあ、ありきたりで、4~5回ほど見てるはずなのにあまりアクションシーンが頭に残らない。でも冒頭でいきなり妻に浮気されるというものすごく情けないというかやるせないシーンがけっこう効いてて、ついつい応援したくなる。で、ラストで娘の父に対する言葉遣いを注意する母、という描写に毎回頷くのだ。子供が父親のことを尊敬できるかどうかは、父親の行いはもちろんであるが、妻の夫に対する行いも重要なのだよ。聞いてるか?うちのヨメさん。
[DVD(字幕)] 6点(2007-08-01 12:01:52)
513.  ショーガール
ヨメさんの、もう観ることもないだろう数少ないレーザーディスクコレクションにこれがある(なぜこれなんだ?)。映画はこれと『ラストエンペラー』だけ(なぜこの組み合わせ?)。深夜テレビも含めて何度か見たことのある私はひたすら「なぜ?」を繰り返すのだが、好きなんだそうだ。でもわかる気もする。もともと舞台劇好きだから、ショービズの裏側ってのはそそられる題材なのかもしれない。それになによりもストーリーがシンプルで解かりやすい。そもそも彼女が映画をあまり好きではない理由の「ドンパチがイヤ」「恋愛ものは腹がたつ」「誰かが病気で死ぬとかかわいそうで見てられない」というこの3つを見事に外した映画でもある。つまりひねったストーリーやら安易な驚きや感動で観客に媚びた映画ではないということになる。裸は裸を売りにしたビジネス界のお話なんだからあって当たり前だしエロさは然程無い。うーん、なんでラジー賞なんだろう。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-25 11:38:04)(良:1票)
514.  刑事ジョン・ブック/目撃者
アーミッシュといえばやはり去年の銃乱射事件が記憶に新しい。【DADA】さんも追記していらっしゃるけど、13歳の女の子が他の子供を守るために「私を撃って」と言ったこと、その子が撃ち殺されたら今度は11歳の妹が同じようにして前に出たこと、アーミッシュは犯人を許し、犯人の家族を招きいれたこと、殺された女の子の母親が犯人の妻を慰め、その後も交流があること。なかなか出来ない。もし皆が出来るなら戦争なんて起こらないのに。こんな衝撃的なニュースの後では、この映画で描かれる、よそ者と仲良くする女が疎外されるという描写がなんかいかにも小さなコミュニティにありそうな展開をむりやり入れたって感じがしないでもない。まあ、アーミッシュに対する知識がメディアが伝えたものだけしかないし、また一人一人の人間をアーミッシュというひとくくりで考えるのも短絡的ではありますが。それにアーミッシュを描いた映画ではなく、貧乏人の子供が大富豪にもらわれてきたとか、反対にお姫様や王子様が庶民の生活をするとか、大昔の人が現代にタイムスリップするとかと同じように、あくまで異文化に身を置くことで生まれるカルチャーショックと人間同士の交流を描いているわけで、ドラマの見せ方としては悪くないし、草原の中から黒い帽子がひょっこり現れるシーンの美しさや相手を思いやる視線の優しさなんかは非情に心地が良い。強いて言えば、クライマックスへの持っていきかたが強引。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-20 15:48:49)
515.  スミス夫妻
ヒッチコックには珍しいロマンティックコメディということらしいが、数々のサスペンス映画の中でスクリューボールコメディを披露していたりとユーモアのセンスはもともとお墨付き、しかも観客へのサービス精神が極めて旺盛な監督ですから別に驚くこともない。この手のコメディの中で特別輝いているとも思えないのだが、開始早々からなぜか全くしゃべらない男女が映されるというサスペンスが発生していたり、ドタバタの原因が役所の手違いなどといういかにもヒッチコックのサスペンス映画にありそうなものだったりと、随所にヒッチコック風味が散りばめられていて数多あるロマコメとはまた違った楽しみ方が出来る作品ともいえる。中盤以降の妻は本当に夫から心が離れている風にも見えて、それでも夫はどこか悠々としているところに違和感を持ってしまうのだが、まあ、妻のことをよく知っているということなんですかね。
[DVD(字幕)] 6点(2007-06-18 14:22:58)
516.  天国の門
冒頭の卒業式のシーンが要らないというご意見もわからなくはないが、たしか(正確には覚えてませんが)「移民を守ろう」という類の言葉が校長からあったような気がするのですが、その後の主人公の「信念」とさえいえる行動の原点がこのシーンにあるわけですからやっぱり端折れないでしょう。しかもオープニングの長回しで見せる時間の経過とともに色が移ろう美しい情景は作品中でも最も美しいシーンでもあり、これを端折るなんてことは誰にも出来ません。時代が変わって映し出される町並みがまた圧巻。駅ごと作ったという本物の町並みはお金をかけただけの満足感は十二分に達成されている。不評なのは物語に起伏がないからでしょうか。大規模な戦闘の後の急な収束はたしかにやっと訪れたクライマックスがいつのまにかうやむやになったという感じがします。この作品に関しては長いということがネックなのではなく、むしろもっと長くてもいいから物語としての見せ場が欲しかったような気がする。長尺の史劇にはそういうサービスも必要だと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2007-06-04 13:33:48)(良:1票)
517.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
低予算ゆえの創意工夫がなされた『エル・マリアッチ』と無茶苦茶な『デスペラード』の良いところを合わせたような第三弾は、一見無茶苦茶ながらも前作よりもはるかにスタイリッシュで、スッキリしている。前作でハリウッド初作品ゆえに他人に譲った「撮影」も「美術」も監督自らの手に取り戻したからなのか、前作のチグハグさも解消されている。だから同じ無茶苦茶でも無茶苦茶さが一種の味となっている。そして無茶苦茶さがバージョンアップされた最たる場面がジョニー・デップの終盤の顔!血の痕がデビルマンみたいで怖いんだけどかっこいい、痛々しいんだけどちょっと笑っちゃうというとんでもない姿にやられた。こんな衝撃的な姿が終盤にあるならもっと前半でも活躍してほしかったぞ。バンデラスは前作のほうがかっこよかったけど、カメラが追う登場人物の人数が増えてるからしょうがないか。
[DVD(字幕)] 6点(2007-06-01 17:58:19)
518.  ジャイアンツ
ロック・ハドソンとエリザベス・テイラーの出会いが描かれる冒頭の東部でのシーン、そしてガラッと情景が変わる西部へ。このあたりが実に期待を抱かせる素晴らしい画作りに溢れていて好きです。その後人種差別という避けては通れぬ暗い影を主人公が堂々とあからさまに見せ付ける。妻の訴えで偏見が消えてしまうというような生易しいものではない空気をじゅうぶんに見せ続けたからこそ、ラストのレストラン騒動が心地よい。ただこの映画はそれだけの映画ではなく、妻に恋する一牧童のジェームス・ディーンのストーリーも描かれる。とくに中盤からはジェームス・ディーンがメインといってもいいくらいに画面を支配する。後半になってくるとまるで別の映画のようにテーマが拡散してゆく。ジョージ・スティーブンスのこの映画にかける情熱は称えたい。ホントにじゅうぶん伝わってくる。が、この作品は欲張りすぎてただ壮大さだけが残ってしまった感が拭えない。ジェームス・ディーンが名優であることを再認識させるものとはなっているが、この作品ではもっと脇に徹するべきだったと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-22 11:43:39)(良:1票)
519.  有頂天時代
アステアとロジャースのコンビで作られた作品ってのはそもそもダンスと歌を見せる作品なわけだから、当然超一流のダンスが拝めるのは当たり前で、それだけで満足できる方も当然おられるだろうし、おられるのも納得の華麗なダンスが満載なのですが、もともとダンスなり歌の鑑賞なら断然生(ナマ)でしょ!と思う私にとって、また特別にアステアとロジャースのファンでもない私にとってはイマイチ高揚感を得られなかったりする。それはこの作品に限らないのですが。とは言うもののコメディとしてのノリもよく、展開のテンポもよいので、ダンスシーン以外でけっこう楽しめました。ダンスシーンではなんといっても影とのダンス。あそこは魅せてくれます。
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-19 19:06:05)
520.  ハタリ!
『赤ちゃん教育』の豹といい『モンキービジネス』のチンパンジーといい、本物へのこだわりもココまでくるとスタッフも大変だなぁと思う。その成果として、捕獲シーンの緊張感と臨場感は並々ならぬもの。ただ、個人的には様々な動物の捕獲シーンは、最初と最後のサイ以外は、リストにチェックを入れる様と捕獲シーンのダイジェストをかぶせてさらっと見せてくれたほうが良かった。そりゃ、命懸けだったろうことを思うとなんちゅうことを言うとるんや!と怒られそうですが。だって見せ場は捕獲シーンじゃなくて無骨な男とその男を唯一オタオタさせることができる女とのコミカルな恋愛模様であり、相棒たちのこれまたおかしい4角関係であるのだから。小象たちを筆頭としたラストのドタバタに、そしてそのドタバタにジョン・ウェインがいることに映画の楽しさを満喫する。
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-06 14:20:47)
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