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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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561.  ダーティ・ダンシング
作品からは60年代の空気はあまり感じなかったのですが、青春ダンスムービーの良作だと思います。また、80年代の青春映画の顔の一人だったパトリック・スウェイジの代表作はこれじゃないでしょうか。  ダンスに関してはかなりのこだわりを感じる作品。特にラストのダンスシーン。踊る2人の表情もダンスも、老若男女その場の全ての人が踊り出す全体像も素晴らしかった。  中盤に2人が湖でリフトの練習をするシーンがとても美しかったのですが、それがラストのダンスでビシッとリフトが決まるところにつながる。ここもとても美しかった。  やはり青春映画には夏が似合う。少年や少女を一回り成長させる季節。ヒロインのベイビーもまた、ひと夏の間にどんどん大人に、魅力的になっていった。演じるジェニファー・グレイもまたとても魅力的な作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-13 21:39:51)
562.  アメリカン・プレジデント
アメリカの大統領を主人公にしたハートウォーミングなコメディタッチの作品。「デーヴ」なんかを思い出す作品です。  どんな役を演じてもカッコよさのあるマイケル・ダグラス。本作ではアメリカ大統領としてのカリスマ、思春期の娘を持つ妻に先立たれた男、1人の女に恋した男を演じ分けた。どのダグラスもカッコよさを感じさせるのは流石です。  そして品があり可愛らしさを感じさせるアネット・ベニング。2人の魅力が存分に引き出された、ロブ・ライナーらしい手堅さのあるロマンティック・コメディです。  政治モノとしても、ダグラス演じる大統領と、大統領への非難を繰り返し、選挙の票稼ぎにしか興味が無いような(どこの国にも似たような政治家はいるということでしょうか…)対立候補の醜い姿を通して、本来政治家としてあるべき姿を軽いタッチでうまく示しています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-08 22:20:39)(良:2票)
563.  スリーメン&ベビー
いいですねえ。こういう人の善良さがよく出ているハートウォーミングなコメディ。こういう映画は決して悪いようにはならないんだし、安心して楽しめるのがいい。  現実には難しいけど映画なんだし、こういうハッピーエンドもアリだと思います。アクシデントの挿入も、男たちが少しずつ赤ちゃんに愛情を抱くようになる過程の見せ方も良かった。  何と言っても赤ちゃんの可愛らしさ!とトム・セレックがいい味出していました。 あと、この頃はポリスアカデミーをはじめコメディを中心によくお姿を見かけたスティーブ・グッテンバーグが懐かしい・・・。最近お見かけしないけど、どうしているのかな?  
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-15 21:47:16)
564.  スローターハウス5
原作未読、原作の知識も無い状態で見ました。 主人公ビルが未来から過去へと時空を漂うタイムスリップSFですが、SF映画を見ているという感覚はありませんでした。それは、時空を漂っているのは彼の意識の中、記憶の中での出来事のように感じられたからなのかもしれません。  人にはそれぞれに思い出したくもない過去の出来事もあるし、自分にとっての理想の場所や未来の自分を思い描く事もある。そんなビルの意識の中が映像化されているような感覚で見ていました。  ビルにとっての思い出したくも無い過去の体験が連合軍によるドレスデン無差別爆撃であり、ビルにとっての理想の場所があの星だったのでしょうか。この辺は原作を知れば全く違った感想になりそうです。いつか原作にも触れて、もう1度見てみたい作品です。  主人公の男の人生の淡々とした描写はジョージ・ロイ・ヒルの作品としては、本作と同じく小説の映画化である「ガープの世界」を思わせる雰囲気を持った映画でした。
[DVD(字幕)] 7点(2012-06-08 23:01:20)
565.  ウディ・アレンの夢と犯罪 《ネタバレ》 
まず、この作品は公開時劇場で鑑賞していまして、とっくにレビューしていたつもりでいました・・・。この度スカパーにてそれ以来の鑑賞となりました。  多作の人ウディ・アレンですが、数多くの自身の作品の中でも「重罪と軽罪」が余程お気に入りと思われる。同じくロンドンで撮った「マッチポイント」に続き、「重罪と軽罪」が思い出される作品です。  コメディが多かった近年のアレンの作品の中では、久々にコメディ色を排した”シリアスなアレンらしさ”が感じられる作品。  罪を犯す兄弟を演じる2人の実力派の演技も見応えがあるし、なかなか罪を実行させず、そこに至る2人の苦悩、自問自答ぶりがじっくり描かれ、次第に見る者に彼らが犯そうとしている罪の重さ感じさせていく。犯行自体はほんの一瞬で終わらせ、その後の兄弟の心理描写にもじっくりと時間を費やす。  時にはハートウォーミングに時にはファンタジックに楽しい映画を見せてくれるアレンと、笑いを排しシリアスな人間ドラマを見せてくれるアレン。久々に後者の顔を見せてくれたアレンの健在ぶりが嬉しい作品でした。  でも、シリアスな人間ドラマの中に俳優アレンがいい味を見せてくれる過去の作品比べると、アレン自身のご出演が無いのはやはり淋しさを感じますね。
[映画館(字幕)] 7点(2012-06-04 20:23:21)
566.  夜の大捜査線
60年代のアメリカ、そして当時の南部の風土を今に感じさせてくれる作品です。  北部からやって来た黒人の敏腕エリート刑事と、南部の白人の田舎警察の署長。様々な対立軸が存在する2人が時に静かに時に激しく対立の火花を散らす。  スタイガーとポワチエの演技合戦も非常に見応えがありました。 特にスタイガー。黒人への差別意識を持つ典型的南部人であり、その意識は払拭できないものの少しずつ北部の黒人エリート刑事を認めざるを得ないという複雑な心境を見事に演じた。  最後は駅で抱き合い別れを惜しむこともなく、軽く握手するのみですが、小さく微笑みあう2人の表情、特にスタイガーの微笑みが良かったですね。 この頃には考えられなかったことだと思いますが、今のアメリカはついに黒人大統領の時代となった。この小さな微笑に少しずつですが変化が感じられるいいラストでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-02 21:21:37)
567.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
犯人役のパトリック・マッグーハン。 本シリーズの「仮面の男」では得体の知れないヤリ手のCIAの男。本作では軍人を養成する学校の校長である厳格な大佐。「アルカトラズからの脱出」の所長役も印象に残る。  極悪人という風貌ではないですが、威厳とどこか冷たさを感じさせる悪役を演じると実にいい味を出す人です。本作でもそんな彼の持ち味がとてもよく出ています。  本作は警部が大佐を疑うに至る過程、大佐が罪を被せようとした問題児をシロだと思う理由もいちいち筋が通っており、ラムフォード大佐という人物をよく理解した上での解決も見事。  広い学校で度々警部が迷う笑いドコロもしっかりと挿入されているところも嬉しいご配慮。明け方の3時にたたき起こされたランニングシャツ姿の警部の寝起きの表情も笑わせてもらいました。
[DVD(吹替)] 7点(2012-05-19 17:50:44)(良:1票)
568.  ハロルドとモード 少年は虹を渡る
80歳のおばあちゃん、モード。やることは無茶苦茶だが台詞の一つ一つがとても良かった。どことなく寂しさや、少し重さも感じさせながらもユーモラスでもある人物描写。こうした作品の雰囲気作りはハル・アシュビーのこの頃の作品では「さらば冬のかもめ」と共通するものを感じます。結末は好みではないですが、こういう雰囲気は好きです。音楽もいい映画です。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-12 22:06:29)
569.  刑事コロンボ/溶ける糸<TVM>
警部が犯人に対し激高する。このシリーズの犯人像も色々で、時に警部は本作のように、犯人に対し「私はあんたがやったと思っている」と宣戦布告し、激高する事があります。  例えば「自縛の紐」の時も卑劣な犯人に怒りをあらわにした警部。本作の犯人も相当な知能犯にして相当なワルだ。犯人役は何とスポック船長ですが、見事なまでに悪のオーラを醸し出しています。  完全犯罪のはずの犯人のわずかなスキに入り込み犯人を追い詰める。犯人のトリックも、警部の捜査も、警部vs犯人の攻防戦も、本シリーズの面白さがよく出ている作品です。ラストも痛快!
[CS・衛星(吹替)] 7点(2012-03-03 21:47:49)
570.  カバーガール
赤毛のセックスシンボルと表現されることが多いですが、本作はダンサー、リタ・ヘイワースの魅力が堪能できる作品です。この頃のリタをカラーで見ることが出来るというのも嬉しい。まさにタイトル通りカバーガール!ある時は可愛く、ある時は脚を、ある時は肩や背中を強調した衣装も楽しい。歌にダンスに陽気なミュージカルシーンもたっぷりと挿入されています。ジーン・ケリーに、作品のムードメーカー的役割のジーニアスなど、登場する男たちもいいキャラ揃いで、途中は色々ありながらもラストは3人で歌い踊ってしっかりハッピーエンド。やっぱりミュージカルはこうでなくっちゃ!陽気で楽しい映画でした。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-29 21:30:21)
571.  恋しくて(1987)
この頃のメアリーは可愛かったですね。見る順番としては、同じ年の製作のコッポラの「友よ風に抱かれて」を先に見ていたので(この作品のメアリーのウェディングドレス姿も忘れられません)本作のキャラには最初は違和感がありましたが・・・。主要登場人物のキャラ設定もストーリーも非常に分かりやすい、ジョン・ヒューズの十八番、青春ラブストーリー。もう序盤で結末が分かる作品ですが、メアリーの好演に何度見てもいいなあと思える作品です。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-20 21:17:22)
572.  チアーズ! 《ネタバレ》 
カリフォルニアのカラッと晴れた青い空の下、自由な服装にクルマ通学に・・・。田んぼに囲まれた高校にチャリ通だった田舎の地元高校出身の僕にとっては、こんな自由で陽気な雰囲気がたっぷり味わえるアメリカン学園ドラマって昔から好きなんですよ。  お話の方は序盤で大体予測がついて実際その通りに展開していくのですが、本作はとても気持ちの良い映画に仕上がっています。自分の気持ちに正直に精一杯頑張ったら、結果優勝はできなくてもこんなにハッピーな気持ちになれる。そんなことを直球勝負で見せてくれます。  冒頭のチアリーディングに、トニー・バジルの”ミッキー”を思い出すなあと思いながら見ていたら、ラストはやっぱり”ミッキー”で明るく締めてくれましたね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-21 13:21:20)
573.  グッドフェローズ
約2時間半の長さを全く感じさせないナレーションを巧く挿入したテンポのいい語り口。 マフィア映画(特に実話モノ)にしてはその語り口が軽く感じられましたが、それも出自がイタリア系でないが故、マフィア社会では決して幹部にのし上がっていく事ができないヘンリーの置かれた状況がよく出ていたと思います。エンドロールでシド・ヴィシャスが荒々しく歌う”MY WAY”も。  まだ若手の主演レイ・リオッタの両脇をデ・ニーロ、ペシがガッチリと固める。それぞれに持ち味が出ていましたが、本作の中ではキレ役ペシが一番オイシイ役どころでしたね。助演男優賞も納得の存在感でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-14 20:37:12)
574.  ヤングガン
当時人気者だったブラットパックのスターが勢揃いした西部劇。  ビリー・ザ・キッドを中心にした西部のアウトロー達は本来は感情移入しづらいですが、本作のドラマの中で先に手を出したのは町の悪徳権力者マーフィー。罪を犯しても権力やカネでもみ消す。昔から耳にする話です。  流れ者だった自分達を一人の人間として扱い、教育や仕事を与えてくれた恩人を殺害された復讐に燃えるという展開は非常に分かりやすい。ラストの銃撃戦もなかなかの見応えです。  エミリオ・エステベスのイカれた演技も良かったし、チャーリー・シーンが残念な扱いでしたが、知的な一面を見せるドク、先住民の血を受け継ぐチャベス、気弱なチャーリーなど、個々のキャラもうまく立てた西部開拓時代の青春群像劇です。
[映画館(字幕)] 7点(2012-01-14 12:58:13)
575.  ロンリー・ハート(1986) 《ネタバレ》 
ダイアン・キートン、ジェシカ・ラング、シシー・スペイセク。3人のオスカー女優が姉妹を演じる豪華競演の作品です。  人生への悲観と生きる希望、南部の地に生きる3姉妹の物語に込められたシリアスさとユーモアのある語り口。3人姉妹それぞれのドラマの配分。3姉妹と関わりがあるドクターの存在感がもう少し彼女たちのよき理解者として出ていれば良かったとも思いますが、これらのバランスも素晴らしい作品です。  冒頭で自分の誕生日を「ハッピーバースデイ・トゥ・ミー」と一人で自分の誕生日を悲しげに祝っていたレニー。ラストでは姉妹から「ハッピーバースデイ」と祝われ、満面の笑みでローソクの火を消す。この監督さんの作品に「ドライビングMISSデイジー」という僕の好きな映画があります。年齢も、事情も違いますが、どちらの作品も登場する女性を通して人は支えあって生きていることを感じさせてくれるいい映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2012-01-08 00:57:56)
576.  110番街交差点
これは隠れた力作じゃないでしょうか。暗黒街だった頃のハーレムを舞台に、白人マフィアとハーレムを牙城とする黒人ギャング、これら組織の構成員に警官まで殺害し組織のカネを奪い逃走する黒人グループ。そして捜査に乗り出す白人と黒人の刑事2人。白人と黒人、追う者と追われる者、視点を切り替えながら絡み合う対立軸、ハーレムの人間模様を迫力あるタッチで描き出す。ヤフェット・コットー、ポール・ベンジャミンなど、名作と位置付けられる有名な作品でも印象に残る存在感を示した黒人俳優達の競演も見逃せない作品です。 
[DVD(字幕)] 7点(2011-12-29 20:10:17)
577.  フライド・グリーン・トマト
アメリカ映画のテーマの一つとも言える南部の地に力強く生きる人間を描いたドラマ。老女が今に語る1930年代を生きた南部の2人の女性の思い出話。クー・クラックス・クランが登場したり、人種問題や女性の立場などを絡めながら描かれる、2人の女性の生き様の物語。それと平行して描かれる、その昔話を聞く今を生きる主婦のお話。アメリカも、南部の風土もこの2つの時代の間に随分と変わったのでしょう。2つの時代を生きる女性の抱えているものは違いますが、時代は変わろうとも人の心は変わらない。今と過去を生きた女たちを演じる女優陣の爽やかな好演が印象に残るイイお話でした。”フランクのバーベキュー”には「えっ!?」でしたけどね。 
[DVD(吹替)] 7点(2011-12-09 22:37:28)
578.  ボビー・フィッシャーを探して
チェスだけに没頭しのめりこんでいったボビー・フィッシャーの生い立ちとその後の彼の人生を随所に挿入しながら、チェスの腕前を見ればボビーを髣髴とさせる天才チェス少年ジョシュの成長と家族と周りの大人達との関係や、大人達が子どもから学び成長していく様子をも描いていく。幼い頃からチェスだけに没頭したボビーと、野球やバスケ、釣りも楽しむジョシュ。チェスの対局、その戦術などを克明に見せる作品ではなく、人生の貴重な一時期である少年時代の大切さ、普通の子どもとはかけ離れた才能の持ち主だからこそ親や周りの大人達の役割の重要さが伝わってきます。相変わらず静かに控え目に作品を盛り上げるジェームズ・ホーナーの音楽が美しく、ボビーのまわりの大人達、特に母を演じたジョアン・アレンの存在感が一際輝いていました。
[DVD(字幕)] 7点(2011-12-06 21:05:32)
579.  ナイト&デイ
ラストは絶対ハッピーエンドなんだし、どんなヤバイ状況だって安心して楽しんでいればいい。爽やか笑顔、どんな状況でも余裕しゃくしゃくで無敵のカッコいいトム・クルーズと、そんなトムとは対照的にコミカルにパニクりまくる、いくつになってもキュートなキャメロン、2大スターの競演がとっても楽しい、細かいコト言いっこなしのアクション・エンターテイメント! 
[DVD(吹替)] 7点(2011-11-06 00:23:02)(良:1票)
580.  セルピコ 《ネタバレ》 
顔中ヒゲだらけでヒッピーのような格好のセルピコ。これでもかという程周りとは異質なイメージです。格好だけは小奇麗だが、何処へ行っても汚職がチラつく警察と、全く警察に見えないむさ苦しい格好のセルピコの対比がいい。  これがもう少し後のパチーノなら、もっと権力に悪態をつき怒鳴り散らし、どこかの場面で大演説が始まるのでしょうが、本作は熱演の中にまだ若さを感じさせるパチーノが、孤立無援の状態で正義を貫くセルピコのキャラクターに見事にはまっていました。一人の小さな力で、力のある大きな何かと闘う男。他の作品でも見られますが、パチーノにはこんな男の役がよく似合います。  冒頭の銃弾に傷つき息も絶え絶えのパチーノの姿は「カリートの道」の冒頭を思い出し、嫌な予感の中見ていたのですが、最後は少しだけほっとした気分になりました・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-28 21:10:23)
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