41. セルピコ
《ネタバレ》 オープニング見る限り嫌な感じで終わるのかなと思っていたので、最後証言出来て少し救われた気分になりました。しかしなぜセルピコがあれほど強い意志を持って警察内部と戦い続けられたのか少し疑問に思いました。普通の人では屈してしまうだろうし、何度も警察を辞めればいいのにと思ってしまった私には到底無理な話です。これが実話に基づいているとは恐ろしい話です。 終盤の病室のベッドのシーンのアルパチーノの演技は良いですね。一瞬見せた悲しい顔にはグッとくるものがありました。それ以外にも感情的になるところは迫力があります。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-24 01:24:05) |
42. 天使にラブ・ソングを・・・
かなり楽しめた。楽しそうに歌うのを見ると、自分も楽しくなってくる。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2010-12-17 00:38:48) |
43. 奇跡の人(1962)
女の子の演技には非常に驚かされた。アカデミー賞も納得です。サリバン先生の熱演も伝わってくるものがあります。相手のことを理解し必死になってぶつかっていく様に心を打たれました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-15 01:33:21) |
44. 旅立ちの時
《ネタバレ》 ずーっと独善的な父親が気に入らなくて、最後は折れたように息子を尊重したけれど、やっぱりその独善が私には見えてきてしまって次男の将来を憂いてしまいハッピーエンドには程遠く感じたし、長男もピアノの才能が助けてくれただけのように感じた。 全体を通して人物の感情のきっかけになる描写が少なく、終わって振り返って無駄が少なく見やすい一方で雑な印象も残った。 そんな中でも、主人公の母親のアニーが自身の父親と会談した場面は、逆にいろいろと人物の心境変化について想像を膨らませることができるシーンで、作中で最も印象的で感動しました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-09-14 14:52:43) |
45. 運び屋
《ネタバレ》 イーストウッドのカッコいいおじいちゃんシリーズ大好きです! ワルとおじいちゃんの会話が楽しい雰囲気を作っていて見ていても楽しくなってしまう。 最後のヘリコプター登場と追いかけあいは好きじゃないけど、それ以外はとても楽しめました。 おじいちゃんの過去への後悔がハッピーエンドをすんなり受け入れさせてくれたのか。それでも娘は急変しすぎな気もする笑 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-30 16:17:16) |
46. チェンジリング(2008)
《ネタバレ》 イーストウッドらしく重厚で充実した内容でした。 序盤の権力に阿る連中には腸が煮えくり返りそうになり、最後の見つかった子どもの両親に会いたかったという言葉には目が潤まずにはいられない。 その他、偽物ウォルターの不気味さや精神病院、死刑の場面など記憶に残る強烈なシーンが多かった。 これが事実に基づいているなんて酷いなあと思うけど、でも最初の1時間くらいは我慢しなきゃいけない映画ってどうなんだろうとも思ってしまう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-23 15:40:16) |
47. アバウト・ア・ボーイ
少々強引なところはたくさんあるけれど、面白くて楽しめるし気軽に見ることができるのが良いです。 だんだんウィルが良い奴に見えてきたところで何か抜けているところに魅力があって好きです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-22 18:15:45) |
48. 何がジェーンに起ったか?
《ネタバレ》 いろんな意味でとても良くできている映画。姉妹を車でひくところは完全に一杯食わされてしまいました。まさに製作者の狙い通りですね 作中ブランチはジェーンに対してどこか遠慮がちに見えて、それは彼女への恐怖に起因するものと考えていたけれど、何かモヤモヤするものがあってみていました。 終盤にてブランチの告白により、その告白内容の真偽は判明せずとも何かスッキリするような感情が込み上げてきた。それと同じくしてジェーンの表情に穏やかさを表示させる様が見事でした。 しかしこれにより、ジェーンに対して可哀そうな感情が湧いてくる一方で、正義の人であった家政婦さんを殺した事実との間に新たなモヤモヤが出てきました(笑) サスペンスとしてはもちろん見入りますし、その上、人をサイコにならしめた原因(ジェーンにはその素地があったような描写もありましたが)を考えて話題にしたくなるような、さらに姉のブランチの心中も混乱し続けていたのかなと、色々考える余地を残しているところも気に入っています。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-07-29 20:09:43) |
49. 逃亡者(1993)
キンブル医師が優秀過ぎて全てをコントロールしているように感じるところが難点ですが、サクサク見れて良いです。 すごく高いところから飛び降りたインパクトが凄い。やっぱりキンブルさん優秀。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-31 07:26:43) |
50. カリートの道
カリートのキャラクターは好きにならざるを得ない。そしてこれだけ裏切りそうな人物が多けりゃ見逃せませんわな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-09 18:59:59) |
51. ミッション:インポッシブル
意外性があるような無いような展開ですが、間違いなく面白かったと言えます。 爆発するガムの件に始まる編集も気に入りました。コンピューター画面の時代感も興味をそそられます。 それにしてもこの音楽を作った人は天才だと思う。こんなにキャッチーな音楽はそうそう無いでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-13 19:23:45) |
52. アンタッチャブル
《ネタバレ》 単純にストーリーが面白い。主要人物も各々個性があるし、オープニングの音楽から面白い雰囲気が漂ってくる。 特に印象的だったのが、カポネ有罪後の主人公の空虚感。友人二人を死なせてまで目的に達したが、そこまでしてやる必要があったのかとこれから彼は自問し続けるだろう。めでたしめでたしではあるが何か空しい。そんな主人公の気持ちのような後味を残していました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-24 09:38:41) |
53. 草原の輝き(1961)
《ネタバレ》 昔の学生だった頃を思い出してしまう。親の期待と自分への抑制や葛藤。何が正しいのか考えるが、未だ若く経験も度胸も何も備わっていないのでどうすればいいのか判らない。そんな時期には、一つの出来事が自分を強く揺さぶってくる。映画ではディーンは強いダメージを受けてしまう。このあたりの情緒不安定なディーンを見て以降、私は大変ストーリーに引き込まれてしまった。 そうした後、バッドの父親・ディーンの母親が子へ自らの育て方の不十分で無かったかという後悔に近い気持ちを吐露するシーン。親も子も時代も場所も関係なく、事がうまくいっていないとき、いかなかったときは皆不安なのだ。その時のディーンの母親への対応は、彼女の心の成長を感じさせる。 最後のバッドとの再会。時間の移りゆく様を感じる。そして何とも言えないこの前向きな切なさに詩が照らし合わさって、この作品と映画というものの価値を感じる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-13 19:43:36)(良:1票) |
54. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 万人ウケするのも分かる。いろんな楽しみ方が出来るし、良く作り込まれている印象を受けました。 ラストシーンの青色が素晴らしい。二人の再会を清々しく際立たせていた気持ちの良い終わり方でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-08 21:27:58)(良:1票) |
55. L.A.コンフィデンシャル
映像演出、俳優のパーソナリティ、ストーリーの難解さと面白さ。どれをとっても高いレベルで、アメリカ映画らしい面白さがたくさん詰まっている作品だと思います。 しかし人物把握に難しい部分があるので、最初から集中してみる必要があると思います(改めて見てみたら、人物紹介するための演出があって、とても丁寧に作った力作だと感じます)。 夢中で見られて、あっという間に終わる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-02 12:55:27) |
56. フォレスト・ガンプ/一期一会
ストーリーについては色々と途中で言いたくなったのだけれど、終わってみたら感動。 邦題に付いている「一期一会」の生き様を主人公から教えられたような気分になりました。彼は身近な人をとても大切にする。もちろん幼少期から周囲との関係の構築が難しかったことが大きな要因になっているのだろうが、成功者になったことを無視してもガンプが立派に見えたのは、私自身が考える理想の人間の振舞いに彼が重なったからだろう。 身近な周囲の人を大切にする。言葉では単純なことだけど、なかなかできない。でも改めて実践していきたいし、しなくてはならないことだと改めて教わりました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-06 00:27:01) |
57. センチメンタル・アドベンチャー
可もなく不可もない仕上がりですが、誰が考えたのか邦題だけは酷いと思います。しかし泣けました。 クリントイーストウッドほど銃とハットと埃っぽさが似合う男はいない! [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-04 22:11:30) |
58. ベイブ
子供の頃に見ていたらどう感じただろうと考えてしまうほどの、面白く優しく教育的な面もある作品。 特にめえめえと鳴く理性的な羊が好きで、ベイブに言われトコトコと集団で移動する様は可愛くコミカルで笑ってしまう。 灰汁の強いアヒルの出番がそれなりに少ないのも良かったのかも。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-03-07 18:38:46) |
59. ローマの休日
《ネタバレ》 オードリー・ヘプバーンの美しさと切ないロマンスがこの映画を有名たらしめているのはもちろんであるが、最終的に各々が立場を受け入れている様が印象に残った。 特に記者とカメラマンの男二人。男たちの心情は察しきれないが、難しい判断をやってのけた彼らはカッコいい男そのもので憧れます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-16 21:45:01)(良:1票) |
60. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 気が合うのに楽しくやっていけないというデニーロと会計士の関係性が好きで、ラストの都合の良い決着も受け入れることが出来ます。 気軽に見られるけれど押さえる所は押さえていて、とても良く纏まっている楽しく見られる作品です。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-02-01 17:29:12) |