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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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601.  フェア・ゲーム(1995)
サスペンス映画としてのストーリーを期待して見る映画ではないですが、アクション映画としては頑張っていると思います。本作の大きなウリは元スーパーモデルのシンディ・クロフォード。お色気の方も少々ご用意されています。ド派手なアクションシーンとシンディで誤魔化しているという感じもするのですが、怒涛のように展開されるアクションシーンを見ている内にあっという間にエンディング。と言うことは、尺も短いしそこそこ楽しめる映画だったのかなと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-30 22:13:50)
602.  おかしなおかしな大追跡 《ネタバレ》 
これは面白かった!同じ色と型のかばんを持った4人の男女と、そのかばんを付け狙う怪しい輩が入り乱れる前半から中盤。ホテルの1715号室前後の部屋をコソコソと行ったり来たり。ついでにかばんも行ったり来たり。もはやどれが誰のかばんか分らなくなってしまう。  ここまではそれほど動きは無いんですが、行ったり来たりするかばんと、人間関係の見せ方がとても面白いです。  動きの少なかった作品が後半は一変!作品はホテルを出て、サンフランシスコの街を舞台に大カーチェイスを繰り広げます。自転車を使ったり、街の人々をうまく巻き込みながら、スリリングな中に笑いドコロも十分。  ライアン・オニールの代表作の1つである「ある愛の詩」。その2年後の本作。あの名台詞をこんな映画でこういう使い方しちゃうんですね。でも、こういう茶目っ気は大好きです。そして本作で特筆すべきはバーブラですよ。ちゃんと歌も歌ってくれるし、彼女を見て「可愛い」と思ったのは初めてかもしれません。
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-28 23:41:08)
603.  メカニック(1972) 《ネタバレ》 
映画が始まりどれくらい時間が経過しただろう?オープニングからしばらくは登場人物はブロンソンただ1人。誰とも絡まないんだから、何も台詞が無い。ブロンソンが何者かを知らない人が見たら、「何だ?この怪しげな寡黙なおっさんは?」と思うかもしれない。  でも、監督マイケル・ウィナーに主演ブロンソン。ブロンソン好きにとってはこれだけで胸が躍る。このコンビで彼が銃を握らないハズがない。ブロンソン大好きな僕は彼が銃を握ってくれるのをひたすら待つ。この待っている間の微妙な味わいからたまりません。そして遂にブロンソンが静かに銃を取り出す。やっぱりブロンソンはこうでなくっちゃ!です。  以降もひたすらクールな殺しのプロフェッショナルを演じるブロンソンのシブさを堪能。もう、本作はそのためだけの映画と言っていいかもしれません。  そしてこのコンビは間もなく、ブロンソンがワルどもを殺りまくるあの「デス・ウィッシュ」シリーズを連発することになります。
[DVD(字幕)] 5点(2013-11-23 00:20:00)
604.  激走!5000キロ
公道激走モノって面白い映画多いですね。特にこの頃は面白い映画結構ありました。このジャンルで有名なのは豪華キャスト競演の「キャノンボール」ですが、こっちも面白い映画ですよ!  本作で僕のツボにはまったキャラは不死身のバイク野郎と、の~んびり優雅な爺さまコンビですが、ちょっとキャストが地味でしたかね。同じ頃の同じ系統の映画では「トランザム7000」シリーズのバート・レイノルズ(キャノンボールにも出てましたね)のようなスターが1人入っていてくれたら良かったのですけどね。  古くは60年代の「グレートレース」(これも面白い!)なんかも同じですが、バカやってるけど、クルマに魅せられた連中がどいつもこいつも妙に清々しい。大したストーリーはありませんが、この手の映画はそれでいいんだと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2013-11-20 22:11:29)
605.  ミッドナイト・エクスプレス(1978) 《ネタバレ》 
主人公の男は陰謀に巻き込まれた訳ではなく、自らの意思でいけないモノを隠し持ち、それを国外に持ち出そうとして逮捕され、懲役4年の判決を受ける。裁きを受け罪を償うのは当然であり、まあ、妥当な判決か。ここまでは割と冷ややかに主人公の男を見ていました。しかし、残りの刑期が2か月を切る頃になって突然、お国の事情により4年の刑期が何と、30年に延長されてしまったことでそういう状況は一変します。絶望感、閉塞感、不安感…以降の刑務所の描写は凄まじいの一言。ただしかなり脚色もあるようですが、ここは脚本家オリバー・ストーン、剛腕ぶりを遺憾なく発揮といったところでしょうか…。描き方は賛否分かれるところだとは思いますが、刑務所モノとしての完成度は高い作品だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-17 00:35:59)
606.  シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛
器用に生きることができない、不器用な2人のロマンス。まずは主演2人のキャスティングがいい。本作はスッとした美男美女が主演ではダメだったと思います。  ジェームズ・カーンに、そして何といってもマーシャ・メイスンが素晴らしい。彼女がオスカー獲ったっておかしくなかったと思うのですが、ノミネート止まりだったんですね。この2人だけじゃなく、息子役の男の子も良かったし、イーライ・ウォラックもいぶし銀のいい味を出しています。  ニューシネマ全盛の時代にあって、(終盤はちょっとニューシネマの空気も感じましたが…)「かぎりなき愛」という邦題が示すとおり、ジェームズ・カーンが演じる水兵の人間的な温かさ、男らしい優しさが心に響く。  小難しくしたり捻ることも無く、ベタに人間の優しさを前面に出した佳作。忘れ去られた作品のようになってしまっているのが勿体ない、いい映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-16 15:39:27)(良:1票)
607.  ワイルドキャッツ
元気いっぱいのゴールディの魅力溢れるスポーツ・コメディです。本作の役どころは、とあるハイスクールのダメフットボールチームのコーチ。これは「がんばれ!ベアーズ」と同じパターンですが、同じ監督さんの作品。きっとこのパターンがお好きなんですね。1クセも2クセもある野郎どもと共に成長していくゴールディの陽気な奮闘記。フットボールの指導の合間に挿入される娘や夫との関係の見せ方も良く、これらの全てのゴールディがかわいく魅力的で、素直に「ガンバレ!ゴールディ!」という気持ちにさせてくれます。ゴールディのファンとしてはそんな彼女の姿を見ているだけで十分の作品です。ゴールディはこの時40歳。これは本作に限らずどの映画を見ても思うことですが、この人の若さにはいつも驚かされます。
[DVD(字幕)] 7点(2013-11-10 00:38:18)
608.  おつむて・ん・て・ん・クリニック 《ネタバレ》 
コメディ職人フランク・オズの傑作コメディです!精神科医リチャード・ドレイファス。その患者ビル・マーレイ。2人の100分間コントのような映画です。  患者が主治医に診てもらいたくて付きまとう。全く悪気は無いのだけど、休暇中の別荘にまでやって来る。付きまとわれ、せっかくの休暇が台無しになり、主治医はイライラ、カリカリ。一方の患者は実に楽しそう。主治医は自分の家族と、付きまとう患者を引き離そうと必死だけど、患者は家族のハートをがっちり掴んでしまいます。家族の使い方も絶妙です。  患者ビル・マーレイは空気の読めない天然キャラで、いつも通りの持ち味炸裂で笑わせてくれるのは当然として、本作の場合、主治医ドレイファスが本当に可笑しいのですよ。終始イライラ、カリカリしているのですが、それを実に面白可笑しく演じています。  最後は何だか立場が入れ替わっちゃいましたけど、一応はハッピーエンド?だからこれでいいのかな?やっぱりフランク・オズのコメディは面白い!
[DVD(字幕)] 9点(2013-11-06 21:47:24)
609.  幸せの向う側
ゴールディ・ホーンは僕のかなりお気に入りの女優さんです。ゴールディと言えばやっぱりコメディ。いつも映画の中で陽気に笑って感動して怒って泣いて・・・。そんな彼女が大好きなのですが、本作はそんないつもの彼女の姿がどこにも無いサイコサスペンスです。メイクの影響もあるのかもしれませんが、表情もいつもの彼女とかなり違って見えました。一方、サイコサスペンスの主役である正体不明の夫ジョン・ハードの、どこか冷たさを感じさせる目と視線がいい。しかしラストの彼の最期に関してはちょっと手抜きじゃないですか?本作はサスペンスとしてよりも「あの優しかった夫は一体何者だったのか、夫は一体悪か善なのか?」というゴールディ演じる妻のドラマとして良かったと思う。それだけにゴールディのファンとしては、自身の持ち味を封印するしかなかった彼女よりも、誰か別の人が演じた方が良かったのではないかという思いもあります。
[DVD(字幕)] 6点(2013-11-03 00:39:05)
610.  アメリカン・スウィートハート
ロマンティック・コメディと、結構下ネタもありのアメリカン・ドタバタコメディ。どっちも欲しがって共倒れしたような感じですね。姉妹役の2大ハリウッドスターをはじめ、超豪華キャストの競演は楽しめましたが…。ジュリア&キャサリンにどうしても注目が集まる作品ですが、男優陣も個性派が顔を揃えており、それぞれの個人技はなかなか楽しませてくれます。その中でもとりわけビリー・クリスタル。脚本・製作にまで名前を連ねています。しかしビリーさん、ちょっと自分が目立とうとしすぎましたかね。ハリウッド内幕もの的な内容もあり、豪華キャストが個々には楽しませてくれるものの、作品トータルではバランスが悪くなってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-11-01 20:28:56)
611.  88ミニッツ
「お前の命はあと88分だ。チクタク…。」こういう時間制約モノって好きなんですが、リミットは1時間半足らずしかなく、バタバタしている割には刻一刻とリミットが近づいているという切迫感があまり感じられませんでした。とりあえず次々に怪しい人物を登場させますが、バタバタしている間に終わってしまったという感じです。こういう映画は見る側にも推理する余裕の部分も、もうちょっと欲しいですね。本作にしても今のところ僕が見たパチーノの最新作「陰謀の代償」にしても、どうも最近のパチーノは作品に恵まれていないと言うべきか、作品選びが適当と言うべきか分かりませんが、パチーノファンとしては残念な作品が多いですね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-10-31 22:02:59)
612.  人生はビギナーズ 《ネタバレ》 
妻に先立たれた75歳の父親がゲイをカミングアウト。人生の終盤を迎えても新たに“恋”をして人生を謳歌している。そしてそれは余命わずかであることが分かっても。  重さのある展開ですが、それを感じさせない、かと言って軽くなっている訳でもないクリストファー・プラマーがあまりにも素晴らしい。重さを感じさせないということでは、愛犬も見事に重要な役割を果たしています。  一方の息子は、人生に対しあと一歩をなかなか踏み出せず消極的。こういうナイーヴな人物像はユアン・マクレガーの得意とするところであり、抜群の安定感を見せてくれます。お相手のメラニー・ロランも抑えた好演を見せています。  新たな人生のスタートをきるのに年齢なんて関係ない。父の死を機に新たな人生のスタートラインに立とうとしている、晩年の父の姿を傍で見てきた息子の姿で終わるラスト。その横には彼女がいる。切なくほろ苦くも、優しさのある人生賛歌でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-18 22:10:05)
613.  バグジー
アメリカの犯罪史やマフィア・ギャング関係の本などを見ると、本作にも登場するかつてのアメリカ犯罪界の影の重鎮として有名だったマイヤー・ランスキーなどと共に必ず登場するバグジー・シーゲル。僕のイメージする彼の人物像は、派手で女好き、ダンディな色男にしてギャング界有数の凶暴な男。そしてラスベガスを作った男。演じるウォーレン・ベイティはそんな彼のイメージにすごく良くはまっていた。他にもランスキーを演じたベン・キングズレーにミッキー・コーエンを演じたハーヴェイ・カイテルといった名優達もさすがのシブい存在感を醸し出しています。その一方で本作のバグジーの人物像に関しては、彼の凶暴さは抑え気味にされておりソフトに描かれています。娘の誕生パーティーのくだりはどはかなりコメディタッチでしたね。その分、実在する大物を主人公としたギャング・マフィア映画としては重厚感や見応えには欠けていたように思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-10-09 19:09:49)
614.  食べて、祈って、恋をして
これは平均点通りの映画でした。離婚して、仕事もそれまでの生活も、すべてを投げ出して1年間の旅に出る。そこにはかなりの動機があるはずですが、旅に出る前の彼女の日常からはそういうものが見えてこない。この冒頭から失敗しているのでジュリア演じる主人公の女性の人物像も、作品自体も薄っぺらくなってしまいました。ジュリアが世界を一人旅するプライベート・フィルムか旅番組のような感覚で見ればいいのかもしれませんがね。その後も、旅での様々な出会いや経験を通して成長して、という部分が感じられず、イタリアで食べまくって、インドでちょっと瞑想して、バリで恋をしました、ということでタイトル通り「食べて、祈って、恋をして」であらすじ完了!という作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-10-06 21:39:08)
615.  告発
久々にズシリと重く、人間の尊厳を描いた映画を見た気がする…。これは鑑賞後の感想ですが、見ている最中は不思議とそれほど重さを感じませんでした。そう感じさせてくれたのはクリスチャン・スレーターの存在だったのだと思います。まだ何色にも染まっていない、熱き新人弁護士の透明感を見事に演じて見せた。法廷ものとしてはクリスチャン・スレーター演じる新人弁護士の独壇場になりすぎたかと思いますが、最初は会話すら成立しなかった弁護士と囚人が次第に心を通わせていく、その過程の2人は実に見応えがありました。その囚人を演じた本作のケビン・ベーコン。もう2度と見ることができない映画かもしれませんが、彼の入魂の凄まじい演技を忘れることは無いと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-05 18:46:35)
616.  インフォーマント!
序盤の流れは大企業の不正を暴く内部告発者を主人公とした実話モノ。となるとマイケル・マン監督作「インサイダー」のようなシリアスで硬派な人間ドラマが思い浮かびます。  しかしながら、本作も主人公の男も一味違う、ブラックユーモアにあふれた作品です。己の人生から嘘で塗り固めた男。そんな男に振り回されるFBIや会社も滑稽に描かれています。実話モノでなければ完全に喜劇です。そんな一風変わった作品の世界観を演出する、名作「スティング」を思い出すようなマーヴィン・ハムリッシュの軽快でコミカルな音楽が効いている。  そんな主人公の男を演じるのはマット・デイモン。マット・デイモンだと言われても彼に見えない変身ぶりで見事に胡散臭さを醸し出しています。そしてラストに語られる主人公の男の「今」も信じられない。ウソのようなホントの話をソダーバーグが皮肉を込めて笑い飛ばしたような愛すべき怪作です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-04 20:51:04)(良:1票)
617.  ゲット スマート
スパイ映画と一口に言っても、シビアな世界で過酷な任務を遂行する男たちの姿を描いたサスペンスドラマもあれば、世界を股に掛けた華麗なる活躍を描いたスパイ・アクションもあれば、バカに徹したスパイ・コメディまで様々。  本作は基本的にコメディに軸足が置かれています。抱腹絶倒のスパイ・コメディって結構あるのですが、本作は爆笑とまではいかないものの、笑いドコロはテンポ良く配置されています。  スティーブ・カレルという人はやっぱり面白い。本人は至って真剣なのですが、それがたまらなく可笑しい。この人の持ち味ですね。お相手のアン・ハサウェイは華麗に作品に華を添えてくれましたが、例えばびっくりリアクションの達人・かつてのゴールディ・ホーンのような人がこの役を演じていたらもっと面白い映画になっていたでしょうね。  後半はちょっと長く感じました。こういう映画は90分ほどがちょうどいい尺なんだと思います。しかしそれでもアクションも大健闘、ソコソコ楽しめるスパイ・コメディでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-01 21:06:49)(良:1票)
618.  ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して
全米をまたにかけて南から北へ、東から西へ。鳥にトリつかれた野郎どもが見た鳥の数を競うというバードウォッチング大会“ビッグイヤー”にかける1年を描いたコメディ。  みんな仕事や家族を犠牲にしているところもあるのですが、人生をかけてバカみたいに夢中になれる、熱くなれるものがあるって羨ましいなと思う。映画としてのまとまりは弱いですが、同好の士どうしに芽生える友情や恋、ライバル関係を豪華キャストが実におもしろ可笑しく演じています。  特に僕の場合は大好きなスティーブ・マーティンとジャック・ブラックが揃っているのだからそれだけで十分と言えます。アッツ島でのヒッチコックの「鳥」をちょっとパロッたようなシーンも面白かったな。  そんな鳥探しの合間に挿入される大会参加者それぞれのささやかな幸せ、家族や仕事の関わりが結構真面目に描かれていて、人生についてもちょっぴり考えさせられます。でも結末は清々しい。  「しあわせの鳥を探して」という邦題がいいですね。この作品をなかなか巧くとらえていると思います。
[DVD(字幕)] 6点(2013-09-28 22:20:58)
619.  あなたが寝てる間に・・・
サンドラ・ブロックが本当に可愛い映画。今回は吹替版で鑑賞しましたが、サンドラの声優さんもとても良かったと思います。典型的ラブコメではありますが、常に家族がいて、いつもワイワイガヤガヤとやっている。両親を早くに亡くした主人公の女性が、恋した男の家族の温かさに触れ、家族もまた彼女を温かく受け入れる。ラストのプロポーズも家族同伴。ほのぼのと明るく幸せな映画で、クリスマス映画らしい良さがある作品です。
[DVD(吹替)] 7点(2013-09-25 15:50:18)(良:1票)
620.  あなたに恋のリフレイン
クラブで歌う妖艶な女性シンガーと、それを見つめるハンサムな男。その始まりは大人のロマンスを想像させる。例えば、同じく女性シンガーとの大人の恋を描いたミシェル・ファイファーとブリッジス兄弟の「ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」のような。  でも、本作は何だかとても楽しい実話ものでしたね。本当に実話もの?というような終始軽いタッチのラブコメでしたが、こんなに可笑しな人生、なかなか無いものです。特に映画にもなった伝説のギャングの色男、バグジー・シーゲルとの出会いとその顛末なんて嘘みたいな話です。だから本作はこんな作風で良かったのだと思います。  出会いと別れを繰り返した2人を演じたアレックとキムはなかなかのお似合いだったし、アレックの悪友たちの存在もとてもよく効いていました。僕はニール・サイモンの脚本の映画って好きなんですが、洒落ていて可笑しさや人間臭さがあって、本作もそんなサイモンらしい人物描写が良かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-23 13:50:29)
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