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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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621.  エド・ウッド
才能は無い。しかしエド・ウッドには誰にも真似できない人生と映画への情熱やひたむきさがあった。本作を撮ったティム・バートンと同じくエドが生きた時代にもエドの周りには、そんな彼のことが好きだった人々がいたのでしょう。だからこそ酷評続きでも彼は何本も映画を撮ることができたのでしょう。  全編を通し撮影シーンが非常に多く後半はちょっと長く感じられましたが、エドを演じたジョニー・デップも、マーティン・ランド―をはじめ彼の仲間達を演じた俳優陣は皆が本当に素晴らしき怪演でした。  実は僕はエドの映画は観た事が無い。本作を見るまではエド・ウッドという映画史上最低の監督の名前は知っていましたがどんな人間かとかは全く知りませんでした。本作を鑑賞し終えた今、当時のエドの仲間達やティム・バートンと同じく彼に好感を持ってしまっており、彼の映画が観たいとも思っている。特にタコと戯れるあの作品が。でも、観ない方がいいんだろうなあ・・・。でも、もしも観る機会があれば、本作を見た事により優しい目で彼の映画を見る事が出来るような気がしています。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-29 00:10:13)
622.  クレイジー・ハート 《ネタバレ》 
ノミネート歴は数あれどアカデミー賞に縁が無かった大物の一人、ジェフ・ブリッジスがついに受賞の栄誉に輝いた。好きな俳優の一人なので彼の受賞はとても嬉しかったのですが、これは決して永年勤続表彰なんかじゃありません。彼の魅力は色々あると思いますが、男臭さの中に見せる男の色気、そんな彼の醸し出す魅力に年輪を重ねた貫禄が加わった演技は実に見応えがありました。  昔は売れた時期もあったが弟子にあっさり抜き去られてしまい(しかし自らは売れてスターになり、かつての師がどんなに落ちぶれようともリスペクトする姿勢を崩さない弟子の描き方が良かったしコリン・ファレルも好演でした)自らクルマを運転して小さな町から町へ、場末のステージで歌うしかない男。  酒と煙草が手放せず体もボロボロ。そんな彼が幼い一人息子を抱えた女と出会った事で己の人生を見つめ直すというありがちな話ではあるし演出は控え目で感動の味付けもかなり抑えられています。しかし弟子との再会や出会った女とその一人息子との日々を通して、落ちぶれ荒んだ毎日を過ごしてきた初老のカントリー歌手が己の人生を見つめ直す心の軌跡がジェフ・ブリッジスの好演もあって淡々とした描写の中にも伝わってくる映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2010-07-27 20:36:25)(良:1票)
623.  大統領の陰謀
個人的にはケネディからニクソン、この時代の事件の究明や人物にスポットを当てた映画は好きなのですが、特に本作はこの時代や事件の背景に関する余程の知識が無いと全てを理解する事は難しい映画だと思います。  しかしどんな些細な情報でも関係者の裏を取り、一つ一つの小さな点を突破口に線に結び付けていく地道な取材、妨害や圧力に屈しない姿勢などジャーナリストの現場の最前線を描いたとても熱い映画でした。  名前は出てくるものの、敢えて黒幕や妨害工作を行う者はほとんど登場させず、困難に立ち向かうジャーナリストの姿を伝える事に的を絞った映画でもあるので事件の背景など全て分からなくとも、身の危険を感じながらも重い口を開いていく証言者や事件の究明に挑むジャーナリスト達の熱き人間ドラマとして充分に見応えのある映画となっています。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-09 10:20:55)
624.  アウトサイダー(1983)
この頃はYAスターが続々とブレイクしていい青春映画がいっぱいありましたね。本作は話は大したことはないけど登場する若者達の苦悩、心の痛みなんかがすごくよく伝わってくる映画です。ブラット・パックなんて呼ばれて一世を風靡しましたが、最近ではあまりお姿を見かけない人もいっぱい出ています。主題歌“ステイ・ゴールド”(名曲!)の歌詞のように無常にも時が経つのは早いものです。皆さんお変わりなくお元気でしょうか・・・? でも、確かにみんなこの頃は輝いていたました。不思議と青春映画ってやつは映画の中の奴らと同世代の頃より何故かオジサンの年齢になって観直した方がグッとくるものがあるんですよね。
[DVD(字幕)] 7点(2010-06-27 19:02:38)
625.  俺たちに明日はない
実はあまり好きな映画ではないのですが、何度も見ている映画です。本作でスターに駆け上がったフェイ・ダナウェイがあまりにも魅力的だし、ボニーとクライドを演じたフェイとウォーレンの二人は勿論のこと脇を固めたジーン・ハックマンの存在も効いています。この新人女優をアーサー・ペン監督がいかに惚れ込んだかは冒頭のフェイ・ダナウェイを見ればよ~く分かりますね。やはりあまりにも有名なラストシーン(蜂の巣にされる直前に二人の顔を一瞬アップで捉えるのですが、この一瞬で見せる二人の表情が印象的です。)は初めて観た時は衝撃だったし、リアルタイムで本作を見た人達にとってはもっと衝撃的だったことでしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2010-06-23 22:20:21)
626.  ユナイテッド93
非常に恐ろしく悲しみに満ちた映画でした。緊張感と焦燥感に包まれる管制センター、そして絶望の機内。過剰な演出を抑えながらも非常に力強さのある演出だったと思います。観る前からユナイテッド93便とその乗員乗客の運命は分かっていただけに覚悟はしていましたが、鑑賞後はどうしようもない悲しみが心を覆う映画でした。
[DVD(吹替)] 7点(2010-06-07 21:45:05)
627.  ボビー 《ネタバレ》 
いわゆるグランドホテル方式でRFK暗殺の舞台となったアンバサダーホテルに集う様々な人間模様を描くことでベトナム戦争、東西冷戦、キング牧師暗殺、増加するヒスパニック系移民や人種問題など当時の世界とアメリカを浮き彫りにしつつ、RFKの実像は敢えて描かず彼がいかに当時のアメリカ市民の希望であり、その死がいかに彼らにとって悲劇であったかを描き出す構成はお見事でした。  JFK亡き後大統領選挙に立ち上がるRFKの実像とたたかいを描いた人間ドラマだと思っていたので肩透かしをくった感もありましたが、これはこれで見ごたえ感たっぷりの豪華キャストの使い方もRFK登場の場面は当時の実際の映像を挿入する構成などもよく出来ており、監督がエミリオ・エステベスだと知って驚きましたが、彼の監督としての次回作にも期待したくなる映画でした。  
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-21 21:33:17)
628.  月の輝く夜に
普通のアメリカン・ラブコメかと思って見始めたのですが、恋愛に絡む当人同士だけじゃなく、家族の絆やイタリア系の絆の深さやその気質なんかも上手く織り交ぜられたいい意味で大らかさがあって、温かみのある人間ドラマでした。ドロドロした方向に行ってもおかしくなかった本作の人間模様を短い時間で上手くハッピーエンドにまとめ切った家族が揃った朝食のラストシーンがお見事でした。
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 21:13:55)
629.  ファミリービジネス 《ネタバレ》 
全然親子に見えないけどまずは祖父と父がいい。このジェシーとヴィトーの二人の人物像とショーン・コネリー、ダスティン・ホフマンの二人の名優の風貌や持ち味が実によく合っています。確かな演技力を持つこの二人の掛け合いは見応え十分です。親子3代それぞれが演じる役の人物設定がよくできており、それぞれに共感できる部分がある。特に家族を愛するという点では共通するが息子、孫の価値観の形成、生き方に多大な影響を与えてきた祖父ジェシーの魅力ある人物設定と演じたショーン・コネリーの演技が素晴らしいです。これまでの人生で一番楽しかったのが息子も孫も盗みであるという結論が残念ではありますが。そしてジェシーという人間がよく表れているラストの葬儀が良かった。この街で生涯をすごしたジェシーとのお別れに訪れた入り切れないほどの人々に混じり、恐らくはジェシーが大変お世話になったのであろう、大勢の制服の警察官がいたのが良かった。彼らもまた、手を焼かせられたけどジェシーの事が憎めなかったのでしょう。そんな参列者が皆で歌う“danny boy”がいい。ジェシーを見送る歌として見事な選曲でした。
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-29 18:26:51)(良:1票)
630.  トッツィー 《ネタバレ》 
有名な作品なので見る人はストーリーまで知らなくともダスティン・ホフマンが女装する映画だという予備知識がある人が多いと思います。そうなると初めて観る者のダスティンの女装(見た目も演技も)に対するハードルが高くなるわけですが、その高いハードルを軽々と飛び越えていくダスティンの演技も見た目も見事な女装ぶりでした。そんな女装ダスティンを中心に繰り広げられるドタバタコメディだと思っていました。ですが仕事のため、カネのために割り切って女装したはずの男が仕事のパートナーの女と女として接するうちに女性の気持ちというものを理解し、その女は女装した男から女としての影響を受けるというこの二人を中心に取り囲む者それぞれの人間模様、相関図もシンプルでいてよく練られており、かつ誰とでも気軽に楽しめる優しさのある人間ドラマです。なかなかシブい顔ぶれが揃った男優陣がいい味を出しています。そしてやっぱり素晴らしい、主題歌をはじめデイヴ・グルーシンのポップで優しさを感じさせる音楽がこのコメディタッチの軽妙な語り口の人間ドラマと見事に調和しています。
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-22 21:15:14)(良:1票)
631.  追憶(1973) 《ネタバレ》 
昨日の午後仕事でお客さんと一緒に入った喫茶店で“the way we were”がかかっていた。無性にこの映画が観たくてたまらなくなり借りてきて本当に久しぶりに観ました。  学生の頃深夜にTVで観た。あまり好きにはなれなかったのを覚えている。あのカッコいいレッドフォードがどうもカッコ良くない。バーブラ・ストライザンド演じるケイティも好きになれなかった。しかし、今観直すとそれも含めていいのだと思ったし十分感情移入して観る事が出来た。二人の人生を時には駆け足で見せる場面もありますが、雑になる事無く、いつの時代も実に丁寧に作られています。  互いに愛し合っていながら一緒に生きていく事が出来ない。そんな二人の思いを感じさせるラストシーンが素晴らしい。「奥さんを連れて遊びにいらっしゃい」「そうはいかん」そして身を寄せ合い、別れ行く。精一杯強がるケイティとそれを理解した上でのハベルの二人の姿があまりにも切なく、そこにあの主題歌が重なる。人生とは時には甘くもあるが時には何と切なくほろ苦いものか。確かに中盤のケイティの人物描写は観ていて疲れる部分もあるし政治的要素がもう少し控え目でも良かったかな、とも思いますが終盤からラストの見事な流れにそんな感想も忘れさせてくれます。そして「追憶」という邦題が見事だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-08 14:29:31)(良:2票)
632.  ニノチカ 《ネタバレ》 
資本主義と共産主義の対比を難しく考えさせることなく非常にシンプルに解り易くした事が本作にとっては余計な事を考えずに楽しめるという意味では良かったと思うし、所々でビシッと印象に残るいい台詞が挿入される脚本は顔触れを見ると流石と思わされます。ニノチカが3人組の前に初めて登場して暫くはまさにイメージ通りのグレタ・ガルボ。その伝説の大女優グレタ・ガルボの表情に変化が生じていく様子と、同時にバリバリに共産主義で固めたニノチカの心に変化が生じていく様子を同時進行で見せる。序盤からいい味を出していた3人組が中盤にその存在感が薄れてしまうのが残念ですが、帰国後のニノチカと再会した3人組の楽しそうな夕食と祖国にある息苦しさを感じさせる場面がいいですね。「思い出までは検閲できない」という台詞が特に心に残りました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-06 20:48:06)
633.  ショウほど素敵な商売はない 《ネタバレ》 
芸の素晴らしさ、家族の素晴らしさ、人生の素晴らしさ。いつもいい時ばかりじゃないけれど、この作品の主人公であるドナヒュー一家の成長の過程を見事な歌とダンスに乗せて見せてくれるとても楽しいミュージカルです。ドナルド・オコナーの持つ雰囲気と表情が本作でも実にいいです。この人が登場するだけでそのシーンがパッと明るくなります。勿論本作でも素晴らしいダンスを披露してくれます。特に夜の噴水のある公園でのダンスは見事でした。一方で本作のもう一つの看板であるマリリンの扱いがちょっと中途半端に感じられた点だけが残念。家族が離れ離れになる時期もあったけど、最後はきっちりドナヒュー5人組、いや、マリリンを入れて6人組になっての大団円に鑑賞後は実に幸せな気分。中盤のマリリンとドナルドの会話「舞台には悪役がつきものよ」「必要無い。明るくいこう!」やっぱりミュージカルはこうあって欲しいですね。
[DVD(字幕)] 7点(2010-03-20 13:13:15)
634.  恋するベーカリー
メリル・ストリープとスティーブ・マーティン。僕が大好きな2人の組み合せ。この二人が主演と思っていたのですが、本作は何と言ってもアレック・ボールドウィンですよ!彼のメリルを見つめるギラギラした目とワイルドにも程がある強烈なヌード姿が目に焼き付いて離れなくて困っています・・・。彼がメリルの前に現れる度に可笑しくて仕方が無かったし、いつの間にトホホなメタボリックおじさんがすっかり似合うようになってしまいましたね。近年のメリルは自分の役を実に楽しそうに演じています。とてもいい年齢の重ね方をされていますね。スティーブ・マーティンはかなり抑え気味でお笑い担当もアレックに全部オイシイ所を持っていかれましたが、可笑しさと温かみを感じさせてくれる人物像を上手く演じていたし、特にハッパでラリっているシーンではスティーブ・マーティン芸をしっかり味わえます。3人の子供達と長女の婚約者も魅力的で、特に一人訳アリの事情を察知してしまった婚約者のコミカルな存在も重要な役割を果たしていました。笑わせて欲しいと思って観た映画。話の内容や描き方はタイトルや想像と反し、好きになれない部分もありましたが、しっかり笑わせてもらえた映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2010-02-23 21:06:37)(良:1票)
635.  34丁目の奇跡(1994)
季節に関係なく思い出したように観たくなる映画ですが、やはりクリスマスに観たい映画ですね。家族揃って楽しめる映画ではありますが、裁判のくだりは子ども達には見せたくないかな。小さな子ども達にはサンタさんがいるとかいないとか、そんな事は疑問や議論の対象にすらしてほしくないと思うのです。何と言ってもRアッテンボローのサンタさんが良いいですねえ。「人生は悲痛なもの。だけど夢があれば救われる」という台詞がとても気に入っています。それにしても彼は一体何者だったのでしょうか・・・?なんて事はこの作品にとってはどうでもいいことなのでしょう。彼はサンタさんだった。それでいいんですよね。
[DVD(字幕)] 7点(2010-02-17 23:05:06)
636.  刑事コロンボ/逆転の構図<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボのファンならみんな大好き、ポンコツカーとヨレヨレコート・ネタをたっぷり味わえる一本。この2点セットがこれほど見事なまでにバッチリ似合う俳優はピーター・フォークしかいませんよね。教会のシスターや教習所の先生とのコントといった笑いドコロも満載となっています。  特に教会の救済所でシスターに「ようこそ兄弟。お腹が空いているのですね」「そのコートはいくらなんでも・・・」のコントには笑わせてもらいました。それにしても警部、救済所でメシ食ってる姿はいくらなんでも似合いすぎでしょう。まあ、これもピーター・フォークという名優の妙技ですね。  このシリーズの犯人は中にはそれではとても警部に太刀打ち出来ませんよ、というお粗末な者もいますが今回の犯人である写真家のポールが仕掛けた空き家、写真、ムショ帰りの男、モーテルからの脅迫電話などのトリックの数々はよく出来ていたのではないかと思います。その反面ラストの警部が仕掛けはかなり強引な賭けだったように思いますが、完璧だったはずの計画の小さな矛盾点を少しずつ追及していく警部とポールの対決はなかなか見応えがあり、犯人役のディック・ヴァン・ダイクも見事でした。  
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-02-07 11:53:46)(良:1票)
637.  くたばれ!ヤンキース
昔からMLBが大好きなのですが、アンチ・ヤンキースのワタシにはタイトルからたまらない映画でございます。TVでぼやきながら野球を見る偏屈そうなじいさんが“Damn Yankees・・・”と呟く冒頭から最高です。 贔屓のチームのためなら悪魔に魂を売ってでも強くしたい。野球好きにはそんな気持ちがよ~く分かります。100年を超える伝統があり、アメリカで愛され続けたMLB。人々の心をウキウキさせる野球に、心躍るミュージカル。「私を野球につれてって」もそうなのですが、意外なようでこれは実は相性ピッタリの組み合わせなのかもしれません。 特にセネタースの面々が揃っての歌とダンスと野球の場面は楽しさいっぱいです。野球以外の所はちょっと長さを感じる部分もありますが、それでもやっぱりスタンリー・ドーネン監督の映画は楽しいですね。
[DVD(字幕)] 7点(2010-02-06 15:21:34)
638.  マグノリアの花たち
世代も性格も価値観も違う女性たちの友情と、サリー・フィールドとジュリア・ロバーツの母と娘が互いを思う気持ちと2人それぞれがわが子を思う母親としての気持ちが心に染み入る映画でした。温かくて優しくユーモアにあふれ、特にお葬式の後に彼女達が口論になり、そして笑い合う姿が特に強く心に残ります。よくぞこれだけの顔触れが揃った豪華な女優陣それぞれの持ち味がよく出ていて、男が目立たない映画ですがお父さんのいい味も見逃せない。そんな人々が暮らす小さな町の描写に、優しさを感じさせる控えめな音楽が作品にとても良く合っていました。
[DVD(字幕)] 7点(2010-02-06 15:11:59)
639.  プラダを着た悪魔
メリル演じるミランダの強烈な存在感が凄い。厭味に感じるような台詞や態度もあるし確かに鬼上司ですが、メリルが見事に魅力のあるキャラクターに演じました。これを見てミランダを心底嫌いになるという人はいないのではないでしょうか。そしてミランダからのどんな要求にもめげずに頑張るアンドレア。観る者に元気を与える好演を見せてくれたアン・ハサウェイも素晴らしく、この二人の主役のバランスも良かったと思います。最後の面接に届いたミランダのメッセージとラストシーンの車中のメリルの表情がとても嬉しく、鑑賞後の気分は実に爽快。誰とでも気軽に楽しめるし、本作のように分かりやすく人生に前向きなメッセージが伝わってくる映画はいいですね。劇場公開時に観て以来久しぶりに観直しましたが何度見ても楽しめる映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2010-02-04 22:36:53)
640.  華麗なる週末
大した話ではないのですが、少年の成長と彼を取り巻く人々をほのぼのと描いたとても楽しく心温まる映画です。マーク・ライデル監督の映画はそんなに数多くは観ていませんが、地味にいい映画を撮ってくれるお気に入りの監督です。地味ながらも、そっと心に残るユーモアやメッセージを挿入するのが実に上手い。今回のマックイーンの役どころはどこにでもいそうな田舎のあんちゃんという役なのですが、何でこの人は何をやってもこうも魅力的なのでしょうか。古き良きアメリカ、まだクルマが珍しい時代で今よりもっと広さを感じさせるアメリカ。そんな風景によく似合うどこかで耳にした事があるような素朴な音楽が耳に心地良く、そんな風景にはマックイーンがよく似合います。
[DVD(字幕)] 7点(2010-02-02 20:18:19)
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