Menu
 > レビュワー
 > とらや さんの口コミ一覧。37ページ目
とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667
>> カレンダー表示
>> 通常表示
721.  ホワイト・ライズ 《ネタバレ》 
フランス製恋愛サスペンスの傑作のハリウッド・リメイク。ストーリー、シチュエーションから台詞・小道具に至るまで、オリジナルに沿ってかなり忠実にリメイクされています。時間軸と限られた登場人物を絡め合い、すれ違わせながら進むストーリーはかなり凝っているのですが、これもオリジナル通りです。  しかしキャストの方はオリジナルの圧勝だと思います。モニカ・ベルッチの美しさに、“2人目のリサ”を演じたロマーヌ・ボーランジェが素晴らしかったと思うので。元々ロマーヌが個人的に好きだったのもありますが・・・。  決定的にオリジナルと異なるのがラスト。オリジナルとリメイク、フランス映画らしさとアメリカ映画らしさが出ていますね。ハッピーエンド大好き人間の僕にとっては本作の方がいいと言いたいところですが、このミステリアスな恋愛サスペンスの結末としてはオリジナルの方が良かったと思います。何とも言えない鑑賞後の余韻も含めて。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-21 00:15:16)
722.  プリティ・ウーマン
公開時劇場で観て以来の再鑑賞でした。本作のジュリアは本当にお綺麗です。ジュリアが街を行く。まあ、みんな普通に振り返りますよ。  リチャード・ギアもお金持ち、高そうなスーツをスマートに着こなす。いつも通りのギアさんで。主演2人の魅力が存分に引き出され、軽いタッチで気分転換に見るのに丁度いい王道シンデレラストーリーです。  中盤、ロイ・オービソンの“oh,pretty woman”と使うタイミングも絶妙ですが、僕にとって本作の最も楽しい時間帯は前半、2人が出会ってしばらくの頃。まだジュリアがホテルで浮きまくっていた時間帯なんですよね。  支配人をはじめ、このホテルの面々も作品の中でとてもうまく機能していました。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2012-09-18 22:07:19)
723.  刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
邦題の通り闘牛士の栄光、これが殺人の動機だった訳ですね。哀しき英雄の末路でした。  いつもの警部vs犯人の攻防戦とは別の見所というか、シリーズのファンにとってはお楽しみがたくさんある作品でした。まず、警部登場のシーン。警部の運転を見ていて、いつかやっちゃうんだろうなあ、とは思っていたのですが、ついにやっちゃいましたね。しかも全く英語が通じない異国の地であたふたする警部。コロンボ警部のいい味が出まくりです。  そして警部がメキシコで有名人になっているとは思いもしませんでした。その有名になった事件は「歌声の消えた海」ですね。  既に皆さん触れられてますが、“仕事の虫”のことをメキシコでは“まぬけ”って言うんですね。僕は怠け者なので単純にいい国だなあ・・・。って思っちゃいました。
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-14 20:27:14)
724.  地上より何処かで
時に子供じみた言動を見せる母親と、それに振り回される娘。映画ではたまに見られる関係ですが、こんな関係を演じる母スーザン・サランドンと娘ナタリー・ポートマンが本当によくはまっていました。  なかなか見ごたえがある母と娘の演技でしたが、互いを分かり合えない、同じようなもどかしさのある堂々巡りが続くので、終盤までは長く感じられました。  終盤に母が同じお巡りさんに再び違反で捕まった際に自分の本当の気持ちに気付いて以降ラストまでは良かったので、もう少し前半から中盤をコンパクトにした方が良かったのではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 5点(2012-09-12 21:36:59)
725.  ユー・ガット・メール 《ネタバレ》 
ノーラ・エフロン監督+トム&メグ。「めぐり逢えたら」に続く顔合わせです。この気分良く映画を楽しめる安心感、安定感がいいですね。メグはちょっとお年を感じましたが、やっぱりこの人はお母さん役よりも恋する女性の役が似合います。  実社会とネット上、あり得ないレベルの偶然の出会いのお話ですが、大手書籍チェーン店を経営するトムと、街角の小さな本屋さんを経営するメグ。この関係にはリアルさを感じました。子どもの頃、駅前や学校の帰り道、街角にいつも行く小さな本屋さんがあったよなあ・・・。なんて思いながら見ていました。レジにいつも同じおじさんかおばさんが座っていて。でも今はもうありません。こんな事情は日本もアメリカも同じなのでしょうか。  そしてインターネットが一般的に普及する前には存在しなかった、日々を暮らす実社会とは別の、インターネットというもう1つの世界。同じ2人の実社会とネット上、2つの異なる関係を同時進行で見せながら、一方にだけ先に事情を呑み込ませてしまう展開の組み立ても面白かった。  エフロン監督、今年お亡くなりになられましたね。やはりこの分野では名手というべき存在感のある監督さんでした。
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-08 22:22:36)(良:1票)
726.  シティヒート(1984)
店をブッ壊す勢いで悪党どもを蹴散らすクリント&バートのタフガイコンビの活躍に期待が高まる冒頭。ジャズに雨に夜の帳・・・こんな雰囲気もいい。でも、それ以降が終盤までがなかなか盛り上がりません。このコンビがタッグを組んだのだからもうちょっと2人に暴れさせてほしかったですね。  刑事に見えない刑事のイーストウッド。風貌は異なるけどハリー・キャラハンという映画史に残るキャラクターを意識したのかな?バーで歌う歌手のアイリーン・キャラも80年代前半~中盤の期間限定の味がありますね。  最後に間違っていたらご免なさい、冒頭に店でバートを待ち伏せていた男は「アルカトラズからの脱出」で、イーストウッド演じるモリスを執拗につけ狙う不良囚人ウルフを演じた人ではなかったですか?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-09-06 20:46:14)
727.  127時間 《ネタバレ》 
序盤のマウンテンバイクで渓谷を駆け抜ける疾走感、渓谷の秘密の池に飛び込む解放感。そしてそこに挿入されるアップテンポの音楽には若さと躍動感が満ち溢れています。  しかし一転して主人公の男が腕を岩にはさまれ身動きが取れなくなって以降は当然ながら作品も身動きがとれなくなってしまう。そこで挿入されるのが回想や空想ですが、ちょっとこれが多すぎたでしょうか。  実話モノなので彼が恐らく127時間後に脱出するであろうことは分かるのですが、それでも少しずつ、しかし確実に減り続けていく水筒の水の残量、カメラのバッテリーの残量は、そのまま彼が命を維持するのに残された時間の目盛りであるかのような緊迫感がありました。
[DVD(字幕)] 6点(2012-09-02 13:48:29)
728.  ハイスクール・ミュージカル<TVM> 《ネタバレ》 
ストーリーはまさに王道!!のハイスクールを舞台にした実に爽やかで気持ちのいい青春ミュージカルです。  紅白をベースにしたチアリーダーやバスケ部のユニフォームといった衣装と学校を彩る美術、さらに生徒たちの色とりどりの衣装も華やかで見る者の気持ちまでも盛り上げてくれるかのようです。  主演の2人のラブストーリーを軸に、部活、父と息子、友情のドラマなどを絡めていますが、それらがストーリーの中で浮くことなく上手く機能しています。バスケでミュージカルしちゃう所も楽しいですね。  やはりミュージカルのラストはこれがいい!ちょっと意地悪なライバルも最後は笑顔、登場人物がみんな顔を揃えて大団円のラストもとても楽しい盛り上がりで、鑑賞後の気分も爽快です。  本作はTV用の作品なんですね。先日も本作と同じくTV用に撮られたミュージカルである「クリスマス・キャロル」のミュージカルを見ましたが、どちらもTV用であるのが勿体無いほどに良く出来ており、アメリカのTVの力のあるところを感じます。
[DVD(字幕)] 8点(2012-09-01 17:51:11)
729.  セクレタリー 《ネタバレ》 
見る前にはSのボス(弁護士)とMの秘書の倒錯的恋愛サスペンスという思い込みがあったのですが、多少長く感じたもののそれがいい方向に裏切られた作品。こういうシチュエーションの映画なので、それなりのシーンはありますけどね。主演の2人(ジェームズ・スペイダーとマギー・ギレンホール)は演技も見た目もこの独特の世界観に見事にはまっています。結構笑っちゃうシーンもあるし(狙ってのものかどうかは定かではありませんけど…)倒錯的ではありますが、最後は2人に純愛を感じたりもする。一風変わったテイストのロマンスでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-29 21:35:44)(良:1票)
730.  フォーン・ブース
正体も動機も不明の敵に理不尽に狙われる。状況は全く違いますが、僕はスピルバーグの「激突!」を思い出しながら見ていました。移動する「激突!」と全く移動しない本作。逃げることによる追いつ追われつ、逃げられないことにより追いつめられる本作。どちらにもその利点を活かした面白さがあります。ラストがスッキリといかなかったですが、それでもなかなか楽しめた不条理サスペンスでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-29 21:27:54)(良:2票)
731.  ハロー・ドーリー!
豪華で楽しいミュージカルシーンはどれも見応えがあり、ミュージカルシーンにかなり重点を置いた作品。内緒でNYに出てきたバンダーゲルダー商店の店員2人達が絡むNYの街やレストランでのミュージカルはどれもとても楽しく、時間は短いですがサッチモの登場も嬉しい。バーブラの歌も十分に堪能できます。  一方ウォルター・マッソーに関しては相変わらず偏屈なおっさんをコミカルに演じさせると本当に上手く楽しいのですが、作品のかなりの時間を占めるミュージカルシーンでの出番が無いので、どうしてもマッソーの存在感が薄くなってしまいます。ミュージカル映画としては主演2人のミュージカルシーンの見せ場が無いのには不満が残ります。  1969年の作品。この頃には偉大なダンサー、ジーン・ケリーのダンスを映画で見ることが出来る機会がなかなか無く、本作も監督専任となっています。時代の移り変わりを感じますが、ケリーにもちょっとでもいいのでダンスを披露して欲しかったなあ・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2012-08-26 20:18:26)
732.  俺たちニュースキャスター
ニュース番組を舞台にした賞には無縁の典型的アメリカン・バカコメディ。ちょっともたつく時間帯はありますが、僕の好きなノリの映画です。  サンディエゴの地方局の視聴率ナンバーワンニュース番組の4人の野郎どものヒゲ、長髪、カウボーイハット、メガネなど、顔の周辺にアクセントをつけたコメディ仕様の微妙な風貌もいいし、ライバル各局のアンカーマンをはじめ、豪華な顔触れのノンクレジット組といった遊び心も楽しいです。  終盤のピンチにも犬と熊の話し合いで解決、その犬と熊の会話に字幕を付けるとか、とことん無邪気な雰囲気もいいですね。  まだニュース番組が男の世界だった頃にアンカーウーマンを目指すヴェロニカの存在に、作品の舞台となる時代の空気を入れていますが、あくまでも無邪気でアホなノリがコメディ好きには嬉しい作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-25 16:21:36)(良:1票)
733.  ネイキッド・タンゴ
1920年代のアルゼンチンを舞台にした、暗黒街に身を投じていった一人の女と男達の官能サスペンス。  そんな世界観を演出する、登場人物の衣装、夜の暗闇など黒をベースにした作品に時折用いられる赤が情熱的です。主人公の女性ステファニー/アルバも黒く染めた髪、黒いドレスに際立つ真っ赤な口紅が印象的。彼女と絡むことになる男、チョーロのクールでいて情熱的な風貌や人物像もいい。  作品のタイトルにもなっている通り、タンゴを踊るシーンは多いのですが、そのタンゴで見せ場や盛り上がるポイントが1つは欲しかったところです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-24 20:23:52)
734.  刑事コロンボ/二つの顔<TVM> 《ネタバレ》 
このシリーズには2つのお楽しみがあります。1つはいかに警部が犯人のトリックを崩していくか、という所ですが、本作はそれだけじゃなく双子のどちらが犯人か?というミステリが2重の構造になっており、2人共にひと癖ある怪しい言動もよく考えられていて、警部だけじゃなく見ている僕たちをも悩ませてくれます。  そして2つ目のお楽しみであるユーモラスな警部の笑いドコロもふんだんに盛り込まれていて、ミステリと笑いドコロ、2つのお楽しみのバランスもとてもいい作品です。いつもの警部vs犯人だけじゃなく、警部vs家政婦さんのバトルや、料理番組にご出演の警部の姿も必見です。  「構想の死角」では被害者の奥さんにオムレツを作ってあげたり、「美食の報酬」では料理研究家の犯人に「あなたは料理人になるべきだった・・・」と料理の腕前を絶賛されていました。警部、やっぱり料理がお好きなんですねえ。
[DVD(吹替)] 7点(2012-08-15 01:18:03)
735.  バレンタインデー(2010)
ゲイリー・マーシャル監督のお好きなパターンなんですね。次回作が「ニューイーヤーズ・イブ」であり、どちらも特定の1日をめぐる、いくつものドラマが同時進行し交錯していく群像劇です。  ニューイヤーズ・イブでは色々な人間ドラマが交錯するのと比較すると、そのドラマがある程度男と女のロマンスの限定されてしまうバレンタインデーは作品全体の面白さという面では分が悪いですね。  それにしてもゲイリー・マーシャルさん、もう70代も後半なのに作品はお若い!次回作はどの日でいきましょう?“Thanksgiving”(感謝祭)あたりでいきましょうか。
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-11 13:15:53)(良:1票)
736.  トラ・トラ・トラ!
本作にはアメリカ戦争映画によく見られる「アメリカ万歳」は無く、かと言って反戦をテーマにしている訳でもない。  日米開戦前夜の双方の駆け引きを、双方の主張や余計なドラマ性を排しどちらか一方の視点に偏ることなく再現しようとした日米双方の心意気が伝わってくるような見応えのある力作。  同じ真珠湾攻撃をテーマにした某大駄作をご覧になられた方、ぜひこちらも一度見ていただきたいと思います。ただ、日本パートで多用される、料亭で流れているような落ち着いた味わいがある純和風の琴の音に緊張感がそがれる。日米合作の良さが出ていた作品でしたが、この部分だけが勿体なかったですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-09 17:18:41)
737.  スプラッシュ
数日前、DVDで「天使とデート」を見ていて思い出した本作。久々に見たいなあ、と思っていたら何という偶然!スカパーで今月やっているじゃないですか!という訳で早速鑑賞。  本作にも邦題を付けるならば「人魚とデート」ということになるでしょうか。別に比較する意味は無いけど、同じ時代に製作されたこの両作品を続けて見てしまったこともあり、何となく比べながらの鑑賞となりました。  最後の最後まで言葉を発しない天使と比べるとかなり早い段階で人魚は言葉を発するようになる。また、序盤から人間に天使と認識されるのに対し、人魚の方は人魚だと認識されるのはかなり後半になってから。よって存在の神秘性は天使の方が高い。  一方本作はコメディ色が濃く笑いドコロも多くなっています。特にレストランで大きな海老を殻ごとバキバキ食べるところは人魚のイメージと相反しますが、そうか、海で暮らしているんですよね。日頃の食生活を垣間見たようで?面白かったですね。  脇役キャラの絡みは本作が巧くいっており、特にジョン・キャンディがいい!こういう味のある存在感を見ているとコメディ好きとしては、ジョン・キャンディや同世代のジョン・ベルーシといった味のあるコメディアンが若くしてこの世を去られたのがつくづく惜しいなあと思うのです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-04 15:11:31)
738.  天使とデート
天使役のエマニュエル・べアールのあり得ないレベルの美貌にただ目を奪われ続けた100分間。  本作は「愛と宿命の泉」の翌年なんですね。「愛と宿命の泉」での彼女の美しさも忘れることができませんが、そこに可愛らしさが加わった本作。最後の最後まで一切台詞が無く、可愛い鳴き声を発するのみですが、その鳴き声に、フレンチフライをパクつく表情などなど、もう天使エマを見ているだけで十分の作品にして、この頃の彼女の美しさを今に見ることができるだけでも十分に価値がある作品だと思います。  もう一人、当時日本でもアイドル的人気があったフィービー・ケイツが主人公の男の婚約者役で登場します。本作ではキレ役に挑戦。女優としての新境地を切り開く、と言いたい所ですが、ただキャーキャー叫んでる姿しか印象に残らないのが残念。もうひと工夫ある役だと良かったんですけどね。
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-01 16:12:55)(良:2票)
739.  おいしい生活
前半のアレンと強盗仲間達のやりとりはかなり笑えます。偽装のはずのクッキー屋さんが意に反し大繁盛してしまうくだりも可笑しい。しかしクッキーで大成功を収めて以降の後半が失速気味。  うわべだけの知識で取り繕い着飾るインテリもどきや、金だけが繋がりの人間関係を軽いタッチで皮肉るあたりはアレンらしいのですが、いつもよりかなり薄味。  前半の登場人物が後半に活きてこないのも残念。(秘密をすぐにばらしてしまう、店員に雇った親戚とか笑いドコロで使えそうないいキャラだったんですが、後半は普通のおばさんになっちゃいました)  それでもテンポの良さは健在だし、俳優アレンが出ているアレン映画はやはり楽しい。脚本家アレンの台詞を一番面白おかしく喋くってくれるのはやはり俳優アレンなのです。
[映画館(字幕)] 6点(2012-08-01 16:06:08)
740.  走れ走れ!救急車!
この邦題からも、DVDのパッケージからも、おバカな典型的アメリカンコメディを想像してしまう作品。まあ、実際そうなんですけどね。  序盤から民間救急会社の可笑しな人間模様やライバル社との患者の取り合いなどのノリは楽しいのですが、銃にヤクに犯罪と隣り合わせの深刻なアメリカの現状の見せ方にはシリアスな一面もあり、軽~い救急会社の人間模様とのバランスは上手くいっていない感があります。  本作のお目当ての1つは紅一点のラクエル・ウェルチ。日本での知名度はそれほど高くないかもしれません。「ショーシャンクの空に」で独房を飾った歴代のハリウッドのセックスシンボル。リタ・ヘイワース、マリリン・モンローに続く3代目のポスターがラクエルなのです。彼女の演じるキャラが今ひとつ立っていないのが残念ですが、本作でも変わらずお綺麗なラクエル様がやっぱり魅力的なのでした。
[DVD(字幕)] 4点(2012-07-29 15:17:36)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS