Menu
 > レビュワー
 > とらや さんの口コミ一覧。38ページ目
とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667
>> カレンダー表示
>> 通常表示
741.  ブラック・レイン
松田優作の本格的ハリウッドデビュー作にして遺作になった作品。 病気さえなければ・・・。この後にもハリウッドからオファーが来て、 今までに無い、誰にも表現できなかった日本人像を見せてくれたんだろうなと思う。 彼の台詞はどれくらいあったか。しかしその存在感は凄かった。 日本側の豪華キャストの素晴らしい仕事もあって、 洋画によく見られるおかしなニッポンを感じることはほとんど無かったけど、 ケイト・キャプショーだけは激しく浮いていた。 日本の大阪を舞台にしたアメリカ映画。どこかにアメリカ映画の空気も出したかったのかな。 日本のヤクザの抗争は時間不足でしょうか。中途半端になってしまった感がありますが、 パチパチパンチの島木譲二さんがいい味出していましたね。なかなか迫力のあるコワモテぶりでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-06 21:07:24)
742.  おとなの恋は、まわり道
キアヌとウィノナ、ほぼこの2人にまで登場人物を絞った大人のラブコメ。 共通の知人の結婚式で出会った2人の会話劇が延々と続く。 その会話の中身は結婚する共通の知人の悪口に、互いの人生観の理屈っぽいやり取りに・・・ と言ってしまうと退屈そうな作品に見えてしまいそうですが、意外にそうでもない。 これまでにも結構共演が多い2人。息の合った掛け合いが楽しく、 90分足らずの尺でサラリと見ることが出来る作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-03 15:20:19)
743.  ハンバーガー・ヒル
1980年代、同時期に製作された本作や「プラトーン」。 実際にベトナム戦争を経験した人達が製作に関わりベトナムの戦場をリアルに伝えようとする映画が相次いで誕生した。 「プラトーン」にはチャーリー・シーン演じる新兵という主役がいて、彼の2人の上官を中心に、 内部分裂していく小隊を構成する登場人物のキャラクターがしっかり描き分けられた作品となっていました。 一方本作には「プラトーン」のように確たる主役は存在せず、部隊を構成する面々のキャラクターも弱く、 そういう意味では、映画としては「プラトーン」の方が優れていたのかもしれません。 しかし、元々本作にはそういう気すらなかったのかもしれません。 ベトナム戦争の悲惨な戦場を戦った全ての名も無き兵士たちが本作の主人公だったのでしょう。 ベトナムの戦場はこんなだったのだ。全ての名も無き兵士たちはこんな思いを抱えて戦っていたのだ。 それがよりガツンと伝わってくる映画ではありました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-19 13:03:53)
744.  ポンペイ
前半の1時間ほどは、思っていた内容と違うな・・・。と感じる人が多いのではないかと思います。 奴隷階級の剣闘士の、家族を殺したローマ帝国の支配階級の男への復讐と、ロマンスと、 命を懸けて闘うはずだった男との熱き友情の物語。ベタなストーリーではあるけど、それはそれで良かった。 そしてヴェスヴィオ山が噴火し、ポンペイが滅びゆく様を描く圧巻の映像と、 登場人物たちの最後の愛憎のドラマを滅びゆくポンペイの街の描写の中にうまく挿入しています。 2人はポンペイの街を抜け出し、新たな人生のスタートをきるところでエンディングと予想していたのですが・・・。 同じ勇者同士、固い友情で結ばれるアティカスと、良心のかけらも感じさせないキーファー・サザーランドの悪役ぶり。 脇を固める男たちの濃い存在感が際立っています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-30 19:16:20)
745.  エージェント・スティール
クライム・アクションコメディとして、ユルユルのサスペンスとまずまずの笑いドコロでソコソコ楽しめる作品です。 主演カート・ラッセル(久々に見たけど、ちょっと年とりましたね…)を筆頭に何気に豪華なキャスト。 特にケネス・ウェルシュ、テレンス・スタンプといった大ベテランがいい味を出しています。 スタイリッシュな感じの見せ方も含め、テンポがいいというか、急ぎすぎなくらいにどんどん展開が変わっていく。 90分の作品なので気が付けばもう終わりという感覚ですが、コン・ゲーム映画としてのオチはしっかり決まりました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-27 21:09:31)
746.  ザ・シークレットマン
ウォーターゲート事件の陰の主役の1人でもあったディープ・スロートことマーク・フェルトのドラマ。 ウォーターゲート事件の表の主役、リチャード・ニクソンは当時のアーカイブ映像で登場するだけで、 本作の登場人物としては登場しない。その分フェルトの周囲にいたごく近い人物を中心とした濃いドラマとなっています。 ウォーターゲート事件を取り上げた映画として有名な「大統領の陰謀」などもそうですが、 どういう事件であったか、ある程度の情報があることが前提となっている部分もあり万人受けする映画ではないと思います。 もう1人、冒頭で死去したことが事実として語られるフーヴァーとはどういう人物であったかということに関しても。 同時代を生き、事情は全く異なりますが、共に任期を全うすることが無かった2人の大統領、 ジャック・ケネディとリチャード・ニクソンに関する映画を撮り、この時代への思い入れが相当深いと思われる、 剛腕オリバー・ストーンが監督ならどんなディープ・スロートになっていただろう?それも見てみたい気がします。
[DVD(字幕)] 6点(2020-05-29 20:08:19)
747.  夜を楽しく
ドリス・デイとロック・ハドソン演じる2人の恋の駆け引き。 50年代、まだカラーとモノクロ映画が混在する時代にあって、 カラフルなドリス・デイの衣装や室内装飾などカラフルな作品の世界観が楽しく、 全ての事情を察知したハドソンと、そうではないドリス・デイという関係性も楽しい。 また、産婦人科をめぐる本筋から少しそれた笑いドコロの挿入も気が利いています。 2人が演じる人物像にはあまり魅力は感じませんが、 この頃のハリウッド・ラブコメらしい無邪気な空気がいいです。 ヒッチコックの「裏窓」の家政婦役が印象的だったセルマ・リッター。 出番は少ないですが、本作でも彼女らしい存在感を発揮しています。
[DVD(字幕)] 6点(2020-05-06 15:39:22)
748.  スティーブ・マーティンの Sgt.ビルコ/史上最狂のギャンブル大作戦
スティーヴ・マーティンとダン・エイクロイドの二大コメディアンがタッグを組んだ作品。 それなりに笑わせてくれるので、彼らのファンならまず楽しんでもらえる作品です。 ユルユルの軍隊を舞台にしたバカコメディで、これもアメリカンコメディの得意とするところ。 ストーリーはスティーヴ・マーティンとマイケル・ケインが姑息なバトルを繰り広げた傑作コメディ 「ペテン師とサギ師だまされてリビエラ」をちょっとだけ思い出させるようなところもあり、 マーティンと、彼の部隊にやって来た過去に因縁のある上官とのバトルが見どころの1つになっています。 マーティン得意の顔芸や、全身を使ったおかしなムーヴといった独特のマーティン芸があまり無かったのがちょっと残念。
[DVD(字幕)] 6点(2020-04-28 17:11:31)
749.  ミート・ザ・ペアレンツ2
ベン・スティラーの両親役に大物2人を揃え、前作よりドタバタ的要素も強化され、 格段にパワーアップした続編ですが、前作の方が面白かったと思う。 前作では元CIA要員の気難しい義父に何とか気に入られようと悪戦苦闘したスティラー。 本作ではまるで正反対のライフスタイルで生きてきたそれぞれの両親(特に父親同士)の間を 何とか取り持とうと今回もスティラーが悪戦苦闘します。 ただ、今回はデ・ニーロ演じる花嫁の父の心情にもよりスポットがあてられており、 前作よりもデ・ニーロの重要性が増しているという続編となっています。 一方でブッ飛んだスティラーの父親を演じたダスティン・ホフマンは空回り気味。 前作から少し時は流れデ・ニーロは初孫にデレデレのじいじになっていましたが、 初孫が初めて覚えた言葉が「ア~ス・ホ~ル」まあ、これはショックですわな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-29 15:12:27)
750.  カーリー・スー
本作の後も「ホーム・アローン」や「ベートーベン」といったシリーズものなど、 多くのファミリー映画の脚本や製作で活躍したジョン・ヒューズですが、本作は彼の監督としての最後の作品です。 本作もかわいい子どもが活躍するジョン・ヒューズ印のハートフル・コメディです。 サタデーナイト・ライブ系などのコメディアンを好んで起用したジョン・ヒューズですが、 本作もジム・ベルーシが主演。しかし本作のジム・ベールシ、ちょっとカッコいいです。 この手の映画は筋書きが読めてしまっても全然OKだし、話は単純で一向に構わないのですが、 美人のエリート弁護士がなぜにこの男にあそこまで急激に惹かれていったのか。 この美人のエリート弁護士の大ピンチをカーリーと一緒に救うとか、 こういう映画だし単純なことで構わないので何かそのきっかけが挿入されていると良かったんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-06 20:51:23)
751.  花嫁はエイリアン 《ネタバレ》 
根っからのコメディアン、ダン・エイクロイドとクールビューティ、キム・ベイシンガーの2人が恋に落ちる。 作品の空気はドタバタ・コメディ寄りなロマンティック・コメディ。 双方の持ち味をうまく掛け合わせた感じで、娘もうまく機能させており、ほのぼの感漂うエイリアンものです。 色んな事情があって地球にやってきて、人間社会に溶け込んでいくエイリアン。 しかしこの手の映画は最後には宇宙の彼方からお迎えがやって来て、しんみりとしたラストを迎えるという形も多いですが 宇宙から美女軍団のお出ましで、最後までとことん軽い。これもまたアメリカン・コメディの良さ。 本作に関しては余計なことをせず、最後までこの空気で突っ走ったのが良かったですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-21 18:11:10)
752.  ザ・ピーナッツバター・ファルコン 《ネタバレ》 
プロレスラーになることを夢見て入所していた施設を逃げ出してきたダウン症の青年と、 職を失い、自暴自棄になっていたアウトロー漁師の2人旅を描く、優しさのあるロードムービー。 本作もアメリカン・ロードムービーらしい風景がある作品ですが、 トウモロコシ畑の中を歩き、自作の筏で川を下り、アメリカ南部の自然の中をいく。 旅の風景が美しく、カントリー調の音楽もいい具合に作品に絡んでいく。 全く華の無い2人の旅に関わることになるダコタ・ジョンソンの透明感のある存在感が光る。 あっさり2人の旅に同行し、一緒にフロリダにまで行ってしまうには説得力に欠けますが、 まあ、フロリダという旅の目的地が示され、2人の旅に同行した時点でこの結末は予想がつく。 ラストも、さも当然という感じでフロリダに向かう3人の姿で作品は終わります。 本作のようなほっこり系の映画にはこういう予定調和がいい。 しかし3人でフロリダへ行こう!と決意するに至る過程はもう少し見せてほしかったかな。 出番は少なかったですが、脇を固めるブルース・ダーンとトーマス・ヘイデン・チャーチがいい味を出している。 プロレス好きにしか通じませんが、ミック・フォーリーとジェイク”ザ・スネーク”ロバーツが見れたのは嬉しかった!
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-10 19:16:47)(良:2票)
753.  芝生は緑
名匠スタンリー・ドーネンにこの豪華キャストを見ると見る前の期待感が大きく高まる作品です。 アメリカ映画ですが、イギリスが作品の舞台となっていてアメリカ人とイギリス人の絡みで笑わすという作品。 これ自体は面白かったのですが元は舞台劇らしい作品で、かなり台詞の多い会話劇となっています。 たまにこういう映画に出会うことがありますが、字幕を追うだけで結構大変なんですよね。 吹替にしても字幕にしても、この手の映画は原語では見ることができないもどかしさも感じますね。
[DVD(字幕)] 6点(2019-12-26 15:15:59)
754.  陰謀のスプレマシー
かつてはCIAエージェントであったという過去があるが、訳あってCIAを去り今は一般企業で働き、 目の中に入れても痛くない1人娘がいる。しかし平穏な日々は続かず陰謀に巻き込まれ、愛娘に危害が及ぶ。 既視感満載の設定ですが展開は早くストーリーは分かりやすく、健闘している作品だと思います。 親子が危険にさらされますが、この手の映画はそこに関しては良くも悪くも安心して見ていられます。 終盤に殺すべきではなかった人をあっさり死なせてしまったのは残念でしたが・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-11-21 20:37:12)
755.  海底47m 《ネタバレ》 
海中のケージの中の人間が巨大なサメに襲われる。 「ジョーズ」の海洋学者フーパーのエピソードが参考になっているのかもしれませんが、 これを美人姉妹に置き換え、(やはりヒゲ面の男よりこっちの方がいい) サメの恐怖に加え酸素が無くなるというもう1つの恐怖、2人を引き離すことにより生まれる恐怖に 「窒素」や「潜水病」といった新たな要素も加えている。 序盤を手短にまとめ、90分という尺もよし。サメ映画、海洋パニック映画としても健闘している作品です。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2019-08-19 15:13:28)
756.  偽りの忠誠 ナチスが愛した女
英・米合作の作品ですが、作品に漂う空気や作品の色はドイツ映画的で一風変わった印象を与える作品です。 前皇帝ヴィルヘルム2世を中心にしたドラマと、皇帝が住む屋敷で働くユダヤ人の女スパイとドイツ人将校のロマンス。 前半はこの2つの要素が今ひとつ噛み合わず、ナチス絡みのスパイが登場する映画としての緊張感にも欠ける展開が続くのですが、 エディ・マーサン演じるヒムラーの登場がその空気を一変させます。 ヒムラーに似ているということだけなら、もっと似ていると思わせる人が出ている映画は他にもありますが、 彼の登場により、それまで登場していた人物それぞれの関係にも緊張感が生まれ、作品の空気も持ち直します。 スパイもの、政治ものという要素もありますが、ストーリーの軸は2人の男と女の関係となっています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-26 23:13:09)
757.  恋人たちの場所 《ネタバレ》 
イタリア男と不治の病に冒されたアメリカ女が恋に落ちる。メロドラマの王道を行くストーリー。 数々の大女優と浮名を流したマストロヤンニですが、本作で共演するフェイ・ダナウェイもその中の1人。 一緒に過ごすようになってからたった数日間のドラマですが、それだけに2人の間に流れる濃密な空気がいい。 決して面白い映画ではないし、マストロヤンニかダナウェイが好きな人限定の作品かもしれません。 しかし、引き締まった男前の表情を見せる本作のマストロヤンニ。 陽気で饒舌。頼りなくも憎めない。コメディでこんなイタリア男を演じれば天下一品のマストロヤンニですが、 一方で台詞が何も無くても表情で全てを語る。本作ではそんな名優マストロヤンニのもう1つの顔を堪能することができます。 そしてフェイ・ダナウェイ。個人的には苦手な女優さんですが、本作の彼女は本当に美しかった。 監督デ・シーカに製作カルロ・ポンティ。そしてマストロヤンニとダナウェイ。 どうしても期待が高まらざるを得ないビッグネームが名を連ねる作品だけに今一つの感もありますが、 それでも個々の魅力はしっかりと出ている作品となっています。
[DVD(字幕)] 6点(2019-06-24 21:00:07)
758.  アナライズ・ミー
過去に何度もマフィア役を演じてきた名優デ・ニーロと名コメディアン、ビリー・クリスタルのW主演のコメディ。 クリスタルのコメディアンとしての味と、マフィア映画でみせるデ・ニーロの味が2人きりのシーンではいい感じで絡み合っているようでもあり、 作品全体として見ればコメディとしての気軽さとマフィアものとしてのシリアスさが噛み合ってないとも感じられる。 それでも、「ゴッドファーザー」「アンタッチャブル」などでマフィアの大物を演じてきたデ・ニーロのセルフパロディは可笑しかったですね。 いっそのこともっと徹底的にコメディに軸足を置いた作品にした方が良かったかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-11 20:32:53)
759.  暴走機関車
本作のベースにあるのは脱獄モノなのですが、脱獄後に味わう自由や爽快感といったものはほぼありません。 脱獄モノとしては脱獄する囚人に感情移入できるところが無く、最終盤まで追手(本作では所長)との接近戦も無い。 パニックものとしての緊張感も物足りなく、(特に頻繁に挿入される管制センターのやりとり) 掴みどころがない部分もあるのですが、極寒の中、極限状態の人間模様を見せる映画としてはなかなか面白かった。 ラストのシェイクスピア作品の一節「どんな野獣にも憐みの心がある・・・」 これはジョン・ヴォイト演じる男のことを言っているのか。 この一節と、脱獄の相棒と途中から加わった女の命を助け、自らは生きようとしないラストが印象的。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-02-26 20:39:02)
760.  プライベート・ベンジャミン
ゴールディ演じる大富豪の箱入り娘ジュディの結婚式で始まり、ラストもまた彼女の結婚式で終わる作品ですが、 ラストの結婚式では、オープニングからは想像もつかない成長して強くなった彼女の姿がありました。 これも女性映画の流れをくむ作品だと思いますが、泣いたり笑ったりしながらも逆境にめげずに生きていく。 ゴールディの持つ個性、魅力にピッタリの作品です。 オープニングのウェディングドレス姿も、軍服姿の彼女も、ゴールディは変わらずキュートです。 彼女の父親を演じるサム・ワナメイカーが古い世代を象徴するような男を好演。 パワフル・コメディエンヌ、ゴールディの魅力が全開であり、本作の映画としての見どころも 泣いたり笑ったりしながらも頑張って一人前の軍人になっていく軍隊時代です。 軍隊の養成学校モノに欠かせないキャラで登場のアイリーン・ブレナンもいい味を出しています。 作品の土台にあるのは軍隊がどんな所かも全く知らない世間知らずのお嬢様が成長していくという物語なので ゴールディを見ているだけで楽しい軍隊時代も彼女の成長の一過程というのは仕方がないのかもしれませんが、 後半は別の映画のようになってしまってトーンダウンしてしまうのがちょっと残念。 それでも、力強く歩いていく彼女の姿で終わるラストはこの頃の女性の自立を描いた映画のラストらしい清々しさがありました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-02-09 22:11:46)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS