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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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761.  暗黒街(1927)
タイトルから重厚なものを期待したがえらく軽快な音楽に拍子抜け。ところがパーティ終焉あたりからどんどんシビアな展開へ。裁判官の説教(判決理由?)を裁判官の影とそれを聞くブルの苦々しい表情を同時に映すことで、まるで音のある映画のごとくその状況を映し出す。と思いきや↓なんと正義の象徴として大きく映していたとは..なるほど、奥が深い。終盤の銃撃戦はサイレントであることを忘れるくらいの臨場感。そしてやっぱり最後の名言が実に良い。サイレントをなめてはいけない。凄く面白いです。
8点(2004-07-08 12:32:18)
762.  白と黒のナイフ
高評価の中申し訳ないが、やり手の弁護士がいとも簡単に依頼人と夜を共にするって展開がもうダメ。恋愛感情があるからこそのサスペンスドラマなんですけど、あまりにも簡単すぎます。
5点(2004-07-07 12:42:37)
763.  黒い罠 《ネタバレ》 
オーソン・ウェルズはデビュー作『市民ケ-ン』でハーストに上映妨害されて興行的に失敗してから常に製作側の再編集や追加撮影で手直しされて全然違う映画になって世に出されて、そのうえそれがまた興行的に失敗に終わり責任を負わされるというやりきれないことの連続でとうとうハリウッドを後にします。ハリウッド復帰作となるこの作品もまたそんな目にあった作品です。この頃からもう既にハリウッドの映画はショー化していたのでしょう。冒頭の綿密に計算された長回しは、ウェルズの映画に対する強い想いを感じます。ウェルズの役柄は『第三の男』と同じく許しがたい悪人。しかし悲しい過去を語らせ、ラストのマレーネ・ディートリッヒの表情で絶対悪から哀愁漂う悲しき悪へと昇華する。悪は悪、英雄は英雄として描きたいハリウッドで復帰作にも関わらずこの映画を撮ったウェルズは相当頑固です。
7点(2004-07-05 11:44:32)(良:1票)
764.  アマデウス
舞台劇『アマデウス』の映画化であって事実を追求した映画ではないと監督自身が語るように、サリエリのモーツァルト殺害説にはあまり信憑性はないようです。サリエリがモーツァルトの出世を妨害したという証言はあるそうですが、反対にモーツァルトがベートーベンやシューベルトまで指導したというサリエリに嫉妬していたという話まであります。事実を追求した映画ではないとはいうものの、5歳でメヌエットを作曲、8歳で交響曲、12歳で2つのオペラとミサ曲を作ったというモーツァルトの天才ぶりや奇行が目立ったという変人ぶりはしっかり描かれていました。その変人にして天才のモーツァルトを演じたトム・ハルスは素晴らしかった。背面弾きというんでしょうか、あんなこと普通できませんよ。サリエリ役のF・マーレイ・エイブラハムと共にかなりピアノの特訓をしたのだと思われます。 そしてこの映画の醍醐味はなんといってもこの作品を彩るモーツァルトの数々の名曲でしょう。曲づくりにおける天才ぶりはサリエリにしか解からなくとも、音楽が単に素晴らしいということは凡人の我々でも感じることができます。天才が長年に渡って作り上げた名曲たちを一気に聞かせるんですから、こんな贅沢な映画はないですよ。この名曲たちが映画の評価を押し上げているというのは言わば反則技です。しかしこれも素晴らしい選曲があって初めて映画と一体となるのです。豪華な衣裳やカツラも見所です。
7点(2004-06-04 14:54:36)
765.  ホッファ
今なお未解決のホッファ失踪事件の仮説。わかりやすく楽しめる作品だと思います。場面の切り替えが、あざとさもあるけど結構好きです。ただ、いかにもつくりものって感じの夕暮れの色とか顔がはっきりと映される夜のシーンとか、もうちょっとリアルにしてくれたら緊迫感倍増するのに、って思いました。
5点(2004-06-03 14:11:21)
766.  エド・ウッド
いきなり夜のシーンが昼に...→「観客はそんなこと気にしない!」えー!!気にしますよ~!! このエド・ウッドなる人物、映画を愛しているというのはわかるが、映画の楽しみ方は我々とは全く違うようだ。映画づくりにおいてもセンスとかという以前に映画に対する姿勢が他の人と違うところにある。それを個性と捉えたティム・バートンの、個性を埋もれさせてはいけないという商業主義一辺倒なハリウッドへの警笛ともとれる。そしてこの作品はオープニングの墓石に記したキャスト紹介からしてティム・バートンの個性が光る。 で、実は私、エド・ウッドの作品を観たことがありません。というか避けてきました。素晴らしいと評される映画がたくさんあるのにわざわざ駄作と評される映画に貴重な時間を取られたくないという気持ちからです。だから『シベ超』も『北斗の拳』も『案山子男』も観てません。でもこの作品を観て駄作と評される映画たちにすごく興味が湧いてきてしまいました。どうしよう。観ようか観まいか..。幸い私の評価に0点と1点の空きがあります。
6点(2004-06-02 12:23:00)(笑:1票)
767.  アルカトラズからの脱出 《ネタバレ》 
実話の脱獄ものってけっこういっぱいあるんですねぇ。緊張感なら断然『穴』。人間ドラマなら『パピヨン』。『アルカトラズからの脱出』が秀でている部分は、映画とは関係の無い「脱獄方法」のような気がする。 ヒーローものにありがちな、魅力的な主人公をひたすらに追うというつくりである一方、強引な展開、前面に出すぎる音楽などの過剰な演出を極力抑えたつくりはいかにもドン・シーゲルらしい作品です。コレが、実話にしてはあまりに劇的な脱獄劇を見事、緊張感と娯楽性を損なわずに作り上げた所以では。  ちなみに、脱獄に成功した3人は溺死したというのが大方の見解だそうです。真相はこの3人にしか判りませんが。
6点(2004-05-28 14:01:59)(良:1票)
768.  ロンゲスト・ヤード(1974) 《ネタバレ》 
このような単純明快スポコンドラマにここまでの高得点は正直びっくりしたが、単純なのがいいってことなのでしょうね。冒頭のカーチェイスはバート・レイノルズの為に用意したとしか思えません(笑)。ストーリーは、どんな看守たちの仕打ちもどんな事件も、囚人達でアメフトチームをつくる→選手が集まる→試合→勝つ!という流れへ持っていく原因となり一切の無駄がありません。(ある意味出来すぎ。)試合の後半はシロートの寄せ集めチームとは思えないトリックプレーの数々(笑)。二度の股間攻撃は囚人たちといっしょに笑いました。ここまでしてくれると気持ちいいです。アメフトのルールがわからなくても楽しめると思います。そしてラストも爽快!全編に漂うこの男臭さは、バート・レイノルズだから見れるような気がします。
6点(2004-05-27 11:10:11)
769.  告発 《ネタバレ》 
poppoさんの言われるようにこの事件が元で22年後にアルカトラズ刑務所が閉鎖されたとは思い難い。作品の中でも1963年に閉鎖されたとあるだけ(地下牢は閉鎖されたと言ってた)だし実際のところ重警備の経費高尚が閉鎖の原因だと聞いている。で、この作品、アルカトラズ刑務所でこんなひどいことがあったんだよというショッキングな事実を見せてもらったことと、ケビン・ベーコンの演技は評価できるけど、法廷劇は緊張感無いし裏工作のドスグロさもあまり感じない。勇気ある弁護士の苦難がもっとあっただろうに。当時の風潮も新聞の見出しでしか描かれない(人間で描いて欲しい)。ラストのアルカトラズ再収監の際のベーコンのセリフや服役囚たちの鉄格子をカンカン鳴らすシーンのドラマチックな演出も作品を軽くしてしまってるように感じます。一番良かったシーンは勃起できずに涙する場面。やっぱりケビン・ベーコンはいい役者です。コレに尽きます。
5点(2004-05-26 11:34:07)(良:1票)
770.  ミッドナイト・エクスプレス(1978) 《ネタバレ》 
カンヌに出品される際にトルコ政府から抗議があったらしいが、カンヌ上映数十日後にアメリカ・トルコ間での囚人交換が可能となったということらしいので、映画が国を動かしたという点では高く評価されてよいと思う。主人公はトルコのアメリカとの政治上の対立を背景に、犯した罪に対して到底妥当とは思えない罰を強いられます。しかしこの主人公、投獄中に殺人を犯してます。このあたりはどうなんでしょう?うやむやに終わってしまって少し不満です。あと、ホモのシーンでも自分だけ音楽使って美しく見せていることに不満を感じます。アメリカの映画だからアメリカ本意はしょうがないと言うならやはりがっかりです。言葉の通じない不安、異国での孤独感はひしひしと伝わってきました。主人公が絶望の中を死人のように生きているのですが、恋人が面会に来てから一変、生への執着を取り戻します。”女”はつくづく凄い生き物だと思いました。
5点(2004-05-25 13:18:32)
771.  赤い殺意(1992)
オープニングシーンでネタばらしスレスレのわかりやすい伏線を張ってあるというなんとも大胆な構成が良い。まんまと騙された。でもこの手の作品の大半に言えることだが、かなり無理がある。 さかQさんの言うとうり、全体的に感じるちゃちさも拭いきれない。
4点(2004-05-13 11:27:33)
772.  チャンプ(1931) 《ネタバレ》 
酔った親父を酒場から連れ帰り、服を脱がせベットに寝かせ布団を掛け添い寝する。親父が寝返りして布団をとってもとり返さず親父の背中にぴったりとひっつく。なんていい子なんだ~~~!!こんな子供が欲しい。いや、こんな女房が欲しい!いや、ここまでしなくてもいいから玄関のドアにチェーンをかけるのはやめて。そんなことは置いといて、ちょっと出来すぎの感が。悪くはないが少年が完璧すぎて現実感に欠けるような。話はお涙ちょうだいモノです。ちゃんとちょうだい致しました。そりゃ、あんなに泣きじゃくられたらね。
6点(2004-05-07 10:58:12)
773.  クレイマー、クレイマー
子供の幸せを一番に考えるのは当たり前のことなのですが、親が自分の幸せの為に子供を引き取りたいと思うことはごく自然な感情だと思います。 子育てってかなり自分を犠牲にしないと出来ない。でも本来は犠牲と思うこと自体がおかしい。妻に当たり前のようにすべてを押しつけた為に妻は感じなくてもよい”犠牲”を感じてしまった。これは当然夫の責任。ただ、頭ではわかってても実際はねえ..。私も気を付けねば。ラストは子供のことを一番に考えるという当たり前のことをしただけなのに、なんかホッとする。昨今、子供に対する親の虐待の記事を毎日のように目にするせいだろうか。当たり前のことがどんどん難しくなってきたのかもしれません。
7点(2004-05-06 12:11:41)(良:1票)
774.  白いドレスの女(1981)
仕組まれた出会いからしてちょっと無理があるのでは。男が夫を殺してしまおうと思うことにも無理を感じる。暑さで頭がやられたということか?ヤバイところを見てしまった女の子を警察署に呼んだ時の、刑事と弁護士と検察官の三者のやりとりが一番の見所でした。それにしてもあの暑っ苦しい喫茶店がなぜいつも繁盛しているのか?この一番の謎は謎のまま終わってしまった。
4点(2004-04-30 11:21:34)
775.  巴里のアメリカ人
「舞台劇をそのまま撮影したような..」とsayzinさんが書かれていますが、まさにそうですね。映画というよりショーです。(生で観たい。)ジーン・ケリーのタップ、オスカー・レバントのピアノプレイと技のオンパレード。本当に魅了させてくれます。これだけでも私の中では『雨に唄えば』よりも面白かった。喜びや悲しみを華麗なダンスで表現するジーン・ケリーはやっぱり最高のエンターテナーです。子供たちにアメリカの歌を教えるシーン、私も大好きです。
7点(2004-04-16 16:11:00)
776.  ウエスト・サイド物語(1961) 《ネタバレ》 
ミュージカルが苦手な私を「凄い!」と唸らせたミュージカル。まず冒頭、マンハッタンを上空から撮った映像に、従来のミュージカルのような夢物語ではないことを予感させる。『ロミオとジュリエット』という古典をベースに、アメリカの抱える移民問題を大胆に描く。従来の全編セットのミュージカルでは成し得なかった現実感、シリアス感が存在する。もちろんミュージカルの醍醐味である歌と音楽とダンスも素晴らしい。中でも圧巻は、決闘に向かうジェット団とシャーク団、そしてマリアを想うトニー、ベルナルドを心待ちにするアニタ、兄を案じながらもトニーを愛するマリアの五重奏。ひとりスタンディングオベーションを送りたいシーンである。そして私が”ミュージカルは苦手”というのを忘れる瞬間である。ラストはここからどう強引にハッピーエンドにもっていくのだろうと思ったら、もっていかなかった(そりゃ、そうだ)。ミュージカルの概念をぶっ壊しながらのこの存在感、この完成度。傑作でしょう。
8点(2004-04-15 12:32:31)(良:4票)
777.  錨を上げて
「典型的ミュージカルが苦手な方」←ハイ、私です。すんません。苦手と言いながらいろいろ見ちゃってます。食わず嫌いはいけないと。前半のシナトラ演じるクラレンスにイライラさせられ、やっぱりダメだと諦めかけたとき、ジェリ-が救ってくれました。あのシーンはホント良かった。アニメの動物達が出てきたとき、バンビの出来損ないみたいなのがでっかい涙を流してるのは笑っちゃいましたけど。ジーン・ケリーのタップは控えめに、そのかわり子供との優しいダンス、シナトラの歌、キャサリン・グレイソンの美声、そしてイタ-ビのピアノと見所聴き所はたくさん用意してくれています。強引なハッピーエンドは清清しくて良かったです。でも点数は『雨に唄えば』と同じ6点。ミュージカルの良さを理解してないバカモノのコメント&点数と思ってください。ゴメンチャイ。
6点(2004-04-14 12:39:14)(良:1票)
778.  雨に唄えば
ミュージカルがかなり苦手なジャンルでして、そのせいもあってか、この作品がなぜここまで皆から愛されるのかが解かりません。もちろんつまらないということはないんですけど..。ココで絶賛されているドナルド・オコナ-もどうも生理的に受け付けない。同じミュージカルで同じジーン・ケリーものなら、この作品より一年先に公開された『巴里のアメリカ人』のほうが断然面白いと思う私って変?リナのおちゃめな声にプラス1点。こんなところにプラス評価してしまう私ってやっぱり変?
6点(2004-04-12 16:06:37)
779.  軽蔑(1963)
(なんで?なんでそーなんの?俺が何したっちゅーの?ぜんぜんわからん!)こんなことを言ったことがあるような気がする。(イヤやったらイヤって言ってくれたらよかったやん。なんで言ってくれへんの?不満があったら、そん時言ってくれたらすむことやん!)こんなことも言った覚えがある。そんな私は当然この作品に痛い痛いノスタルジーを感じ、共感してしまう。そしてアンナ・カリ-ナに対するゴダール本人の葛藤を共感できるという凄い経験までさせてくれる。〔ヒロイン、ブリジット・バルドーが金髪(だったかな)を隠したショートヘアのカツラを男が似合わないと言うシーンがあるが、あの髪型はまさしく前作『女と男のいる舗道』のアンナ・カリ-ナ。〕男にとってはなんとも理不尽なこの現象を、ゴダールはラスト、映画の中において復讐をする。しかし「死は愛を失うだけ」という言葉どうり、それが空しいだけのことだとゴダールが一番知っている。同時に映画造りにおけるメッセージも載せる。露骨に商業主義のプロデューサーを批判しながらも、その中で果敢に自分の作品を造り続けたフリッツ・ラングにゴダールの敬意を感じる。
8点(2004-04-06 11:28:17)(良:1票)
780.  市民ケーン 《ネタバレ》 
アメリカ資本主義がもたらした功罪を実在の新聞王ハーストをモデルに描いた秀作。金持ちに金が集まる社会。ウェルズ扮するケ-ンは最初は貧乏だったので、一見貧しい庶民のために社会に貢献する人物のように見えるが、自分の理想とする人物になるために、またそう思われるためにお金を使っているにすぎない。ケ-ンは貧乏から這い上がったわけではない。いわゆる成金。こういうことがない限り貧乏人はいつまでたっても貧乏人で終わるのがこの国の資本主義。ケ-ンのようにどんなにカリスマがあろうとも、それを発揮できる土台=資本がなくてはいけない。たまたまその土台を手にしたケ-ンは同時に愛を失う。お金の力がケ-ンを人を愛せない人間にしてしまった。すべてはソリで遊んでいたあの日から変わってしまった。アメリカンドリームがうたわれる以前のアメリカで社会に問題提議をした作品。金持ちであろうと貧乏であろうと同じアメリカの一市民であるとタイトルが言っている。
7点(2004-03-23 12:18:53)(良:1票)
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