801. フィラデルフィア
べたべたなトム・ハンクス。マリア・カラスの流れるシーンは興ざめです。こういう映画は同性愛者ではない役者を使うと嘘っぽさが鼻につきます。ケビン・スペーシーあたりが主役だったら、もう少し押さえ気味なゲイ描写になったのではないでしょうか。トム・ハンクスの演技にしても、もしガンプが先で、こちらが後だったら2年連続の主演男優賞は無理だったと思います。障害者やゲイを扱う映画は配役が難しいですね。 [映画館(字幕)] 4点(2003-06-17 02:27:34) |
802. 真夜中のパーティー
当時見た時にゲイの描き方が下手だなと思った。こんなのでいいのかなと、ビスコンティーを見習えとは言わないけど。 4点(2003-06-03 04:00:31) |
803. スペース・カウボーイ
イーストウッドの映画ってなんで主人公と脇役の役割がきまりきっているのかな。ラストのトミーリーもありがちだけど、映像がきれいだったのでいいかな。 4点(2003-06-03 03:34:52) |
804. バンド・ワゴン(1953)
気難しい役をすることも多いのがエレガントなアステア。 この映画はむいていない気もした。 ダンスは素敵でみんな楽しそうに踊っているけど、はたで見ながら一緒に楽しめないのは退屈なストーリーのせいかな。 ザッツ・エンターティンメントに使われ、それだけでワクワクしたものだけど、この映画時代はワクワクできなかった。 三つ子は文句なしに楽しかったです。 [地上波(字幕)] 3点(2021-05-03 22:01:03) |
805. 地球、最後の男 (2011)
評価が低いのが納得してしまう映画です。 眠くなる映画には大きく分けて2種類あります。 ビクトル・エリセやアンゲロプロスのように、心地よくてうとうとしてしまうけど続きが見たくなり見返してしまうものもあれば、そうじゃないものもあります。 この映画は後者、早く終わらないかなと思いながらコックリコックリ、決してうとうとではありません。 物語がひとりよがりで結末も同様。 よい雰囲気はもっているけど残念な映画でした。 [インターネット(字幕)] 3点(2017-08-01 17:12:35) |
806. パンチドランク・ラブ
とっても長く感じたのは退屈だったから。 アダム・サンドラーらしからぬ役柄でしたが、少しも魅力も感じず、かといってどこか面白そうで惹かれるような部分もないというのは致命的でした。 同じように航空会社のマイレージで文句をいう映画「ディエット」のポール・ジアマッティには、共感はできないけれど切れるキャラに興味を持ったので、近寄りたくないけど、遠くから見ていたいような楽しさがありました。 こちらのアダム・サンドラーの切れ方は近寄りたくないし見ていたくないという感じでした。 見終わって怒るほどでもないので3点。 大きなスーパーに並んでいた大量のクッキーモンスターのパッケージのお菓子は印象的でした。 [インターネット(字幕)] 3点(2017-03-03 08:10:37) |
807. ロープ
最初に見たときに、あまりスリリングじゃないなと思っていたのを思い出しながら、ひさびさに見ました。 スリリングじゃないと思った理由がなんとなくわかりました。 役者のオーバーアクションが気になったから。ジェイムズ・スチュワートでさえも、そう感じてしまいました。時代性もあるのでしょう。 犯人のふたりがやけに親密なのは実際の事件では二人が同性愛関係だったからなんですね。当時は、その辺は規制でもあって描けなかったのかな。描けていたらどんなものになったか興味がわきます。 [地上波(字幕)] 3点(2014-09-03 14:52:21) |
808. オーシャンズ13
豪華なキャストが楽しみながら演じている感じが伝わってきたけれど、なぜか見ていて面白くなかったです。ハラハラドキドキのスリルがない。あまり意味のなさない分割画面など映像も空回り、作り手だけが楽しんでいる感じ。アル・パチーノひとりをやっつけるために他の関係ない人まで迷惑をかけすぎ。エンターテイメントな映画は観客を楽しませてくれます。この映画は一見エンターティメントぽいけどそうじゃない映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-09-05 03:07:40) |
809. ゾディアック(2007)
過去にドラマ化されたのを見たときにイマイチだったので映画版はどうかなと思って見ていましたが、似たような感じでした。興味深い事件だったのですがスリリングさや緊張感が感じられないままラストまで行ってしまいました。かといって出演者の私生活にも興味が持てず、犯罪者の心理描写も中途半端でした。事件のサイトの方がスリリングです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-08-25 18:06:29) |
810. エドtv
《ネタバレ》 映画は所詮は作り物。なのに気がつくと、そんなことも忘れて喜んだり涙したり。この映画は映画の中でリアルを演じるというストーリーなのですが、リアルを強調している作り物なので、逆に偽物感が目立ってしまいました。映画を見ながら役者が演じているなあと思うことはマイナスです。トム・ハンクスの「ターミナル」を見たときに英語を話せるのに話せない役を演じているなあと思って入れなかったのと同様の感じ方をして、最後まで楽しめませんでした。面白味のある俳優さんが主役だったら違ったのかも知れませんがマシュー・マコノヒーに感情移入できず、不自然なにやけ顔にいらだつことさえありました。 [DVD(字幕)] 3点(2008-08-08 03:18:39) |
811. ムーンライト・マイル
同じ意見の人が多くて何となくホッとしました。どの人もみな自己完結してしまっていて、見ている方はどうでもよくなります。グレイズアナトミーのエレン・ポンペオが服役して行方不明になっている恋人を待っているんですが、「ある愛の風景」とまではいかなくても多少のドラマがないと深みが感じられません。かといって淡々とした良さもなし。好きな俳優、好きな女優ばかりなのに、少しも好きになれない映画でした。特にジェイク・ギレンホールの役、どうしても好きになれません。今後、ジェイク・ギレンホールの出ている映画にすら興味をもてなくなるくらい苦手な役柄でした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-07-02 03:34:20) |
812. ナイト ミュージアム
ベン・スティーラーも好きだし、懐かしいディックヴァンダイクやミッキールーニーが出ているので興味深く見ましたが映画は少しも面白くなかったです。夜に展示物が動きだすというのは、「おもちゃのチャチャチャ」のようで大好きなシチュエーションなのですが、ただ動かしただけという感じでワクワク感がありませんでした。映画を見たあとに自然史博物館に行きたいとも思わなかったのでキツメの3点。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2008-05-07 00:09:53) |
813. アメリカン・スクール・トリップ
《ネタバレ》 童貞3人組が童貞のためのポルノを作る映画ですが、こういうオバカグループの青春映画は、どこかにホロリとさせる部分や、かわいいなあと思わせる部分がないときついです。ノスタルジックな部分があれば、まだ良かったのですが、それもなかったので残念です。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-03-08 20:09:10) |
814. アンダーワールド/エボリューション
《ネタバレ》 全体の映像のトーンは好きなのですが、時たま、手をかけているのか手抜きなのかわかりかねる中途半端なCGと着ぐるみのなり損ないのようなモンスターが気になりました。洗濯物をたたみながら見ているのにちょうど良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-10-07 02:29:15) |
815. ファンタスティック・フォー:銀河の危機
前作は面白くはなかったのですがCGは楽しめたので、多少の期待をしていましたががっかりしました。どうでもいいような台詞、なに考えているのかわからないファンタスティック・フォーの思考回路。おばかなお気楽ムービーになりきれない半端なシリアスさが気になりました。シリアスとコミカルのうまく混ざった映画は名作も多いのですが転びやすくもなります。この映画のコピー「地球滅亡までのカウントダウンは始まった。。。」ではないけど、映画を見はじめて10分も経たないうちに、退屈な会話の連続とストーリーに、上まぶたと下まぶたがくっつきそうになるカウントダウンがはじまりました。見ているのが辛い映画でしたが「トランスフォーマー」を楽しめた方はおすすめです。 [試写会(字幕)] 3点(2007-08-21 23:10:49) |
816. ソウ
《ネタバレ》 スーパー銭湯でリラックスルームのビデオで見ました。湯上がりの気分がいいときに、何故この映画を見てしまったんだろうと強烈に反省しました。スリリングさを感じる前に、犯行の必然性を感じられず、暇な犯人だなとあきれてしまい、飽きてしまいました。ゲームで主人公になって楽しむならまだしも映画で、こんなの見せられたって気分悪いだけです。こういう映画嫌いです。湯上がりにヒーリング映像でも見ていれば良かった。 [ビデオ(字幕)] 3点(2007-07-05 03:34:52)(良:1票) |
817. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
《ネタバレ》 手の熱でポップコーンができてしまうというのは面白かったです。それだけ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-01-08 14:23:02) |
818. MAY -メイ-
《ネタバレ》 オールナイトで見ました。友だちがいない子供が人形を友だちにするというので、楳図かずおの漫画にでてくる「モクメ」を思い出しました。ただモクメは悲しいけど、この映画のともだちはグロイだけで、ちょっと。。。あと猫に八つ当たりして殺すの気分が悪かったです。飽きずに最後まで見ましたがそれ以外にも全体に不快感が残る映画でした。 [映画館(字幕)] 3点(2006-10-29 09:03:08) |
819. きみに読む物語
《ネタバレ》 ベタベタな映画は決して嫌いではないのですが、出会い頭の一目惚れで観覧車に乗ってデート中のカップルに割り込んで、観覧車にぶらさがり「デートしてくれなくちゃ落ちるぞ」というシーンで、その後の展開に興味がなくなってしまいました。会話が面白いとかサブキャラがいきいきしているとかならいいのですが、主役だけしか描かれてない映画はパスです。 [映画館(字幕)] 3点(2006-10-05 07:14:16) |
820. ビフォア・サンセット
《ネタバレ》 前作以上に退屈でした。ほとんどが主役二人の会話でなりたっているのですが、会話に面白味が無く、おまけにくどすぎて飽きてしまいました。町中で知らない人の会話が耳に入ってきて、いつの間にか引き込まれて、続きを聴いていたい場合もたまにありますが、この映画の場合は、たまたま居合わせた狭い場所で聴きたくもない話が耳に入り続けたような、そんなくどさがあります。ストーリーは前作で一目惚れの大恋愛をしたふたりが、時間が過ぎてから出会って、お互いの過ぎた時間の話をしながら、どっちに転ぶのだろうと観客に興味を持たせる・・そんな話です。わたしは少しも興味がわきませんでした。大恋愛をしたあとの話というと、焼けぼっくいに火がついてしまうか、なんでこの人を好きだったんだろうと恥ずかしくなるようなシチュエーションかに大きく分かれると思います。この映画は、どうでもいい話です。 [映画館(字幕)] 3点(2006-10-05 07:08:53) |