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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2012
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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841.  HIT&RUN
2015年現在、この作品は“ブラッドリー・クーパー出演”と謳って衛星放送でも宣伝してる訳で、いまやオスカーにもノミネートされるスター俳優のこと、当然のように主演だと思って観始めたのはワタシだけではないと思うんだ。それがどうです、この監督、なんと自分が主役をやっちゃってB・クーパーは脇役だ。もうすんごい待たされた。そして役者としてどちらが華があるかはこんなB級作でも一目瞭然で、クーパー登場の画面は全部彼が持っていってしまう。スクリーンで輝く器を備えている者と、持たざる者。この違いをまざまざと感じた映画でありました。ダックス・シェパード氏には気の毒だが、事実だから仕方ない。役どころを逆にしとけば良かったんだよ。己を知れということですな。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-02-14 00:46:26)
842.  フロム・ダスク・ティル・ドーン 《ネタバレ》 
いやあ・・、いいのか こんなコトして。先人達が築き上げてきた映画理論というか、システムを思いっきり無視してやんの。そうだな、都市計画を練るとして、交通インフラをどうしようか、高架を通してスクランブル交差点も作って、時差式信号も配置して云々と整備された中を信号も歩道も無視して道ですらないトコまでぶっちぎって目的地まで行く、そんな感じだ。いいのか前半のクライム・パートは。どこ行ったんだ。タランティーノが気色悪いけどそれだけでいいのか。まあ、百歩譲ってゾンビならゾンビものとして頭を切り替えよう。だがしかしセックスマシーンのアイツ、ゾンビですらねえーっ。驚いちゃったよ、ここ。遊星からのなんとやらが混じってるよおお。 自由さでいったらシベ超といい勝負なんだけど、なんせ役者は一級品の芝居だしカメラも美術も上手いしお姉ちゃんたちも美形ときてる。勢いにのまれて、こんな高得点をつける私。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-10 23:38:12)
843.  スターマン/愛・宇宙はるかに 《ネタバレ》 
カーペンターらしからぬ、まっとうで素朴な(?)純愛SFといった趣。真っ当すぎてなんか垢抜けないというか ヒロインは地方のミスコン上がりの容貌だし追手も迫力に欠けるし全体的にシャープじゃないというか。 だけど良いトコもありますよ。J・ブリッジスの表情1パターン宇宙人演技は悪くないし、バンビが生き返る感動小ネタを交えたり、ヒロインいきなり撃たれたり、と予期せぬ展開の連続でここらへんはさすがカーペンター、中だるみはいたしません。 ラストの予算切れを想像させるUFO登場場面の精一杯といったCGと、某アニメを彷彿とさせるサブ邦題はご愛嬌ですな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-09 01:27:33)
844.  レディ・イン・ザ・ウォーター
基本シャマランは好きなのですが、いやこれもシャマランぽいというかシャマランしか撮れないとは思うんだけどあんま面白くはなかったですね。 なんでだろとつらつら考えてみるに、ファンタジーであろう話なのに子供が観るにはメタファーが多すぎて難解であろうし 大人の目で観ると説明大雑把&ご都合主義が気になってノレナイ、ということじゃなかろうか。画もあまり綺麗じゃなかったな。舞台が現代の高層マンションでは仕方ないけど。
[DVD(字幕)] 5点(2015-02-05 00:41:29)
845.  unknown アンノウン(2006) 《ネタバレ》 
記憶喪失プロットはすでにいくつもあるところを、あえて果敢に挑んだ監督のやる気はとても伝わります。 何しろ、大胆にも5人全員の記憶をとっぱらってしまう。それによって生じる互いの疑心暗鬼なドラマもなかなか見ごたえありましたし、「こいつが犯人でこっちが人質だろう」というワタシの読みは見事に外れたしで、けっこう面白かったです。 だけど、張り切りすぎて「もう一転」と欲張ったのが結果蛇足な感じになってしまいました。女が絡むくだりはやっぱりとってつけ感が大きいです。途中何度もバシャバシャと挿入される記憶映像にさらりとでもいればねえ、まだ。(いなかったよね?)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-28 23:57:08)(良:1票)
846.  トゥルーライズ
娯楽作品要素てんこもりの、サービス精神あふれる典型的ハリウッド映画。もはや主人公が超人なので手に汗握ることの無い大作であります。アンタもテロリストと変わんないだろ、と言いたくなるような暴れっぷりのシュワルツネッガーが、夫婦の危機に直面したり(がっくり頭を垂れた落ち込みぶりには同情した)奥さん役のJ・L・カーティスのはっちゃけぶりとか、味のある同僚の存在感とか、あちこち遊びが効いている脚本だなと感心します。さすがハリウッド。拍手はしないけど。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-23 23:46:36)
847.  今日、キミに会えたら 《ネタバレ》 
男女間の機微を描こうと思うのなら、もっと“人の心”というものを観察しなきゃいけません。付き合っている相手がいても、心がよそに移りそうなことはもちろんあります。けど そこには葛藤とか迷いとか罪悪感とか秘密の喜びとか、すごく多彩な心の動きがあるはずなのです。 で、それがこの若いバカップルの騒動にちっとも描かれない。大体、ビザが切れるのに「一緒にいたいから」との理由で不法滞在し、後に入国拒否をくらってごたごたと揉める。この幼稚さ、考えの無さ。かといって、法を破ったといってもより破天荒な青春の反逆を生きるほど腹の据わった連中でもない。合法的にトラブルを解決すべく、結婚という手段を選ぶけどこれまた結婚生活をきちんと維持できず。両親に夫と違う男と会わせるとか、もう意味がわからん。わかんなすぎて腹立たしくなるほどで、どうせダメになるお子様カップル、勝手にやってろ、と言いたくなりました。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-01-22 00:26:21)(良:1票)
848.  恋のロンドン狂騒曲 《ネタバレ》 
ふふっ、人はいくつになっても勉強しないというか、愚かで愛おしい紆余曲折を辿るものなのですね。 年寄りは老いを認めないわ 現実逃避に占い師に人生丸投げだわでイタイことこの上なく、一方若い連中も危うい恋心を持て余し、足元はぐらつきっぱなし。 夢物語を紡がないW・アレンですので、ピンチのまま話が終わる人物も多数。おいおい。人生はそんなもんさ、まあなんとかなるよ、と厚眼鏡のおっさんに煙に巻かれたような軽妙さはアレン技炸裂。むしろ痛快であります。でも人の盗作はやめた方がいいね。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-12 23:14:36)
849.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 
ワタシは作り手の思う壺タイプなのだろう。こういう話ではほぼ結末が予想できない。だからこそ何度でも驚けて楽しくもあるのだけど。 ラストの二人の表情といい、近しい人たちが迎えに来てくれるという発想といい、作り手の、不意に命を奪われてしまった人々への鎮魂の想いが伝わった。 エンドロールが流れる穏やかな街並みの画では、直接描かれていなくてもハサウェイと彼が納得して逝ったのだということがわかり、鼻の奥がつーんとなった。 どうぞ安らかに、という願いは世界中どこでも残された者の共通の想いなのだなあ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-09 00:27:04)(良:2票)
850.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
ワイルダーの鮮やかな脚本が織り成す、キュートで洗練された至高の一品。こういう映画があるから、ハリウッドは世界一の映画の都なんだなあとまで思います。 各場面が次への伏線となって小気味良く展開するリズム感。J・レモンの好ましさ。けっこうみっともない役柄であるのに、この人が演じると品下れない。S・マクレーンが心ここにあらず、の横でせっせとカードの点数をつけ、彼女が早まったことをしないよう外したカミソリの刃を忘れて髭をそる。オジサンに使うには形容詞が違うかもだけど、愛らしいとも感じられる彼の魅力を最大限引き出したのも脚本の力でありましょう。 意地悪に配役された連中も、皆どことなく心底悪人ではなくて、こういうキャラ設定にもワイルダーの人間愛を感じてしまいます。心和むラストです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-12-30 01:18:44)
851.  インターステラー 《ネタバレ》 
うわあ、映画にはこうも圧倒的な想像力が活きる場がまだあったのだね。その壮大さ、イマジネーションの途方も無さ。所々思考がついてゆけない、という点も含めてかの“2001年宇宙の旅”に印象が似ている。とても私ごときの知能指数では考えつかないような世界観に「なんかすげえもん観た」、というのが率直なところ。 人類が新たな地点にたどり着くラストはSFにこうであってほしい、と思う幸福なものだし、TARSがチャーミングではありませんか。もはやロボットは人間型である必要が無いのだね。ユーモアを備えたプチトランスフォーマーのようなこの子が復活したのも嬉しかった。
[映画館(字幕)] 8点(2014-12-25 00:02:17)
852.  バンディッツ(2001)
大して期待せず観始めたら、これが意外と面白かったですね。ラストにはキレイに引っかかったので、その快感が後引いたのかも。 C・ブランシェットはほんとに上手いなあ。顔がクール・ビューティ型だから本来こういう尻の軽い愛嬌取り得キャラではないのに、どっちつかずながら不思議と男が手放したがらない天然女を好演。この人の佇まいの快さで引っ張った作品ともいえましょう。 B・ボブも彼の持ち味が活きてて悪くない。やや見劣るのはB・ウィリスか。“女を譲る”なんてできそうにないもの、この人。ちょっとやりづらそうだったかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-24 18:15:34)
853.  エミリー・ローズ 《ネタバレ》 
てっきりよくあるオカルトものかと思ったら意外や法廷劇へと展開していきます。新しいことは新しい。宗教観が大きく左右する議題を、司法の場に持ち込むとはこりゃまた難しいなあ。被告側が“悪魔憑き”を前提に弁論を開始した時には「これ勝てないっしょ」と思いますよね。キリスト教圏の陪審員の皆さんが一生懸命考えてオトシ所を見つけた、言うなれば「人類の知恵」的な判決(とプラスα)には敬意を表したくなりました。 ローラ・リニーの周囲にまで怪奇現象が起こる、一連の演出は実話ではなく創作なのでしょうが、ちょっとやり過ぎですかね。こんなとこでホラー色が強くなったために、法廷劇の行方に集中できなくなっちゃうもんね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-24 00:47:45)
854.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
人は種の存続を絶たれると、こんなにも絶望するのだなあ。考えたことも無かったよ。世界中で人も街も絶望しきった描写がリアルだった。数十年後のことなどあえて考えず、細々と律儀に交通インフラや政治は機能してるんだ。なるほどなあ。 “人類の奇跡”である妊娠した少女のためにいそいそと食事の支度(あまり美味しくなさそう)にいそしむM・ケインのじいちゃんが突き抜けてエクセレント。大変素敵です。最期までふざけて逝ったなあ。ユーモアも失ったテロリストを激しく憎むね私は。 まるで神が降臨したかのごとく、赤ん坊に道を開ける兵士たちの恍惚の表情。クライマックスのこの場面を今見せてやりたい現場があまりに多い。生命の誕生というのは後世に引き継げるということ。そのこと自体が輝かしい希望。決して粗末に扱ってはいけないのだ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-12-11 00:01:40)
855.  ミュンヘン 《ネタバレ》 
いや、そうだよ キリが無いんだよテロ行為なんてのは。今の時代皆知ってるよ。ラストのE・バナの台詞「こんなことを続けても終わりが無い」とはまたずいぶんと分かりきったことを言わせたもんだ。巨匠をもってしても、テロを扱った題材ではベタなオチにしかならないということか。 モサドの秘密暗殺員のリーダーとしてスタートした当初は“国を守る”という使命感と確信に満ちていた主人公。けれど日が経つにつれ、“殺し”に厭いてくる。彼も仲間も。オランダ女の殺害は全くの私情によるもの。しかも遺体まで辱めやがって、なにが誇り高きイスラエルだ。自分たちもそのことに気付いている。ベクトルがずれてしまっていることに。大義を失ってしまっていることに。ここまでくると、自室の電話機は分解し、マットレスの下を確認し、挙句クローゼットの床でしか眠れない爆弾恐怖症を発症してしまうのだ。もはや祖国すら信じられない。 あのさ、エルサレムにサッカーリーグを作ったらどうかな。ルールは厳密に各チームイスラエル国籍の者と、パレスチナ人をきっちり5:5の構成にすること(控え含む)。もちろんこんなことで積年の憎悪が一朝一夕に霧散するとは思えない。けれど、パレスチナ人のエースストライカーを、イスラエルの人々が歓迎するなんて考えただけで痛快ではありませんか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-09 00:48:11)
856.  いつか晴れた日に 《ネタバレ》 
ジェーン・オースティンって基本 少女マンガだと思うんだけど、ベタなラブストーリーをこうも格調高く美しく撮り上げたアン・リーの手腕は大したものです。彼の作品では感情の発露がいつでも節度をわきまえていて慎ましい。そこんとこがこの原作の時代性にはまったのでしょうか。 三姉妹の配役がベストです。マーガレットは愛らしく、ウィンスレットは若く瑞々しく、とても綺麗。そして演技が巧み過ぎてたまに鼻につくE・トンプソンですが、今作の“耐え忍ぶ長女”役は学級委員長的な彼女のキャラにぴったりでした。 翻って男性陣は時代劇の衣装がなかなかキビシイ。着こなせてないのはH・グラントだけではないような。でも各人、演技力でそこはカバーしてます。クサい台詞も浮いてません。 オースティンの話を聞くたび、社会保障も相続権も無い時代の女たちの生きる厳しさを思います。玉の輿に乗るしか生活が保障されないのだから、そりゃ必死にもなりますわな。そして恋バナのお節介ばかり焼く中年のオバサンたちも健在。息せき切って仕入れたゴシップの披露に及ぶ、その逞しさ、正直さには苦笑い。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2014-12-03 00:19:23)
857.  フライトプラン 《ネタバレ》 
いや、こんな穴だらけのハイジャックプロットでこれはサスペンス映画ですよ、とは制作サイドだって思っちゃいないはずだ。これはヒーロー映画なのだよ。おそらく9・11以降、それまでの正義がぐらついてきたアメリカが、全世界共通認識であろう“子供を守る”というテーマを新たなネタとして標榜してきたんじゃなかろうか。何を差し置いてもわが子を守る母、J・フォスターは新しいヒーロー像なのだ。 ほとんどの人がしたことがないであろう、座席間の通路を疾走し、犯人(女)をぶん殴り、爆煙の中、子を抱いてかっこ良く現われる。これが英雄の描写でなくてなんだろう。 “子供を守るため”なら、全てがチャラになるのだ。正義だから。濡れ衣を着せられたアラブ人(ここポイント)も、だから最後にジュディと和解するのである。 ややオーバーアクト気味な演技は妄想と紙一重と観客に思わせることに成功しており、J・フォスターは相変わらず上手い。 と長々分析したところで、でもやっぱこの脚本は無いよなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2014-12-02 00:47:24)
858.  ジョン・カーペンターの要塞警察 《ネタバレ》 
カーペンター監督は自らの嗜好を余さず訴えてくることに長けている人で、これまた彼のやりたいことがストレートにフィルムに刻まれた一本ですな。それはもう潔いほどに。 制約空間での絶体絶命シチュエーションが、まず得意分野らしい。「敵」と「味方」も実にクリアー。敵は子供殺しの極悪連中だ。全く共感の余地無し。奴らは数も不気味なほど多いし、死体を速やかに処理して平穏を装ったり、車の中で待ち伏せしてたりと、頭も回る強敵だ。じりじりと差し迫る緊張と、サイレンサーの静かな不気味さと、降り注ぐ銃弾の嵐、この強烈な対比。 わずかに残った警察署の4人(のち3人)が、こんなに突然始まるカオス空間の中にあって、皆腹をくくった存在感を見せる。女の事務員がとてもクール。撃たれてたなあ、女なのに。子供を殺すカーペンターだもんな、それくらいの演出はへっちゃらなんだな。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-20 00:03:07)
859.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
コロンボ警部でも、孫に物語を聞かせる祖父でもないP・フォークが口八丁のマネージャーを好演、実にしっくりきてます。ほぼ無名の女優二人のプロレスラー、ドールズの懸命さも良く伝わる人物描写のおかげで、ラストの大一番の大会までにはすっかりドールズびいきになってしまう。ここでがぜん輝くのが海千山千のP・フォークの根回し演出。投資とばかりに札びら切って、反則すれすれのヤラセ応援あり、過剰コスチュームあり。いや楽しい楽しい。資金源がイカサマ博打(とカツアゲ)というのもいかがわしくて良いですな。ストーリー展開は王道なれど、茶目っ気あふれる逸品であります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-11-19 18:11:03)(良:1票)
860.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 
うわ、みんな(特に男性諸氏)サマーに優しいなあ。このめんどうなコは同性から見ても要注意だよ。結局自分勝手だもん。冒頭、作者自らが怒りに震えて恨みを吐き出しているではないか(笑)ちゃっかり誰かのヨメになったサマーに「幸せになってくれ」だなんて、ええー、優しすぎるよ。逆の立場なら「くたばっちまえ アーメン」だよ。シュガーだ。かなり古いが。 時系列を行ったり来たり、理想と現実を並べてみせたりと、作り手の新しい感性がなかなか楽しい。母性輝くトムの妹、クロエ・グレース・モレッツもとても魅力的。 ともあれ、心優しき草食系の男性たちに良き出会いがあるよう、サマーのような子を反面教師として学ぶ意義は大いにある映画ではあります。
[DVD(字幕)] 6点(2014-11-19 00:31:35)(笑:1票) (良:1票)
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