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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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861.  ナチョ・リブレ/覆面の神様
ジャック・ブラックがルチャドール!?見る前はあり得ない!と思いながらの鑑賞。でも、とびきりダサくてダメで、でもいつも心は子供たちのために…。そんなルチャドールになるという夢を追いかける心優しき男とジャック・ブラックの濃厚な風貌とキャラが見事にはまっている。スポーツものとしてもコメディとしても結構ユルユルのグダグダでジャック・ブラックのキャラがあればこその作品。この平均点の低さもよく分かります。でも、見ているうちに次第に心が和む心優しき愛すべき作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-17 21:00:30)(良:1票)
862.  アーネスト式プロポーズ 《ネタバレ》 
コリン・ファースとルパート・エベレットと言われて思い出すのは「アナザー・カントリー」。それから18年の時を経ての久々の共演。ちょっとお間抜けな英国紳士をコミカルに演じる。いい意味でこんな役がすっかり似合うようになりました。  19世紀のイギリス上流階級を舞台にしたドタバタ・ラブコメ。軽いんですが作品に漂うイギリス映画らしい上品さがいい。そんな軽さの中に、英国の上流階級然としたジュディ・デンチの存在感も光る。  2人のアーネストと名乗る男、2人のアーネストという名前を愛した女、特にこの4人が一堂に会するくだり以降は笑いドコロも十分、2人の男の意外な関係が分かり、2組のカップルに、もう1組のカップルも幸せに。最後は強引に、しかしうまく陽気なハッピーエンドでまとめてくれました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-09 21:25:17)
863.  ランナウェイズ
僕が最も洋楽にはまった時期は80年代。よってザ・ランナウェイズの名前は知っていますが、彼女たちのことを知った時には既に解散した後であり、特に思い入れは無かったりしますが、基本的にロック映画は好きなのでまずまず楽しめた映画でした。  キム・フォーリーとの出会いや、ジョーンとサンディとの出会い、“チェリー・ボム”の誕生秘話などの前半は良かったのですが、日本でブレイクして以降の後半はちょっと失速してしまいましたね。彼女たちがステージで演奏するシーンをもうちょっと見たかったです。  実は本作、公開前に予告編は映画館で何度か見ていまして、見に行くかちょっと悩んだのですが結局劇場には見に行かなかった。あの名子役、ダコタの豹変ぶりにちょっと違和感があったんですね。子役を卒業して青春映画のスターへの階段を登りはじめた頃になると思いますが、子役を卒業する、この頃が一番難しい頃なのかもしれません。出番は少ないですが、お母さん役がかつての名子役だったテイタム・オニールというキャスティグも面白かったですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-20 21:43:29)
864.  星の王子ニューヨークへ行く 《ネタバレ》 
一番いい頃の色んな役の色んなエディ・マーフィがいっぱい!ジョン・ランディスの映画としては大人し目だけど、黒人中心の映画に見られるメッセージ性を出すよりも、ひたすら陽気なところはジョン・ランディスらしいです。  ランディス監督作「大逆転」でエディに大逆転されて、一文無しになってしまったデューク兄弟をキャストもそのままでチラッと登場させるといった遊び心も楽しく、ジェームズ・アール・ジョーンズの浮世離れした国王ぶりも見事にはまっていました。  ラストはどうせ結婚するのだったら、乗客に向かって「僕は王子だけど彼女のためなら地位もすべて捨てる!」ってなかなか素敵なプロポーズだっただけに、乗客の祝福を受けて地下鉄のプロポーズで決めてくれて、晴れて結婚式という流れでも良かったんじゃないかな?
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-02 21:59:35)
865.  ヤング≒アダルト
もっと軽いタッチのコメディだと思って見始めたのですが、思っていた以上にシリアスなドラマでした。  勿論いい思い出や懐かしい思い出もあるけど、多かれ少なかれ青春時代のトラウマのようなものってあるんじゃないのかな。それが後の人生に与える影響。僕もドがつくほどの田舎町の出身。そんな田舎が厭で都会に出てきた。若い頃は故郷に帰ると、故郷に残った友達に仕事のことや都会の暮らしを思いっきりカッコつけて着飾って話していたっけ…。  僕とシャーリーズ演じるメイビスは全然違うけど、分らなくもない。シャーリーズのかなりイタイ演技は素晴らしかった。本作は彼女にこれといった解決策を見出している訳じゃないけど、それでも生きていかなくちゃいけない。ジェイソン・ライトマンは「マイレージ・マイライフ」といい、本作といい、まだまだ人生これからだけど、もうそんなに若いわけじゃない。そんな人間ドラマを独特の切り口で見せる監督さんですね。ちょっと考えさせられるドラマでした。そんな僕もいまだに実年齢に精神年齢が追い付いていないと思う今日この頃です。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-28 21:12:22)(良:2票)
866.  ローマでアモーレ 《ネタバレ》 
嬉しい!何が嬉しいって、アレンさんが俳優として映画に帰ってきてくれたんだから!でも久々に見たアレンさん、さすがに年とったなあ…。バルセロナ、パリ、ロンドン…と続いてきたアレンさんのヨーロッパ巡り。本作はローマにやってきました。  アレン映画の特徴の1つである、豪華キャストの競演で見せる複数のドラマが同時進行する中に描く人生の悲喜こもごも。本作の共通点は、「人生色々、思わぬ出来事もありますが人生何が幸いするか分らない」というところでしょうか。  このキャストを見て一番楽しみだったのが、喋りまくりを得意とする芸風であるアレンとベニーニの共演。僕はアレンもベニーニも好きなので、この2人が絡んだらどんなことになるのか楽しみだったのですが、全く絡まないんですよね~。ちょっと残念…。相変わらずの濃いベニーニ芸は楽しかったですが、本作の俳優アレンは作中の存在感も演技もかなり控え目でしたね。  アレンの作品としては、マンネリというか新鮮味はありませんが、まだまだお元気そうなアレンさんが見ることが出来ただけでもアレンファンとしては嬉しい作品でした。
[映画館(字幕)] 6点(2013-06-18 18:10:23)(良:1票)
867.  ブルース・ブラザース2000
僕の大好きな映画の1つ、「ブルース・ブラザース」。その続編だけに、もうジェイクことジョン・ベルーシが居ないだけに、今まで見ていなかった作品です。  冒頭から「ジェイクは残念だったな…。」と、もう既にジェイクはいないことを惜しむ台詞が何度も挿入される。だからこそ冒頭だけじゃなく、生前のジェイクが残した事情に対する弔い合戦のような、もっとジェイクが感じられるストーリーが見たかったな…。ハチャメチャ度もパトカー消費量も前作と比べると控え目でした。  とは言え、前作と変わらぬ音楽愛は健在。ブルースやソウル、R&Bの危機がエルウッドより語られた直後に登場し、作品の大トリもつとめるゴッドファーザー・オブ・ソウルことJBをはじめ、本作も音楽界からの超豪華な顔ぶれが見せてくれるパフォーマンスはやはり楽しかった。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-14 22:18:38)
868.  恋のロンドン狂騒曲
複数の男女の人生の分岐点の悲喜こもごもが同時進行で描かれる群像劇。アレンお得意のパターンであり、挿入される音楽の使い方などもNY時代のアレンを思わせる作品です。  よって特にロンドンである必要性は無く、ホームグラウンドのNYを舞台にしたアレン映画がこれからも見たいなあ…。アレン映画のファンとしてはそんな思いも出てきたりします。  本作の登場人物は皆が自業自得というか、落ち着くべき落としドコロに普通に行き着く。「人生はなんて皮肉で素晴らしいんだろうね」という、アレンらしい人生観を感じさせる台詞もありましたが、本作に関してはそれも弱く感じられました。  近年の「ミッドナイト・イン・パリ」や「人生万歳!」と比較すると出来は今ひとつでしたが、やはりこの人の軽妙でテンポのいい語り口は健在。次回作はローマが舞台のようですが、次の作品も期待していますよ!
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-26 14:06:29)
869.  ハンター(1980)
スティーブ・マックイーン、1930-1980。1980年製作の本作が彼の遺作となりました。  結果的に遺作となった作品ではなく、マックイーンの場合はこの頃には余命半年を宣告され既に病魔に侵されていた状態であり、マックイーン自身が遺作の覚悟で撮影に臨んだのであろう作品です。  アクションは本当に辛かったと思いますが、最後までアクションスターであり続けるという彼の思いが伝わってくる。そんなマックイーンの姿を見ていると何とも言えない思いが込み上げてきて、マックイーンが大好きな僕にとっては見るのが辛い作品でもあるのです。
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-21 22:29:34)(良:1票)
870.  スティック・イット! 《ネタバレ》 
「チアーズ!」の脚本を担当したジェシカ・ベンディンガーの監督作だけあって、「チアーズ!」と共通点の多いハイスクールの女の子の青春スポコン映画です。  本作で描くのは女子体操選手たちの青春。彼女たちの練習風景や試合での演技をとらえる映像とその編集がなかなか面白く、テンポもいい作品です。  かつては世界選手権に出場したこともあるヒロインの挫折と、その復帰。復帰したチームの中になかなか溶け込めずコーチにも反発し、更にヒロインに敵意をあらわにするチームの中心選手がいて、でも最後は・・・。という展開は青春スポコン映画らしい流れ。挫折を知るコーチを演じるジェフ・ブリッジスの渋みのあるコミカルな演技も良かったです。  チームメイトは勿論ライバルだって素晴らしいパフォーマンスを見せた選手を讃える思いは当然。そんな思いはやはり「チアーズ!」と共通するものを感じます。それだけに作品の最後を飾る大会は、全員が最高のパフォーマンスを見せてくれて、スカッと爽やかなラストが見たかったですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-29 22:25:43)
871.  シャッター アイランド
公開前の触れ込みは「結末は誰にも話さないで・・・」というものでしたが、残念ながらミステリーとしては成功していません。ミステリよりも、どちらかというとサイコスリラー的要素の方が強かったでしょうか。  何か秘密が隠された、社会にとって危険性のある患者を隔離した孤島。映像も音楽もディカプリオの演技も、そんな陰鬱な世界観の雰囲気は非常によく出ていました。  チャックとの会話、そしてテディの最後の一言。このラストはどう解釈すべきでしょうか。戦争から続く自身の苦しい記憶から逃れるがために選んだ道があのラストだと考えるとあまりにも悲しいドラマでもありました。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-17 21:31:16)
872.  ヒッチコック 《ネタバレ》 
本作に興味を持つ人の多くがヒッチ映画を見ている人だと思いますが、本作は代表作「サイコ」にまつわるお話なので、「サイコ」をご覧になっているとより楽しめる映画です。  伝記モノですが、その範囲が「サイコ」製作前後にかなり限定されているだけに「サイコ」の撮影現場のシーンをもっと見せて欲しかったとか、ヒッチとジャネット・リーをはじめキャストとのもっと突っ込んだ絡みを見たかったりとかという思いもあるのですが、知らなかった妻との関係やパラマウントとの微妙な関係など興味深いエピソードもあり、面白く見させてもらいました。  さすがの貫録を見せるホプキンスのヒッチぶりをはじめとして、ジャネット・リー、アンソニー・パーキンス、ヴェラ・マイルズといった「サイコ」の主要キャストを演じる本作のキャストは皆がよく似ていましたね。特にジェームズ・ダーシーはホントにノーマン・ベイツに見えましたよ。それだけに彼のシーンをもう少し見たかったな・・・。  「サイコ」公開初日。映画館の外の通路で観客の反応が気になって仕方ないヒッチ。そこに聞こえてくるシャワーの音、それに続くバーナード・ハーマンのあの音楽・・・。勿論説明不要のあのシーンです。館内から聞こえてくる期待通りの観客の反応。その時のホプキンス=ヒッチのリアクションが最高でしたね。  「次回作の構想はまだ何もないんですよ。でも、すぐに出てくるでしょう。」と語るヒッチのそばに舞い降りる一羽のカラス・・・。このユーモアのあるラストも良かったですね。
[映画館(字幕)] 6点(2013-04-05 18:18:08)(良:1票)
873.  デート&ナイト
ニュージャージーからNYにやって来た善良なごく普通の夫婦が犯罪に巻き込まれながらも事情があって警察を頼れず、自分たちで解決するしかない。  定番の人違い・巻き込まれ系サスペンス・コメディですが、これを終始ドタバタ、軽いノリで全編突っ走ったのが良かったですね。  スティーブ・カレル&ティナ・フェイ夫妻の掛け合いも、チョロっとしか登場しない人も多いのですが、結構豪華な顔触れが揃ったキャストの贅沢な使い方も楽しいです。  笑えて、ユルいんですがそれなりにスリルも味わえる。テンポもよく90分足らずの作品なので、難しいことは一切ナシでサクッと楽しめる娯楽作です。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-02 22:13:36)
874.  誘惑のアフロディーテ
アフロディーテとは、「愛と美と性を司るギリシャ神話の女神」であり最高の美神であるとのこと。つまり本作はアレン流のギリシャ神話の現代風リメイク?といったところでしょうか。  挿入される作品の語り部のような存在であるギリシャ神話の神々はアレン以外の登場人物とほとんど絡むことは無く、作品の中では微妙な存在のような気もしますが、彼らの存在が作品を分かりやすくしてくれたのでしょう。  いつもの自虐的で神経質な皮肉屋アレンは抑え気味で物足りなさも感じますが、アレンの優しさが感じられる作品でした。それでも、互いの実の子と対面するラストと、「人生とは皮肉なもの。奇想天外で悲しくて素晴らしい。」という本作の最後の台詞にはやはりアレンらしさが出ていましたね。
[DVD(字幕)] 6点(2013-03-03 15:12:12)
875.  リクルート 《ネタバレ》 
どこまでがテストでどこからがガチなのか?本作の思惑通り二転三転する展開には確かに引っ掛けられました。パチーノをはじめとするキャストも良し。そういう意味では面白く見ることが出来た作品です。  何が本当で誰が本当の悪なのか?最後の大どんでん返しにいやでも期待が高まるという作品ですが、最後にパチーノがいつもの熱演演説で説明してくれる真相よりも、レイラの二重スパイなど途中の展開の方が騙されたという印象の方が強いです。  本作のパチーノ、演技は少し抑え気味でしたが、胡散臭さ、怪しさのある濃いオーラが出過ぎだったでしょうか。老けたなあ・・・。とも感じましたが、その枯れ具合も哀愁漂うラストの散り際とうまく相まっていました。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-14 22:17:06)(良:1票)
876.  のら猫の日記 《ネタバレ》 
今では大物の雰囲気も出てきたヨハンソンの子役時代を見ることが出来る作品。 姉が妹を里親の元から誘拐。食料品店で万引きを繰り返しては町から町へ。その姉は妊娠中。今度は姉妹で出産や赤ちゃんのことに詳しいおばさんを誘拐。  その後空家の別荘での奇妙な共同生活が始まるのですが、母親を亡くした誘拐犯の姉妹がこのおばさんに説教されたり、出産のことを学んだりしながら、誘拐犯と被害者の関係が少しずつ変わっていく過程がいい。  すると今度は誘拐されているはずのおばさんが別荘の家主を誘拐?といくつもの誘拐がありましたが独特のユルさとユーモアがあり、呑気な作品の空気がいい作品。邦題も本作の内容をとても巧くとらえています。  色々ありましたが無事出産。出産と同時にそれまではずっとしかめっ面でツッパリ続けていた姉の表情が穏やかな母親の表情に変っていたのが印象的でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-06 23:13:07)
877.  敬愛なるベートーヴェン 《ネタバレ》 
僕はクラシック音楽にはそんなに興味が無いのですが、ベートーヴェンと言えば気難しく、様々な苦悩を抱えた孤高の作曲家というイメージがありました。本作に描かれるのは第九完成前後の晩年のベートーヴェンであり、どこまでその実像に迫っているのかは分かりませんが、何となく僕がイメージしていたベートーヴェンと重なる部分が多かった。  ベートーヴェンと、もう1人の主役と言っていいアンナの常に緊張感のある距離感は良かったですが、アンナに甥カールとの関係などの描き方が中途半端なのが惜しいです。  第九の初演が最大の見せ場であり期待通りの見応えがありましたが、これが中盤に挿入されているのは意外でした。やはり作品的にはこれを最終盤に持ってくる方が良かったような気がしますが・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-30 13:30:30)
878.  ラスト・ソング(2010)
アメリカのスーパーアイドル、マイリー・サイラスの主演作。普通の青春ラブストーリーと思って見始めたのですが、地味ながらもいい映画でした。  両親の離婚、父への反抗から互いを理解し合うまで。そこで出会う大金持ちの跡取りである爽やかイケメン好青年との恋。1つ1つの展開もベタな青春モノの王道ストーリーです。  しかし本作はむしろ、ある深刻な事情を抱えた父と娘を軸とした、娘の成長と家族の物語がメインで、娘の成長の1つの過程としてラブストーリーが巧く挿入されていると感じました。  また、幼い弟の存在が非常に効いていて、この弟の存在があるか無いかで作品が大きく変わっていたと思います。ウミガメの産卵のエピソードの挿入と、それを遠くから見守る父と弟の姿も良かった。  父の抱える深刻な事情は、そこまでしなくても良かったのではないか?という思いもありますが、ラストは爽やかな余韻を残してくれる青春映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-29 14:29:50)
879.  セイ・エニシング
キャメロン・クロウの監督デビュー作。ベタな青春ラブストーリーですが、そんな作品の雰囲気もジョン・キューザック演じるロイドのキャラとうまく相まっています。  キャメロン・クロウ監督の青春映画というと自身の少年時代を描いた「あの頃ペニー・レインと」が思い浮かびますが、本作では父親、「あの頃~」では母親と、家族の登場のさせ方が印象に残ります。  恋した女の子がイギリスの大学に間もなく進学することが決まっているだけに、2人の恋の行方が気になるところですが、ラストはこうなるとは思いませんでしたね。でも、若いんだから1度くらい人生の冒険に出たっていいじゃないか。素直に2人のこれからに幸あれと思いたくなるいいラストでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-16 00:13:29)(良:1票)
880.  ダーティハリー3
第1作と比較すると、第2作では娯楽色が濃くなり、第3作、つまり本作では中盤あたりまではついにコメディタッチに。「泣けるぜ・・・。」の度に何故かちょっとだけクスリとしてしまう。  本作の相棒は新米女性刑事。演じた女優さんの刑事らしさのある面構えがいいし、なかなかの好演でした。必死にハリーについていくその姿は微笑ましくもあります。この2人のやりとりも時にコメディタッチになり、まさかダーティハリーを見てクスリとさせてもらうことになるとは思いもしませんでしたが、全5作を通しても印象に残るハリーの相棒役だったと思います。  過去2作と比較すると犯人側の描き方が弱く、ラストも無理やりの度合いが高いのですが、本シリーズはイーストウッドのいつものダーティハリーぶりを見ることさえ出来れば、それだけで満足だったりもするのです。
[DVD(字幕)] 6点(2012-12-05 21:39:38)(良:1票)
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