921. ディープ・インパクト(1998)
登場人物それぞれのドラマを見せているのはいいんだけど、深みが全く無い。この監督の作品って全部上っ面だけなぞったって感じで娯楽作にありがちな作りなんだけど変にテーマ性もあって中途半端に感じてしまう。アルマゲドンよりリアルに人間模様を描いているが、だからと言ってアルマゲドンより面白いとは思えない。どっちもどっち。 5点(2003-10-08 18:36:53) |
922. アルマゲドン(1998)
ID4と同じく突っ込みどころ満載のお金かけた娯楽大作なのだが、ID4が3点でコレは5点。なぜかというのは秘密です。泣いたなんて口が裂けても言えない。あまりに白々しいシーンが鼻に付いたのでこの点数が精一杯です。 5点(2003-10-08 16:36:50)(良:1票) |
923. インデペンデンス・デイ
突っ込みどころ満載だが突っ込む気にもならない。娯楽なんだから面白ければそれなりの評価も出来るが、面白くないんだからしょうがない。でかすぎる宇宙船登場のシーンを見て少し期待してしまった自分も悪い。面白いと薦めてくれた友人と趣味が合わないことが判明した映画。 3点(2003-10-08 16:20:49)(良:1票) |
924. ダーティハリー4
3を見た時点で4は期待していなかった。案の定だったが3よりかなり老いてるにもかかわらず、今のハリーを精一杯かっこよく見せてくれているのでホッとした部分もある。 5点(2003-10-03 15:49:09) |
925. ダーティハリー3
人間、年を重ねると皆成長する。ハリーも基本姿勢は変わらないが丸くなっている。でもそんなハリーは見たくない。ストーリーがよほど面白いのなら別ですが。 4点(2003-10-03 14:55:21) |
926. ダーティハリー2
1を思い出そうとするとハリーが決め台詞を言うシーンなどで2を思い出そうとすると犯人グループだったりする。ハリー・キャラハンという個性にスポットを当てた1に対して、2はストーリーにスポットを当てているように感じた。確かに2のほうがはるかにストーリーは良い。それゆえの高評価なんだろうが、個人的には1が好き。 6点(2003-10-02 18:26:41) |
927. ダーティハリー
冒頭の銀行強盗のシーンだけで満足できる。アクションといっても派手さは無く法の矛盾を題材にした刑事モノだが、とにかくハリーがかっこいい!これにつきる映画。 7点(2003-10-02 13:16:46) |
928. 白い肌の異常な夜
《ネタバレ》 なんともうらやましい境遇。自分ならどうするだろうと考えながら見てしまうがどうしたって殺されてしまうような気もする。変な気おこさなけりゃいいかもしれんが期待はするだろう。 5点(2003-10-02 12:43:48) |
929. ランボー
内容が濃いというご意見もあるようですが、それはあくまでスタローンが出てる作品にしてはということであって決して濃くはない。ただ当時としてはスタントなしの崖からの飛び降りや自分で傷を縫い合わせるといったリアル感は他のアクションものを圧倒していた。マックィーン亡き後この原作の映画化は不可能と言われたこの作品を見事に自分の物にしたスタローンは評価したい。 5点(2003-10-01 17:44:42) |
930. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
ナチスと考古学を重要なキーワードとしているところは1に近く、コミカルな掛け合いは2に近く、完成度としては一番かもしれないが当然のことながら新鮮な驚きが無い分インパクトに欠ける。そもそもインディの名前の由来だとか、蛇嫌いの理由があきらかになるだとかという部分だけがこの作品の前ニ作と異なった楽しみを与えているだけで、ネタ切れの埋め合わせに見えてしまって、、。でも、まあ、映画館を出てから頭の中で鳴るレイダースマーチにのって颯爽と帰りましたけどね。 [映画館(字幕)] 5点(2003-10-01 12:05:42) |
931. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
《ネタバレ》 冒頭の上海のシーンは面白いが、メインの舞台となるインドの宮殿からの展開はどうも好きになれない。面白いのは面白いんですが、前作の方が断然好きです。インディが変なもの飲まされて操られたり、心臓を手で取り出したりとオカルトチックな展開がやりすぎに感じる。それでも一難去ってまた一難のノリは健在です。 [映画館(字幕)] 5点(2003-10-01 11:28:57) |
932. ジャッカル
あれは変装というより仮装でしょ。リメイクしたら面白いだろうなと思っていた作品だったのですがどうしてこんな事になるんだろう。音楽はそれっぽくて良かった。 4点(2003-09-29 18:17:10) |
933. ポルターガイスト(1982)
《ネタバレ》 今にも動き出しそうな木、雷に対する怖さ等、子供の視点で捉えたさまざまな恐怖の演出はさすがスピルバーグ。ただ、当時初めて耳にしたポルターガイスト現象という神秘の世界のオチが墓地の上に建てた住宅地のせいというあまりに古典的なオチというのががっかりだった。最後のドタバタで車で逃げようとしたときはもちろんおきまりでなかなかエンジンがかからない。と言っても、車に乗る子供達といっしょに「はやく!はやく!」と心の中で言ってたけど。 6点(2003-09-29 17:38:53) |
934. 激突!<TVM>
スピルバーグって、子供の時に感じた何気ない恐怖、そこらへんに転がってそうな恐怖を映像にするのがホントにうまい。何台ものタンクローリーの中から自ら怖そうな顔の車を選んだそうだが確かに怖い顔をしている。子供の頃、コレを見てから親父の車で出かける度に怖そうな顔の大型トラックを探していたのを思い出す。でも日本の大型貨物ってアメリカの大型車のようにボンネットがないからどれも同じような顔なんですよね。 8点(2003-09-29 16:56:20) |
935. 夜霧のマンハッタン
ラブコメを感じさせるサスペンスドラマ。火サスみたいなもん。内容はともかく、デブラ・ウィンガ-の演技力とかわいさにはまった作品。なのでここのレビューを読んでて結構気持ち良かったりもする。 6点(2003-09-25 13:28:35)(良:1票) |
936. 背信の日々
当時、「夜霧のマンハッタン」を見てデブラ・ウィンガ-のファンになり彼女目当てでこの作品を見た。FBIの侵入捜査の過程でターゲットに対し恋愛感情がめばえ...と、ありがちなストーリー。だが映画の中でどんなにパターン化されてても実際に起こるとそれはそれで結構な驚きとなる。この作品は実際に起こっているように、つまりリアルな演出によってありがちなストーリー展開もありがちだと思わずに見れる。黒人やユダヤ人を人とみなさない白人至上主義者たちにむけられるFBI捜査官たちの言動もまた差別の塊でアメリカの抱える問題の根深さを感じる。捜査が終わっても問題の解決は何もされないのがこの手の映画の常だがこの作品はラストの子供との会話の中に微かな光明を見出そうとしているところもいい。ちょっと無理があるような気もするが..。 7点(2003-09-25 12:47:17) |
937. バックドラフト
消防士のような危険な仕事ってアメリカではマイノリティ、いわゆる移民系少数派が先祖代々しているって何かで読んだことがある。この映画のパンフだったかも。ハタから見れば差別のような気がするがこの人達は誇りを持って仕事をしている。そこが移民の国アメリカのすごいところでもあり理解しがたいところでもある。この主人公の兄弟もどこだか忘れたが移民系アメリカ人の設定だがそのへんの背景は多く語られていない。ストーリーはありきたりだが、火が生き物のように壁を這っていったり煙がスッとひいたりと見たこともない火災の演出は面白い。ラストのカート・ラッセルは熱すぎます。 6点(2003-09-24 16:34:32)(良:1票) |
938. 将軍の娘/エリザベス・キャンベル
ショッキングなテーマだけにそれこそもっと後味の悪さを強調してほしい。トラボルタをかっこ良くみせる必要もサスペンスタッチもアクションも要らない!やるせなさをひしひしと感じているときに犯人わかったって・・・。もっと重ーい作品にするべき。 4点(2003-09-22 19:00:39) |
939. ジョー・ブラックをよろしく
評判良くないですけどなかなか良かったですよ。生と死に対する認識が全く違う死神が、生きることがすばらしいもので死ぬことが悲しいと感じることの根底にある愛情という感情を感じ始めると、ある意味素直にそれこそ子供のようにわがままを押し通そうとする。そういう死神の内なる変化をブラッド・ピッドがうまく演じている。もちろんアンソニー・ホプキンスも死神が興味を持った人間を堂々と演じている。ただ皆さんが指摘されてるように思わず「おいおい」と言ってしまったラストが残念。 //追記<05.9.29> 最近ものすごく涙もろくなったのは歳のせいだと思っていましたが、先日この作品を再見してその原因が判明しました。この作品、以前に見たときは涙することはなかったのですが、今回はウルッときました。最後のパーティのシーンで父が娘に対して告げる言葉。執拗なまでの「愛している」そして「しっかりと生きてほしい」。そして抱きしめる。以前に見たときと今回では私自身に大きな変化があります。娘がいるということです。子供を持ったという私情が映画の感じ方に少なからず影響していることに気づかされました。変わらないと思っていた自分が知らぬまに変わっていたことにちょっと感動。ラストが「おいおい」って誰が言ってるんですか?(笑)ぜんぜんOKっす。映画の感じ方が変わるってけっこう衝撃的でした。いい映画だ。うん。 [ビデオ(字幕)] 7点(2003-09-22 17:40:31) |
940. 勝利への脱出
脱走計画にスタローンが必要ということでキーパーにするため正キーパーの足を折るシーンに強引さを感じつつ、サッカーシーン、とりわけペレのバイシクルシュートに感動。(今見ても感動できるかはわかりませんが)観客のビクトリーコールで最高に盛り上がったのだが、後日テレビ初放送で吹き替え版を見たらなんと観客の声援までも吹き替えている。「しょーり しょーり」って。しかもたぶん数十人、いやそんなにいないかも。興ざめとはまさにこのこと。映画館で見たときの感動をテレビで、と思ったのが間違いでした。こういうこともあるので、吹き替え版しか見たことがない作品はReview しないようにしております。 6点(2003-09-11 17:18:22) |