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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2012
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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961.  告発 《ネタバレ》 
この上なく暗くキツイ話でありながら、役者陣が渾身の演技で観る者を最後まで釘付けにする。K・ベーコン、オスカー受賞おめでとう、とすら思ってしまった。え、獲ってないの?凄まじい作りこみ方だったなあ。人格すら破壊するアルカトラズの非道ぶりが彼を一目見れば分かるほどだ。なにしろ副所長がG・オールドマンだ うわー、出たー。公務員の風貌にしたところで、にじみ出る狂気。キレ芸は健在、さすがです。この副所長の出迎えに、自尊心を取り戻したケビンが淡々とながら啖呵を切るシーンには胸が熱くなる。目に光が宿って、背筋もできるだけ伸ばして。負け犬の如く処分されるのを待つのでなく、“勝ち逃げ”を彼は選んだのだなあ、と思った。思いを固めた姿は崇高ですらあった。 ほとんど満点かとは思うのだけど、どことなく画が新しくて30年代のクラシックな雰囲気に乏しい気がする。ちょっぴり残念。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-11 00:00:11)
962.  空飛ぶペンギン 《ネタバレ》 
ありがちな家族再生の物語を、動物の可愛い仕草をプラスして感動の底上げを狙いましたが結局のとこは凡作。エピソードの思いつきが想像力に乏しくて、パーティ会場でペンギン大暴れなんてシーンはいかにもアメリカ映画的どたばた。もう百回くらい観たような。それに思春期の女の子は恋愛の悩みを父親になんか相談しないと思う。絶対に。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-01-10 23:29:46)(良:1票)
963.  21グラム 《ネタバレ》 
私もこの時系列ツギハギの嵐にはやり過ぎを感じてしまった。登場人物が重たく苦しいお芝居しててただでさえ観ててしんどいのに、脈絡無く切り替わる場面のひとつひとつをとても記憶していられない。特にナオミ・ワッツなんて状況によって顔立ちや雰囲気までがらりと変えられるカメレオン女優なので、子供部屋を片付けてた一主婦が次のショットで安モーテルの廊下で赤パン丸出しでタバコ吸ってる女と同一人物だとは脳が理解しないんである。観直せばああそういうことかと分かるけど、いつでもそんな観賞環境でいられるわけではないし。俳優陣は安定の演技力で鬼気迫るほどの苦悩を表現してて圧倒的だけど、いかんせん演出に興を削がれた感じがする。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-10 00:54:53)
964.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
スピルバーグが宇宙戦争で、しかもトム・クルーズ主演ときた日には基本へそ曲がりの私はずっと敬遠していた映画。いや、でもこの手際の良さというかベタの完成度の高さはさすがスピルバーグ。CGの洗練されてること、画は凄いし、脚本でもたつくスピルバーグではないわけで、展開もスピーディ。ウェルズの原作を映像化した最高作と言えるのでは。 トム・クルーズが手を抜かない仕事をここでも見せている。冒頭の数分でこの家族の関係が見事に説明されていて巧いなあ。トムは前の奥さんから見たらおそらくデカい長男みたいなもんで、てんで頼りにならなかったのだろうな。そのお子様父ちゃんが未曾有の危機に襲われて一人の父親になってゆく、その成長ぶりもこの話の柱のひとつに感じた。トムをスルーして兄貴に頼っていた長女も、最後にはトムの手を握る。娘のことを何も知らなかった事実に打ちのめされて、即席でなんとか子守唄を歌うトム・クルーズにワタシは感動してしまいました。
[DVD(字幕)] 7点(2014-01-10 00:42:55)
965.  コンタクト
難しい理論はわからないけれど、宇宙の話を聞くのは大好きです。そしてJ・フォスターも好きです。なので頑固な賢い科学者にジョディがぴったりはまったこの映画、なかなか心地良かったです。純粋に科学を突き詰めたいエリーと、いろんな思惑乱れる周囲との軋轢、俗世のやり切れなさもうまいこと挿入されてリアリティを増していたと思います。ただ、宇宙というとあちらは即宗教が絡んでくるのですかね?その辺の感覚が今ひとつわからないのと、後半ファンタジックに過ぎる描写がやや興ざめに感じたので点数はこんな感じで。
[DVD(字幕)] 6点(2013-12-23 00:07:54)
966.  カンバセーション・・・盗聴・・・
全編を支配するコッポラ仕様の映像美。さすがさすがと私は唸りっぱなし。70年代の空気の重たさ、社会の閉塞感とこの人の映像センスはなんてぴったり合うんだろう。G・ハックマンの部屋を定点カメラで捉える、その一コマが額縁に入れたいほどの美しさ。夜の灯、影、“盗聴”という行為の密やかさ。オチは驚くほどの捻りもないし、はっきり言って雰囲気だけで持っている感もあるけど、この陰気で後ろ暗いテイストが私の心の明るくない場所に妙に響いて、こっそりお気に入りリストに入れている映画であります。
[DVD(字幕)] 7点(2013-12-20 23:48:08)
967.  チャップリンの殺人狂時代
後味が奇妙なことこの上ない、なんとも咀嚼し難い作品。コミカルな場面は真正喜劇、でも並行して恐い恐い企みも進行しているので、この男をどう捉えたらよいやら混乱しっぱなしでした。いろんなメッセージが窺い知れるけど、ストレートには伝わりづらいような。この程度で追放とは、当時のアメリカは赤狩りヒステリーの絶頂だったのだなあ。殺さずにいた彼女が軍需産業の豊かさにあずかっている皮肉な展開、このチクリとした感じはとてもチャップリンぽいと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-20 23:29:35)
968.  シービスケット
一頭の馬と三人の男たちと社会の再生。ストーリーも感動的だけれど、俳優が皆好演していて快い。J・ブリッジスがこんなに味わい深く年をとるとはなんだか感激だ。包容力があって、レッドのささくれた心を癒してゆく場面にはこちらの心も温まる。“my son,何を怒っているんだ?”と心の根っこを指摘されたときのT・マグワイアのちょっとうろたえた表情が良かった。C・クーパーの職人気質ほとばしる名演技や、W・H・メイシーの箸休め的な存在も印象的。 演出も巧く、レース序盤はラジオに聞き入る人々の姿を被せる等、時折傷ついた米国の社会情勢をも織り交ぜながらシービスケットの走りと皆の元気をリンクさせてゆく。ビスケットがゴールする際はワタシの右手も高々と突き上がるのだった。 ラストは怪我からの復帰があまりにドラマチックすぎて、ちょっとやり過ぎかなと思ったのだけど実話と聞いてもうびっくり。この世の驚異に思わず1点UP。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-20 00:45:07)(良:1票)
969.  ハプニング
訳のわからない気持ちの悪さがひたひたと、徐々にコップ一杯まで溜まってくるような。なにしろ不条理が突如としてお日柄の良い一日を襲うんだから、もうこれって天災に近い。植物説とか無理やりねじ込んでたけどシャマラン自身もそんな原因とかには興味無さそう。人知を超えた何か、抗うこと不可能といった諦念などは、シャマラン作品に時々見られる宗教的な雰囲気。描きたいことだけやりっぱなしの感じも大ありなんだけど私はこの説明不足の不条理映画けっこう好き。「なんか負けた」という気持ちになるところが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-14 00:26:02)(良:1票)
970.  ブギーナイツ 《ネタバレ》 
ポルノという、いかがわしさではトップレベルな業界の内部事情をちょっと離れた視点から、でも愛を込めて描いています。売れれば天下、かりそめのスポットライトと咲き乱れる徒花。しかし一歩外に出てみれば、“表”社会の風当たりの厳しいこと。銀行融資は受けられず、子供との面会も認められない。肩を震わせて泣くJ・ムーアの姿には胸が詰まる。 後ろ指を差される者同士、業界内部に入ってみればみんな互いに優しい。表世界に痛めつけれてしゅんとなって戻ってきたエディを、慈父の如く迎え入れる監督。想像だけど、彼が実家に戻ったならば、あの実母は完膚なく拒否しただろう。 モラルの危うい世界に人生を破壊されたW・H・メイシー扮するスタッフの写真が監督邸に掲げてあった。彼の作品への貢献を皆忘れない。かくも愛のある社会、何がそんなに悪いのか、“表”社会がそんなにエライのかと、このシーンで思わず憤激。子供に会わせてやってくれよお。
[DVD(字幕)] 7点(2013-12-10 00:20:53)(良:1票)
971.  ウォリアーズ(1979) 《ネタバレ》 
チンピラ兄ちゃんたちの、小さい抗争劇に過ぎないのに、どんどんかっこ良く見えてくる。キレの良さに乗せられる。逃走中にメンバーが一人減り、二人減り、減るといっても銃撃されるとかでなく、逮捕されちゃうパターン多し。改造車をぶっ飛ばすわけでもなく、こまめに公共電車を乗り継いで走って逃げる、というのもなんだかスケールが小さい。でもこれがいいんだな。売られた喧嘩、やるなら拳で。一人ストイックにメンバーをまとめるスワン兄さんにシビれます。リッチなカップル相手に見事なメンチを切って男を上げてます。 いろんな“組”のバラエティに富んだスタイルが見てるだけですごく楽しい。キッスペイントの野球チームにはその弱さも含めて笑った。Tシャツ組もサイケ風なのも一様にオシャレ、でもローラースケートのオーバーオールスタイルはNGかな。 志も予算もさほど高みにない(でも熱意はいっぱいある)、この手の作品は大好きだ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-09 00:06:50)
972.  カラー・オブ・ハート 《ネタバレ》 
アメリカ人も、米国製50’ホームドラマの白々しい明るさに失笑しちゃうんだね。絶対現実には無い台詞と、立ち位置のオカシさ。朝から食卓に山と盛られたパンケーキ(!)。“昔っぽさ”をイジり倒した前半のG・ロスのセンスはなかなか鋭い。たしかに、あの手のダイナーの主人はあの角度でカウンター拭いてるわー。 古いセンスを笑ってばかりではネタ切れになるところを、白黒画面に色をつけることで、人の心の変化、成長とに絡めてきた。おお、その発想は無かったなあ。自然、発生する混乱や差別。後半は人間社会の抱えてきた数多の問題がプレザントヴィルをかき乱す。全く平板で、変化の無い幸せを享受してきた男たちの狼狽ぶりは、ちょっと気の毒になるほど。開放されたのは女の方だったらしい。 リース扮する妹があちらの世界に留まったというのも、良い終わり方。笑えたし、いろいろ考えさせられたりの楽しい2時間でした。
[DVD(字幕)] 7点(2013-12-08 00:33:16)(良:2票)
973.  ロレンツォのオイル/命の詩 《ネタバレ》 
いやもうなんというか異様なまでの圧力にすっかり気圧される映画だった。スーザン・サランドンの険しい顔に終始こちらが問い詰められているようで、喉がからからだ。観終わった時はぺしゃんこになっていた。 あまりに酷い病魔を相手に敢然と闘う夫妻の姿は、時に引くほどに頑固。素人ながら病理学を図書館で学ぶその執念、ただただ天晴れと言うしかない。他者に寛容の心を持てなくなる母親のキツイ言動も、その立場を思えば充分理解できるものだし、看護のこういう哀しい側面をきちんと描き込んだ脚本はエライと思う。 銀行勤めのかたわら研究を続けた父親の健康も心配になった。病と闘う当事者はいたいけな子供だし、観続けるのはつらかった。 夫妻の闘いの結晶は奇跡をもたらし、観客の私たちもいっとき救われる。医学の進歩を、心から願う気持ちになる映画。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-08 00:03:43)
974.  ツリー・オブ・ライフ 《ネタバレ》 
こんなんだとは夢にも。こうも観念がかると宣伝打ちづらいのは分かるけど、TVの予告、アレはないでしょう。人という生命体は宇宙の営みのひとつ、愛も喜びも苦しみも天地創造のこの世の始まりから、悠久の流れに乗ってさらさらと溶けてゆく。何億光年も先の星雲や星の爆発等、ほとんど宗教と見まごう映像が家族の軋み話に突如としてはさまってくる。親父とソリの合わない息子のファミリー話がこうも深遠な解釈になるとは。感動するよりオラびっくらこいただよ。 ごく普通に、息子が父親を乗り越えてゆく成長の物語を見たかった。これさ、例えば家族の話のかわりにホロコーストを持ってきてごらんよ。人間の営みの愚かな部分を宇宙だ神だとすり替えるんじゃないよとハッキリ怒りを買うだろう。人間がしたことは人間が落とし前をつけるべき、となるだろう。ちと論点がずれちゃったけど、要は人の心の問題を神に丸投げしているカンジが嫌だな、わかんないなと思ったのでした。
[DVD(字幕)] 4点(2013-12-06 23:20:06)
975.  ミート・ザ・ペアレンツ
ベン・ステイラーのコメディはやり過ぎ感が苦手で、あんまり合わないんだけどこれはなかなか面白かった。デニーロのうそ笑い顔が妙に怖くおかしくて、ベンに同情票も入ろうというもんです。頑張れー。だけど彼女の親戚たちってインテリ揃いの、やな連中じゃないかい?結婚してもうまくいくのかなあなどと外野としては考えちゃった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-06 01:07:35)
976.  ティファニーで朝食を 《ネタバレ》 
この映像作品は“ジバンシィ・カタログ”。洗練された衣装を見事に着こなすオードリー・ヘプバーンの目の覚めるような美しさが、これまた極上の音楽とともに展開する。冒頭の、タクシーから降り立ったオードリーがティファニーのショーウィンドウ前で紙袋から出したクロワッサンを手袋のまま口にする、このシーンはおしゃれカタログの扉絵として完璧。ほぼ永久保存版なモードの美。 だけど映画はドラマとしては全く心掴まれない三文恋愛劇。“自分さえ良ければ他人が泣こうが知ったこっちゃない”バカップルにしか見えない。都会でコールガールをやっているホリーという女の持つべき後ろ暗さのような影がオードリーには全然無くて、単なる自由人型の不思議ちゃんになってしまっている。オードリーの相手としては珍しく若手のG・ペパードも今ひとつ。ドラマ性はほぼ0点だけど、半世紀も名を高く売っていけている麗しきヘプバーンの完成度の高さに点数全てを捧げます。 
[映画館(字幕)] 5点(2013-12-06 00:54:33)(良:1票)
977.  エアベンダー 《ネタバレ》 
これは、つまらないよ シャマラン基本的に好きだけどこれはいただけない。展開の雑さといったら前代未聞。ざくざく話は進むけど誰にも肩入れできずじまい。早い、早いよ。王女様なんて、登場→主人公兄と恋仲に→精霊を助けるために死亡、の流れがほんの数カット分で終了。ざ、雑すぎる・・。火の国の王子の苦悩もぶっつりと描き止め。そしてなんといってもあのボウズに気持ちが入らない。この子を応援せにゃならんの? CGも哀しいかな、目が慣れちゃって驚きも少ない。与えられすぎて、想像力を失う。画面が素晴らしすぎて、逆にそう思う。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-12-02 23:17:07)(笑:1票)
978.  宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式
いやいや、こんなハイスコアをつけてしまうなんて我ながら抵抗あるけど、観てる間楽しかったんだもん。こんなシナリオ考えて、映画作品にして世に送り出した馬鹿者たちに拍手。やっぱり主演男優賞は精子ランナー達に。も、ほんと笑った。一番のツボは「あれ?卵子は?」「またフェ○かよー」のくだり。そうか・・、そうなるのかあ。ご苦労さん。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-02 23:08:12)
979.  黙秘
K・ベイツとJ・J・リー、当代きっての芸達者二人が陰気な顔対決。虐げられた女たちの悲しさが背景にあるだけに、まあ全く暗い話です。しかし上手い。とりわけK・ベイツ。話の展開上、ドロリスは真犯人なのかどうなのか明かされる迄の前半部分の演技はどちらとも取れる微妙な演技が要求されるわけだけど、さすがに巧い。真実を娘に明かした後の、憑き物が落ちたような穏やかな表情、これも印象的。陰気ながらも多彩な表情を見せるベイツに比べ、リーはずっと一本調子な暗さで、演技対決では大ベテラン女優に軍配が上がる。ストーリーはしんどいけど、二人の女優の重厚感は見ごたえ充分。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-02 00:53:35)
980.  エビータ(1996)
苦手なミュージカル。でもこれに関して言えば、マドンナにまっとうにお芝居に臨まれるより、台詞をオール歌で乗り切っちゃう方法で成功しているような。歌っちゃえば情感のバリエーション不足もなんとかなる。民衆に訴える際、両の手を拳にして高々と上げるパターン多し。エバ・ペロン個人への批評として、バンデラスを突っ込み役に配しているのが面白い。単なるエビータ礼賛映画ではなかったのが意外。彼女は政治家ではなく、貧しい人々にとっての偶像、憧れの成功例。実物の彼女はもう少しソフトな美貌で、マドンナみたいな野心丸出し顔ではないので国母となり得たのかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-02 00:18:25)
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