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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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101.  ザ・ピーナッツバター・ファルコン 《ネタバレ》 
プロレスラーになることを夢見て入所していた施設を逃げ出してきたダウン症の青年と、 職を失い、自暴自棄になっていたアウトロー漁師の2人旅を描く、優しさのあるロードムービー。 本作もアメリカン・ロードムービーらしい風景がある作品ですが、 トウモロコシ畑の中を歩き、自作の筏で川を下り、アメリカ南部の自然の中をいく。 旅の風景が美しく、カントリー調の音楽もいい具合に作品に絡んでいく。 全く華の無い2人の旅に関わることになるダコタ・ジョンソンの透明感のある存在感が光る。 あっさり2人の旅に同行し、一緒にフロリダにまで行ってしまうには説得力に欠けますが、 まあ、フロリダという旅の目的地が示され、2人の旅に同行した時点でこの結末は予想がつく。 ラストも、さも当然という感じでフロリダに向かう3人の姿で作品は終わります。 本作のようなほっこり系の映画にはこういう予定調和がいい。 しかし3人でフロリダへ行こう!と決意するに至る過程はもう少し見せてほしかったかな。 出番は少なかったですが、脇を固めるブルース・ダーンとトーマス・ヘイデン・チャーチがいい味を出している。 プロレス好きにしか通じませんが、ミック・フォーリーとジェイク”ザ・スネーク”ロバーツが見れたのは嬉しかった!
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-13 15:20:26)(良:2票)
102.  モブスターズ/青春の群像 《ネタバレ》 
アメリカ犯罪界を牛耳った暗黒街の帝王ラッキー・ルチアーノと盟友マイヤー・ランスキー。 そして常に行動を共にし、暗黒街の超大物にのし上がったバグジー・シーゲルとフランク・コステロ。 血で血を洗う抗争に勝ち抜き、彼らが犯罪界でのし上がっていく若かりし頃を描いたドラマ。 他にももっと、彼らと行動を共にし、その後大物にのし上がっていった者もいるのですが、 4人にまで登場人物を絞ったのは映画としては良かったと思う。 それでもフランク・コステロはかなり影が薄かったですが。 当時のNYで対立していた2つのファミリーの抗争の隙をついて、 ファミリーも持たない彼らが抗争を勝ち上がっていく様は痛快。彼らの醸し出すギラギラ感も良かった。 その反面、マフィアの実話モノとしての重厚感はありませんが、邦題にもあるように その後のアメリカ犯罪界を牛耳った超大物の若かりし頃の青春群像として見れば面白い映画になっています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-12 21:15:58)
103.  殺し屋チャーリーと6人の悪党 《ネタバレ》 
ある1人の殺人事件に関わる人々それぞれの思惑が交錯する犯罪コメディ。 この手の映画は個人的にはサスペンスはほどほどにコメディに軸足を置いて、 もうちょっと登場人物をドタバタさせた方が圧倒的に面白くなると思うのですが、 サイモン・ペッグを主演に据えた割には徹底しきれなかった感じです。 ペッグももうちょっと弾けたかったんじゃないかな。 そしてこの手の映画はさて、最後に利するのは誰と誰だ?というのが見どころの1つになるのですが、 そこに関しては最後はうまくまとめてくれましたね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-01 20:39:02)
104.  ランボー/最後の戦場
「怒りのアフガン」から実に20年ぶりの続編です。 当時のミャンマーの状況を伝える映像から始まり、これまでに無いほどに残忍な描写が多く、 ランボーが単独でジャングルを縦横無尽に駆け回り、ジャングル無双ぶりを見せる時間帯も少ない。 それよりもミャンマーで起こっていることに対するスタローンの怒りが爆発しているようです。 20年ぶりにジョン・ランボーを復活させた理由もそこにあったのかもしれません。 作品に込めたスタローンの思いを強く感じる内容でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-25 18:13:54)
105.  夕陽のギャングたち 《ネタバレ》 
時は文化大革命の真っ只中。毛沢東の言葉の引用から始まる本作、 そのストーリーのベースにあるのはやはり「革命」。 元IRAの活動家で、その首に賞金を懸けられアイルランドからメキシコに流れ着いてきた男と、メキシコの山賊のお頭。 確信的に行動をとる革命家と、彼にそそのかされるまま革命に身を投じることになる山賊。 レオーネの西部劇としては異色のテーマを持った作品ですが、 レオーネが好んだむさ苦しく脂ぎった男たちの顔のクローズアップ、頻繁に挿入されるフラッシュバック、 大きな出来事が起こる前にこれでもかとゆったりとした間を取る時間の使い方など 本作も2時間半越えの作品でレオーネらしい作品の質感、距離感、時間がある作品です。 やはりレオーネの西部劇特有のこうした間の取り方やこってり感はいい。 ”ション、ション、ション♪”のテーマ曲が耳に残るモリコーネの音楽も相変わらずいい。 やがて訪れる悲劇的な結末。革命家の死と、「俺はどうすりゃいい?」と茫然とする残された男のラストの姿が印象的。 時代に向けたレオーネのメッセージも感じられる結末です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-21 21:52:57)
106.  マネートレイン
白人と黒人の公安官。凸凹コンビによるバディムービーですが、 その公安官を演じるウェズリー・スナイプスとウディ・ハレルソンのW主演による、 陽気なノリの典型的アメリカン・アクションコメディ・・・を思わせる冒頭。 しかし、前半は中途半端にコメディ、後半はかなり真面目にサスペンス、 この顔触れにしてはアクションも物足りずで色々欲しがって結局どれも中途半端に終わってしまった作品。 いくらでもそうできるテーマなのでもっとアクションを前面に押し出すべき作品でしたね。 この内容で2時間近い上映時間、特に中盤はかなり長く感じられました。 それでも何とか終盤の地下鉄アクションで盛り返して、 ツッコミどころはありますが、おめでたいクリスマスから年末年始だし結末はまあ、これで良かった。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-11-17 20:22:26)
107.  恐怖のメロディ
今やハリウッドの生ける伝説、巨匠イーストウッドの初監督作です。 この時代に既にアメリカではストーカーが世間に広く知られるものになっていたのかは分かりませんが、 「危険な情事」といった、その後の作品に影響を与えたと思われる内容になっていることに驚きます。 中盤あたりはテンポが悪くなりますが、イーストウッドの音楽の趣味が垣間見えてそれもまた良しです。 まだまだ西部劇でも強い男を演じていた頃でもあり「ダーティハリー」の記念すべき第1作と同年の初監督で演じた男が 女に対してちょっと脇が甘く、ここまで女に追いつめられる男であったというのが今に見直すと少々意外な感じがします。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-13 20:56:35)
108.  華氏119
今日は2020年11月8日。 大統領選挙が混沌とする中、アメリカ主要メディアがバイデンの当選確実を報じ、バイデンが勝利宣言を行った。 このタイミングでCSで放送されていたので久しぶりにマイケル・ムーアの作品を見ることにした。 これまでの作品と比べると角が取れている感じですが、彼のことですから当然主張の根底にあるのは反トランプです。 しかし殊更そこだけを強調するのではなく、 アメリカの政治や民主主義の現状、対抗馬の民主党についても冷静に物申す作品となっています。 あまり馴染みのない出来事も取り上げられていますが、相変わらず巧みな構成で分かりやすくまとめられています。 そんな中にも「ブッシュが骨抜きにされるのは快感だったな。」と所々でムーア節が顔をのぞかせてはいますけどね。  「トランプのおかげで僕は目を覚ますことが出来た。今動き出さなければ。その時間はもう無い。」 本作は2018年の作品。トランプが大統領になって2年。そして次の大統領選挙まであと2年。 「119」とは、前回選挙でトランプが勝利宣言を行った11月9日を指すのだという。 これまでの経緯を振り返り、アメリカの現状を見つめなおし、我々は今、何をせねばならないのか。 マイケル・ムーアが本作でメッセージを出すのはまさにこのタイミングだったのだろう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-09 20:02:22)
109.  スターリンの葬送狂騒曲
スターリンの死後巻き起こったフルシチョフとベリヤの権力抗争とソビエトの権力中枢の混乱を茶化して見せるブラックコメディ。 スターリンの死の直前。コンサートとその録音を巡る冒頭からよく出来ています。 その恐怖政治がいかに市民生活の隅々にまで踏み込んでいたかがよく分かります。 当然、その話自体にコメディ的要素は無いのですが、当時の権力中枢にいた人物を演じる主要キャストの演技が素晴らしく、 全編を通して浮足立ったような軽さと、こういう政治ドラマに必須の重みや凄味を全員が見事に両立させてみせる。 終盤、ベリヤが失脚し処刑されるくだりでは、それまでの軽い空気は一変していきますが、 失脚から処刑までを一気に見せる、非常に嫌な空気が漂うその時間帯もまた見応えがある。 本作はロシアでは上映禁止になったという。 製作サイドの意図がどこにあったのかは分かりませんが、それも織り込み済みだったのでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-03 20:23:17)
110.  ポリス/インサイド・アウト
時期的には2007年のポリス再結成に合わせるように発表された、スチュワート・コープランドによるポリス回顧録。 作中でコープランドが話していますが、少し売れてきて余裕が出てきた頃に買ったという 自前のスーパー8で撮影された映像を軸に構成されています。 それだけにお世辞にも画質がいいとは言えず、撮影技術云々も度返しして見る作品です。 ポリスを結成した頃から全米、そして世界中で人気が不動のものになる頃まで。 粗削りだった小規模のステージからビッグなステージに変わり、移動手段も小さなバンから専用機に変わり 衣装やステージでのお行儀も良くなっていく。そしてメンバーそれぞれの心境にも変化が芽生えてくる。 ポリス結成時から、1982年頃までの映像、エピソードで構成されています。 よって代表作である83年発表のアルバム〝Synchronicity″と代表曲である〝Every Breath You Take″は収められていません。 そして、その全盛期の真っ只中にポリスは解散してしまうのですが、 解散が現実のものとなっていた83年のことについては触れたくなかったのかもしれません。 しかし、82年の時点で別れの時が近づいていることを匂わせる最後のコープランドの言葉は印象深い。 映像は正直、見づらい時間帯もあるし、そもそもポリスが好きな人しか見ない作品であり、 同じポリスのドキュメンタリーでもアンディ・サマーズによる「サヴァイヴィング・ザ・ポリス」の方が ドキュメンタリー作品としてはまとまっています。 しかしその粗削りな映像とエネルギッシュな特に初期のポリスの活動の軌跡がうまく相まった作品になっています。
[DVD(字幕)] 6点(2020-10-25 14:45:08)
111.  フレンチ・コネクション
無骨なタフガイ、ハックマン。本作で演じたポパイでアカデミー賞を手にし、 そんなハックマンのイメージを決定づけた作品です。 そして本作に「ポセイドン・アドベンチャー」に「スケアクロウ」といった 名作に立て続けに出演した70年代前半が彼の最もいい時期だったと思います。 全体的には実話モノということもあり地味に撮られた作品ですが、 中盤のNYの雑踏の中の尾行や、地下鉄の駅での黒幕との攻防、 そして本作で最も有名であろう、上を走る電車とその高架下を走る車。 この高低差のあるアクションなど、NYの街並みを活かした見せ場がビシビシと決まっている。 地味ということでは、ほとんど女が登場しない。ハックマンをずっと現場に放り込んだままで、 ポパイやルソーがタフな1日を終えて自宅に帰り、 女房か恋人かと飯を食い、子どもと戯れるような束の間の安らぎのひと時も全く無い。 この時代の犯罪映画でよく感じられる、どこか空気の悪さを感じさせるような街の描写や 常に日没間際のような澱んだ作品の色合いや世界観もまたたまらない作品です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-14 17:52:14)
112.  ハリケーンアワー 《ネタバレ》 
今は亡きポール・ウォーカーのほとんど1人芝居の作品。 ハリケーン・カトリーナにより街は壊滅的被害を受け、 出産で妻を亡くし、産まれてきた子どもは48時間は人工呼吸器が外せない。 電気も止まり、オンボロの自家発電機を回すしかない。 その自家発電機を回しても3分しか持たない。しかし、その3分も徐々に短くなってく。 みんな避難してしまい誰もいない病院で、人工呼吸器の中の産まれてきたばかりの我が子に、 君のママはこんな人だったんだと語りかけ、 最愛の妻を亡くした現実を受け入れる暇もない状況で、父として人間的な強さを見せる。 カトリーナが街を襲う直接的描写はほとんど無く、低予算で撮られた作品だと思いますが、 そんなウォーカーの静かなる熱演が胸を打つ作品になっています。 2~3分ごとに発電機を回さなければならないという時間的制約が効いていて、 中盤に遭遇した、置き去りにされた犬も効果的に使っています。 我が子を守るために、略奪目的で病院に侵入してきたクズどもとの戦いや、 仮眠をとることも少しの休息を取ることも許されない状況が 1人芝居で単調になりがちな作品にあって、巧くサスペンス的空気を作っています。 48時間。我が子を守り抜いたラストの父の姿がいい。 鑑賞前はよくあるパニックものかと思っていたのですが、意外な掘り出し物でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-06 18:46:59)(良:1票)
113.  ザ・シークレット・サービス
相手からは自分のことが見られていて、素性も何もかも知られている。 一方でこちらから相手のことは後半に入るまで何も分からない。 サスペンスとしてオーソドックスな筋書ですが、 イーストウッドのこの手の映画にしては珍しく時に弱さを見せ、老いを感じさせます。 しかし、ケネディが暗殺されたダラスのあの日のトラウマを抱えながらも、もう同じ轍は踏まない。 命を懸けた最後の仕事に挑む歳を感じさせるイーストウッドがやっぱりカッコよく、マルコヴィッチの悪役ぶりも見事。 その一方で挿入されるロマンスがうまくいっていない典型的な作品でもあります。 レネ・ルッソとの歳の差ロマンスよりも男同士の友情とかの方が良かったんじゃないかな。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-09-30 18:19:36)
114.  僕のワンダフル・ライフ
スウェーデン時代に発表した出世作に、リチャード・ギア主演の作品に、やっぱりこの人は犬が好きなんだなあ。 人間は脇役。徹底的に犬目線の映画。それだけに作品の目線も地面に近い。 犬の輪廻転生の中で、様々な飼い主が登場しましたが、犬の「犬生」は飼い主によって大きく変わる。 しかし、家族の一員として大切に飼っていれば、時には飼い主の人生も犬によって大きく変わる、ということか。 本作も変わることのないハルストレムらしい優しさのある作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-30 18:06:27)
115.  猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) 《ネタバレ》 
思えば旧シリーズの第1作から、「猿の惑星」の背景にはいつも戦争があった。 そして新シリーズ三部作の最終章となる本作。 「地獄の黙示録」や「大脱走」といった戦争映画の超大作へのオマージュも感じさせながら、 この最終章が最も戦争映画色の濃い「猿の惑星」となりました。 しかし、猿と人間の新たな戦いを描いた三部作の最後を飾るに相応しい内容であったと思います。 ラストの猿を樹上に逃がしながら人間を飲み込んでいく巨大な雪崩は、戦争を繰り返す人間への大地の神々の怒りであったのか。 怒りと言えば、三部作を通じ常に心の奥底にある怒りの感情と同時に理性を感じさせるシーザー像は素晴らしかった。 そして忘れてはならないのがモーリス。三部作で常にシーザーに寄り添い、 殺伐とした世界観の中、その風貌もキャラクターも、非常に貴重な存在であったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-19 22:12:14)
116.  クイック&デッド
ビッグネームがズラリと名を連ねる豪華キャストですが、 ラッセル・クロウやディカプリオはこの頃はまだ売り出し中の頃だったんだな、という時の流れも感じる作品です。 後の貫禄あるラッセル・クロウと比べるとまだ線は細いですが、既に西部劇が似合う面構えがいい。 本作の少し前には「ギルバート・グレイプ」で神がかった演技を見せたディカプリオですが、本作は微妙。 作品の世界観に馴染んでなくて見事に1人浮いていました。 100分の大半は早撃ちガンマン・トーナメントが繰り返されていくのですが、 話の本筋はあくまでもシャロン・ストーン演じる女ガンマンの復讐譚。 よって、名優ハックマン演じる町の悪徳支配者のクズっぷりを浮かび上がらせていくということだったのでしょうが、 本筋に絡んでこない1回戦、2回戦あたりの前半から中盤までがどうにも盛り上がってこないのが難点。
[試写会(字幕)] 5点(2020-09-19 22:10:02)
117.  恋人ゲーム
〝マシュー・ブロデリックもどき″こと、ジョン・クライヤー主演の青春映画。 監督は「スケアクロウ」のジェリー・シャッツバーグ。 そういえばこの人の監督作って、他にそんなに見ていないのですが、 こんな軽いタッチの青春ラブストーリーも撮っていたんですねえ。 クライヤーについては特筆すべきことは無いのですが、 大ブレイク前夜のデミ・ムーアが彼が恋をするお相手役で出ています。 デミ・ムーアは特に好きでもないけど、本作のデミ・ムーア、いいです。 初々しさとともに、大きな役を掴んで必死で頑張っている感じがいいんです。 しかし今に見直すとボインがどうとか、字幕の古さに時の流れを感じずにいられませんね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-12 20:15:01)
118.  ブラック・レイン
松田優作の本格的ハリウッドデビュー作にして遺作になった作品。 病気さえなければ・・・。この後にもハリウッドからオファーが来て、 今までに無い、誰にも表現できなかった日本人像を見せてくれたんだろうなと思う。 彼の台詞はどれくらいあったか。しかしその存在感は凄かった。 日本側の豪華キャストの素晴らしい仕事もあって、 洋画によく見られるおかしなニッポンを感じることはほとんど無かったけど、 ケイト・キャプショーだけは激しく浮いていた。 日本の大阪を舞台にしたアメリカ映画。どこかにアメリカ映画の空気も出したかったのかな。 日本のヤクザの抗争は時間不足でしょうか。中途半端になってしまった感がありますが、 パチパチパンチの島木譲二さんがいい味出していましたね。なかなか迫力のあるコワモテぶりでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-06 21:17:51)
119.  おとなの恋は、まわり道
キアヌとウィノナ、ほぼこの2人にまで登場人物を絞った大人のラブコメ。 共通の知人の結婚式で出会った2人の会話劇が延々と続く。 その会話の中身は結婚する共通の知人の悪口に、互いの人生観の理屈っぽいやり取りに・・・ と言ってしまうと退屈そうな作品に見えてしまいそうですが、意外にそうでもない。 これまでにも結構共演が多い2人。息の合った掛け合いが楽しく、 90分足らずの尺でサラリと見ることが出来る作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-03 15:20:19)
120.  その女諜報員 アレックス
オルガ・キュリレンコ主演ということで見ました。 序盤の銀行強盗、ホテルからの脱出、カーアクションと、見る者とオルガに息つく間も与えないアクションの連続で サスペンスとしては色々と疑問が残りますが、オルガのアクション映画としては楽しめた作品でした。 スーツ姿で終始優雅にふるまいながらも冷酷無比の敵役を演じるジェームズ・ピュアフォイもなかなか良かった。 予告編のような典型的クリフハンガーのラスト。しかし本作から既に5年が経過。その後どうなっているんでしょう?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-03 21:00:16)
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