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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2012
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  人生はシネマティック! 《ネタバレ》 
戦時下という国難の時代でも、制作に意欲を燃やした映画人の奮闘ぶりが胸を打ちます。テーマが国威発揚に限られようが、細かい注文が軍関係部署からもたらされようが、良いもの=Finest を作ろうという気概はこちらの背をもしゃんとさせてくれるほどの勢いがありました。 仕事と家庭のバランスに苦労するヒロインの脚本家の抱える課題は、今日にも通じて現代的でリアルです。 ピークを過ぎた老名優の滋味溢れる存在感はビル・ナイ本人そのもの。 戦争の悲愴感をぎりぎりまで抑制しながら、生きることの喜びも哀しみもとつとつと語りきった、品のある作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-04 20:16:47)
2.  幸せなひとりぼっち
高齢化社会に突き進むわが国も他人事ではない「年寄りを地域でどう扱うか」というテーマに、福祉先進国がひとつのありかたを示してくれました。 老人が孤独にならないよう、引きこもりにならないようにしよう、というのが大方の福祉目線でしょうが主人公のじいさんはそんなの大きなお世話とばかりに偏屈でがみがみ怒り、あまつさえこの世から去ろうとする。そんなじいさんの壁をばりばり突き破って生活に引っ張り出す隣人のイラン人奥さんがとてもよろしい。とりたてて美人でも若くもなく、二人の子を抱えて裏表無くはっきり物を言う。福祉先進国であるスウェーデンにおいて、引っ込みがちの老人と関わるのが移民であるという描写が現代を反映しているなあ、と思う。 日本人は世界一空気を読む民族だから、こんな風にずかずか他人のエリアに入っていかないよなあ。となるとこの映画を参考にしようとしたら、やはり文化の違う国の人に頼らねばならないのかしら。 まあ福祉云々と難しく考える以前に、人間の生活ドラマとして面白いです。じいさんの若い頃からの変人エピソードや亡き妻の思い出、地域住民らの人柄も丁寧に描かれて共感ポイントが高いです。ボルボでもサーブでもどっちでも良いじゃないすか、と笑った。これはプライドの問題なのね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-09-01 00:13:50)
3.  シュガーマン 奇跡に愛された男 《ネタバレ》 
情報鎖国だった南アだからこそ生まれたスーパースター・ロドリゲス。彼の佇まいが良いんです。都市伝説となった自分のバイオグラフィーを突きつけられ、まるで浦島太郎のように別世界が用意された時、人はどうなるか。浦島さんは遊蕩してしまったがロドリゲス氏は全く揺るがない。この、地に足の着いた姿勢、数十年にわたって米国でブルーカラーの労働者として生きてきた人生訓がそうさせるのか。歌声も滋味に溢れ、しかし歌詞はなかなかに攻撃的で、私はすっかりこの人に魅了されてしまった。ステージ上での第一声がまたさらりとユーモアを含んでかっこいい。 奇跡、と邦題にあるけれど輝く石は埋もれていてもいつかは人の目に留まるもの。南アでの大ヒットも、氏の捜索への人々の熱意も、すべてロドリゲスの才能が呼んだもの。奇跡というより必然かなとも思う。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-07-31 23:55:13)
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