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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  かいじゅうたちのいるところ 《ネタバレ》 
某レンタルショップの「こども向け」の札がかかった棚にあった。子供と見ようと思ったんだけどなかなか時間がとれず結局一人で見たんだけど、子供が見て楽しめるのかどうか怪しい。まあこればっかりは実際に子供に見てもらわないとなんとも言えないんだけど・・。絵本が元だからといって子供向けでないといけないってこともないわけで、それはそれでいいんだけど・・。うーん、よくわからんかった。かいじゅうたちは少年の創作物で、少年はかいじゅうたちを通して自分を見つめるわけで、というのはわかるんだけど(と思ってるんだけど)、まず、かいじゅうたちの関係が分かりづらいうえにその分かりづらい関係を軸にしたドラマを見せてくることに戸惑う。かいじゅうたちの造形が可愛くもなければ怖くもないのもどうなのかと。子供の創作物だからということであればドラマも子供の創作物なわけだからもっとわかりやすい展開じゃないと。と思うんだけど。テーマとか意味するものを無視して見たって、ドキドキとかヒヤヒヤとかするはずのシーンであんまりドキドキヒヤヒヤできなかった。前後の現実の世界のシーンはけっこう好きなんだけど。
[DVD(字幕)] 5点(2011-05-17 15:26:26)
2.  カリガリ博士
ドイツ表現主義映画のハシリであり極北。天才博士にして連続殺人鬼というキャラはラングの『ドクトル・マブゼ』に継承され、実行犯の眠り男の描写と光と影による恐怖演出はムルナウの『吸血鬼ノスフェラトゥ』に継承される。この頃のドイツ映画は物語が洗練されていてとても楽しめるものが多く、これも例に漏れずで回想形式によるドキドキ感とラストの驚きのどんでん返しは当時の観客をとんでもなく驚愕させたんじゃないだろうか。ただ、その一方でどんでん返しのオチが懲りすぎているようにも感じてしまったのは、おそらく幻想的な映像でじゅうぶん興奮しているところにえらく現実的なオチを持ってきていることに対する不満だと思う。不安を背景全てで表現する前衛的なセットと、モノクロにもかかわらずカラフルさを感じるセットの色が強烈なインパクトを持っていて、それだけでも十二分に楽しめる映画。
[映画館(字幕)] 7点(2008-06-19 13:45:07)(良:1票)
3.  カフカの「城」
カフカは「変身」と「ある戦いの記録」しか読んでないので、はっきりとは言い切れないのですが、実に良くカフカの世界観が映像化されているんじゃないだろうかと思った。城がすぐそこにあるのに辿り着けないという、一見あり得ない理不尽な設定が、いつのまにか受け入れられているという不思議な感覚、そして全体を覆う不安感がお見事。原作が未完だからって映画までぶちっと終わらせちゃうのは作品の世界観に浸っていただけにどうかとも思ったが、未完の部分を創作して物語が成立してしまうと、もうそれはカフカではなくなってしまうわけで、なぜならカフカは作家として生計を立ててはおらず、でもまぎれもなく本物の作家、つまり書くことそのものが目的であったという稀代の作家であったわけで、多くの未完の作品は物語が未完であるにすぎず、作者の中では完成されているんじゃないだろうかと思ったりする私にとっては、やっぱりこれで良かったのかもとも思ったりする。もちろん映画は別物で、独自に拡がりを見せても全く構わないのだが、ハネケはとにかくカフカの作った世界を忠実に再現したかったのではないだろうか。原作を映画的に見せる、というのではなく、原作を、原作の持つ魅力や端々に見て取れる作者の思想や精神といったものも含めて映像化する。ここにハネケらしさは無く、作家主義映画からは遠くに位置するが、試みは成功していると思うし、頭の良い人でなければ出来ない作品だと思った。(原作未読のくせに、、)
[DVD(字幕)] 7点(2007-06-29 12:22:01)(良:1票)
4.  隠された記憶
解釈を観客に委ねる、と言っておきながらこの映画には解釈の自由度が無い。映画は十人十色、さまざまな解釈が許されるもののはずなのに、この作品では唯一の答があり、そのヒントだけを散りばめ、あとは考えなさいと放り投げ、そのくせ答え合わせはしない。答え合わせをしないところに解釈の自由があるように見えるが自由など無い。物語上の謎だけではなく、そこに隠されたメッセージまでもが巧妙に隠され、さあ解いてみろと、あきらかに観客よりも上位となってハネケが迫ってくる。先生が生徒にテストを課しているような映画。画面に隠されたものを拾い上げながら答えを模索する楽しさを感じることができる向きには、新しい映画の楽しみ方として受け入れられるだろうけど、この映画の抑圧的ともいえる問いに答える気がもうとう無い私にとっては、それでも必死に画面を凝視し続けた後に訪れるエンディングにがっくりと頭を垂れる、そんな疲労感を残す映画だった。
[DVD(字幕)] 4点(2007-06-26 12:25:27)
5.  過去のない男
記憶を無くしたら普通どうします?たぶん自分が誰なのか、どこから来たのかを知りたいと思う。経験無いのでわかりませんが。人間って過去の積み重ねで生きてるところがあると思うんですが、そうするとどうしたって過去を探そうとするはずです。でもこの映画の主人公は過去の自分を探そうとはしません。過去が無いことをこんな風に前向きに描けるなんて、普段ポジティブシンキングな私でも目から鱗です。人生は前にしか進まない。当たり前だ。でも、前を見てる?前にしか進まないなら前を見ようよってことを教えてくれるカウリスマキの人生賛歌。
6点(2005-02-25 12:35:07)
6.  カットスロート・アイランド
ジーナ・デイビス以外のキャラが薄い。敵キャラの薄さは致命的。アクションと割り切っていても話に無理がある。というかうまく進みすぎ。宝捜しのミステリー度が全く無い。どれか一つでもクリアー出来ればそこそこ楽しめるものになったかも。良かったのは実物大に作った帆船くらいだろうか?←こんなの作ったら制作費も跳ねあがるって。
4点(2004-02-03 13:47:29)(良:1票)
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