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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
冒頭のドン・チードルの”触れ合いとぶつかり合い”の語り。 鑑賞後にこの冒頭の語りがとても印象に残る作品でした。 本作には様々な人種の人々が登場する。人種差別主義者もそうではない人も登場する。 人々の暮らしの中に普通に存在してしまっている銃の存在。 アメリカに住む市民なら誰もが、多少なりとも本作に登場するような人に出会い、 触れ合いもぶつかり合いも経験したことがあるのではないかと思う。 特定の主人公は存在せず本作の登場人物も誰もがアメリカの一市民であり、 これらに対し本作は特にこれといった解決策を見出している訳ではないですが、 現状では誰にも解決策なんて見出すことができないんだから仕方が無い。 その上でポール・ハギスはアメリカ社会の現状の一端を語り、アメリカ市民に問いかけようとしたのか。 それでも、序盤から人種差別的な行動や発言を繰り返す、主役級のマット・ディロンやサンドラ・ブロックですが 彼らの序盤からのぶつかり合いの果ての触れ合いに少し救われたような気がします。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-11-26 17:40:16)
2.  暗い日曜日 《ネタバレ》 
名曲「暗い日曜日」まつわるエピソードは聞いたことがありましたが、 その曲をモチーフにした、こんなストーリーがあったとは・・・。 あまりにも美しい1人の女と3人の男。それぞれの人物像と、彼らの心の配置が見事という他に無い。 戦争の時代を描いたドイツの映画特有の重さはあるのですが、 「暗い日曜日」の旋律の如く美しく悲しく、そしてエロティックでサスペンスフルで、何と上品な映画か。 3人の男のうち2人は戦争中に命を落とす。しかし、イロナには新しい命が宿っている。 ラストで作品は冒頭に続く現代に戻る。60年の時を経ての3人目の死。あの店で、あの曲が流れている中で・・・。 店の奥で息子が母の誕生日を祝っている。洪水の後も、彼女は洪水を忘れることなく力強く生き抜いたのであろう。 とても静かですが、重みを感じさせるラスト。そして常に死を感じさせる作品でありながら、 鑑賞後の後味は上質のワインでも味わった後のような余韻が残ります。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2016-11-20 16:36:38)
3.  黒猫・白猫
冒頭からとにかくクストリッツァ・ワールドが全開。 動物がいっぱい出てきて、人々がフィドルやギターやアコーディオンを奏で陽気に歌い踊る人生賛歌。 この人の映画は2時間を越える長いものが多いのですが、 その間ほとんど隙間が無いというか、テンションが緩まずホッと一息つく間もない。 常に登場人物が楽器を奏で歌い踊り、動物も人も常に大勢がワイワイガヤガヤとやっている。 鑑賞後は彼の映画の独特の世界観にお腹一杯になる。でも、それがこの人の映画の魅力でもあると思う。 クストリッツァの映画には彼の祖国の歴史を語る時避けて通れない内戦が背景にあるものが多いですが、 政治や内戦とは対極にあるようなドナウ川と動物達と共にあるジプシーの暮らし。 賑やかな音楽とギャグも満載に陽気にワイワイガヤガヤと描かれる彼らの暮らしからは平和の尊さも感じずにいられません。 そして時代や国にかかわらず、やっぱり「カサブランカ」のボギーは男の憧れの姿の1つなんだなあ・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2016-04-16 21:47:00)(良:1票)
4.  クリスマスのその夜に
ベント・ハーメル監督らしい極寒の北欧の冬が舞台。聖なる夜の様々な事情を抱えた人間模様を描いた群像劇。  ある者は故郷へ向い、ある者は故郷を追われる道中。国籍も信仰も様々な人間模様。それぞれが抱える事情の中に、民族と紛争・宗教・貧困・老い・家庭崩壊など、現代社会の様々な問題を重くなりすぎることなく無理なく挿入していく。  イブの夜に誕生した新たな命、その一方で・・・。登場する全ての人にクリスマスの奇跡が訪れる訳では無いですが、ラストのオーロラは、それを見つめる2人にとっては新たな人生の希望の光のようです。冒頭ではあまりよく分からないそれぞれのドラマが語られるにつれじんわりと心が温まる。  90分にも満たない小品。そこにこれだけのドラマを挿入しながら急ぎ足になることなく、ゆったりとした味わいがあるクリスマス映画です。
[映画館(字幕)] 7点(2011-12-30 23:04:09)(良:1票)
5.  クジラの島の少女
自らも先祖から受け継いできたマオリの血や伝統の継承に危機感を感じる祖父と、男が受け継いでいかなければならない一族の長の家系に生まれた一人の少女。この祖父と孫の関係を軸にした家族愛や、時代と共に生活様式などは変わろうとも海と共に生きてきたマオリの人々の変わらぬ誇りや海への思いが伝わってくる作品です。  変化を頑なに拒み続ける祖父。冒頭の息子との口論もそんな祖父の価値観がよく現れています。一方、少女は自分なりに新たなマオリの進むべき道をしっかりと考えている。そんな彼女の思いが溢れる学芸会でスピーチする姿が感動的でした。(映画としてこのスピーチはおじいちゃんに聞いてもらいたかった…)  2人ともマオリである事が何よりの誇りであることに変わりはなく、そんな二人の思いが近付いていく終盤の展開も程よいファンタジーの挿入も良かったと思うし、マオリの伝統と未来が表現されたラストシーンの祖父と孫娘の姿も希望が感じられるとてもいい作品の締めくくり方でした。
[DVD(吹替)] 7点(2011-01-27 22:17:27)(良:1票)
6.  グッバイ、レーニン! 《ネタバレ》 
体が弱い母親のために、ベルリンの壁が崩壊し、東ドイツが消滅した事実を隠すという、息子の母親への愛に満ちた嘘を周りの愛すべき人々と共に描いた心温まる作品です。自分にはこんなに私の事を愛してくれている心優しい息子がいる・・・。その時点で母親にとってはベルリンの壁の崩壊や東ドイツの消滅なんて大した問題では無くなってしまっていたんでしょうね。
[DVD(字幕)] 6点(2008-12-10 23:26:23)
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