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コメント数 885
性別 女性

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1.  ジェイン・オースティン/秘められた恋 《ネタバレ》 
アン・ハサウェイは名前こそシェイクスピアの妻と同じでも、華やかなアメリカの美人女優、肖像画を見る限りジェイン・オースティン本人とはかけはなれ、伝えられる女流作家の人生も映画になるほどの起伏はない気がしたのですが、03年に「新たに発掘された事実」とやらを元にしたこの映画、悪くはなかったです。 ビアトリクス・ポターの半生を描いた「ミス・ポター」同様、相当脚色はされているでしょうけど。 ジェインを「高慢と偏見」の作者として描いているため、レディ・グレシャムはレディ・キャサリン風、母親オースティン夫人もベネット夫人的になっていて、駆け落ち未遂も創作? でもトム・ルフロイとの恋は彼女の小説よりもシビア。 ルフロイ役が、オースティン映画の男優たちとはちがい線の細いジェームズ・マカヴォイなのは、ジェインを守る力がなく儚い恋なのを暗示していそう。 悲劇というよりそれを回避するための選択は口惜しさが残りますが、悲しみを静かに受けとめるジェインも、求婚されながら袖にしたグレシャムの甥と最後には友情を結ぶなど共に成長し、エピローグも心にしみ、現実の冷たい味を知ったジェインは果たせなかった自分の思いをペンに託し、6本の小説を書いたのだ、と思わせます。 青緑色の衣装が、知性の中に情感を持ちあわせるジェインのキャラクターを表しているようでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-01 01:06:52)(良:1票)
2.  キング・アーサー(2004)
「アーサー王」をこんな魅力のない映画にするなんてどうかと思います。いくらキリスト教義ドップリで面白味が少なくてキャラの魅力が薄くても、代表的な騎士物語ですから。
[映画館(字幕)] 5点(2009-08-26 01:20:13)
3.  父の祈りを
ピート・ポスルスウェイトはデイ=ルイスと12才しか違わないが、とてもそうは見えない。重厚な父親像そのものである。ジム・シェリダンの演出はここでも観客を煽ることなく抑え気味だが、父子の情は濃く伝わる。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-20 00:00:04)
4.  マイ・レフトフット
ダニエル・デイ・ルイスは容姿端麗な男優だが、ここでは演技だけで勝負している。自分の知る限りで最も真に迫った心に訴えかける身障者演技は彼のものである。内容もシビアでお涙頂戴ではないし、ブレンダ・フリッカーの母親もすばらしい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-13 00:03:22)
5.  once ダブリンの街角で
このような良心的な作品に対して異論を唱えるのは、あまりイイことじゃないのは承知してますが ①ヒロインに魅力が感じられない場合、自分にはあまり重要な作品ではなくなるのですが、この女性からはどうしても生硬で平板(素朴で不器用という好意的な見方もできましょうが)な印象しかないこと。②(作品には直接関係のないことですが)アカデミー主題歌賞を受けていること。これは「フル・モンティ」(作曲賞)の時のように、楽曲自体よりむしろ作品の人気や鮮度に対して与えられてる気がするので。(メンケンが気の毒なんです…)③「体より心」ということにこだわりすぎてること。こんなにポロポロでてくるのは、やっぱり苦手…なんでしょう。画的にも音楽的にもあんまり…ね。プレーンな作りが珍しがられてるだけじゃないのかな。それでも録画を残してあるのは自分の審美眼に自信がないのと、客観的にみて志が高いのは明らかだから。(この映画の曲が好きな方は…エブリシング・バット・ザ・ガールのアルバム‘Acoustic’も聴いてほしいな…)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-30 00:33:01)
6.  名犬ラッシー(2005)
 エリック・ナイトの「ラッシー」の映画化。(吹替版なので彼らのヨークシャー訛りを聴くことはできなかった) ラッシーのスコットランドからの600キロの旅をそう長くはしていないが、ロケーションは素晴らしく、このような作品でなければお目にかかれない荒野が眼前に広がる。 終盤はクリスマスに変更され、降りしきる雪の中やせおとろえた体でトボトボと家路をたどるラッシーをよりいじらしく見せている。 たいがい90分前後と決まっている児童文学ものの制約のせいか、ジョーとラッシーの強い絆のかげで、ラッシーをあきらめた人物のうち一方が削られているのが惜しい。 ピーター・オトゥールの誇り高く矍鑠とした、だが道理と情けを知る老公爵のように、旅の途中で倒れた彼女(LASSIEは若い娘の意)の命を救い、手元におきたい気持ちを抑えて送りだす老夫婦のエピソードは一番心に残るエピソードであったので。 彼らがラッシーをわがものと主張していた時期は自分本位で嫌な人に感じるのだが、その執着を捨てた際には立派な人に思え、気の毒にさえなる。 人間でも動物でも感情のあるものに対して、これは自分のものなどと思うのは愚かではあるだろうし、原作がすばらしいのもそのあたりがよく書けているからだと思う。 
[映画館(吹替)] 7点(2007-01-20 19:10:06)
7.  モンテ・クリスト伯(2002) 《ネタバレ》 
コンパクトな活劇になった巌窟王。 ファリア神父(リチャード・ハリス)のいるシャトー・ディフの場面は活気があり、ここを出てからの後半も期待させるが、3人の悪役をフェルナン(ガイ・ピアース)1人に焦点をしぼるなど大筋だけとしてもあまり盛り上がらない。 エドモン(ジム・カヴィーゼル)よりフェルナンが目立ってしまうのは、カヴィーゼルが線が細くて品がよすぎるからか。 エドモンは復讐心に燃えギラギラした感じがなければそれらしくない。 脚色の中でも、メルセデス(ダグマーラ・ドミンスク)の息子アルベール(ヘンリー・カヴィル)の父親をフェルナンではなくエドモンとした改変は大きいが、両刃の剣ともなる。 お腹の子のため恋人の仇と知らずにフェルナンに嫁いだ彼女は不実ではなく、エドモンは息子を得てメデタシメデタシとなるのだが、取り返しのつかない歳月の象徴であるアルベールの出生に手を加えたことで、物語自体も軽くなってしまった気がするのだ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-22 19:30:17)
8.  ザ・コミットメンツ 《ネタバレ》 
アラン・パーカーの青春を描く時のキビキビした味は、どうしたって「小さな恋のメロディ」や「フェーム」を思い出さずにはいられない。彼の生んだ子供たちはロンドンっ子であろうとニューヨーカーであろうとダブリン市民であろうと、体に同じ熱い血が流れる。変わりばえしない日常から抜け出し、自分を燃やす喜びを知ってゆくザ・コミットメンツとまとめ役のジミー。洗濯物がはためくバックヤードでも仲間がいれば歌える。ケンカばかりの毎日だけど、バンド・スタンドに立った彼らはひとつ。たとえ求めたものに届かずとも、あの時の音は彼らの心の底に鳴り続ける。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-04-08 15:43:11)
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