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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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21.  プリンセス・シシー
歴史モノ、伝記モノとしては陽気でコメディタッチ、悪意のある人物も出てこず、シシーと家族のドラマの色合いが濃く、温かみのあるとても見やすい作品です。しかし何といっても本作はロミー・シュナイダーの元気一杯で天真爛漫な可愛らしさ、美しさが印象に残る作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-27 23:22:37)(良:1票)
22.  オーケストラ・リハーサル 《ネタバレ》 
特にストーリーは存在せず、オーケストラと指揮者のリハーサル風景を見せるだけ。と言ってしまえば何と退屈そうな映画なんだ、ということになりますが、これが実に面白い。指揮者やスタッフ、所属する音楽家が口々に語る自分の楽器自慢、自己陶酔、他者批判、仕事の契約内容や組合を盾にした権利主張、指揮者とオーケストラの対立、等々を通して描き方は少し極端な感じもありますが、このオーケストラと指揮者はどこにでもある会社の管理職と部下の人間関係の構図のようでもあり、社会の縮図のようでもある。1から新たなものを創造する際に生じる、個性や立場が異なる人間と人間のぶつかり合いを時には熱く、時にはコミカルに見せるフェリーニの人間考察が楽しい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-18 13:18:31)
23.  ルシアンの青春 《ネタバレ》 
病院で働くごく普通の田舎町のまだ未熟な若者ルシアン。レジスタンスに入りたいがまだ若いからと断られ、その後流されるままナチスの手先となって働く事になってしまう。そこには彼の政治的、思想的な信念は何も無い。身分証を見せれば大の大人も皆自分に恐れ入る。強大な権力を手にしたと大きな勘違いをして過ちを犯してしまうのですが僕にはこの無知な若者を責める気にはなれないのです。戦争の時代でさえなければ若気の至りで少し道を踏み外す事はあってもごく普通の人生を送ったであろう若者の悲しい青春。ルシアンはずっと全く笑顔を見せなかったのですが、恋におちたユダヤ人女性との逃亡先で何か安らぎを得たようなとても無邪気な笑顔を見せる。この女性と楽しそうにはしゃぐ彼が本当の素顔の彼の姿であり、ごく普通の青春の姿。しかし彼のこの先を考えるとその無邪気な笑顔が悲しく見えた。そして彼の青春の結末はラストでほんの数行の字幕で語られるのみである。市井の中の戦争を描いた映画はいつも悲しい。
[DVD(字幕)] 7点(2009-05-05 09:18:14)
24.  薔薇の名前 《ネタバレ》 
原作は読んでいないし、中世の時代背景やキリスト教に関する知識も無いので全てを理解していたかという自信は無いですが、話の軸がそちらではなく、あくまで修道院の連続殺人の謎解きミステリーであったので楽しむ事が出来ました。薄暗く終始夜のような寒々しい修道院、数々の仕掛けの施されたまるで迷路か迷宮のような図書館、次々に登場する得体の知れない修道士など、ミステリーの舞台となる修道院の怪しげな雰囲気に引き込まれます。そんな雰囲気の中、謎を解き明かしていくショーン・コネリーの渋い魅力とクリスチャン・スレーターの純粋な若者の2人の存在が輝いていました。
[DVD(字幕)] 7点(2009-03-07 21:46:09)
25.  スペシャリスト(1969)
兄の死の真相を究明すべく、そして復讐を果たすべく故郷の町に帰ってきた凄腕ガンマンを主人公に、 その復讐劇にプラスして真相究明のミステリの要素も盛り込んだマカロニウエスタン。 これ以上銃の犠牲者が増えないよう、銃の所持を厳しく取り締まる保安官といった味のある登場人物に ウエスタンの悪役の定番の無法者に、町の不良少年グループのような存在意義が微妙な連中も入り乱れる。 どこか影がある主人公の凄腕ガンマンがなかなかのカッコよさです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-31 22:06:05)
26.  わたしは目撃者
イタリアン・ホラーの巨匠アルジェントの初期の作品。 基本的にホラーは苦手なジャンルなので身構えながらの鑑賞でしたが、割と普通のサイコサスペンスでした。 この頃は自身のスタイルをまだ模索していた頃なのかな。 キャストにカトリーヌ・スパークの名前があったので、それも期待していたのですが、 本作の彼女、今までに見た他の作品と比べるとあまり魅力を感じられなかったのが残念。 主要登場人物の関係が面白く、モリコーネの音楽と作品全体の品を感じさせる雰囲気も嫌いじゃない作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-09-29 21:32:40)
27.  ヘルシンキ・ナポリ オールナイトロング 《ネタバレ》 
とある13日の金曜日の夜のベルリン。おかしな登場人物が入り乱れるおかしな一夜を描いたドタバタサスペンス・コメディ。 監督はカウリスマキのお兄さんの方です。監督といえば、本作にはヴェンダースやジャームッシュといった巨匠がカメオ出演しています。 一言、二言ですがちゃんと台詞もあるのでどこで出てくるかは分かりやすいです。 あるタクシードライバーがギャングの抗争に巻き込まれ、客として乗せたフランス人ギャングが死んでしまい、 タクシーには組織の金が残されてしまったものだからさあ、大変! アメリカ人ギャングのボスに、フランス人ギャングに、フィンランド人タクシードライバーに、 ロシア人の友人に、イタリア人の妻とじいさんに双子の赤ちゃんに・・・。 多くの移民が暮らすベルリンの事情を背景に多くの人を巻き込みながら夜がドタバタと更けていく。 その中でも酒飲みで陽気なイタリア人のじいさんはそれらしい、いい味を出しています。 ゆるい独特の作風が持ち味であるジャームッシュがカメオ出演してますが、本作もゆる~い作品の空気が心地よい。 この作品、弟アキのシュールなコメディセンスで撮られても面白くなったんじゃないかな。 アキさん、お兄さんの監督作をリメイクなんていかがでしょうか・・・?
[ビデオ(字幕)] 6点(2015-12-12 14:50:54)
28.  まわり道 《ネタバレ》 
ひょんなことから一緒に旅をする事になった他人同士が時にはいがみ合いながらも様々な出来事やハプニングを通して少しずつ互いに共感が芽生え、目的地に向かう…というロードムービー定番の展開が何も無い、ヴェンダース監督初期のロードムービー3部作の中の一作。目的地もあても無い旅。繰り返される無意味とも思われる会話を聞いていると気が滅入りそうになる。まさに「まわり道」のような放浪。確かに観ていて気が滅入りそうではあるのだが、彼らに共感できないという事でもない。この不思議な感覚がこの異色のロードムービーの魅力なのでしょうか。
[DVD(字幕)] 6点(2009-04-13 22:46:51)
29.  パリ、テキサス 《ネタバレ》 
不器用で要領よく社会に適応していく事ができない男。ヴェンダース監督が好んで取り上げる人物像。本作の主人公トラヴィスもまさにそんな男でした。弟夫婦の家で息子と再会し、息子との心の距離を少しずつ埋めていく描写が微笑ましく、その後の息子との旅もヴェンダースらしいとても静かなロードムービーが独特の色調が綺麗な映像、ライ・クーダーのギターと共に印象に残ります。ただ、トラヴィスが身勝手に家族の前から姿を消し、今度は息子を連れて弟夫婦のもとを去り、最後はまた再会を果たした妻子のもとを去る。この一連のトラヴィスの行動、特に最後のトラヴィスの選択に全く共感する事が出来なかった。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-17 22:05:26)
30.  怒りのガンマン/銀山の大虐殺 《ネタバレ》 
1972年製作ということで、マカロニウエスタンのブームの火が消えようとしていた頃の作品。 リー・ヴァン・クリーフもなかなか銃を抜かず、マカロニにしては展開も地味。 クリーフも全盛期と比べるとちょっと年齢を感じさせ、そんな時代背景を感じさせる空気が漂う作品です。 何者かに駅馬車が襲われる冒頭のアクションがなかなかいい。 しかしのどが渇いたと駅馬車を降り、酒場に向かってゆっくりと歩を進める、眼光鋭くスマートな装いのクリーフ。 まあ、いつも通りのクリーフです。シブいです。 そこら中から銃を構え狙われているのに、クリーフは銃も構えず物陰に隠れるわけでもなく悠然と歩を進める。 敵は撃とうと思えばいつでも撃てる状況ですが誰も撃たない。 そりゃそうだ、あのリー・ヴァン・クリーフを撃てるわけがないよな、と妙な説得力がある冒頭。 過去の事件で濡れ衣を着せられた若者が、真犯人の悪徳兄弟に復讐を果たすというストーリーが軸になっており、 クリーフはその若者に手を貸すという立ち位置にいるので終盤の決闘までこんな感じの空気が流れますが、 あくまでも作品の中心にいるのはクリーフ。その存在感の大きさを見せつける作品です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-10-31 10:38:15)
31.  風の無法者
それなりに緊迫した状況でも、終盤までは常に気楽で呑気な空気が漂うコメディタッチのマカロニウエスタン。 リー・ヴァン・クリーフも終盤までは3人組のチンケな駅馬車泥棒の1人なのであまりカッコよくない。 2度目の駅馬車泥棒の際に本物の盗賊の一団が現れ、クリーフの泥棒仲間の2人が援軍に駆けつけるあたりにも何の緊張感もありません。 元から緊迫感を出そうという気も無いようで、何とも呑気な音楽に乗せて2人が現れます。 音楽はあのリズ・オルトラーニです。本作でも全編を通していい仕事はしていますけどね。 それでも最終盤の盗賊団との銃撃戦からラストにかけては保安官のバッジを付けることになるリー・ヴァン・クリーフがカッコいい所を見せてくれます。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-25 20:10:21)
32.  太陽は夜も輝く
イタリアの近現代史の中に生きてきた家族、人と土地とのつながりを庶民の暮らしの中に描いてきた、これまでのタヴィアーニ兄弟の作品とは冒頭の上流社会の描写からかなり違った印象を受けました。主人公の男はそんな暮らしを捨てて出家し、さらにそこからも人とのつながりを遠ざけるかのように山の麓の隠遁所に籠ってしまう。「私を世俗の栄光から遠ざけてください」と神に語りかける台詞の通りなのでしょうが、序盤に出家し聖職者の道を選ぶ分岐点も、行方知れずになってしまうラストも、そこに至る彼の心の軌跡が見え辛い作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-09-09 18:09:41)
33.  ファイナル・カット(2004) 《ネタバレ》 
僕の中ではサスペンスの似合わない人、ロビン・ウィリアムス。 本作ではいつものロビンの陽気な姿は無く、奇声を発したりもしないし笑いもしない。 しかし本作のロビンの静かなる熱演はさすがに見る者を引きつけるものがありました。 作品としては、そもそも人の記憶って記録していいようなものなのか?その目的が死後の記憶の追悼上映会・・・? 作品としてはこれでは弱いし、人の記憶の記録についての問題提起としては、 それに反対する勢力としてデモ隊が頻繁に登場しますがあまり意味があるとは思えず、全く盛り上がらずでした。 ロビンの熱演もあって、彼の過去の記憶に対する苦悩に関してはまだ見応えがありましたが・・・。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-12-13 21:33:30)
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