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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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21.  思い出の夏 《ネタバレ》 
中国の貧しい山村に住む、時折村の広場にやって来る巡回の映画が何よりも楽しみな映画好きの少年。ある日、その村にやって来た映画の撮影隊との交流を通して、この少年の目線で見つめた中国の山村に住む人々の思いが描かれます。  山村の風景は貧しさが目に付く。コンクリートでできた建物はなく、村の道は舗装もされていない。一旦村を出て町へ行った者は誰も戻ってこないという。その少年が映画に出る事になる。町へ出て行く姉に対し「僕は町になんて行かない」という台詞が言えず、「僕も町へ行く。こんな村は嫌だ」と台本に無い台詞を言ってしまう少年の姿は、中国の山村に暮らす人々の思いを代弁しているかのようでした。  監督は中国映画第6世代にあたるリー・チーシアン。第5世代のチャン・イーモウも本作と同じく現地の素人の子どもを使い、子どもの目線で中国の山村を見つめる映画を撮っています。冒頭に村の広場で上映されていた映画は、そのチャン・イーモウの「キープ・クール」。中国の地方を舞台にした映画を多く撮っていたチャン監督が都会に出て北京で撮った都会派コメディを使ったのが興味深いところです。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-20 22:33:16)
22.  ウィンター・ソング 《ネタバレ》 
ピーター・チャン監督でジョウ・シュンがヒロインのロマンスか・・・。面白そうだなと見始めたのですが、まずは冒頭でビックリ。まさかミュージカルだとは思わなかった。  冒頭、閉じた傘を持って雪が降り積もる夜の街を男一人で踊る様子は「雨に唄えば」ならぬ「雪に唄えば」といったところでしょうか。続いて色とりどりの傘を持って踊る一団を上から捉えるのですが、こちらは「シェルブールの雨傘」の冒頭をちょっとだけ思い出します。その後も東南アジアかインドの民族舞踊風になったりサーカス風になったり、ミュージカルシーンの多くは映画の撮影現場という設定になっているのですが、どういう世界観の映画を撮っているんだ?と別のことが気になったりもしますが、これはこれでなかなか楽しいです。  肝心のロマンスの方は、ピーター・チャンの十八番のはずなのですが、本作は上手くいっていない。度々挿入される淋しげな町の風景やプールのシーンなど、抽象的なシーンが作品のテンポを悪くしていたように思います。また、終盤は思いのたけを歌で表現することが多くなるのですが、同じようなテンポの曲調が続くので最後の方はちょっとくどく感じてしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-01-23 02:57:10)
23.  ハッピー・フューネラル 《ネタバレ》 
ベルトルッチの「ラストエンペラー」のリメイク?を中国で撮影中だったアメリカの大物監督タイラー。しかし撮影に行き詰まり心労から倒れてしまう。中国の死生観に感銘を受けたタイラーは意気投合した中国人カメラマンに自分の葬儀を依頼する。という事情に端を発し、大掛かりな葬儀の成功のために奔走し資金繰りに苦労するカメラマンを演じるのは僕のお気に入りの俳優グォ・ヨウ。この人の演技には独特の可笑しさがあるのですが、本作も彼の演技を見ているだけでも楽しめました。その葬儀のカネになりそうな匂いを嗅ぎ付け集まってくる、金儲けにしか興味が無いような輩の皮肉たっぷりな描き方も面白かった。しかし、この一大イベントが企画倒れに終わることは途中で分かる構成になっており、その顛末がどうなるのかと思っていたら、いきなりその数ヶ月後に話が飛んでしまう終盤の展開とラストが淡白すぎて最後のまとめ方に物足りなさを感じる作品でした。 
[DVD(字幕)] 4点(2010-12-18 15:11:20)
24.  ふたりの人魚 《ネタバレ》 
語りだけで最後まで姿を見せない、カメラマンが職業と言う「僕」の語りで映画は進んでいく。  その「僕」の彼女であるメイメイと、彼らの前に現れた一人の男、マーダー。そのマーダーの過去と、マーダーの過去の物語の中に登場するメイメイと瓜二つの女性、ムーダン。マーダーは行方不明のムーダンをあても無く探し続けている。  この二組のカップルの今と過去が語られるのですが、その独特の語り口が見事な映画でした。「僕」が語る過去のマーダーとムーダンの物語。これはひょっとしたら姿を見せない「僕」とマーダーが同一人物で、途中は自分の過去を語っているのか?とも思わされた。一方女の方もメイメイとムーダンは別人なのか、ひょっとしたら同一人物なのか?二組のカップルの物語なのか、一組のカップルの過去と今の物語なのか・・・?  川岸に現れるという人魚。探しても見つかるはずもない人魚を探しているかのような男。ロマンスでもあり、ミステリでもある。そんなミステリアスな雰囲気を醸し出す映像も良し。何層かになっていながらも分かりやすく非常によく考えられた映画でした。邦題も秀逸。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-12-13 21:42:07)
25.  ジャスミンの花開く 《ネタバレ》 
中国の現代史と重ね合わせるようにある家族の3世代の女性の生き様を描いた物語を期待していたのですが、映像では挿入されていて説明はあるものの、それぞれの時代背景とストーリーがほとんど関係無しだったのが残念。その3世代の若い頃を演じたのがチャン・ツィイーなのですが、何か・・・3つの役の演技がどれも同じような感じですね。チャン・ツィイーを綺麗に見せるのだけが目的の映画ならそれでいいのでしょうが。その一方でジョアン・チェンはさすがに見応えのある演技でした。それにしてもジョアン・チェンをはじめチャン・ツィイー以外にも男優、女優ともに非常に豪華な顔ぶれが揃った映画でした。監督・脚本はチャン・イーモウ映画のカメラマンとしてお馴染みのホウ・ヨン。さすがに映像の美しさにはこだわりが感じられますが、基本的に登場人物に魅力が感じられず、同じような辛い話が続くので通して見るのがかなりしんどい映画でした。しかし母から子、孫、更に次の世代への希望を感じさせてくれる締めくくり方は良かったです。
[DVD(吹替)] 5点(2010-08-04 21:35:41)
26.  花の生涯 梅蘭芳 《ネタバレ》 
前後半(梅蘭芳を演じる俳優が変わる)でガラリと作風が変わります。まずは前半に描かれた京劇の世界の華やかさと厳しさは非常に見応えがありました。梅蘭芳の青年時代を演じる俳優の京劇の舞台での美しさ、普段の姿のはかなげな姿、この俳優の美しさ、存在感が印象に残ります。  前半のクライマックスである師弟対決では敗れ去ることになる師の描写が見事。客に物を投げつけられ罵声を浴びせられ、誰もいなくなった客席に向かって渾身の演技を披露する師の姿、弟子に対し最後の教えを説く師の姿に京劇役者の誇りが見事に描かれていました。  そして後半。前半はたっぷりと美しい京劇の舞台を見せてくれたのと比較すると後半は京劇の描写がほとんど無く、京劇の魅力自体はほとんど描かれていない。ドラマチックな展開も無く淡々と大人になってからの実在した京劇スターの知られざる苦悩を描いた伝記となっていますが、描かれる様々な出来事それぞれが薄味で淡白になってしまっている感があります。  後半に梅蘭芳を演じるのはレオン・ライ。前半の青年時代の俳優と比較すると華は無いですが、これは実在した京劇のスターの伝記であり梅蘭芳という成功と名声を手にした京劇スターの知られざる苦悩や孤独感を演じたその姿からはレオン・ライの持ち味が十分に発揮されています。  本作は梅蘭芳の伝記であると共に彼に魅せられた男の物語でもあるのですが、その男を演じたスン・ホンレイの存在感と好演も見逃せません。特に後半は“覇王別姫再び!”と思って見る映画ではなく、チェン・カイコー監督が「覇王別姫」とは全く別の視点で実在した京劇スター、梅蘭芳という一人の人間を見つめた映画となっています。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-04 19:05:33)
27.  緑茶 《ネタバレ》 
見合いをした相手にあっさりと断られ、その後も付きまとうがどうしてもその女の心を掴めない。そんな日々を過ごすうちにその女と瓜二つの女が現れる・・・という恋愛サスペンスの定番の展開なのですが、恋愛サスペンスのようでどこか違う、かと言ってよくある男と女のロマンスとも違う。そんな不思議な雰囲気が実に魅力的な映画でした。撮影はこの人が撮影を担当するとその作品の監督や主演する俳優に匹敵する存在感を出すクリストファー・ドイル。薄暗い雰囲気の中に用いられる赤が時には強烈な印象を与え、時には柔らかな印象を与える。陰と赤、そのコントラストが絶妙で美しく見入ってしまいます。監督・脚本のチャン・ユアンという人の作品は初めて観ましたが、撮影のドイルに主演もチアン・ウェンという大物を起用し、一つ一つのシーンも作品全体もゆったりとした雰囲気ながらも90分足らずのコンパクトな尺にまとめ独特の世界観を見事に作り上げていると思います。チャン・ユアン。この名前は是非とも覚えておきたいと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2009-11-23 18:03:01)
28.  子供たちの王様 《ネタバレ》 
子供たちには教科書も与えられず辛うじて雨風がしのげる程度の粗末な校舎。教師が黒板に教科書の内容を書き写し子供たちは意味も分らない黒板の字をノートに書き写すことが唯一の教育。これでは子供は学ぶことに意欲なんて持てる訳がない。そんな山の学校に現れた青年教師が子供たちが今わかる字で自分の考えを作文にして発表する、全ての子供が参加できる授業を始める。全ての子供が一方的に与えられるだけではなく自由に発想し自分の考えを表現しながら学ぶ機会がちゃんと与えられるべき。この教師が最後に残した王福への教えからも、この作品の教育や中国という国に対する思いが感じられるようです。音楽もほとんど使われず金もかかっておらず正直地味な映画ですがキャストの素朴で自然な表情や演技が印象に残る、世界中から絶賛された「覇王別姫」以降は低迷気味の様ですが、「覇王別姫」より前に作られたチェン・カイコー監督の確かな手腕を感じる作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2009-10-14 23:33:06)
29.  太陽の少年 《ネタバレ》 
大人になった主人公の回想という形で描かれる思春期という人生における貴重な一時期の青春群像と、どこか懐かしさや温かみを感じさせる独特の奇麗な色調がとても良く合っていましたね。女の子を後ろに乗せて果てしなく続く長い一本道を自転車で走るシーンが印象に残りました。彼らにとって人生はまだまだ先が長く、これからどんな可能性だってあるという希望がとても美しく表現されているように感じられました。観ているうちに彼らと同じ年の頃の自分の楽しかった出来事や今振り返るとちょっと恥ずかしくなるような出来事なんかが思い出され、彼らの心のときめきや痛みがその奇麗な映像から生き生きと伝わってくる青春映画でした。
[DVD(字幕)] 7点(2009-09-19 21:11:27)
30.  變臉~この櫂に手をそえて~ 《ネタバレ》 
変面王を演じた朱旭(チュウ・シュイ)の名演技が素晴らしかったです。それだけでも観てよかったと思える映画でした。そしてクーワーを演じた女の子には参りました・・・。まだまだ知らない名子役がいるものですね。人身売買や役人の不正、不正があると分かっていながら厄介事にはフタをして自分の利益になる事にしか興味が無いような特権階級の存在、そしてそれらとはあまりにも対照的な人観音と呼ばれるリャンさんの高潔な人柄、あまりにも健気なクーワーの変面王への無償の愛を通して人間にとって本当に大切なものは何なのかを訴えかけているように感じられました。 それにしても「山の郵便配達」の犬に本作の猿と中国映画の動物は本当にいい演技をしますね!
[ビデオ(字幕)] 9点(2009-05-23 02:05:26)
31.  ラスト、コーション 《ネタバレ》 
自分がその後どうなるかをかえりみず「逃げて…」と言ってしまった女と、そのお陰で命拾いをしたその女に対し処刑の命令を下さなければならない男。お互い本心をさらけ出せない男と女の心の葛藤が観ていて切なく、決して鑑賞後に残る余韻もいいものではない。自分の好みの映画ではないですが、アン・リー監督、主演の2人をはじめ作り手の作品への熱い思いが伝わってくる、見応えのある映画です。
[DVD(字幕)] 6点(2009-05-17 00:10:27)
32.  きれいなおかあさん 《ネタバレ》 
離婚して経済的にも苦しく、難聴というハンデを抱えた小さな子供と二人三脚で頑張るお母さん。コン・リーにはこんなお母さん役がよく似合うし本作での彼女の演技は素晴らしかったと思います。いつも息子と一緒で荷台付きの自転車に二人で乗り、新聞配達をしながら発音練習をするシーンが実にいい。典型的な金持ちの嫌な男や、お金は無いけど典型的な善人であるファン先生といった登場人物も、親子が奮闘する様子もよく見かける展開ではあるのですが、ずっと精神的に無理をしてきたけれど、ありのままの一人息子と今の自分を受け入れたかのようなラストはあっさりとはしていますがとてもいい終わり方でした。分かりやすい良質のホームドラマだと思います。
[DVD(吹替)] 6点(2009-05-09 16:51:28)
33.  さらば、わが愛/覇王別姫 《ネタバレ》 
京劇で女形を演じる為に生まれてきたかのような蝶衣、「さらばわが愛 覇王別姫」に主演する為に生まれてきたかのようなレスリー・チャンの妖艶さが凄かった。脇を固めるコン・リー、グォ・ヨウも印象に残る見事な演技を見せてくれました。(この2人、チャン・イーモウ監督作品「活きる」では庶民の夫婦役でしたが、この時の2人も素晴らしかったです)覇王別姫で人気を博した蝶衣のまるでそのストーリーを生きたかのような人生と中国の動乱の時代に翻弄された京劇と登場人物の波乱に満ちた人生を描いた圧倒的なスケールの叙事詩に釘付けで実に中身の詰まった3時間でした。ラストの壮絶な幕切れに鑑賞後はかなり長い時間余韻に浸ってしまいました。チェン・カイコー監督の、京劇の女形の壮絶な人生を描いたという、まさに本作と同じ世界に再び取り組んだ「花の生涯―梅蘭芳」がもうすぐ公開されますね。今度はどんな京劇の世界と人生を見せてくれるのか楽しみです。
[映画館(字幕)] 9点(2009-03-08 20:19:21)
34.  こころの湯 《ネタバレ》 
中国の下町の銭湯を舞台にした中国を代表する名優、朱旭演じる銭湯を経営するお父さんの下町の庶民のおじさんぶりが実にいい味で2人の息子達と銭湯の常連客達の人情がお風呂のお湯のようにとても温かいお話でした。経済発展による都市開発と共に街の表情を変えつつある現代中国。このあたりの事情は日本も同じですね。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-04 21:41:15)
35.  芙蓉鎮 《ネタバレ》 
文化大革命の嵐が吹き荒れる時代、美人で働き者と町の人々から評判の女性とウスノロ秦と蔑まれながらも淡々と生きていくインテリ男の2人の男と女が批判されることになる芙蓉鎮という町の人間模様が迫力ある力強いタッチで描かれています。誇りを失わず辛い時代を生き抜いた2人の男と女、そして嫉妬心と出世欲に心を支配されたかのような芙蓉鎮の文革の指導者の女性とその指導者に媚びへつらい、文革を背景に出世していく男を通して人間の持つ強さと弱さ、人間の心の美しい部分と醜い部分、また芙蓉鎮の人々が文革の掲げるスローガンの下、時代の渦に飲まれていく群集心理の恐ろしさ、個々の一人に返った時に見せる優しさといった人間の描写が実に見事でした。時代に翻弄された男と女が互いに愛し合うに至る過程の見せ方も素晴らしく、ラストは一応ハッピーエンドですが、多くの人々を犠牲にし、生き抜いた人々の心にも大きな傷跡を残した文革とは何だったのか?厳しい問題提起でもあるように感じました。
[DVD(字幕)] 10点(2009-01-17 13:50:45)(良:1票)
36.  キープ・クール
監督はチャン・イーモウ、それに加えて本作は中国を代表する名優、姜文を迎えての作品。高い期待感の中での鑑賞だったのですが、今までに見たイーモウ監督作品の中で最もダメでした。今回はガラリと作風を変えて、従来のホームグラウンドを離れて現代の北京という大都会が舞台。とにかくよく動き回る独特のカメラワークとポップな音楽を用いてさらりと描かれたコメディなのですが、残念ながら如何せん内容が物足りなかったです。
[DVD(字幕)] 3点(2009-01-11 12:42:43)
37.  あの子を探して 《ネタバレ》 
お金が行動の基準になる13歳の代理教師の女の子。学校にも通えず出稼ぎに町に出ざるを得ない子供。決して恵まれているとはいえない中国の地方の子供たちの教育事情。この作品に出ている子供たちはほとんどが素人の子供たちなんですよね。それだけに、テレビで華やかに映し出される北京や上海とは違う、巨大な中国の持つもう一つの表情がこの子供達を通してリアルに伝わってきました。それと同時に、チャン・イーモウ監督の描く子供たちや代理教師の女の子の持つ飾り気の無い等身大の素朴さや、純粋さ、たくましさがとても深く印象に残ります。素直に見てよかったなあ、と思えるとてもあたたかい作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2009-01-03 02:16:36)
38.  初恋のきた道
チャン・イーモウ監督の「しあわせ三部作」の中では「あの子を探して」「至福のとき」の方が好きなのですが、美しい風景の中、純粋なラブストーリーが微笑ましく、観ていてとても心地良かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2008-12-26 00:23:49)
39.  単騎、千里を走る。 《ネタバレ》 
チャン・イーモウの十八番、中国の田舎を舞台に健さんと現地の素朴な人々との心の触れ合いが感動的に描かれ・・・という大きな期待を抱いての鑑賞でしたが、色々違和感を感じる点が多く、申し訳ありませんがこの評価です。一番気になったのが、健さんが現地の中国人通訳や息子の嫁とケータイで会話をするシーンがやたらと多い事。その度に健さんが周りから浮いてしまっている感じがして、それがすごく気になってしまいました。
[DVD(字幕)] 5点(2008-12-23 17:47:40)
40.  至福のとき 《ネタバレ》 
家庭では厄介者にされ、心に傷を負った盲目の少女とひょんなことから彼女の面倒を見なければならなくなった仕事も金も無く、結婚も出来ない冴えない中年男。終始コメディタッチで描かれますが、2人の心が少しずつ近づいていく様子を周囲の愛すべき人々と共に描く温かくも切ない作品でした。ラストはこの作品に関してはありふれててもいい、ハッピーエンドで終わって欲しかったと思います。ただ、最後の録音された彼女のメッセージと中年男の手紙はお互いを思いやる気持ちに溢れていて何とも心温まる肉声のメッセージであり、手紙でした。
[DVD(字幕)] 7点(2008-12-17 23:16:39)(良:1票)
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