41. 映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
《ネタバレ》 死ぬまで生きる。ざまぁみやがれ。 たまたま落ち込んでるときに見た作品で、ちょうどいい塩梅で励まされた。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-05-26 09:04:36) |
42. 3月のライオン 後編
《ネタバレ》 前編では、原作世界を丁寧に描いてるだけかなとも思ったが、後編を見て少し印象が変わったかな。 ここまでやりきれば、納得と言いますか。 将棋は何も奪ったりしない。 豊川さんのこのセリフで物語がやわらかく動き始めたところは素晴らしかった。 人間離れした棋士たちの人間臭さ。 そんな棋士たちの中で勝ち進み、獅子王戦の権利を得た零。 それを受けてたつ、もはや人間ではなくなってしまってるかもしれない宗谷。 終わるならここ。 最高のエンディングでした。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-05-21 23:52:21) |
43. 散歩する侵略者
《ネタバレ》 日常に忍び寄る不気味さ。 不安を煽る演出にドキドキしっぱなし。 おどろおどろしいバラバラ現場から、トレーラー横転タイトルバック。 センスがよろしい。 WOWOWの『予兆』を観ていたので、予備知識はもっていましたが、どうなるかわからない展開にドキドキし疲れました(笑) 長澤まさみさん、長谷川博己さんのガイドは私をもしっかり案内していただきました。 結末こそ、ふーん、でしたが、なんかやりきった感じの完成度でしたよ。 見てよかったです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-05-14 22:03:51) |
44. 永い言い訳
《ネタバレ》 突然妻を亡くした作家の物語。 なかなかのクズっぷりを本木さんが好演。 ネチネチ言う男。不倫する男。エゴサーチする男。子供を疎ましく思う男。ひとの関係を詮索する男。 そりゃあ、まーいろいろと。 それに対してのピストルさん。 見事なキャスティング! その風貌と何を考えてるかわからない感じ、 とにもかくにもどう着地するのか、先がわからない中、 みなさんのたしかな演技で物語にどっぷり。 永い言い訳。 見事なタイトル。 是枝監督の作品のような家族を描く部分。 女性を美しく撮る部分。 見応えのある映像に身を任せられる良作でした。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-05-13 14:15:23) |
45. HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス
《ネタバレ》 2作目なので、みなさん仰るように衝撃度は減。 しかし作り手の誠実さはますます! 楽しく、アツく、馬鹿馬鹿しいんだけどマジメかっ!?な作品に 劇場で観なかった自分にちょっと嫌悪感なぐらいです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-05-05 03:53:35)(良:1票) |
46. HK/変態仮面
《ネタバレ》 よくぞこんなの映画化しようと思ったわな。 バカだろぉ。 そしてよくぞここまでのクオリティに仕上げたなぁ。 神だろぉ。 ほんとまぁ、語るべくはない作品ですが、素晴らしい。 特に安田顕さん、地顔丸見えですからね。 確かに変態度は圧倒的に、本家を超えてたわな。 と、まぁ楽しいシーン満載の良い作品でした。 わたしは校則に違反しているかな? の登場シーンは死ぬほど笑った(^o^) [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-04-29 22:12:18)(良:1票) |
47. お父さんと伊藤さん
《ネタバレ》 観てられるわぁ。 自分も同居してるような錯覚さえ覚えました。 伊藤さんの立ち位置がたまらない。 これはもうリリーさんの真骨頂ですね。 生活感でリアルな感じ、不思議なことでサスペンス的、ファンタジー的な面白さ。 観るものへ与えられる解釈の幅と余韻。 いずれもわたしの好きな映画のパターンで、堪能できました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-01-15 00:07:26) |
48. 岸辺の旅
《ネタバレ》 いいですねぇ。設定はブッ飛んでいて演出は落ち着いていて。 浅野さんの飄々とした感じがたまらない。 深津さんもその世界に触れる感じがなんともはや。 こんな映画の話を見た。という満足感がありました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-09-17 08:45:39) |
49. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
《ネタバレ》 いやー奥菜恵さん壮絶にかわいいですね。 短いながらすっきりした作品でした。 男の妄想大爆発な脚本ですが、それも良し。 この上映時間なら、なんとか耐えられました! [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-08-27 05:26:03) |
50. うなぎ
《ネタバレ》 ショッキングなはじまりから、ゆるーく描かれる人間ドラマ。 じーっと観てられるのは、監督や演者のうまさか。 佐原という土地柄も作品に良い影響を与えてる気がしました。 20年前の作品ながら、古いんだか新しいんだかわからない不思議な作品でしたね。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-08-26 15:11:45) |
51. 秋刀魚の味(1962)
《ネタバレ》 いやぁ、愉快愉快。 少しにっこり。 ほんのりしんみり。 会話で展開される物語に惹き込まれました。 演者の美しい佇まいに映画としての品格を感じましたね、コメディだけど。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-08-01 00:18:22) |
52. 葛城事件
《ネタバレ》 こーゆー気分から逃れるために『映画』ってあるんじゃないのw まぁ陰鬱だこと。 でも観ちゃいましたねぇ、ガッツリ。 三浦友和さん、南果歩さん良かったです。 役はウザかったけど田中麗奈さんもご立派。 新井浩文さんも良かった。 ちょっと参りました。 『二度とみたくなくなる映画』というのが宣伝文句の映画のようで、確かに2度は観たくないですが、観て良かったです。 が、敢えて言いたい。 その演技力、も少し、楽しい映画に使いましょうよ。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-07-12 00:51:56) |
53. 後妻業の女
《ネタバレ》 いやはや、なんとも不思議な作品でした。 凄惨な? おどろおどろしい? を想定してたら、なんていうか肩透かしというか。 コメディしてましたわぁ。 おこのセンスには脱帽です。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-06-28 00:59:21) |
54. おと・な・り
《ネタバレ》 壁、ペラペラやん! は、おいといて、 なんでしょう。 良かったです。 エンドロールの『音』もなかなか利いてました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-06-25 08:11:18) |
55. 海よりもまだ深く
《ネタバレ》 いまの時代、一番難しいんじゃないかと思えるテーマ『家族』。 それに挑み続ける是枝監督、独特のユーモアも良い味だ。 すこし立ち止まってこんな映画を観るのは悪くない。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-04-05 00:40:34) |
56. ヒメアノ~ル
《ネタバレ》 なかなかの怪作。 痛いのなんの。かなり過剰な演出ですが、人の気持ちを想像できずに イジメとかしてる人に向けては、これぐらいショックを与えた方がよいのでしょうか。 まぁそのせいでR15になっちゃってますが。 森田くんを前にして恐怖に立ち尽くすのみの人々。 そら、まぁそうですよね。 慣れてないもん。 まさか、そこまでする?ってとこですけど、イジメもそこまでする?レベルまで来てるようです。 ラストに少々ドラマ要素がありますが、ほぼ実録犯罪ドキュメンタリーのような内容。 そう思わせた森田さん頑張りました。 ムロさん、佐津川さんもよかったですね。 濱田さん羨ましすぎ(笑) [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-02-19 17:52:12) |
57. バクマン。
《ネタバレ》 そりゃあ面白いハズですよ。 ジャンプ650万部を支えた世代として、当時、読んでる側も本気だったよ!と伝えてあげたくなりました。 まさかその舞台裏を見られるなんて。 なもんで『映画』として単純には観られなくって、ついつい『それで?それで?』って当時ジャンプの1ページ1ページをめくるように観てしまいました。 小ネタ小細工も効いてて、爽やかな印象。 エンドロールの単行本スタイルはヤラレましたね。 観てる人を喜ばせようって気持ちがうれしかったな。 それにしても小松菜奈さん可愛かったですねー。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-12-28 10:25:52)(良:1票) |
58. さよなら歌舞伎町
《ネタバレ》 最近、洋画を観るのがどうにもかったるくて、邦画ばかり観ています。 主にCSでね。 ってそんな情況もあって出会った本作、何の気なしに観たのですが面白かったです。 自分の価値がよくわからなくなって迷ってる人がたくさん出てきました。 女性陣は下手に『売れる』もんだから余計ややこしくなっちゃいますね。 ともあれ、映画だからこその良さを如何なく発揮し、長尺ながらも観れちゃう作品でした。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-11-23 21:31:00) |
59. IAM A HERO アイアムアヒーロー
《ネタバレ》 すげえ迫力! ストーリーは、まぁ、あってないようなものでいいんですが ゾンビたちとの死闘をガッツリ見せてくれました。 前半の街中でのパニックぶりと後半のアウトレットでのドーン・オブ・ザ・デッドへのオマージュを感じさせるような展開。 どちらもエグい描写満載の『レイティング?かけたきゃ好きなだけかけやがれ』的な 姿勢に感心しました。なかなかここまでやろうとは思えないもんですよ。 非常に人に薦めづらい作品ですが、ゾンビ好きな方は是非! 邦画のゾンビというかパニックムービーでここまでやれるのは、ちょっと誇らしい! [ブルーレイ(邦画)] 8点(2016-11-12 23:36:20)(良:1票) |
60. ソナチネ(1993)
《ネタバレ》 もはや25年近く前の作品なんですよね。 当時はなんとなく苦手だった北野映画独特の『間』も、 自分が歳を重ねたせいでしょうか、非常に効いてて面白かったです。 あとたけしさんは事故に遭われる前のお顔で出られていて、懐かしかったです。 ひょうきん族、スーパージョッキー、元気が出るテレビ、たけし城、ハウマッチなどなど、 さんざん笑わせてもらった天才に映画を撮る才能まであるんだから、同時代に生きてることを幸せに感じますね。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-10-26 02:23:42) |