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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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81.  スウィングガールズ
ありがちな女子高生奮闘ものではあるしツッコミ所もありますが、バイトでも何でも友達が集まれば何でも楽しいコトにしてしまえる。元々は嫌々始めた事でも友達と一緒にいつしかそれに興味が芽生え、気がつけば友達と一緒にそれに夢中になってやがて目標ができる。僕も高校時代に音楽の趣味が同じ仲間に最初は結構無理やり誘われてバンドやってましたが、練習していくうちにいつの間にかそいつらと一緒に夢中になっていました。きっかけはちっぽけなもの。でも仲間と一緒に気がつけば熱くなっている。それが音楽だったり、スポーツだったり。様々な趣味だったり。高校時代ってそんな頃ですよね。本作はそんな様子がオジサンには何だかとてもまぶしく見えてしまう映画なのです。
[DVD(邦画)] 7点(2009-12-23 14:35:09)
82.  男はつらいよ 噂の寅次郎 《ネタバレ》 
大原麗子さんの訃報を聞いてまず思い出したのが大原さんの本作の姿でした。とらやで食事した後「私、寅さん好きよ」と帰っていく姿が真っ先に思い出されますね。他にもとらやで弁当を食べながら「見ないで」「寅さん、私泣きそう」「寅さんてモテるのね」等々・・・印象に残る大原さんの本作での姿が次々と思い出されます。そんな姿を見ると寅さんでなくても腹痛の仮病を演じたくなりますよね・・・。こうして書いていると実は本作は長い間観ていないのですが、「真実一路」と一緒に観直したくなってきたなあ・・・。大原麗子さん、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
[地上波(邦画)] 7点(2009-10-24 22:51:51)(良:2票)
83.  男はつらいよ 寅次郎恋やつれ 《ネタバレ》 
本作はシリーズ中でもとても珍しい特徴があります。何と寅さん、本作では2回目の登場となる吉永小百合演じる歌子と、旅先で出会ったお絹さん、2人の女性に失恋しているのです。しかもこのお絹さん、出番は少ないですが寅さんがフラれる残酷度ではシリーズ中№1といってもいい「望郷篇」の節子と並ぶほどのインパクトがありました。何と言っても「結婚を真剣に考えている相手を紹介する」と、さくらと社長を引き連れて遠路はるばる会いに来たのに、いきなり「主人が帰ってきた」と寅さん、まさに秒殺でしたからね。本作のマドンナは勿論歌子なんですが、僕はこの寅さん秒殺K.Oのお絹さんが強烈に印象に残ってしまいました。
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-07-19 17:00:11)(笑:2票)
84.  男はつらいよ 柴又慕情 《ネタバレ》 
おいちゃんが松村達雄さんに交代した作品ですね。実は私は松村達雄さんのおいちゃんが一番好きなんですよ。3人のおいちゃんそれぞれに味があるのですが、「今のその話を寅の奴に聞かせてやりたかったなあ~」なんていうさりげない台詞、寅さんを心配する切ない表情や話しぶりなど、松村さんのおいちゃんの寅さんへの愛情表現が好きなんですよ。本作も冒頭から話の展開が面白く大いに笑わせてくれます。家を建てるさくらと博に対し、寅さんの部屋を貸す相談をする→そこに寅さんの事を思い出し、「さて、どうしよう?」→社長が血相変えて「寅さんが帰ってきた!」と飛び込んでくる。→貸間有りの札を見た寅さんが三味線の音と共に去って行く→寅さんが何と不動産屋で部屋探し(ここで理想の下宿を語る寅さんお馴染みの名調子が最高ですね!)→で、客として寅さん無事ご帰還→そしていつもの騒動勃発!を短い時間で見せる話の流れが実にお見事です。本作のマドンナは吉永小百合。到底手が届かない高嶺の花に恋する寅さん。やっぱり寅さんはこうでなくっちゃ!そしてやっぱり旅に出る事となる寅さん。「どうして旅に出ちゃうの?」というさくらに対し「俺はあんな雲になりてえのよ・・・」という寅さんの台詞に車寅次郎という男がうまく現れていてお気に入りの一言です。シリーズに度々登場する、善人だが口下手でうまく愛情表現が出来ない男。今回この男を演じた宮口精ニ演じる歌子のお父さんもとても良かったと思います。
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-01-31 13:49:13)
85.  アポロ13 《ネタバレ》 
ロン・ハワード監督が得意とする良質の実話モノですね。とても有名な話なのでそれなりにストーリー上の予備知識があっての鑑賞でしたが、それでもハラハラもしたし、十分楽しませてもらいました。超豪華キャストの競演も見応えがありました。特にエド・ハリスが印象に残ります。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-26 09:18:41)
86.  男はつらいよ 寅次郎夢枕 《ネタバレ》 
シリーズ全作を通して、寅さんには何度か結婚のチャンスがあった。本作はその代表でしょう。(後は第32作口笛を吹く寅次郎も大いなるチャンスでした)寅がフラれないという異色の作品ですが、私のお気に入りの作品の一つでもあります。八千草薫演じる千代となら寅さん、うまくいったんじゃないかなあと思うだけに少し残念ですが、もしあそこで寅が結婚を決意していればシリーズが終了していたかもしれず、後の名作も無かったかもしれないので寅さんには申し訳ないけれど良しとしましょう。この作品で一番笑ったのは旅先の旅館の隣の部屋で舎弟の登が寅さんのモノマネをしていて、それを聞いた寅のリアクションの場面です。初期の限られた作品にしか登場しませんが、この登という男、好きなんですよね。そして、この作品もそうですが、最後にとらやに手紙が届く作品が多いですよね。おなじみ、寅さんの決して上手いとはいえない字で書いた年賀状。マドンナからの手紙の時もあります。メール全盛の今、年賀状もパソコンで印刷の今に見ると心のこもった手紙はとても温かく、懐かしく、こんな何気ない一つ一つの懐かしさも時代は変わっても寅さんが愛され続ける理由の一つではないでしょうか。
[地上波(邦画)] 7点(2008-11-28 00:15:32)(良:2票)
87.  杉原千畝 スギハラチウネ
多くの命のヴィザを発行し、東洋のシンドラーと言われた杉原千畝。 杉原千畝に関しては恥ずかしながらこの程度のことしか知らなかったので、 外交官としてのみならず戦争の時代を通して諜報の最前線に身を置いていたことなど初めて知る内容も多かった。 第2次世界大戦のダイジェストのようになった後半はやや残念ですが、 当地において彼の周りにいた同志たちとのドラマなどはとても良かったと思うし もう1人、ウラジオストクにも彼の意思を継いで船に乗せた人がいたことを知ることができて良かった。 作品タイトルに関しては、直球勝負の「杉原千畝」よりも、 作品の内容からも「ペルソナ・ノン・グラータ」かその和訳タイトルが良かったんじゃないかと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-12-26 16:12:01)(良:1票)
88.  スパイの妻《劇場版》 《ネタバレ》 
日米開戦の足音が迫り来る時代にあって、 事業で成功した夫との何不自由ない生活を楽しむ妻の姿も、 満州から帰国した夫が私に何かを隠している・・・。 愛する夫への疑念を募らせていく妻の姿も、 同志として夫と共に運命を共にする覚悟を決めた妻の姿も、 この時代の女性に身も心も成りきったかのような変幻自在の蒼井優の熱演。 作中の彼女の台詞ではありませんが「お見事!」の一言です。 日米開戦、そして終戦。夫の身に何があったのかは釈然としない。 タイトル通り、妻の物語として見ればこれでも良かったのかもしれませんが、 それだけにラストは戦後の第一歩を歩みだす、 妻の人間的な強さを感じられる姿で終わってほしかった気がします。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-01-15 20:39:04)
89.  日本のいちばん長い日(2015)
終戦をめぐる長い1日に関わった人々の熱さも、そして夏の1日の暑さも、 日本の戦争が終わった8月15日に至る長い1日を怒涛の勢いをもって描いた、 67年の岡本喜八版に敵わないのは仕方がないところだと思います。 主要登場人物である鈴木首相や阿南陸軍大臣の家庭が登場する時間帯も、 作品の流れが止まってしまった感があります。 両方を見た者にとってはどうしても本作はマイルドで淡々とした印象を持ってしまいますが、 昭和天皇が重要人物として登場し、終戦の御聖断に至るそのお心なども描かれているところは、 本作ならではの良さであったと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-08-20 17:11:45)
90.  ブラック・レイン
松田優作の本格的ハリウッドデビュー作にして遺作になった作品。 病気さえなければ・・・。この後にもハリウッドからオファーが来て、 今までに無い、誰にも表現できなかった日本人像を見せてくれたんだろうなと思う。 彼の台詞はどれくらいあったか。しかしその存在感は凄かった。 日本側の豪華キャストの素晴らしい仕事もあって、 洋画によく見られるおかしなニッポンを感じることはほとんど無かったけど、 ケイト・キャプショーだけは激しく浮いていた。 日本の大阪を舞台にしたアメリカ映画。どこかにアメリカ映画の空気も出したかったのかな。 日本のヤクザの抗争は時間不足でしょうか。中途半端になってしまった感がありますが、 パチパチパンチの島木譲二さんがいい味出していましたね。なかなか迫力のあるコワモテぶりでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-06 21:07:24)
91.  ゼロの焦点(2009)
原作未読、オリジナル未見です。 忘れてしまいたい、忘れてしまったと思っていても、 まだ戦争の記憶がそれほど遠い過去のことではない昭和30年代の人間ドラマ。 強烈な目ヂカラの中谷美紀と、中谷とは対照的な存在感を見せる木村多江が印象的。 主演だけど、彼女演じる女性のドラマという訳ではない。 作品の中で微妙な立ち位置にあった広末涼子もまた良かったと思います。 原作に触れ、オリジナルを見た後に再見すれば評価が変わるのかもしれませんが、 原作が松本清張の有名な作品だけあって、なかなか引き込まれるストーリーでした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-02-26 17:09:57)
92.  ヤッターマン(2008)
子どもの頃リアルタイムで見た世代なので、まずは懐かしかった! 細かいとこまで覚えてなかったのですが、「そうそう、そんなのあったよな~!」みたいな感じで楽しかったですよ。 それだけアニメ版の訳の分からん世界観がうまく再現されていたということだと思います。 特に”今週のビックリドッキリメカ”が好きだったので、これが出てきた時は嬉しかったなあ。 大した中身は無いけど、元があの「ヤッターマン」ですから。これで良しです。 ただ、後半はちょっと長く感じました。90分前後がベストだったのではないかな。 キャストの方も皆がアニメ版の雰囲気を十分すぎるほど再現しています。 唯一、アニメのキャラとイメージが違っていたのはアニメ版よりちょっとふくよかな深キョンドロンジョ。 でも深キョンのドロンジョ様、見事なエロカワぶりです。色々言いましたが本作はもうそれだけでいいです。 生瀬とケンコバのボヤッキーとトンズラーもなかなか良かったですね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-08-01 19:00:10)
93.  映画 深夜食堂
原作もTVドラマも全く見ていない、予備知識ゼロの状態での鑑賞です。 どこか昭和の空気を感じさせる、小さな店がひしめく路地のセットや「居酒屋兆治」を思い出すような店の雰囲気がいい。 寡黙な店主と1日の仕事を終えてふらりと店に顔を出す常連たちの日々の暮らしの中にあるドラマが3話。 ナポリタン、とろろご飯、カレーライス。他にも卵焼きとかウインナーとか。凝った逸品が出てこないのも、何かいい。 3話からなるオムニバス形式ですが、3話目が釈然としないので鑑賞後の後味は微妙。 僕にも月に何度か程度ですけど顔を出すカウンターだけの小さな店があるので、こういう雰囲気はたまんないですね。
[DVD(字幕)] 6点(2016-06-17 23:22:41)
94.  バンクーバーの朝日
前半は朝日軍が野球をする場面がほとんど無い。 現実はもっと苦しい生活や、過酷な労働環境に差別もあっただろうと思いますが、 前半にに描かれ続けるのは当時のバンクーバーの日本人街の人々の日々の暮らし。 その当時の日本人街を再現したセットが素晴らしい。 日本人街の人々に朝日軍の選手達。 ごく一部の者を除くと特に朝日軍の選手のキャラクターの描き方には物足りなさを感じます。 朝日軍の面々と日本人街の人々をある程度均等に扱おうとしたのでしょうが、残念ながらうまくいっていない。 しかし応援する人々と選手達の距離が近いスタジアムの風景が実にいい。 連戦連敗、白人のパワーの前に全く通用しなかった朝日軍が、 今で言うところのスモールボール、小技や機動力を駆使し、相手をかく乱し勝機を掴む。 戦前のカナダにこんな侍ジャパンが確かに存在していたんだな。 もっと感動作に出来たのでは、とも思いますがそんな日本の野球の歴史を知ることが出来ただけでも良かったと思います。
[DVD(邦画)] 6点(2016-01-28 23:09:58)
95.  TRICK トリック 劇場版 ラストステージ
思えば10数年前、TVの深夜枠でひっそりとスタートしたトリック。 これほど10年以上に渡り何度もシリーズ化され何度も映画化されることになるとは当時の関係者も思わなかったでしょう。 開始当初からの「トリック」の味でもあったすべり芸にも似た微妙に寒いギャグやパロディ。 僕は村上ショージに代表されるような寒いすべり芸が大好きでして、 いくらシリーズがヒットしようともこの作品の空気を徹底して変えなかったのが嬉しかった。 そしてこのラストステージに、その村上ショージ師匠を登場さるあたりには 本シリーズのうすら寒い笑いへの変わらない愛のようなものを感じました。 さて、本作のお話の方にはもはや新鮮味は何もありません。 まあ、こんなものかと思って見ていたら、最後の最後にやられましたね。 TV版、劇場版を通して上田がここまで素の自分を見せたことは無かったのではないでしょうか。 もうこのシリーズの新作は見れないのかなと思うと淋しさもあるけど、 「うん、きっとこれでいいんだよな」と思わされるラストの2人の姿でした。
[DVD(字幕)] 6点(2016-01-17 19:40:42)
96.  クヒオ大佐 《ネタバレ》 
実在した結婚詐欺師。微妙に品を感じさせながらも安っぽい詐欺師ぶり。 専属運転手つきで高級車から降りてくるフリをするシーンなんて絶妙でしたよ! 微妙に流暢で微妙にたどたどしい日本語の台詞回し。 醸し出す怪しさと滑稽さ、淋しさ。それでいていつもの堺雅人も感じさせる。 これらを同時に成立させてみせる絶妙のバランス感覚。堺雅人の演技が実に楽しかったです。 大体、この風貌でジョナサン・エリザベス・クヒオという名前からして怪しすぎる。 こんな怪しい男にひかれていく松雪泰子演じる弁当屋の女社長と満島ひかり演じる博物館の職員。 クヒオと同じくこの2人のどこか寂しさを感じさせる人物像がいい。 一方でこの男の怪しさをいとも簡単に見破ってしまう女社長の弟と銀座のホステスとの絡みが楽しい。 終盤の展開はあまり上手くいっていない感がありますが、 主要キャストの演技とキャラクター設定だけでもソコソコ楽しめる作品になっています。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-06-16 22:11:08)
97.  戦場のメリークリスマス
微妙な空気が作品を支配していますが美しく、哀しく、そして狂気じみている。 戦争とそれに翻弄される人間を描いた、 戦闘シーンは一切無く風変わりな作品ですがこれも戦争映画の1つのカタチでしょうか。 美しく哀しいと言えば、坂本龍一氏のテーマ曲。 (「ラストエンペラー」でも感じましたが演技は・・・。だけど。) 映画を構成する他のどの要素よりも音楽が印象に残る作品です。 ラストのたけし演じるハラの心の内を音楽にすればこんな感じになるのでしょうか・・・。 奇抜なキャストですが、その中でも最も心に残るのはやっぱりたけしであり、作品の細部は忘れてしまっても、 テーマ曲と共にたけしのラストの「メリークリスマス、ミスターローレンス!」の台詞と本作最後の表情が強烈に印象に残ります。
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-05 23:35:40)
98.  男はつらいよ 寅次郎の青春 《ネタバレ》 
色々と淋しさを感じる作品です。 まず、本作が御前様が登場する最後の作品となり、本作が笠智衆さんの遺作となりました。 どの作品も御前様の登場シーンは多くはないのですが、とらやの人々と共に本シリーズには欠かせない人でした。 そして明らかに渥美清さんの体調が良くないのが感じられます。座っているシーンも多いですしね。  満男と泉ちゃんの別れのシーンも悲しい。新幹線の扉が閉まり、泉ちゃんが何か言っているけど見送る満男にはもう聞こえない。 初期の作品「純情篇」の名シーン、列車の扉が閉まり、寅さんが何か言っているけど見送るさくらにはもう聞こえない。寅さんとさくらの別れの柴又駅を思い出します。  寅さんが座っているシーンが多いと言いましたが、本作の寅さんの最初の登場シーン、 喫茶店の奥の席に座りキザな台詞を呟く寅さん。こういう時の寅さん、やっぱり絵になるしカッコいいんだよなあ・・・。
[DVD(邦画)] 6点(2014-04-26 21:15:50)(良:1票)
99.  男はつらいよ 寅次郎の告白
満男&泉ちゃんシリーズ第3弾。寅さんの存在感が薄かった前作と比較すると、寅さんと若い2人との絡みもいいし、マドンナの吉田日出子さんが本当にいい味出していて、出番は少ないながらも作品の中で見事な存在感を出しています。  寅さんと一緒の時間は短かったですが、その中にも昔2人の間に何があったのか、その光景を十分に思いめぐらすことができるし、2人の心の触れ合いも感じることができました。それだけに、もう少し吉田日出子さんの登場シーンを見たかった気もします。  前作でも満男はますますおじさんに似てきたなあ・・・と思っていましたが、本作でも友達と出かけようとしていたところに泉ちゃんがやって来る。「あれ?お前出かけるんじゃないのか?」「何言ってんだよ父さん、今帰ってきたとこじゃないか」寅さんが若い頃、おいちゃんやおばちゃんと全く同じようなやりとり、何度もありましたね。本人自身がそれを自覚したような、最後の満男の心の声が良かったです。
[DVD(邦画)] 6点(2014-03-10 21:15:39)(良:1票)
100.  ワンダー・ボーイズ
もう10年以上前の映画なんですが、マイケル・ダグラスの枯れ具合に驚いた。本作より後の彼の方がもっと若々しく感じる作品もあります。マイケル・ダグラスと言えばやはり自信家でカッコ良くて、という役が似合うと思う。でも、本作で演じる男は高い社会的地位にあるけど、自身無さげに見える。プライドとコンプレックスが同居するような複雑な人物像を味わいのある演技でみせる。そしてトビー・マグワイア。どこか視点が定まっていないような、フワフワしたような演技は彼ならではの存在感があります。ストーリーは何かスッキリしないのですが、他にもダウニーjrなど、それぞれに存在感を示した主要キャストの演技の巧さは十分に味わえる作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-16 22:36:00)
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