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プロフィール
コメント数 347
性別 男性
年齢 44歳
自己紹介 是枝と細田はブラックリストに入っている。

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1.  東京物語
原節子は魔性の女だな。20代に観たときは甲斐甲斐しい健気な後家という印象があったけど 今観たら他人だから親切にできるんちゃうかと。まだ杉村先生のほうが根が単純いうか真っ直ぐに思える。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-12-19 18:26:34)
2.  お早よう
小津が撮る「日本」は外国人が撮る「日本」によく似ていて 日本の風景や構図が生活者の視点というより旅行者が観る日本の視点に近い。 妙に小奇麗というか情緒的というかガイドブック的というか。 ドキュメンタリー思考の監督ならバキュームカーとか出しそうだけど そういうリアリズムというか生活臭は決して映さない。 で、内容は「ここが変だよ日本人」であり「ホワイジャパニーズピーポー!」なんだよね。 ただ、駅で佐田啓二が「いい天気ですね」と言う空は、遠くで工場から煙が出てて、 デジタルリマスター版でもスモッグがかかった空にしか見えないというのは小津の皮肉なんだろう。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-12-19 18:01:03)
3.  わが母の記
小津あたりの日本映画に挑もうという志の高さはうかがえるんだけど 問題は二つあって、役所広司と樹木希林の親子に無理があることと編集が雑なところ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-01-20 21:58:17)
4.  最後の忠臣蔵 《ネタバレ》 
美術、映像、照明は時間かけて準備したんだろうなと思わせるんだけど きっと山田洋次や昔の巨匠ならカットしていただろうシーンもあって いささかこれみよがし感がある。脚本が薄いだけに映像が悪目立ちしている。 孫左衛門のような忠義と愚直が混ざった人物に役所広司はミスキャストだと思う。 せめて据え膳食ったうえで切腹してたら深みが出たのにもったいない。 そもそも、いざ討入りを前にして、幕府の片手落ちを公に問うという一事の前に、自分が孕ませた女と子供の為に お前は生き残れと、大石内蔵助はそんな酷で野暮なんですかと。無理がある。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-12-08 22:10:35)
5.  動乱
女の境遇を思えば抱いてやればいいのに亡くなった部下への節義を通したいのか、 その律儀さと鈍感さが軍人としての愚直さと重なりあう妙味が高倉健だけあって 見応えがある。そして吉永小百合は素晴らしい。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-09-07 15:51:29)
6.  コンフィデンスマンJP プリンセス編
小日向文世が映画の見どころを聞かれて「景色がきれいなところ」と答えていた。
[地上波(邦画)] 3点(2022-01-17 20:24:15)
7.  椿三十郎(2007)
織田裕二がどうこうではない。 三船敏郎が演じることを前提に当て書きされた脚本で 他人が演じることに無理がある。 三船敏郎が「レインボーブリッジ封鎖できません」と言ったら失笑するように。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-01-06 09:44:50)
8.  居酒屋兆治
そもそも高倉健で行間読ませるような煮え切らない文学作品作っちゃ駄目だよ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-11-23 15:20:26)
9.  万引き家族 《ネタバレ》 
小難しいことをやろうとして失敗してる典型。 この監督はずっとそう。企画だけ。せめて編集だけでも他人に任せてはどうか。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-03-31 14:12:57)
10.  学校 《ネタバレ》 
「学校」といえば田中邦衛がオグリキャップを熱く語る印象しかなかったけど、 年とともに見方が変わる典型だろうか、BSでなんとなく観始めたら席を立てなかった。 午後の学校に西田敏行が出勤する風景から引き込まれるものがあった。 情景描写はその場の雰囲気で決めると監督は言うが、映像作家としてもはや単なる匠を超えた 巨匠の域なんだろうと思う。夜の病院の待合室から見える東北の雪とかも印象的だった。  そして内容もお涙頂戴的な印象だったのが、今見るともう落語の世界。 田中邦衛の役は悲劇の標本みたいな役だけど、演者が達者なだけに 滑稽さがにじみ出て笑いがうまれる。西田敏行の授業なんてもう高座でしょ。 人間くささゆえの人情味とぞっとするほどのシニカルな視線がある。 萩原聖人に「イノさんから競馬を取れば何が残るんだよ」と言わせたり そんな萩原聖人へ「話が合わない」と言わせる中江有里のセリフの凄さ。  字を書けることと同じように人は幸せになるのが当たり前という風潮の時代で 幸福について考えること。あの場面は蛇足だったと思う。 楽しいことも悲しいことも長くは続かないし日常は変化していくものだと思う。 その日常のヒトコマに幸せがあって、何気ない放課後の風景だとか、砂の城だとか、 郵便ポストの下で声をかけてもらうこと、オグリキャップのラストランを生で観戦、 答えはすでに出てたはず。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-11-30 20:04:15)(良:1票)
11.  海街diary
監督が嬉々として広瀬すずを撮っているのがよく伝わっている。
[地上波(邦画)] 7点(2018-03-26 23:55:01)
12.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
おそらくこれから何十回かいやそれ以上見続けることになるだろう作品に出会えた。 見るたびに新しい発見や気づきがあるようでコメントもその都度書き直すだろう。 ネットで評判の高さは知っていただけに映画館で観なかったことが悔やまれる。 一般上映に関わらず多くの映画館でエンディング後に拍手が起きたそうだが 私もきっと映画館で観ていれば、勇気ある一番手のその後くらいに拍手をしただろう。 その想いは純粋にいい映画を見せてくれてありがとうという感謝の気持ちと 戦禍を戦い抜いた名もない多くのすずさんへの喝采を分かち合いたかった。  前評判の高さは知っていたから躊躇なく新作料金でレンタル。 新作で借りるなんていつ以来か思い出せないくらい珍しいことだ。 そんな高いハードルだけど、始まりのわずか2分で軽々と越えた。 なぜなら、冒頭ですでにすずさんに惚れたからだ。これから何回か見ればその理由を理路整然と 説明できると思うがこのコメントを書いている今はもう返却してしまったので おそらくDVDを買うことになるだろう。DVDを買うなんて『ダークナイト』以来だ。  いちばん印象に残ったのは玉音放送後のすずさんの言葉だ。 戦っていたのは軍人だけではない、みんな戦っていたという 当たり前のことに気づかされたんよ。
[DVD(邦画)] 10点(2017-09-22 21:01:55)(良:1票)
13.  麦秋(1951) 《ネタバレ》 
3度目の鑑賞。5年に一度観ている。 そしてやっと分かった、この映画は喜劇だ。
[DVD(邦画)] 8点(2017-09-18 22:47:19)
14.  ジャズ大名
たまたまBSで見てそれから原作を読んだ。 あの短編をここまでつまらなくさせるかというのが率直な感想。 元ネタが分からないパロディやオマージュを見る薄気味の悪さに似ている。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2017-08-03 12:31:23)
15.  映画 ビリギャル
吉田羊の演技を観て、言葉というのは何を言うかではなくで、誰が言うかが重要だと分かった。  監督が「逃げ恥」を演出した土井監督だと知って納得。わずか2.3分の妄想シーンに エキストラを100人単位で使い、実写の説得力を出してみせた「分かってる」人だ。  人が頑張る姿や子を見守る親の姿はそれだけで魅せられる。 役者が有村架純と吉田羊ならなおさら鉄板だ。 その鉄板にシンプルな題材を絶妙な塩加減で味付けしたのが土井監督というところか。
[地上波(邦画)] 8点(2017-01-04 14:01:00)(良:1票)
16.  バケモノの子 《ネタバレ》 
ジブリ王道路線の継承というとてつもなく高いハードルを背負っているけど、 この作品の評価は予備知識なく深夜にTVでなんとなく見たとしてもさほど変わらない。 熊徹が剣になった設定ひとつ、これは駄目だ。
[地上波(邦画)] 3点(2016-07-23 21:34:32)
17.  あ、春
題名から日常を様式美化した小津風味の作品かと想像したら、とんでもなくて、出てくるのは癖のある人物ばかり。それでもホームドラマに見える理由は「家」の印象が強いからだろう。ホームドラマの主役はほかでもない「家」だと確認した。山崎努が斉藤由貴に言う「この家でまともなのはあんただけ、あいつにはもったいない」このセリフといい、間の取り方といい絶妙。確かに夫の佐藤浩市は苦しい家庭環境で育った反面教師か、ある種の会社信仰を持つ体裁屋。会社員と父親の喧嘩を仲裁するときにとっさに出る言葉が「あなた会社クビになっちゃうよ」。 サラリーマンは背広を着たばくち打ちと暗示し、山崎努の他人からどう思われようが気にしない気持ちよさとか、説明が多過ぎる最近のドラマとは対照的に豊富な行間が味わえる作品。
[DVD(邦画)] 7点(2015-04-09 23:53:02)
18.  父ありき
あんまりにもファザコンすぎないかと思っていたら題名を思い出して納得。家族、社会、日常的、普遍的なものを様式化することでその壮厳さを描いている。
[DVD(邦画)] 8点(2014-02-12 01:23:56)
19.  雨あがる
いい短編を読んだなという印象。
[地上波(邦画)] 6点(2014-02-07 09:57:31)
20.  桐島、部活やめるってよ
かなり緻密なワークショップをしたらしく、その効果があってリアルな点だけは評価できる。無神経なだけのリア充の雰囲気とかうまいなと思ったし、橋本愛が恋人役と本当に付き合っちゃうのもうなずける。問題なのは、そもそも原作者の視点にあって、「俺リア充だけど、非リア充のこともよく分かってるっしょ。バランス感覚いいっしょ。」というのが鼻について、その上に演技がリアルなだけに、人の黒歴史を弄ばれるようで、もはや客観的な評価などできるわけがない。つまらないのではなく、許せないという珍しい作品。
[DVD(邦画)] 4点(2013-02-20 17:12:16)
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