Menu
 > レビュワー
 > とらや さんの口コミ一覧
とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : スペイン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  家へ帰ろう 《ネタバレ》 
今はアルゼンチンに住むユダヤ人の老人。体も思うように動かなくなってきた。 彼には長い人生の中で、ずっと心に引っかかっているやり残していることがあった。 それは1945年、ポーランドで別れた親友との約束。 この前提だけで彼の人生にどんな困難があったのかを想像するに十分なのですが、 時折フラッシュバックされる若かりし頃の彼の映像が、 ポーランドからアルゼンチンへ、どんな困難があったのかを思い知らせてくれます。 口にも出したくない「ドイツ」「ポーランド」という国名。 ドイツには一切足を踏み入れたくない。そんな思いが痛いほど伝わってくるのですが、 飛行機で乗り合わせた若い男。スペインのホテルの女主人。列車で出会ったドイツ人女性。 そして彼を救ったポーランドの病院の看護師。旅先での出会いの1つ1つに無駄が無く、その全てがいい。 ドイツの地に足を付けたくないと頑なにドイツを拒んでいた彼が、ドイツの地に足を下ろす駅での何気ないシーンが印象的。 「会うのも怖いが、会えないことも怖い。」親友の家の前に来てのこの台詞が70年という時の重みを感じさせます。 しかし、2人の目が合い、互いを認識し合うまでの1分にも満たない時間か。この時の2人の台詞も無い演技が素晴らしい。 70年の時を埋める「家に帰ろう」という本作最後の台詞と2人の姿と、 その姿を見届け、何も言わずその場を後にする看護師の女性の姿が胸を打つラストでした。
[DVD(字幕)] 8点(2019-11-26 19:37:00)
2.  ウィスキー 《ネタバレ》 
作品の抑揚はかなり抑えられながらも登場人物の心の機微が(特にマルタ)ちょっとした表情や何気ない行動の中に挿入され、抑揚は無く淡々としていながらも、とても巧い演出でした。  前半、毎日決まった動作を感情も無く繰り返す工場の機械の如く、毎日が同じ行動、同じ台詞、同じ無表情のハコボとマルタを見せる。汚れた壁、古い設備、きっとこの工場もずっと何も変わっていないのだろう。そんな工場の雰囲気作りも巧い。  ハコボが久々に会う弟に見栄を張るため何日間か妻の役をマルタに頼みますが、マルタは何の見返りも求めず即座にOKし、化粧をして、工場とは見違えるほど雰囲気が変わる。マルタの想いが垣間見える一方でハコボは「しっかりしろよ!」と背中を押してやりたくなるほどに無口で無表情のまま。  家庭も仕事も順調で陽気な弟の人物像と前半の日々の対比が効いていて、弟が現れて以降の3人の見せ方からは切ない偽装結婚の結末を予感させます。しかし大袈裟じゃなくて、2人がはにかみ合いながらも微笑んでいるような、ちょっとだけハッピーな姿で終わるような、ハコボも少しずつ変わっていく終盤の展開が見たかったな。でも、写真に納まる表情は実に良かった。人生いい時ばかりじゃないけれど、そんな時こそ無表情はやめて笑顔でいこうよ。そんな作品に込められた思いも感じられました。 
[DVD(吹替)] 7点(2011-02-04 02:37:46)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS