181. スーパーマン(1978)
スーパーマンといえばクリストファー・リーブです。 が、ウルトラマンや仮面ライダーに馴れ浸しんだものにとってはもっとかっこ良く変身できんか?と思ったものです。アメリカのヒーローって皆コスチュームに着替えるっていうスタンスなんですよね。当時ウルトラマンをアメリカでという話があったらしいが、アメリカ側のウルトラマンは裸なのか、それともあれは衣裳なのかという質問に円谷側は答えられなかったと言うのを聞いたことあるけど、文化の違いって面白い。 6点(2003-11-21 18:50:48) |
182. 愛人/ラマン
ドラマのラストはいいんですけど、最後の最後のナレーションの部分がいやなんです。結局その後、自分(女のほう)は他の人と結婚して男のほうが自分のことを思い続けてるみたいなくだりが(違いました?)。私の痛い痛い過去が頭に蘇ってきて..。 5点(2003-11-21 17:24:06) |
183. バットマン リターンズ
前作のあの独特な雰囲気を継承しつつも前作より観客を一応意識した作りでとっつき易い。話はちょっと悲しすぎる。キャット・ウーマンをやらせてくれという逆オファーが結構あったらしいが、ミシェル・ファイファーもその一人だったらしい。「マーズ・アタック!」といい、大物はこの監督の作品にみんな出たがるね。 6点(2003-11-19 15:09:02) |
184. 戦場のメリークリスマス
デビッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、ビートたけし、この4人の男たちを軸に話は展開されていく。それぞれの文化や神の違いに興味や尊重する気持ちを抱きつつも戦争と戦争の中でのそれぞれの立場がそれを許さない。そのあたりの精神描写をすればするほど小難しいものになっていくのだが個人的にはまだ足りない気がする。とは言うものの解かりやすさとのバランスを考えれば上出来かも。4人とも演技がうまいとは言い難いが、その代わり一種異様な雰囲気をかもし出してはいる。この雰囲気が好きな人にはたまらないのかもしれない。坂本龍一のメイクも異様である。 //追記// トム・コンティをビル・コンティと書いてた(汗)、、書き直しました。ついでに追記すると、大島監督はよく素人俳優を好んで使ってますが、監督の要求する雰囲気さえ出ていれば演技はどうでもいいんでしょうね。むしろ演技の巧さは邪魔なんだと思う。もう撮らないのかなぁ。 [映画館(邦画)] 6点(2003-11-14 13:51:41) |
185. ノッティングヒルの恋人
「ローマの休日」現代版。あり得ない~~!うらやまし~~!同居人、同居したくね~~! 追伸、コステロの「She」結婚式でキャンドルサービスの際使わせて頂きました。 5点(2003-10-29 10:32:08) |
186. ジャッカル
あれは変装というより仮装でしょ。リメイクしたら面白いだろうなと思っていた作品だったのですがどうしてこんな事になるんだろう。音楽はそれっぽくて良かった。 4点(2003-09-29 18:17:10) |
187. ジャッカルの日
正体不明のテロリストが見てるこちらにも正体不明のまま最後までいくのがいい。淡々とした中にも緊張感があり、早くラストが見たいと思わせてくれる。で、ラストは確かにあっけないが殺し屋の末路なんてこんなものでしょう。変にドラマチックにするとリメイク版のようになります。 7点(2003-09-29 18:05:18) |
188. 勝利への脱出
脱走計画にスタローンが必要ということでキーパーにするため正キーパーの足を折るシーンに強引さを感じつつ、サッカーシーン、とりわけペレのバイシクルシュートに感動。(今見ても感動できるかはわかりませんが)観客のビクトリーコールで最高に盛り上がったのだが、後日テレビ初放送で吹き替え版を見たらなんと観客の声援までも吹き替えている。「しょーり しょーり」って。しかもたぶん数十人、いやそんなにいないかも。興ざめとはまさにこのこと。映画館で見たときの感動をテレビで、と思ったのが間違いでした。こういうこともあるので、吹き替え版しか見たことがない作品はReview しないようにしております。 6点(2003-09-11 17:18:22) |
189. フィフス・エレメント
ベッソンが大金を投入してハリウッド的SF大作を作ると聞いただけで絶対駄作だと確信して見た。(なんで見たんだろう?)ところが意外に楽しめた。クリス・タッカーには大爆笑!!ストーリーは許し難いくらいベタベタなのに半分コメディーぽい作りのため、ベタベタがかえって良かったりもする。「オースチン・パワー」のようなコメディー大作とはまた違い、まじめにアクションしてるし、ゴルチエワールドも一味違う作風をさらにかもしださせている。コレを見てから思ったが、ベッソンの作品って全てストーリーはいたって単純なのだが、フランス風味が名作っぽく見せているだけってところもある。ベッソンを過大評価して今作を見ると痛い目にあいます。 6点(2003-09-11 14:39:49) |
190. カサンドラ・クロス
「タワーリング」「ポセイドン」と比較されてますが、三者三様に面白い。迫力では2作品に劣るものの、ストーリーはこの作品が一番好きです。パニックものでもあり陰謀ものでもあり。パニックのジャンルだと損をしてるかも。 7点(2003-09-03 12:44:16) |
191. ハンニバル(2001)
「羊たちの沈黙」に出てたレクター博士ってこんな人なんだよ、という説明を映画にしてしまったって感じ。羊たち~のように、過去のレクターのしてきたことは映像に出さないほうが良かったように思う。そのほうが絶対怖い。レクターの異常さより天才ドクターの部分をもっと見せて欲しかった。クラリス役が変わったのは残念だが、ジュリアン・ムーアは決して悪くはなかった。 4点(2003-07-22 19:02:40) |
192. エレファント・マン
映画館を出ると、みんなハンカチで目頭を押さえていた。当時中学生の自分の目には一滴の涙も出なかった。複雑な思いで映画館を出た。当時、差別が悪いとか言う以前に差別をするという概念すら自分には無いと思っていた。でもこの映画を観に行こうと思った理由の一つは布袋を被った象男の顔である。見世物小屋の観客と同じだと気づきかなり自己嫌悪。泣いているどころではなかった。今Revewをするにあたり考えると、ポスター、新聞等の宣伝で明らかに見世物小屋の観客として映画を観させようとしていた。成功させる為なのかもしれないが、映画の中でもなかなか顔を見せない作りで、好奇心を盛り立てているように思う。もしかしてリンチは意図的に映画の観客を見世物小屋の観客に(差別をする側に)したのかも。(必死で自分をフォローしてます) 人間は皆、同情をしていても同時に差別もしているのだろう。映画の観客と見世物小屋の観客の違いは、映画では見世物小屋以外のメリックが見れることである。つまりメリックの一生を見ることで、自分が差別をしている事に気づかせてくれる。ようするに「あなたは自分の気づかないところで差別によって人を傷つけているかもしれませんよ」というメッセージを投げかけているのでは?と思う。そう考えるとこの作品はかなり他には見られない秀逸さがある。ただ人に薦めようとは思わない。なぜなら自己嫌悪に貶めるようにつくられた映画なんだから。(まだフォローしてる..) 7点(2003-07-08 17:45:54)(良:1票) |
193. 未来世紀ブラジル
ビデオで観ました。借りたいビデオが貸し出し中だったので、おすすめのコーナーに置いてあるこの作品をなんの予備知識もなく借りました。未来世紀とあるのに、やたらガチャポンとうるさいコンピューターやスイッチ類に笑わせてもらいながらも独特な世界に浸っていましたが、そろそろ終わりになるかなという頃にはしつこく感じてきた。結局なんなんだ?この映画は!この時点では、評価にすると3点~4点。と思ったら終わらなくてどんどんぶっ飛んだ展開へ。そしてラストカット! しばらく動けなかった。とんでもなく凄い映画を観てしまったと思い呆然としてしまった。でも前半の夢の部分(翼の生えた主人公)のシーンがあまりにちゃちい。これは間違いなく夢だと解からせる為なのか、それともギャグなのか、どちらにしてもわざとしているのだろうが、かなりひいてしまった。 7点(2003-07-07 12:02:38) |
194. ハリー・ポッターと秘密の部屋
ハリポタファンの妻に付き合って見た。前作以上に疑問と矛盾に満ち満ちた作品。そして前作同様、原作を読んでほぼ納得できた。原作を生かそうとすればするほどツボにはまっているような気がする。前作に伏線を引いてるところがあるのでこの作品だけでは全然楽しめないだろう。ストーリーは一見複雑そうにみえるが、今の子供にはまだまだ理解できる範囲だと思う。ただ、グリフィンドール=善いもん、スリザリン=悪もんの構図が映画ではかなりあからさまで、見ていて気持ちのいいものではない。次回作以降は本当は見たくないが、また妻に付き合わされるだろう。でも早く作らないと、ハーマイオニ-がどんどん色っぽくなっていく... 3点(2003-06-27 18:46:45)(笑:2票) |
195. ハリー・ポッターと賢者の石
この手のジャンルには興味が無かったが、妻に無理やり見さされた。疑問と矛盾がチラホラ。その後、途中までだった原作を読みきって納得。原作にかなり忠実に作られているとは思うのですが、映画だけだと展開が唐突すぎる。ちょっとした伏線を削ったために矛盾を感じながら見てしまう。それとやっぱりラストはスリザリン生がかわいそう過ぎる。妻は気に入ってるようなので次回作以降(秘密の部屋はすでに見に行った)もいっしょに見なくてはいけない。これからはハーマイオニ-の成長だけを楽しみに見に行きます。 5点(2003-06-27 17:24:39) |
196. フル・モンティ
男のストリップだからというわけではないが、女性にうける作品かなと思った。自分は期待が大きかったせいか、今ひとつのりきれなかった。でもあの人たちを見習いたい。あの人たちはアレでこの先ずっと食っていけるはずもないが、ひとつのことをみんなで成し遂げたという経験は、きっと他の仕事にも生きてくるだろうと思うしなにより、なんでもできるという自信と誇りを手に入れたんだと思う。リストラをした会社や不況がどうのこうのではなく、自分がどう生きるか。後ろ向きになったときは思い出したい作品です。 6点(2003-06-07 10:03:24) |
197. 炎のランナー
映像がすごく綺麗です。中学生のとき映画館で見たので20年以上前になるのですが、はっきりと覚えています。印象的なシーンも数々あります。内容は濃いのですが、映像と音楽だけでも十分楽しめるのではないでしょうか? 8点(2003-05-29 18:48:26) |
198. カプリコン・1
初めて観たのはTVで、小学生後半か中学生くらい。かなり衝撃を受けた。有名な作品だと思ってたのに20歳くらいの時にまわりにこの映画を知ってる人がいなくて驚いたのを覚えてる。ストーリーは解かりやすく、且つショッキング。このテの映画は、あり得なさそうなことをいかにあり得そうと思わせるかがカギとなるが、その点でも十分合格。そしてラストがいい。 8点(2003-05-24 13:35:57) |
199. ファーゴ
犯罪ものの映画というのは全編に非日常の世界観が漂っているものですが、この映画は二人組みの犯人のシーンはまさにその世界観で描かれていますが、フランシス・マクドーマンド扮する婦人警官のシーン等日常のシーンではヒューマンドラマでも見ているかの如くまったく違う映像となっている。映画でしか知らないダークな世界が映画や本だけではなく、日常の中に実際に存在するんだということをこの映画は実に巧く見せている。うまい! 8点(2003-05-10 14:51:21)(良:2票) |
200. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
クスリでいっちゃってる女がソファーに同化してるのは笑えた。よくスナッチと比較されてますが、みなさんと違いスナッチのほうが上だと感じてます。どちらも死にすぎってぐらい人がたくさん死んでるけど、ロックストックはほとんど同士討。撃ち合って両方がみんな死ぬなんてそうそう無いと思うんですが...でも爽快感はありますね。こういうタイプの映画って結構あるけど、スナッチ同様ここまでうまく仕上がったものはそうは無いでしょう。 8点(2003-05-07 10:40:57) |