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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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261.  ラブ・アクチュアリー
自分の身近な人を大切に思う気持ちや、今までよりもうちょっと勇気を出してみようという人生に対する前向きな気持ちや、人間の善良さとユーモアにあふれたとてもいい映画です。よくぞこれだけの登場人物、これだけのストーリーを上手くまとめたなあと思います。冒頭の語りから見事につながる幾つもの素敵なストーリーとエンディングまでの構成、その脚本が素晴らしい。更に挿入曲も実に効果的に使われ作品を盛り上げます。公開時からずっと気になっていながら初めて観たのですが、観て良かったです。心に余裕が無くなった時やもうちょっと勇気を出したい時なんかにいつでも観る事が出来るようにDVDを買って手元に置いておきたいと思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2010-03-20 20:43:34)(良:1票)
262.  ブリジット・ジョーンズの日記 《ネタバレ》 
ブリジットのキャラクターをどう思うか?が本作を好きになるかどうかの分かれ目になる映画ですね。想像とは違って結構品の無い面が目立ったのと、ラブコメの基本はハッピーエンドだと思っているのでラストはこれでいいのですが、本作のブリジットのキャラを考えると、それなりに色々あるものの最初から最後まで話が上手く行き過ぎでは?と感じました。ただ、ヒュー・グラントとコリン・ファースの脇を固める二人の男優は本作のキャラにはまっていたし、役作りのためにあそこまでしてくれたレネーには拍手!です。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-01-11 02:00:54)(良:1票)
263.  旅情(1955) 《ネタバレ》 
何故か今まで見る機会が無かった作品ですが、これはいい映画でした。 僕は特にキャサリンが一人旅をする前半に強く惹かれました。水の都ヴェネチアの街並みや空と水の青の美しさを捉える映像の美しさ。そんな街を観光する彼女をカメラが捉える。運河からキャサリンが街並を見上げる。カメラのファインダーをのぞく。橋の上やホテルの窓から運河や街並みを見下ろす。その度にカメラは彼女の目線でヴェネチアの街を映し出す。 ヴェネチアの街の遠景、彼女の視線のすぐ先にあるヴェネチアの街、そんな素晴らしいカメラワークに、異国の地で自由な時間を満喫する表情、一人旅の淋しさを感じさせる物憂げな表情。キャサリンもまた自由に思うがまま演じているかのごとく表情を変え卓越した素晴らしい演技を披露してくれます。 台詞なんていらない、彼女の表情を観ているだけで十分と思えるほどでした。  中盤以降2人がサンマルコ広場で初めて出会うシーン、店での再会、そしてまたサンマルコ広場で。この出会いと再会の見せ方が見事で高揚する気持ちや心の揺れを演じる後半の彼女の演技もやはり素晴らしい。そんな彼女の魅力を存分に引き出し、実によく計算された演出をみせる巨匠リーンも見事です。 僕にとっての大切な映画がまた一つ増えました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-01-08 18:33:55)(良:1票)
264.  いつも2人で 《ネタバレ》 
これは時には甘く、時にはほろ苦い人生という旅のロードムービー。その構成、語り口が素晴らしい。  追い越して後方に遠ざかる車に乗っていたのは若い頃の過去の二人。無視して通り過ぎたヒッチハイカーも若い頃の過去の二人。決して時は逆回転せず、通り過ぎて行った過去には戻れないということだったのでしょうか。  でも短気でドジな青年は短気でドジな成功者になったけれど、若い頃からラストシーンまでいつまでたってもパスポートが出てこない夫。いつまでも出会った頃のままの二人ではいられないけれど、その人間の根底にあるものってそんなに変わらないもの。互いにそれを分かりあっているからラストシーンの後も「これからも2人で」旅を続けていけるのでしょう。  ゆったりとした雰囲気ながらもテンポが良く流れるような構成、演出の妙を見せてくれたスタンリー・ドーネン、そしてマンシーニの本作の音楽には心からうっとりさせられるほど素晴らしい。ドーネン、マンシーニ、オードリーが揃った映画といえば僕にとっては10点を付けた「シャレード」ということになりますが、「シャレード」から4年の時を経たオードリーのいい味が加わった本作もやはり僕にとっては愛すべき映画の一つとなっています。
[DVD(字幕)] 8点(2009-11-12 21:12:57)(良:2票)
265.  パイレーツ・ロック 《ネタバレ》 
お世辞にも品のいい映画とは言えない。そして終盤までは政府の動きと放送局の動きがリンクすることが無く、それぞれが好き勝手にやっているといった印象が強い。では、不満だったのかと言われればそうではない。登場人物は多いし色々な人物がこの船と関わり、かなり個性的なキャラクター揃いなのですが、この船のリーダー、兄貴分、カリスマDJ、ちょっと気弱な奴に真面目系ニュース担当にちょっとワケありのROCKオタクおじさん等、それぞれの役割分担や個性のバランスも上手くいっていたと思う。更に皆が陽気でカラッとしていて、ベタなんですが命懸けでROCKを愛する気のいい連中揃いなので、品は無いものの観ていて実に気持ちがいい。そして何よりも洋楽好きにはやっぱり堪らない映画です。特に僕の大好きなナンバー、プロコル・ハルムの「青い影」をいい場面で使ってくれていたのが嬉しい。最後の“ザ・カウント”の「ロックンロ~ル!」とビル・ナイの最後のイカした姿のカッコ良さに鑑賞後の気分も実に爽快な作品でした。
[映画館(字幕)] 7点(2009-10-30 20:38:15)(良:1票)
266.  ナイト・オン・ザ・プラネット
ジム・ジャームッシュという人は本作のように地球上の片隅で今夜も何処かの国の何処かの街で繰り広げられているであろう何気ない人間の営みや、街の片隅のごく普通の人々のちょっとした人間ドラマをつなぎ合わせて1つの映画として見せるのが本当に上手い監督だと思います。ある時はちょっぴり笑えて、ある時はちょっぴり観る者の心を響かせてくれる。この大袈裟じゃないところがいいですね。(ただしベニーニを除く。でもベニーニという人はこれでいいのだと思う…。)そして最終話、夜明けのヘルシンキのしんみりとした余韻と、それに続くトム・ウェイツの歌声もたまらなくいい。この映画は週末のオールナイトか何かでそろそろ夜が明ける頃に上映が終わる回で見ると素敵かもしれない。映画館を出るとちょうど僕もヘルシンキと同じ夜明けを迎える。そしてちょっぴり「ナイト・オン・ザ・プラネット」の世界に浸ってみるのもいいかもしれない。そんなことをふと思ったりしました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-10-19 21:49:47)
267.  オリエント急行殺人事件(1974) 《ネタバレ》 
上品な香り漂う超豪華キャストだけでもお腹一杯です。これだけの容疑者のいる謎解きミステリーでは誰が誰か区別が付かなくなると映画として収拾が付かなくなるのですが、これだけの顔ぶれが集まればその心配は無用ですね。アガサ・クリスティの原作は未読なので確かな事は分かりませんが、小説の映画化ではよくあることではありますがポワロの謎解きの部分はかなり省略されている部分が多いように感じられました。一方で乗客一人一人の人物描写の方はかなり分かりやすく丁寧に作られていたので、一つの映画でこれだけの顔ぶれが揃ったそのキャストとともに十分楽しませてもらいました。それにしても原作を知らない観る者にとっては誰が犯人なんだろうか・・・?と推理しながらの鑑賞になる訳ですが、確かに乗客の中に犯人はいたものの、あの真相はちょっと予想が付かなかったです。この最後に明らかになる予想がつかない事件の真相、これこそ謎解きミステリーの醍醐味ですね。
[DVD(吹替)] 7点(2009-10-16 21:41:48)
268.  ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
ハウエルズ家の主人のお葬式の半日を舞台にしたコメディ。単館で地味な扱いながら久々のフランク・オズ監督の新作で楽しみにしていたのですが、期待通り笑わせてもらいました。コレは面白かったです。葬儀に集まってくる親戚や知人はひと癖ありそうな人ばかり。狭い家の中は参列者であふれかえり、参列者の様々な事情に故人の生前の複雑な事情までもが交錯する、狭い屋敷の中で繰り広げられる群像劇ですが、そこはさすがにコメディ職人フランク・オズ監督。登場人物に無駄が無く、全員が見事に笑いに貢献している。しかも誰一人ふざけている人間はなく、全員がそれぞれの事情に対し至って真剣にてんぱっている様子がとにかく可笑しい。書斎に物置にトイレに屋根の上まで狭い屋敷を使い切り、テンポの良さも見事です。そんなハウエルズ家のお葬式はかなりまずいことになりつつもドタバタしつつも一応は丸く納まったようで一安心。そしてそれぞれが微妙な関係にあった家族が互いを思いやる気持ちを取り戻したラストはあたたかい。主役は”精神安定剤”?
[映画館(字幕)] 9点(2009-10-07 19:31:28)(良:1票)
269.  チャーリー(1992) 《ネタバレ》 
偉人を題材にした映画は観る側がその本人の風貌や顔と俳優を見比べてしまうのは仕方がないし、それがチャップリンのように世界中の誰でも顔を知っている人物なら尚更の事。これ程波瀾万丈の生涯を送った人物の話を2時間程度の映画という枠の中で描き切るのは大変な事だと思うし、彼の生涯の全てをしっかり描き切るのは不可能だとも思える。あまりにも駆け足でその生涯を振り返り、その中で次々登場する豪華キャストがあまり印象に残らないのが残念ですが仕方ないのでしょう。それでも本作のロバート・ダウニーJrは見事だった。称賛されるべき素晴らしい仕事をしたと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2009-09-27 19:44:34)(良:1票)
270.  ザ・ローリング・ストーンズ/シャイン・ア・ライト 《ネタバレ》 
映画館に観に行こうと思いながら行けずに短い公開期間が終わってしまった。この度DVDでようやく鑑賞。やっぱり映画館で観るべきだった・・・。と激しく後悔。ストーンズのライブのプロショット映像なら巷にいくらでも溢れている。しかしやはりスコセッシの撮ったストーンズの過去、そして今を織り交ぜながら見せるこのライブ映像は映画館で観るべきだった。途中で挿入される若い頃のミックのインタビューで「2年ももつとは思わなかった。あと1年くらいはいけそうだとは思う」と言っていたのが印象に残る。そう言えばビートルズのジョン・レノンも人気絶頂の頃同じようなことを言っていた。成功の実感と不安、成功を掴んだ彼らにしか分かり得ない正直な心境か。その後のドラッグに溺れた時期も低迷期も乗り越え、そして今。これが本当に60歳を過ぎた男たちのステージなのか?若さを失わないパワフルさに余裕しゃくしゃくのいい味が加わっている。トチっても笑い飛ばしてメンバーの実にリラックスした表情が印象的。チャーリーがミックに挨拶しろと言われて一言だけ「どうも」にミックが「しゃべったぞ!」に笑い、1つのマイクでミックとキースが抱き合いながらのコーラスに感動し、バディ・ガイとのコラボ。こんなイカしたパフォーマンスはそうは見れないぞ!そんな彼らの歩んできた歴史でもある超豪華セットリストにワクワクする。生涯現役を貫く世界一元気なロックオヤジ、いや、もうロックジジイか。そんな彼らの衰えることのない心意気が確かに伝わってきます。
[DVD(字幕)] 8点(2009-09-13 18:45:55)
271.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
僕は典型的なおバカコメディが好きだ。それを期待して本作を観ようと思った。現にDVDのパッケージからも十分すぎるほどおバカコメディのオーラが出ているではないか。しかし、その期待は裏切られた。いい方に。勿論コメディとしても十分楽しませてもらった。序盤は、のどかな田舎町でのニコラスのあまりにも場違いなスーパーポリスぶりが可笑しい。作品全体を見ても、一つ一つの細かいシーンを見てもメリハリがあり実に丁寧に綿密に作りこまれています。そんなのどかな村に大事件が発生。作品は一転してミステリー・サスペンスの様相を呈してくる。さらに終盤のハチャメチャな展開とスーパーポリスメンぶりが痛快だ。そんな村の様子は「こんな状況ありえないだろ!」という状態になるのですが、そんなツッコミを入れる気も起こらないほどのパワーと痛快さに満ちている。この怒涛の流れの中、所々に見せてくれるアホらしさも楽しい。このスーパーポリスとコンビを組む典型的ダメポリスの間に共感が芽生え、実にいい相棒になり、友情に発展していく過程の見せ方も素晴らしく、まさにホットなスーパーポリスの熱い正義感と人間味にあふれ、これは1つの作品で2度、3度おいしい映画。オススメです!
[DVD(字幕)] 8点(2009-07-30 22:28:34)
272.  ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! 《ネタバレ》 
ちょっと前に「レット・イット・ビー」を観る機会があった。本作は解散間近の4人の姿を納めた「レット~」からほんの数年前のことなんですよね。しかし「レット~」の4人と比べると本作の4人の姿は若いなあ~と感じさせられる。やっぱりビートルズと聞いてイメージする姿は無精ヒゲもなく、お揃いのスーツをスマートに着こなして活き活きとした表情を見せる本作のような姿ですよね。そんな彼らのお茶目でユーモアのセンスたっぷりの姿を堪能できます。60年代の世界中を熱狂させた彼らが全力で突っ走っていた頃の若さあふれる魅力がいっぱい詰まったとても貴重にして愛すべき作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-11 12:41:11)
273.  反撥 《ネタバレ》 
カトリーヌ・ドヌーブの壊れていく様を執拗に捉え続ける、ポランスキー監督のねちっこさが凄い。カトリーヌの放つ魅力に惹きつけられながらも、特に彼女がアパートに一人残され、壊れた彼女をひたすら見せ続ける後半から終盤は見ていて少々疲れました。しかし音楽を極力使わず、無音の空間に突然鳴り響く電話やドアチャイムの音に観ている僕までカトリーヌと一緒にドキッ!とさせられ、まるでこのアパートに自分がいるような、観ている僕まで妄想に取り付かれたような気持ちになった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-06-21 13:26:27)
274.  路上のソリスト 《ネタバレ》 
主人公は統合失調症と思われる実在する才能あるホームレスの音楽家。タイプは全く違うのですが、「ビューティフル・マインド」でラッセル・クロウが演じた統合失調症の数学者を思い出しました。ノーベル賞を受賞したのと比較すると本作の主人公の音楽家は大きなことは成し遂げていないですが、彼の純真さ、素朴さがいい意味で印象に残りました。困難を乗り越え、とてもマネできない大きなことを成し遂げる実在する人物の物語にも大きな感動がありますが、本作のようにホームレスの音楽家と彼に関わる事になった人気コラムニスト、この出会いがお互いの人生を少しいい方向に向かわせてくれた。こんなささやかな幸せを感じさせてくれる実際にあったイイお話の物語もいいものです。
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-10 20:52:05)
275.  タロットカード殺人事件 《ネタバレ》 
本作のスカーレット・ヨハンソンを見ていると過去にアレン映画でコンビを組んできたアレン・ガール達、ダイアン・キートンにミア・ファローを思い出しました。ウディ・アレンはやはりコメディの達人であるとともにコンビを組む女優さんを素晴らしいコメディエンヌに変身させる素晴らしい俳優であり、監督なんだなと感じました。マジシャンを演じたウディ・アレンがマジックショーの舞台で繰り広げるジョークをちりばめた軽妙な楽しいトークもさすがにお手のものですね。最近のアレン映画を観てなかったので、本作でアレンを見た第一印象は「やっぱ老けたなあ~」でも、昔からイケメン俳優ではなく、髪が薄く貧相で気が弱く、それを誤魔化すかのようにジョークや皮肉を交えて早口でしゃべりまくるユダヤ人を演じ続けてきた彼にとっては老けても何も変えることは無いし意識する事も無い。観ている側もそんな変わらないアレンさんぶりが嬉しい。死んだ後、ラストにあんな形で自分の出番を取っておいたアレンさんの巧みな話術にラストはニコニコでした。そして何歳になっても枯れることなく湧き出る“映画のアイデアの泉”ぶりに脱帽です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-06-10 20:44:37)
276.  ターミネーター 《ネタバレ》 
随分久しぶりに観ました。もう公開から25年になるんですね。確かに古さは感じますが、それでも2人の登場人物のドラマがとてもよく出来ているので何度観ても作品の世界に入っていけるし、スピード感に溢れる展開に飽きることなく楽しめる映画です。ラストシーン、荒野のガソリンスタンドで自分の、そしてこの世界の近未来を知ってしまったサラの表情が何とも悲しいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-06-08 20:39:21)
277.  イン・アメリカ 三つの小さな願いごと 《ネタバレ》 
お金は無いよりもあった方がいいけれど、小さな子供たちにとってはパパとママが優しくて、家族が皆が揃って仲良く支えあって暮らす毎日や、喜びも悲しみもいつも家族一緒に感じられる事ができる暮らしが何よりの幸せなんですね。姉妹の前向きな明るさや可愛らしさにこの映画も、この両親もちょっと頼りすぎていたかな。でも、感涙まではいかなかったですがイイお話だったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-06-07 12:17:32)
278.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 
暴力が更なる暴力を生み出し、世界中の紛争地域のいたる所で今も、そして過去にもこんな悲しくどしようもない現実がどれ程繰り返されてきて、人間はこれからも続けていくのでしょうか。繰り返し観たいと思う映画ではないですが、俳優陣の熱演が本当に素晴らしく、一見の価値のあるいい映画であると思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-29 21:21:54)
279.  レット・イット・ビー 《ネタバレ》 
60年代の地球上を熱狂の渦に巻き込んだビートルズだがこの頃には4人、特にジョンとポールの不仲は決定的なものになっていた、なんて事がよく言われるしそんな風に書かれている本を読んだ事もある。しかし本作を見る限り彼らは確かにビートルズという1つのチームだし、実際にジョンとポールは笑顔で、ノリノリで息ぴったりの素晴らしいプレイを何度も見せてくれる。楽しそうに談笑したりふざけている様子や、そしてポールがジョンにジョージの事を相談するシーンがある。ポールの本音の相談に真剣に耳を傾けるジョン。こんなとても素敵で感動的ですらある4人の姿がいっぱいあります。この作品を観ると4人のビートルズへの思いや友情は変わらないものであったと思えるのです。しかしアップルの事、マネジメントの事、4人のプライベートの事など彼らの周囲には様々な問題があったのでしょう。このフィルムを見ていると、解散が避けられそうもなかったこの時期に作られた曲の歌詞には彼らのどうしようもないという思いが溢れ出ていて胸を打つものがある。有名なアップルの屋上での最後のライブの彼らの姿からは今のビートルズの姿をファンに残したいという彼らの熱い思いが伝わってきます。実に感動的なドキュメンタリー・フィルムでした。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-05-15 20:03:17)
280.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
クイズミリオネアで出題される問題になぜ学校にも行けなかった主人公が正解を続けられたのか。警察で一問ごとに取り調べを受け、それに主人公がこれまでの人生を回想し、答えるという形でスラムの過酷な実情が圧倒的な迫力で伝わってきます。クイズミリオネアの番組進行と、警察の取調べと、主人公の人生が実にテンポよく同時進行していく話の展開がとても分かりやすく見事だったと思います。終盤は結末が見え見えの展開にはなりましたが、それでも映画館で観て良かったと思える映画でした。ダニー・ボイル監督のボリウッドへのリスペクトとも思える最後のダンスも楽しかったですね。そして世界中の様々な国で作られているというクイズミリオネア。日本ではみのもんたの作る「間」がいい味を出しているのですが、他の国のミリオネアも一度観てみたくなりました。
[映画館(字幕)] 8点(2009-04-22 21:37:47)
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