Menu
 > レビュワー
 > エスねこ さんの口コミ一覧
エスねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 644
性別
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/23593/
ホームページ http://kine.matrix.jp/
自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : フィンランド 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  かもめ食堂
鮭の切り身に塩をふって、焼き網の上に乗せる。熱源はガスのようだ。当然、油がポタポタ落ちてキッチンはベトベト、換気扇のないらしいキッチンは食堂内と仕切られてないので、店内は場末のホルモン屋のように煤と油が染みついて、そこにはマジックで書かれた「ホッピー」という張り紙が黄ばんで…ないんだな、コレが。 映画のマジックなワケだけど、何となくそこんとこのリアリティのなさだけが気になり、そして悲しかった。言ってみればこの店内、サチエの内面みたいなもんだ。スッキリと美しく、塵ひとつない空間。そこで魚を焼く事は、絶対できない場所。 じゃあキッチンは別の部屋になってた方がよかったのか…? もちろん画面的にはそんな事はないワケで、キッチン・食堂・表通りが素通しで見渡せる店の構造は、(ガラスへの映り込みも含めて)映画中でいろいろな画面の遊びに使用されていて、観飽きる事がない。オイラ的な結論としては、この店はコーヒーとオニギリ以外は出しちゃいけないんじゃないかって気がした。 あと、だれ一人困らずにワリバシを使いこなしてるフィンランド人たちってどうよ。  ま、ゴチャゴチャ突っ込む割に、きっとまた観に行くだろうけど…。
[映画館(邦画)] 6点(2007-03-21 19:06:08)(良:1票)
2.  カラマリ・ユニオン 《ネタバレ》 
「さーて10点にしようか9点にしようか」と考えてこのページを開いたら、何と皆さんの点数の思い切らない事。ま、癖のあるカウリスマキ節だからなあ。仕方ないよなあ。でも、強烈にカッコよかったっすよ。ラスト直前のスタンド・バイ・ミーを歌いだすとこなんか特にビリビリッと来たっすね。リュック・ベッソンなら『サブウェイ』だし、タランティーノなら『レザボア・ドッグス』に当たる「見せたい絵だけで繋げてみました」な作品。この先にはおそらく『タンポポ』『コヤニスカッティ』くらいしかないだろう。ストーリーの論理性をトコトン排除するとスタイルがクッキリ浮かび上がるという典型ですな(タランティーノもここまでイサギヨクやってくれれば評価上げてやるんだけどなー)。そして『ブルース・ブラザーズ』への強烈なリスペクトが見られる作品でもあります。これが後のレニグラシリーズへと繋がる要素なんだと思うけど、『カラマリ・ユニオン』の方が好きだな。転がって、転がって、どこまでも堕ちていくロックンロールライフのクールなカッコ良さ。4~5作分の映画のエッセンスが詰まった、濃密な転落光景のコラージュ。
9点(2004-09-06 01:49:12)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS